最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

黒田総裁ノーネクタイ

2014年5月22日(木)晴れ一時雨

・東電 <9501> [終値379円]10月から全国で電力の小売り始める。東電、供給区域の関東以外で電力売るのは初めて。大手3社区域またいで競争へ。

・ロシア国営ガス会社ガスプロム21日、中国石油天然気集団(CNPC)と天然ガス供給契約結ぶ。期間30年、総額4000億ドル(約40兆円)の大型契約。
 約10年に及ぶ価格交渉妥結。外交で強調する中ロがエネルギー安全保障でも協力関係強める。 

・21日東京市場で円相場は6日続伸、1ドル=100円台後半と3ヵ月半ぶり水呪印まで上昇。
 黒田東彦日銀総裁の金融政策決定会合後の発言受け、早期の金融緩和期待後退したのがきっかけ。海外市場では再び101円台半ばに戻す。

・日本政府観光局(JNTO)4月の訪日客、前年同月比33%増、123万1500人と2ヵ月連続過去最高更新。
 3/30に国際線枠拡張の羽田空港経由で入国した外国人は同2割増、13万人となった模様。「羽田効果」でホテルなど関連産業は潤う。
 フィリピンからの入国者は前年同月比2.3倍、タイが65%増、台湾が30%増、いずれも最高記録。中国からの入国は90%増。

・公的年金運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が「モノ言う株主」に一歩近づく。
 投資先企業の株主総会での議決権行使について、新たに指針作る。投資先への関与強めて運用成績の改善目指す。

・黒田東彦日銀総裁21日の金融政策決定会合後の記者会見で、
 2013年4月導入した大規模な金融緩和策が「所期の効果発揮している」と2%の物価目標の達成へ改めて自信見せる。

・政府5月の月例経済報告、国内景気の基調判断据え置く方針。個人消費に4月の消費税率引き上げによる落ち込みの影響見られることなど織り込む。
 企業の設備投資は改善がみられるとして判断を引き上げる。海外経済の下振れリスクは引き続き警戒感示す。

・2013年海外建設事業の契約金額は、前年比20%増の1兆8412億円と3年連続増加。インフラ整備拡大、商機に。

・オバマ大統領の残りの任期の浮沈左右する11月の米中間選挙前に民主、共和両党の候補者を選ぶ予備選活発に。
 最大の焦点は民主党が劣勢の下院だけでなく、上院でも多数失う議会の「ねじれの解消」が起きるかどうか。共和党やや優位との観測も。

・4月のスーパー売上高、1兆42億円となり、既存店ベースで前年同月比5.4%減。前年実績下回るのは3ヵ月ぶり。落ち込み幅は想定内とも。

・ファミリーマート <8028> [終値4220円]「定食店」の機能持つ複合型のコンビニエンスストアを多店舗展開。
 外食大手フジオフードシステム <2752> [終値2489円]と組み、7月に東京都内に1号店開く。中食需要取り込む考え。今後5年で200店出店へ。

・ゼネコン各社間で、人手不足が収益の伸びの明暗分ける。協力会社との提携強みに人手確保できる大手は優位。
 一方準大手は需要拡大も人手不足で取り込めず収益の足を引っ張る。

 鹿島 <1812> [終値389円]今期営業利益22%増、280億円。清水建 <1803> [終値605円]同50%増、390億円。
 準大手戸田建 <1860> [終値311円]営業利益18%減、39億円。熊谷組 <1861> [終値246円]9%減、60億円。

・日通 <9062> [終値486円]荷主企業同士でコンテナ融通し合って使う循環輸送サービス始める。空っぽのままのコンテナを港まで返す手間省く。
 新サービスでは空のコンテナを有効活用してコスト最大2割減らせる。初年度100社程度の導入見込む。 

・パラマウントベッド <7817> [終値3045円]高齢者に認知症の兆候があるかどうかを10分間の質問テストで判断する仕組みを医療施設に販売。
 認知機能の維持や回復につなげる。初年度100施設への導入目指す。

・日本半導体製造装置協会(SEAJ)4月の日本製半導体製造装置のBBレシオ0.83。同レシオは1を超えると需要が供給よりも多いことを示す。
 2月まで1を上回る状況が続いていたが、3月の0.82に続き2ヵ月連続で1を下回る。

・ユニ・チャーム <8113> [終値5893円]中国とインドの現地法人に商品開発やマーケティング機能移管。
 それぞれ複数の地域に分けて販売戦略立案。事業展開の加速で、3年後にアジアでの売上高を現在の2倍超約5500億円に引き上げる。

・4月のパソコン国内出荷台数、前年同月比46.9%増、95万台。4月としては過去最高、7ヵ月連続の2ケタ増。
 「ウインドウズXP」搭載パソコンの買い替え需要続く。タイプ別ではデスクトップ型が48.2%増、27万台、ノートパソコンが46.3%増、67万台。
 出荷は6月ごろまで好調に推移と。

・2013年度純利益増加率が高い主な企業: 1位昭和シェル <5002> [終値1019円]増加率59.5倍 太陽電池関連事業の採算改善。
 2位日本電産 <6594> [終値5522円]7.1倍 自動車や家電向けモーターが好調。
 3位ヤマハ発 <7272> [終値1522円]5.9倍 景気回復でマリンレジャーの需要伸びる。4位マツダ <7261> [終値411円]4.0倍

・2013年度純利益減少率が高い主な企業:1位イオン <8267> [終値1218円]減少率▲38.8% 総合スーパーでの衣料品販売が低迷。
 2位塩野義 <4507> [終値1859円]▲37.3% 3位東芝 <6502> [終値386円]▲34.3% 4位JXHD <5020> [終値517円]▲32.9%

・信用評価損益率(16日申し込み)マイナス15.04% 4週連続悪化。

・裁定取引に伴う買い残(16日時点)前週比583億円減 2兆6587億円。2週連続減少。売り残984億円増、2229億円。6週連続増加。 

・外国為替市場で円相場の先高感が強まる。心理的な節目とされる200日移動平均1ドル=101円20銭上回って円高・ドル安進む。
 通貨オプション取引では円高に備えた取引の需要が高まってきたことを反映し、円高への警戒感を示す指標が2ヵ月ぶりの高水準。
 リスクリバーサル、1ヵ月もの21日一時0.7%と19日に続き、約2ヵ月ぶりの高水準。円買いの権利確保する投資家が増えている。

・ガソリン価格上昇。原油処理能力の削減などで需給締まる。
 精製マージン(クラックスプレッド)拡大、今後も価格差広がれば、元売りの業績改善につながりそう。

・米ゼネラル・モーターズ(GM)エコカー用電池、韓国LG化学製に統一。
 電気自動車(EV)では米ベンチャーA123システムズの電池採用も中国企業が買収されたため、
 中国への技術流出警戒し、中国社製排除し、調達先をLG化学に絞る。(日経新聞)

・成田空港拠点とする格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン、21日、関西空港での機体整備の体制づくりの遅れで国内線増便101便欠航。
 2766人予約済みで、自社便への振り替えや払い戻しで対応。

・米ゼネラル・モーターズ(GM)20日、米国で2004〜15年型一部車種計241万5917台のリコール(無償で回収・修理)発表。
 GMが14年公表したルコールは世界全体で1500万台超へ。リコール費用最大約4億ドル(約400億円)に膨らむ。

・日銀総裁、脱デフレ「順調」。個人消費基調的堅調さ維持。円安、株高傾向に変化なし。(産経新聞)

・中堅・中小IT企業が自動運転車関連技術の開発急ぐ。

 アイサンテクノロジー <4667> [終値805円]車線を認識できる高精度カーナビゲーション技術開発。誤差数センチに抑える。 
 萩原電気 <7467> [終値1243円]クラウド経由で運転制御できるシステム試作、クルマメーカーに売り込む。

・センコー <9069> [終値507円]2016年4月末までに国内7拠点、海外3拠点の計10拠点の物流センター新設、順次稼働始める。総投資額約100億円。

・IT投資に変化の兆し。2014年は引き続き増加傾向にある中で、ビジネスの成長や変革への投資が増加傾向にある。国内企業616社対象調査。
 既存システムの「運営」が抑制基調なのに対し、「成長・変革」のための投資を相対的に増加させている企業が多いことを確認。
 背景は新規参入の脅威や新たな代替技術の登場、規制環境・制度の変化など。

・JCRファーマ <4552> [終値2098円]ヒト角膜内皮の再生医療の早期事業化に取り組む。
 細胞医薬品として工業生産可能にする。日本だけでなく海外の大手製薬会社と連携して欧米市場の需要取り込みも視野に入れる。

・ジャパン・テッシュ・エンジニアリング(J・TEC) <7774> [終値1357円]自家培養軟骨「ジャック」を収益の柱にする。
 2017年3月期までの3年間に約5億円投じ、愛知県蒲郡市の本社建屋に培養・加工装置導入。保険適用となり、積極的な製造販売に乗り出す。

・ジョンソン・マッセイのプラチナ族金属リポート、プラチナ需要今年、供給を122万オンス上回る見込み。昨年は94万オンス不足。
 パラジウム161万オンス不足すると予想。予想通りならプラチナは1975年、パラジウムでは80年に遡るデータで不足分はそれぞれ過去最大。(日刊工業新聞)

・LINE(東京・渋谷)海外での登録者数、日本5100万人を大幅に上回る3億8000万人に達した。立ちはだかる米フェイスブックが買収したワッツアップ。
 LINEはスペイン語圏経由で米国攻める。今年2月スペイン通信大手テレフォニカと提携。
 テレフォニカがスペイン、ベネゼエラ、ペルー、コロンビア、ウルグアイ、ブラジル、メキシコで販売するスマホにLONE標準搭載することに成功。

・カルビー <2229> [終値2647円]ロングセラー商品「ポテトチップス」の大敵は、原料のジャガイモ不足。日本は生のジャガイモの輸入制限。
 北海道約1100の契約農家の畑に設置したセンサーから気温や湿度、降水量、日射量のデータ10分ごとに自動収集して分析。
 疫病リスク徹底的に抑え込み、原材料調達の安定化に挑む。栽培法も分析、農作業の人的ミスの撲滅に役立てる。 

・DIC <4631> [終値266円]スマートフォン(スマホ)などに使う放熱シートの厚み2割強薄く出来る粘着テープ開発。
 国内外のスマホ関連メーカーに売り込み、2015年には粘着テープ関連の売り上げ現在の2倍以上の20億円に引き上げる計画。

・スターツ <8850> [終値1326円]5月中にアラブ首長国連邦(UAE)ドバイに進出。
 現地法人設立、日系企業向けにオフィスや駐在員の住宅など不動産の仲介事業手掛ける。(日経産業新聞)

————————————————————————————-

株式併合

カーチス <7602> [終値73円]10/1  10株→1株

公募・売り出し価格

阪急リート <8977> [終値558000円]53万2057円 申込み5/22-23 

新規公開株

コード  市場   銘柄      幹事証券  公募価格   発行株数  単位株

5/22 <3297> JQS 東武住販 東洋     1250円   410,000株  100株

————————————————————————————-

(今日の一言)

海外NY株式市場は反発。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨はノーサプライズと。
景気回復の見通しに大きな変更はなく、政策を据え置く方針を支持した。
引けにかけてじり高傾向で終了。
ゴールドマン・サックスが1.9%高でダウ工業株30種平均の上昇率は4月半ば以来の大きさ。、
ティファニーが利益見通し引き上げで9.1%高、顧客データ流出事件の信頼回復への取り組みの成果も好感。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約52億株、5月平均約60億株を下回る。

欧州株式市場の主要3指数は反発。
アストラゼネカの株価上昇が全体押上げと。
ドイツのエネルギー企業に対する投資判断が引き上げられたことも支援材料に。

東京株式市場で日経平均は小反落。
寄付きや後場寄り当りでは日経平均株価は14000円割れも、なんとか「売り仕掛け?」にも底堅さを見せたようなところも・・・
東証1部出来高は17億9577万株、売買代金は1兆5680億円と薄商い。
騰落数は値上がり672銘柄、値下がり983銘柄、変わらず155銘柄に。

黒田東彦日銀総裁記者会見以降為替市場で円が対ドルで1ドル=101円割れもあったものの、現在は101円前半から半ばで推移。

4月末の日経平均株価の終値が1万4304円11銭です。
東証始まって以来、5ヵ月連続安(前月比〜当月比の比較)はないそうです。
4ヵ月連続安は今年を含め、東証再開(1949年5月16日)以降、わずか3例で、過去2回は1990年、1992年に。
ということはあと7営業日で、300円高はあっていいとも・・・?

マザーズ指数は2日続伸となっています。
新興市場の「追証」に絡む投げやポジション修正などはいったん終了したようなところも・・・
日本マイクロニクス <6871> [終値4515円]とミクシィ <2121> [終値9400円]が個人投資家に希望を与えたようにも・・・

ユニ・チャーム <8113> [終値5893円]中国とインドの現地法人に商品開発やマーケティング機能移管。
それぞれ複数の地域に分けて販売戦略立案。事業展開の加速で、3年後にアジアでの売上高を現在の2倍超約5500億円に引き上げる。

ジャパン・テッシュ・エンジニアリング(J・TEC) <7774> [終値1357円]自家培養軟骨「ジャック」を収益の柱にする。
2017年3月期までの3年間に約5億円投じ、愛知県蒲郡市の本社建屋に培養・加工装置導入。保険適用となり、積極的な製造販売に乗り出す。

放電精密 <6469> [終値679円]J証券会社の支店長から注目しているとの連絡が入っていました。

SOLHD <6636> [終値324円]都内で5/30に決算説明会を開催。
IRで小ネタが出ていました。「ベトナムにおけるスーパーソルガムの乳牛飼料(サイレージ)向け大規模商用化を前提とした試験栽培の実施」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1日5分の「錬金術」公開(5月29日まで)
ちょっと面白そうな動画です。
もちろん無料で公開されています。
http://123direct.info/tracking/af/1231827/XVciM5z7-doS2KGAP/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
————————————————
株式投資セミナー「さあ、リベンジの時間帯が来たぞ!」
「相場、ここまで下がれば、あと上がるだけ!?」

岡本昌巳VS大魔神 東京・新緑の陣 2014(東京・日本橋)
2014年5月24日(土)14:20〜16:50
ハロー貸会議室日本橋三越前(25名限定)

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。
お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3310
————————————————
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
企業研究会・現場体験塾 御案内
東証1部上場TOA(証券コード・6809)の事業内容説明会
平成26年7月18日(金曜日)神戸市中央区
http://www.sactown.jp/happy/smile/jacifa/od010080/index#2490
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「株のお姉さん雨宮京子先生と
ミョウジョウ・アセット・マネジメント代表
「円安恐慌」の著者菊池真氏」

株式セミナーコラボレーション第12弾 東京・日本橋人形町
2014年7月5日(土)14:20〜16:50(開場14:00)
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3334
今まで(過去11回)のセミナー概要もまとめてあります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ヘッジファンド運用助言会社のミョウジョウ・アセット・マネジメントが
インターネットを通じた新サービスを開始しました。
http://www.myojoam.net
20年以上の日本株運用経験を持つ代表取締役 菊池真のマーケット・コメント、
日本株個別銘柄の需給分析に役立つ各種データ提供、特にカラ売りに力を入れた銘柄
推奨のほか、
個別での質疑応答や面談相談サービスも行っています。
どうぞ一度サイトをご覧になってみてください。」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。

【コロ朝プレミアム】会員の方でメールが突然来なくなってしまったらご連絡ください。
送信システムで何度か届かないことが続きますと自動的に停止になることがあります。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS             
  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5         
 
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから