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日経先物1万7000円台

2014年11月1日(土)曇り時々雨

・日銀 <8301> [終値49000円]31日の日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和決定。
 資金供給量、年10兆〜20兆円増やし、年80兆円に拡大。長期国債の買い入れ量も30兆円増やし80兆円に。
 上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(REIT)の購入量は3倍へ。
 黒田東彦日銀総裁記者会見「デフレ脱却へ揺るぎない決意だ」と強調。
 政策委員9人中、賛成5人、反対4人と僅差での政策決定は異例。 

・日銀 <8301> [終値49000円]による追加金融緩和発表受け、急速に円安・株高進む。
 円相場は一時112円半ばとおよそ6年10ヵ月ぶりの円安・ドル高水準。日経平均株価は7年ぶりの高値。

・安倍晋三首相31日、デフレ脱却に向け、回復の足取り確実にするため、消費刺激策軸とした経済対策の本格検討を11月半ばに指示する方針固めた。

・米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の終了決めた2日後、日銀が電撃的な追加緩和打ち出す。失速気味だったアベノミクスの再点火に向け先手打つ。
 今回の緩和、公的年金の「株買い・債券売り」と日銀の「債券買い・株(株価指数連動型上場投資信託=ETF)買い」
 海外投資家が「ダブルバツーカ」と期待していた政策の組み合わせ演出、政府と市場に寄り添う形を取る。

・パナソニック <6752> [終値1305.0円]2014年4-9月期連結決算営業利益1769億円と前年同期比21%増。
 住宅用太陽電池などの販売が伸び、構造改革でコスト削減も進む。15年3月期予想前期比15%増の3500億円へ上方修正。

・ソニー <6758> [終値2072.0円]2014年4-9月期連結決算営業赤字157億円(前年同期494億円の黒字)。
 上期営業赤字は5年ぶり、連結最終赤字(1091億円)は4年連続。(日経一面)

・日銀 <8301> [終値49000円]このタイミングでの追加緩和決定は、安倍政権の消費税率の10%への再引き上げの判断後押しするとの指摘も。
 週明け4日から再増税の是非を有識者に聞く政府の「集中点検会合」はじまる。
 追加緩和は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用比率見直し公ともタイミングが重なる。

・観光庁31日、今年7-9月に日本を訪れた外国人旅客による消費額、前年同期比41%増の5505億円。今年1-9月累計40%増の1兆4677億円。
 13年の年間消費額(1兆4167億円)を上回る。

・日銀 <8301> [終値49000円]公表「経済・物価情勢の展望(展望レポート)」で物価見通し下方修正。
 消費者物価指数(CPI)の上昇率は2014年度1.2%、15年度1.7%、7月時点見通しより0.1〜0.2ポイント引き下げ。原油価格の下落が主因。
 14年度実質成長率見通しも従来の1.0%から0.5%に下げた。

・金の国際価格ニューヨーク先物市場31日、前日比30ドル超下落、1トロイオンス1160ドル前後まで下げる。約4年3ヵ月ぶりの安値。

・約130兆円の公的年金資産運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)31日、株式運用の割合を5割に高める新しい資産構成発表。
 国内債券:従来予想目安60(乖離許容幅8)⇒新たな目安35(10)
 国内株式:12(6)⇒25(9)海外債券:11(5)⇒15(4)海外株式:12(5)⇒25(8)短期資産5⇒-。

・主要証券20社2014年4-9月期決算出そろう。19社の最終損益が前年同期比減益や赤字になるなど、苦戦鮮明。
 世界景気の不透明感背景に株式や投資信託の手数料収入が減ったことが響く。9月以降は売買が再び回復傾向にある。

・米国が量的緩和終了決めた直後の31日、デフレ懸念など構造問題抱える日本は逆に追加の金融緩和決めた。
 市場では日本と同様の問題抱える欧州の金融政策に注目集まり、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和への期待が一段と高まる。

・ロシア中央銀行31日、主要金利政策を1.5%引き上げ、年9.5%へ即日適用。通貨ルーブル安とインフレ食い止め狙い。
 資金調達コストの増加がさらに景気低迷もたらすという悪循環が続く可能性もある。

・東南アジア主要6ヵ国の9月の新車販売台数前年同月比11%減26万2681台。17ヵ月連続のマイナスで、減少幅は再び拡大。
 インドネシア11%減、10万2711台、2ヵ月ぶりにマイナスに転じた。2位タイは27%減、6万9137台、17ヵ月連続マイナス。
 3位マレーシアは13%減、4万7771台でマイナスに転じた。フィリピン41%増、24か月連続のプラス。ベトナム65%増、シンガポール50%増。

・住友不 <8830> [終値4094.5円]中古マンションの部屋を大規模改修するサービスを全国で展開。「リノベーション」の人気広がっている。
 施工料は1平方メートル10万円という定額料金てこに地方にも営業網広げ、需要取り込む。

・武田 <4502> [終値4804.5円]クリストフ・ウェバー社長、31日、6月に米欧で発売した潰瘍性大腸炎などの治療薬「エンティヴィオ」について、
 数年内に「世界市場で年間2000億円以上の売上高になる」との見通し。

・トクヤマ <4043> [終値319円]31日、マレーシアの多結晶シリコン工場で半導体向け製品の生産開始のめどがつかないと、748億円の減損処理。
 2015年3月期最終損益は過去最大の750億円の赤字となる見込み。

・10月の日経平均株価は月間ベースで2ヵ月連続で上昇。終値は9月末比240円24銭(1.49%)高の1万6413円76銭、約7年ぶりの高値付けた。
 31日には日銀の追加金融緩和の決定で急騰。日経平均の月中の高値と安値の差は1881円に達した。(日経新聞)

・政府31日、景気対策として、2兆〜3兆円規模の2014年度補正予算編成する方針固めた。
 さらに消費税率を予定通り15年10月に10%に引き上げることが決まれば、
 15年度当初予算に追加の経済対策盛り込む方向で、景気下支えに総額5兆円規模の予算措置講じる。

・ロシアがウクライナに2015年3月末まで暫定的に供給再開することで合意。欧州連合(EU)「緊張緩和への最初の弑さな兆候」と。
 ウクライナや同国経由でロシア産ガス輸出する欧州で懸念された冬季の混乱は回避される。

・米商務省31日、9月の個人所得・消費統計、
 個人消費支出は前月比0.2%減と、8ヵ月ぶりの大幅なマイナスに。市場予測平均(0.1%増)に反し減少。(産経新聞)

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自己株式処分

都築電気 <8157> [終値465円]73万株 464円 12/1 処分先 日本マスタートラスト信託銀行
 

株式分割

インフォーマート <2492> [終値1942円]12/31  1株→2株

大研医器 <7775> [終値2111円]11/17  1株→2株

TOB(公開市場買い付け)

マルエツ <8178> [終値540円]買い手イオンマーケットインベストメント 価格 525円 

兼松日産農林 <7961> [終値142円]買い手兼松 <8020> [終値174円] 価格 200円 期間 11/4〜12/16

新規公開株

コード  銘柄  市場 主幹事証券 公募価格 発行株数  注目度

11/7 <6099>エラン マザーズ  野村  1,750円 1,169,500株 注目度 B
「手ぶらで入院・入所、手ぶらで退院・退所」が可能となる衣類・タオル類の洗濯サービス付きレンタルと
日常生活用品の提供を組み合わせたサービス(CSセット)の運営

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(今日の一言)

海外NY株式市場はほぼ全面高。
ダウ工業株30種平均とS&P500種株価指数波過去最高値で取引終了。
ナスダック総合指数も2000年3月以来の高値。

日銀による追加金融緩和好感、予想外だったためインパクトもあった。

アップル(+0.95%)グーグル(+1.59%)ヤフー(+0.92%)フェイスブック(+1.19%)アリババ(-0.13%)
ネットフリックス(+3.63%)アマゾン・ドット・コム(+2.14%)バイオジェン(+0.02%)ラッセル2000(+1.53%)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約91億株、月初平均約78億株を上回る。

週間ではダウ工業株30種平均は3.5%、ナスダック指数は3.3%、S&P500種も2.7%とそれぞれ上昇、2週続伸。
月間ではダウは2%、ナスダックは3.0%、S&Pは2.3%と上昇、それぞれ2ヵ月ぶりの反発で終了。

欧州株式市場の主要3指数は続伸。
日銀の追加緩和、成長促進し目標物価上昇率を達成するため、国債などの買い増しで市場への資金供給量増やす。
英国や米国、欧州で当面は金利が最低水準に維持されるとの見方から株価上昇が今後も続くと。
銀行株が大きく買われた。

東京株式市場で日経平均は大幅続伸。
年初来高値更新、2007年11月以来、約7年ぶりの高値水準になる。
13時44分ごろ日銀金融政策決定会合でマネタリーベースを年間約80兆円増加するペースで資産買入れ行う追加緩和を決定。
ポジティブサプライズとなった市場は急速に株高・円安が進む。
東証1部出来高は40億1278万株、売買代金は4兆1982億円と売買代金と日経平均の上げ幅は今年最高になる。
騰落数は値上がり1694銘柄、値下がり120銘柄、変わらず19銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は7.3%高、TOPIXは7.4%高、ともに2週続伸。
マザーズ指数は0.4%安、2週ぶりの反落。
日経ジャスダック平均は1.4%高、東証2部は2.0%高、ともに2週続伸。

月間では日経平均株価は1.5%高、TOPIXは0.6%高、ともに2ヵ月続伸。
マザーズ指数は5.1%安、3ヵ月続落。
日経ジャスダック平均は2.7%安、東証2部は2.9%安、ともに6ヵ月ぶりに反落。

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