最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

原油50ドル割れ

2015年1月7日(水)七草粥 晴れ 真冬の気温に

・原油価格の急落切っ掛けに、投資家が安全資産に資金移すリスク回避姿勢。
 6日の日本市場は円高・ドル安、株安、債券高(金利低下)進む。当面市場が短期マネーの動向に身構える局面が続きそう。

・日経平均株価前日比525円52銭(3.02%)安、1万6883円19銭。下げ幅は11ヵ月ぶりの大きさ。3週間ぶり1万7000円割り込む。
 日経平均は昨年12/29から4営業日連続で下落、累計下げ幅900円超。一方、新発10年物国債流通利回り一時0.280%に。

・コンビニエンスストア大手5社の2015年度国内新規出店計画数、5年ぶりに前年割れ。
 5年連続過去最多予定するセブン-イレブン・ジャパン <3382> [終値4245.0円]以外は出店抑える。

・日本、フランス両政府、3月にも外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)都内で開き、
 武器や防護服など防衛装備品の輸出や共同開発進めやすくする協定結ぶことで合意する。(日経新聞一面)

・海外のIT(情報技術)企業、
 楽天 <4755> [終値1609.5円]三木谷弘史社長とソフトバンク <9984> [終値7009円]孫正義社長に熱視線送り始めた。
 日本では企業家という位置づけが定着する2人だが、海外では投資家として存在感高めている。

・米国防省2016年末までに、
 情報通信ネットワーク通じてデータなどを破壊・略奪するサイバー攻撃に対処する米軍部隊を約3倍の6200人規模に増強する。
 IT(情報技術)の専門知識持つ民間人を積極的に採用。「サイバー予備役」も増やし、北朝鮮や中国に対抗する。

・経済界にベースアップ容認する声。安倍晋三首相は法人税の減税分を原資に経済界に2年連続の大幅賃上げ求める。
 個人消費の追い風となるが、賃上げ幅にはバラツキも出そう。

・世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」6日、米ラスベガスで開幕。
 ソニー <6758> [終値2439.5円]パナソニック <6752> [終値1385.0円]など電機大手は高精細な4Kテレビ中核に。
 家電、IT(情報技術)、自動車など3600社以上出展、6日から9日までの会期中に15万人以上の来場者見込む。

・原子力発電所の再稼働が、春以降にずれ込む公算大きく。
 九州電力 <9508> [終値1176円]川内1、2号機(鹿児島県)は最終段階に認可手続きで足踏み続く。 
 2番目に合格内定関西電力 <9503> [終値1114.0円]高浜3、4号機(福井県)は地元合意手続き先送り。再稼働は夏以降に。

・商品化価格の下落がロシアやブラジルなど資源国の経済に打撃与えている。
 年明け早々原油1バレル50ドルを割り込む急速な原油安は多くの産油国にとって想定外、歳出抑制など一段の対応迫られそう。
 消費国にとっては恩恵になる原油安は、資源国経済の急速な悪化が各地に広がり、混乱もたらすリスクも意識。

・コーン元米連邦準備理事会(FRB)副議長、FRBによる利上げ時期について、
 米国のインフレ率が安定して上昇に向かうこと前提に、
 6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で踏み切る可能性が高いとの見方示した。

・米国半導体工業会(SIA)11月世界半導体売上高、前年同月比9.1%増の297億ドル(約3兆5500億円)に。
 「日本を除くアジア太平洋」12.3%増加、米州11.1%増、欧州3.4%増。日本4.5%減。

・韓国現代自動車6日、2018年までの4年間にグループ全体で総額81兆ウォン(約8.7兆円)投資計画。
 新本社ビル建て、エコカーや自動走行技術の開発など投資拡大、業績立て直しへつなげる考え。

・アサヒビール <2502> [終値3560.0円]6日、2015年ビール系飲料の販売計画発表。多品種戦略にカジを切り若者など開拓。
 主力「スーパードライ」ブランドから期間限定派生商品を2月以降3種発売、夏以降も追加検討。

・ソニー・コンピュータエンタテインメント <6758> [終値2439.5円]2014年家庭用ゲーム機世界販売台数で首位へ。
 最新機「プレイステーション(PS)4」の販売が欧米で好調に推移、携帯型など含めた販売台数は2千万台超。
 同時期最新機発売した米マイクロソフトや任天堂 <7974> [終値11805円]を抑え、2年連続の首位。

・キューピー <2809> [終値2212円]ケンコーマヨネーズ <2915> [終値1424円]
 今年、イスラム教「ハラル認証」に対応したマヨネーズを国内で発売。
 イスラム圏からの訪日外国人増に対応。まず機内食やホテルの業務用として売り込む。

・三菱地所 <8802> [終値2453.0円]欧州で約200億円投じて、不動産事業拡大。海外展開加速。
 フランス進出、オフィスビル取得、英ロンドンで老朽ビル建て替え。海外に新たな成長機会求める。 

・パナソニック <6752> [終値1382.0円]世界最高の画像撮影可能な監視カメラ開発。2月から国内販売へ。
 「4K」超える鮮明な画像撮影でき、カメラから離れた場所の人の顔など判別できるのが特徴。
 同社監視カメラで国内シェア6割も、世界では4位。高精細画像で世界に攻勢かける。

・トヨタ <7203> [終値7300円]エコカー開発で新たな戦略。燃料電池車(FCV)で保有する全ての特許を無償で公開。
 早期普及重要視、要となるインフラ整備の原動力に。

・トヨタ <7203> [終値7300円]2014年の中国での新車販売台数初めて100万台突破、13年比12.5%増103万2400台。
 15年は過去最高となる110万台の販売目指す。14年12月単月も前年同月比15.3%増、12万5000台、5ヵ月連続のプラスに。

・ファミリーマート <8028> [終値4430円]
 2014年3-11月期連結決算、経常利益336億円と前年同期比15%減。積極出店に伴うコスト増も響く。

・日銀 <8301> [終値48000円]6日、上場投資信託(ETF)341億円買い入れ。昨年10/31追加緩和以降で14回目。
 買い入れ額前回(5日)から33億円減。

・東証投資主体別売買動向12月第4週(12/22-26日)
 海外投資家(外国人)2週ぶり買い越し(364億円)個人投資家3週ぶり売り越し(3003億円) 

・ジャスダック投資主体別売買動向12月第4週(12/22-26日)
 海外投資家(外国人)2週連続買い越し(32.87億円)個人投資家2週連続売り越し(60.65億円)

・外国為替市場でロシアルーブルが再び弱含む。
 原油安進展で再びルーブルも下落。6日一時3週間ぶりの安値に。1ドル=61ルーブル(前日比約1%下落)。

・銅の国際価格一段と下落。約4年半ぶりの安値圏。
 指標となるロンドン金属取引所(LME)銅地金相場6日、1トン6150ドルと直近高値の昨年12月上旬から6%安く。(日経新聞)

・TDK <6762> [終値6950円]中国で生産する部品の3割を段階的に国内に移管する検討。
 中国で25の生産拠点、このうちスマートフォン(スマホ)や自動車向け電子部品の生産に切り替え。

 円安加速、パナソニック <6752> [終値1382.0円]シャープ <6753> [終値263円]など次々検討。

・世界的に株価の大幅下落が連鎖する状況に。東証1部上場企業の95%(1771社)の株価下落、日経平均株価に暗雲。
 ギリシャ政局、原油の下げ止まりが見えない限り、日経平均は1万6000円台で推移するとの声も。
 外国為替市場の円相場は反発、一時1ドル=118円台の円高ドル安水準となる。

・5日のニューヨーク原油先物相場は、一時2009年4月下旬以来5年8ヵ月ぶりに1バレル=50ドルの大台割りこむ。

・オーストラリアのほとんどの州で1月から、人工的に紫外線当てて小麦色の肌をつくる日焼けマシンの商業利用禁止に。
 同国では皮膚がん発生率が世界で最も高い国の一つ。ブラジルほか米国の一部でも利用禁止。

・日銀発表、2014年マネタリーベース(資金供給残高)、世の中に出回るお金の量は前年末比36.7%増、275兆8740億円。
 これまでの過去最高。内訳、当座預金66.4%増、178兆1360億円、紙幣3.3%増、93兆818億円、硬貨0.6%増、4兆6562億円。
 現在のペースだと2015年末には355兆円超える見通し。(産経新聞)

・特集にっぽんぶらんど日本力 未踏に挑む(4)三菱重工 <7011> [終値650.2円]売上高初の4兆円台視野に。
 構造改革、低収益の呪縛断つ。事業再構築進める中、課題は造船。経営改革総仕上げの段階に入り、新創業期が迫る。 

・ジェイテクト <6473> [終値1962円]
 2015年後半めどに運転性能や燃費向上につながる新方式の電動パワーステアリング(EPS)の量産始める。
 自動車用ステアリングで世界シェア首位盤石にする。(日刊工業新聞)

・世界最大家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」6日開幕。
 従来主役だった白物家電やテレビに代わり、
 各社の最新技術は自動車やインターネット経由で操作する「スマートホーム(賢い住宅)」などにシフトしつつある。
 パナソニック <6752> [終値1382.0円]三菱電機 <6503> [終値1403.5円]なども技術で先行、独自規格で取り組む。

・三井海洋開発 <6269> [終値1970円]
 世界中の石油会社に「FPSO」と呼ばれる会場での石油生産設備を建造、その後貸し出し・操業しておりそのシェア世界2位。 
 今期経常利益計30億円押し上げる材料も株価下降傾向。主要顧客が石油会社のため、
 原油安で減産となればプロジェクト滞るとの懸念。原油価格の変動に三井海洋の業績は左右されにくい。
 一度プロジェクト受注すれば20年にわたり収入約束。市場の評価が低いのはIR(投資家向けの広報活動)にも課題と。

・ウエアラブル端末市場予測、2020年に14年の5.2倍680万台まで成長見込む。
 米アップルが発売予定のスマートウォッチ「アップルウォッチ」が非常に大きなインパクト与えると見る。
 20年には市場の6割を腕時計型端末が占めると予測。

・アイロムHD <2372> [終値2244円]米バイオ企業フィブロセル・サイエンス社の中国子会社に免疫細胞増幅する技術供与。
 技術供与テコに中国でがん関連事業拡大させる狙い。(日経産業新聞)

—————————————————————————————

(今日の一言)

海外NY株式市場は、大幅続落。
ダウ工業株30種平均は一時、239ドル(1.4%)安から30ドル安あたりまで戻す場面もあったものの引けにかけて売られる。
S&P500種は5営業日続落、値下がり期間としては2013年以降で最長と。
米サプライマネージメント協会(ISM)非製造業総合指数(NMI)が前月から低下。
11月の米製造業受注が4ヶ月連続の減少も響く。

アップル(%)グーグル(%)ヤフー(%)フェイスブック(%)アリババ(%)
ネットフリックス(%)アマゾン・ドット・コム(%)バイオジェン(%)
ラッセル2000(%)HTG(ハイイールドファンド)(%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約億株、月初平均約億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は続落。
12月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)が3年ぶりの大きな低下。
原油安とギリシャ政局への懸念も引き続き、投資家心理を冷やしている。
独DAXは横ばい水準となる。

東京株式市場で日経平均は4営業日続落。累計で935円(5.3%)下落となっています。
東証1部出来高は26億8841万株、売買代金は2兆5258億円。
騰落数は値上がり69銘柄、値下がり1771銘柄、変わらず19銘柄に。

不思議と騰落率が偏り過ぎると戻る傾向もあります。
目安としては、値上り、もしくは値下がり以外の銘柄数が100銘柄を切るところ。
昨日は値下がり1771銘柄で、其の他(値上りプラス変わらず)が88銘柄となってきました。

コンビニエンスストア大手5社の2015年度国内新規出店計画数、5年ぶりに前年割れ。
5年連続過去最多予定するセブン-イレブン・ジャパン <3382> [終値4245.0円]以外は出店抑える。
店内に構えるセブン銀行 <8410> [終値490円]国内最多のATM、外国人訪日客増加の恩恵もあり、ATM収入上がると・・・ 

2008年の相場に少し似てきたとの警戒もあります。
確か08年も1月は大した問題でもないような、懸念材料ながら下落してサブプライム問題が表面化。
そしてリーマン・ショックにつながりました。

今回も原油安やギリシャ問題は「そう大きな問題ではない」との懸念ながらも楽観したところもあります。
なにしろ米国株式市場は、約5年周期で上昇局面が終了しており、今丸6年目となっています。
このまま反発なしに下がるとは思えないのですが、今年は米国の上昇終了も頭の隅に入れていきたいところです。

館山の相場巧者は、1月の20日過ぎから「買い物」入れようかな。と言っています。

ウエアラブル端末市場予測、2020年に14年の5.2倍680万台まで成長見込む。
米アップルが発売予定のスマートウォッチ「アップルウォッチ」が非常に大きなインパクト与えると見る。
20年には市場の6割を腕時計型端末が占めると予測。
トレックス・セミコンダクター <6616> [終値8330円]注目したいところです。

アイロムHD <2372> [終値2244円]米バイオ企業フィブロセル・サイエンス社の中国子会社に免疫細胞増幅する技術供与。
技術供与テコに中国でがん関連事業拡大させる狙い。

プロスペクト <3528> [終値93円]なにやらうごめいてるようにも感じます。
啓蟄はまだ先ですが・・・

株式アナリスト・櫻井英明さんのコラム日刊ゲンダイで短期集中連載(過去3回連載中は新高値更新 10/7〜)
「今だけチャンス! 大化け中小型株」エバラ食品 <2819> [終値2138円]が載っておりました。
知名度バツグン「たれ」ならおまかせ。株価は長期上昇継続。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
有料セミナーレポート(2014年12月20日実施)
ミョウジョウ・アセット・マネジメント
菊池真氏講演概要

日本の近未来を予見しています。
一つのシナリオ、知って相場に向かうのと
知らずに相場に向かうのとかなり違ってまいります。

https://www.directform.info/form/f.do?id=3549
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
東京株式セミナー・櫻井英明氏

『2015年株式劇場幕開けはこちらから』 

2015年1月10日(土)14:20〜16:50

東京・日本橋三越前 限定25名。

櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。

遠方の方にはビデオ・ダウンロードでご覧いただけます。

詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3529
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
大魔神 東京・緊急上京 再び 

『なにゆえ新年17日に・・・』

大魔神氏 たっぷり独演会

2015年1月17日(土)14:30〜16:50

東京・日本橋三越前 限定25名。

ビデオダウンロードでもご覧いただけます。

詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3542
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ヘッジファンド運用助言会社のミョウジョウ・アセット・マネジメントが
インターネットを通じた新サービスを開始しました。
http://www.myojoam.net
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。
また株式・債券等の有価証券の投資には<<手数料等およびリスクについて>>
記載したとおり、株価・債券価格等の有価証券価格等の下落や
発行者の信用状況の悪化等により、投資元本を割り込むおそれがあります。
銘柄の選択、投資判断の最終決定は、お客様自身の判断で行なうようにお願いいたします。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS             
  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5         
 
URL : http://koronoasa.com/
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから