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四季報速報

(9501) 東京電力 【増収減益】家庭用は回復し、大口も産業用向け堅調。電力量2・1%増計画。ただ、減価償却費増加。原発の定検多く火力燃料費かさむ。修繕費増も営業益下押す。年金制度変更で特益計上し、最終益は増加。

(9502) 中部電力 【営業続落】電力販売量1・7%増想定。原油1バーレル63ドル、為替1ドル120円、原子力利用率59%程度が前提。前期の浜岡原発5号機停止の影響は消えるが、燃料高、人件費・修繕費増で営業連続減益。特損消える。

(9503) 関西電力 【連続減益】総販売電力量は0・6%増見込む。ただ火力発電燃料のLNG、石炭の契約価格上昇。発電、送・変電の設備更新増加による修繕費増。制度変更による償却増加分200億円もあり、増収減益続く。

(9513) J-POWER 【続 落】前期に豊水で潤った水力は後退見込む。火力の販売電力量微増だが一部料金値下げが響く。減価償却費や退職給付費用増で営業益下押し。海外発電が好調で持分利益増。渇水準備引当見込まず純益増。

(9531) 東京ガス 【減 益】契約件数は着実増。ガス販売量は工業用中心に前期比4・3%増見通し。が、原料のLPG値上がり影響でガス粗利率悪化。退職給付数理差異の負担増、制度変更による減価償却増も圧迫。営業減益。

(9532) 大阪ガス 【上向く】工業用が需要堅調に加え滋賀パイプライン寄与もあり5・7%増見込む。家庭用も増え冬場需要期のLNGの高値スポット買いや前期の料金値下げの影響をカバー。ただ制度変更による償却増で減益。

(9601) 松竹 【復 調】前半から邦画にヒット作、低採算の洋画配給で本数大幅減。上期に映画の償却負担集中だが、「武士の一分」など高粗利のDVDが下期に稼ぐ。歌舞伎も高水準を維持。営業益底入れ。土地売却益ない。

(9613) NTTデータ 【小幅増益】金融向けはアウトソーシングが依然好調。法人も製造・流通関連、電子マネーなどが稼ぐ。ただ、得意の公共向けは省庁システム最適化の大型案件が前期に前倒し計上、反動で伸び一巡。営業微増益。

(1925) 大和ハウス工業 【急拡大】主力の戸建てはxevoブランドへの統合効果大きい。集合住宅も続伸。商業建築4カ所が完成して利益貢献するうえ、ホテル、ホームセンター事業も堅調。REIT上場1年延期でも営業益急拡大。

(1928) 積水ハウス 【最高益】新製品投入もあり戸建て住宅請負が堅調に加え、不動産賃貸拡大。都市開発は高収益の赤坂再開発ビルの残り3分の1と六本木旧防衛庁跡地再開発ビル売却が稼ぐ。営業益、純益最高更新。連続増配。

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