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扉を開いて(円だけで大丈夫?)

2015年1月25日(日)曇り時々晴れ

・円だけで大丈夫? 動く中銀、重み増すドル資産。
 欧州中央銀行(ECB)も今月22日、日銀の後を追うように量的金融緩和の導入決めた。
 米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測が強まる米ドルに資金が流入する一方、
 量的緩和で価値が希薄化するユーロや円には下落圧力がかかる。
 英金融大手HSBCは15年末1ドル=128円、16年末には1ドル=130円まで円高が進むと予想。

 1ドル=130円の円安で、年収全国平均(599万円)の世帯で家計負担2012年比20万3000円増と試算。
 影響度合いは昨年春の消費増税の2.4倍。「運用益狙いだけでなく、目減り防ぐ意味でも外貨預金持つ必要性高まる。」

 日銀 <8301> [終値45350円]の試算、昨年9月末外貨建て資産残高は43.1兆円、1年前比16%増加。
 通貨分散図るには意識して外貨建て資産の運用比率高める必要がある。 

・円だけで大丈夫? 海外投資マスターへの道。

 初級:最初の一歩は外貨預金。
    ネット専業ジャパンネット銀行では、昨年12月末の外貨預金残高が9月末比で2.1倍。
    外貨預金はいつでも引き出せる普通預金と、満期後引き出す定期預金がある。預金なので外貨建てでは元本割れせず。
    不動の人気を誇るのが米ドル。一時的に円高に振れるとチャンスと見た個人が外貨買いに動く。
    高いとされていた為替手数料がネット銀行中心に低下。ジャパンネット銀では円をドルに替える手数料は1ドルに5銭。
    手数料と同じく、金融機関によって差が大きいのが預金金利。預金する前にチェック必要。
    悩むタイミングは積み立てが無難。ソニー銀行では500円から積み立てが出来る。
    外貨預金に似た金融商品としては、外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド)という投資信託もある。
    為替手数料を抑えたいなら、外国為替証拠金(FX)取引利用も。レバレッジをあえて1倍にして証拠金と同額取引。
    為替手数料は1ドル当たり0.3銭程度の会社も多い。

・通貨制度の変更に注意。
 外貨に投資する場合、その国・地域が採用する透過制度はぜひ知っておきたい。
 国際通貨基金(IMF)によると、米国や日本のように市場の需給で為替レートが決まる「変動相場制」採用、
 世界191ヵ国・地域の3割強。変動相場制とはいえ韓国やインド、ブラジルなどの新興国は積極的に為替介入も。
 6割近くの国・地域は自国通貨をドルやユーロなどに連動させる「ペッグ制」採用。
 このうち香港やブルガリアは自らの通貨をドルやユーロに固定させている。
 一方、デンマーククローネは。1ユーロ=7.46クローネ中心に上下2.25%の範囲でユーロに連動、中国元もここに分類。
 ペッグ制の通貨には、当局の政策次第で為替レートが大きく変動するリスクがある。
 スイスは11年9月、変動相場制から事実上のペッグ制に移行し、15年1月にふたたび変動制に戻った。
 昨年ロシアが変動相場制に移行したのも記憶に新しく。

・円だけで大丈夫? 海外投資マスターへの道。

 中級:上場投資信託(ETF)活用し、海外株に挑戦。
    東京証券取引所には様々な海外の株価指数に連動するETFが上場。
    株価指数自体の変化がなくても円安が進めば価格は上がる。
    円安から資産を守ることを重視するなら、海外株でなく外国の債券に投資も。株式ほど価値が変動せず手堅い選択肢。
    海外株と外債、両方に一気に投資したい場合「バランス型」と呼ばれる投信も選択肢になる。
    
    貴金属の金も円安に強み発揮する。金の国内価格はドル建ての国際価格を円換算した値がベース。
    円安が進めばその分だけ円建ての国内価格は上がる。
    金の買い取り価格は昨年12月、節目の1グラム5000円を1年8ヵ月ぶりに突破。半年前比1割以上高く。
    金は実物資産ゆえ、物価上昇に強いという特徴もある。円安だけでなく、インフレも進みそうな日本経済。
    いまのうち延べ棒や金価格に連動するETFに資金振り向けておくのも一手と。

・円だけで大丈夫? 海外投資マスターへの道。

 上級:海外に不動産、家賃で稼ぐ。
    「強い通貨を持つ国の不動産を買えば長期的な資産形成に役立つ」
    「これから若い人口が増える点も不動産市場として魅力的」
    オウチーノ <6084> [終値1502円]フィリピン・セブ島の不動産投資セミナー。
    日本円で800万〜3000万円程度で1室買えるホテルやコンドミニアム対象。投資家は「大家」になりペソ建て家賃収入。
    フィリピンの経済成長背景にペソ高・円安進めば実質的に収入が増え、将来売却した時も恩恵受ける。

    海外に資産移す手段は海外に口座を持つこともいざという時に備えになる。
    日本経済が大混乱に陥った場合、ハイパーインフレが起こったり、国が債務不履行(デフォルト)起こしたりすれば、
    にほんの金融機関に預けた資産が無事とは限らず。預金とはいえ、外貨は預金保険制度の対象外。

・円だけで大丈夫? 海外投資マスターへの道。

 資産配分:あなたのベストポートフォリオ。
 「金融資産は円高・円安、インフレ・デフレの強さで4種類に分けられる」今の日本人は円高とデフレに強い円預金に依存、
 今後は円安やインフレに「抵抗力」がある資産にも資金振り向ける必要があると。
 
 出発点、4種類の円預金、外貨預金、日本株、海外株に25%投資。そこから「円安が進むと見て外貨預金厚くする」
 「世界的なインフレ警戒、海外株の比重高める」といった具合に調整。ただ極端な配分は避けた方が無難。

 現役世代なら毎月の稼ぎで多少の失敗は取り返せるため、高いリターンが狙える海外株や不動産投資信託(REIT)多めに。
 リタイヤ世代は、外貨預金や外債の比重高めるとリスク軽減できる。
 マンションや一戸建ての所有者は国内不動産に投資していると言え、日本株への投資はそこそこに抑え、海外株など厚めに。
  
 人生一寸先は闇、日本に住むなら専門家の間では「生活費の半年から1年分は運用せず手元資金に円資産で残したい」と。

・外貨デリバティブ(金融派生商品)取引や外為証拠金(FX)取引の自動売買ソフト売りつけトラブル続出。
 トラブル業者「第1種金融商品取引業者」の登録がないのが特徴。無登録営業は刑事罰の対象。
 海外不動産巡っても損害賠償訴訟も続く。取引業者の選択には要注意。

・国内債券市場で長期金利の低下進む。
 指標となる新発10年物国債利回り20日、初めて0.2%割り込み、一時0.195%と過去最低水準に。
 日銀 <8301> [終値45350円]の買い入れで市場に出回る国債の量が減っており、需給ひっ迫から価格上昇(金利低下)へ。
 20日国際通貨基金(IMF)が世界経済成長率を引き下げたことも、安全資産とされる日本国債の買いを誘う。
 目先の債券相場は不安定になるものの、再び金利低下基調に戻るとの見方が多い。

・金融政策の分断、市場揺さぶる。欧州金融緩和、米国は利上げ・・・各国の金融政策の方向性点検、その影響探る。

 スイス中銀、苦肉の選択を迫ったのは欧州中央銀行(ECB)の動き。
 スイス中銀の動きは量的緩和(QE)がもたらすユーロ安・スイスフラン高を見越した「先制攻撃」。
 デンマーク中銀、ECBによるQE決定直前19日にまず利下げ。QE決定直後にも追加緩和に踏み切る。
 英バークレイズはスウェーデンが2月、ノルウェーも3月には追加緩和に動くと読む。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーで金融引き締めに後ろ向きな「ハト派」で知られるシカゴ連銀エバンス総裁も、
 年内利上げシナリオを否定せず。
 米国が迎える金融政策の大転換。市場が見据えるその時期は、今年半ば。
 有事対応として始まった息の長い緩和局面が幕を閉じる。
 政策転換では英国も米国の後追いが視野に。米ゴールドマンサックス「10〜12月にイングランド銀行(中銀)が利上げへ」。
 金融危機以降、方向性がほぼ同じだった日米欧の金融政策が久方ぶりに割れるが、その影響度合い把握するのは難しく。
 すでに波紋を広げているECBの動きは、この「分断」の序章に過ぎない。

 欧州中央銀行(ECB)の量的緩和という「ヤマ」は動いた。連鎖緩和もいずれ落ち着く見通し。
 米国の利上げは完全には織り込んでおらず、米利上げがもたらすドル高は新興国のマネー流出招くなど、
 分断が進む金融政策の行方さらに複雑にする。先の読みにくさは市場の振れ幅を一段と広げることになる。

・シャープ <6753> [終値226円]2015年3月期連結業績従来予想(営業利益1000億円、最終損益300億円の黒字)下回る見通し
 最終損益は数百億円程度の赤字になる可能性がある。急速な円安で白物家電の採算悪化、液晶事業も振るわず。
 融資継続してきた銀行の信頼つなぎとめるためにも抜本異的な構造改革が不可欠。残された時間は多くない。

・発掘実力企業:上場5年以内の成長銘柄(10)アルファポリス <9467> [終値1913円]
 同社運営する作品投稿サイトには一般の個人が創作した小説、漫画など1万5000作品が登録。
 ネットでの閲覧は無料、人気作を書店で販売することで収益得る。
 書籍の電子化が進む中、ネットを活用して紙の本を出版するという逆転の発想で業績伸ばしている。
 作品の投稿者は2つのルートで書籍化申請できる。1つはネット上の読者投票で人気作選ぶ「Wwbコンテンツ大賞」
 もう一つは24時間以内に1500人の読者集めれば出版申請できる制度。
 この2つのルート通じて、2014年3月期は、260作品が全国の書店に並ぶ。
 「来期以降も売上高で3割増、営業利益で2割増の成長率目指す」

・・会社がわかる 特集DOWA <5714> [終値964円]
 廃棄物処理や都市鉱山で安定収入。「非鉄のディフェンシブ企業」作り出した。
 2015年3月期連結純利益、07年3月期の最高益(363億円)に迫る水準に。
 産業廃棄物処理や金属リサイクルなど、市況変動に強い事業が育ってきたため。
 東南アジアやインドに成長余地。アジア以外だと、早ければ来期にメキシコに進出。
 日産 <7201> [終値1035.0円]やホンダ <7267> [終値3685.0円]など、日系メーカーが生産拠点持つ地域に拠点を新設。

・欧州中央銀行(ECB)の大規模な量的金融緩和決定契機に、再び「リスクオン」の兆し。
 23日東京株式市場では、年初から停滞が続いてきた欧州関連株も一息ついた格好も、先行き不透明感漂う。
 22日の緩和決定受け、ドイツ株価指数(DAX)は史上最高値更新、米ダウ工業株30種平均は4日続伸。
 23日も日経平均株価続伸し、インドSENSEXも最高値。

 日本企業にとって量的緩和でユーロ圏の継起が好転しなければ欧州向け輸出数量の伸びは期待できない。
 売り上げが増えない中、ユーロ安だけが進めば、円換算の利益の目減りや輸出採算悪化の痛手は大きくなる。
 さらにユーロ安は欧州企業の輸出競争力を高める。日本企業にとっては脅威。

・金相場の国際指標となるニューヨーク市場の先物価格は、欧州中央銀行(ECB)理事会が量的金融緩和の導入決めた22日、
 終値で5ヵ月ぶりに1トロイオンス1300ドル上回った。
 今後は、ユーロ安や日欧を中心としたマイナス金利政策の拡大で底堅く推移しそう。「金の天敵は金利」と言われる。

・OUT Look:今週の株式相場、日経平均株価は1万7800円うかがう展開か。
 欧州中央銀行(ECB)による量的金融緩和の決定が、引き続き相場にプラスに働きそう。
 25日ギリシャの総選挙、27-28日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)が波乱要因。
 今週から企業の決算が本格化することで個別株の物色も進みそう。
 FOMCでは28日に出る声明文で利上げ時期の表現がどう変わるかが焦点。
 「相当な期間」がなくなっても、年内利上げは織り込まれており、相場への影響は限定的との声多い。
 今週はコマツ <6301> [終値2638.5円]ファナック <6954> [終値20730円]東芝 <6502> [終値478.4円]など決算発表。

・Wall Street:今週の米株式相場はもみあいか。
 2014年10-12月期米国内総生産(GDP 速報値)や住宅統計、米主要企業の決算発表など。強弱材料に一喜一憂する展開も。
 30日米GDP(速報値)前期比年率換算3.2%増見通し。
 FOMCは米イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見がない。
 今週はアップル、グーグル、キャタピラー、フォード・モーター、シェブロンなど決算発表。

・ランキング:2月期決算の増益企業の利益進捗度ランキング 

 首位オンワードHD <8016> [終値718円]純利益進捗度(3〜11月時点)123.89% 前期比増益率0.90%

 2位松竹 <9601> [終値1143円]100.54 62.28 映画と不動産事業がけん引。

 3位マルエツ <8178> [終値509円]100.25 141.84 生鮮食品強化で客単価上昇、既存店売上高伸びた。

 5位ドトール・日レスHD <3087> [終値1724円]98.70 23.14 「星乃珈琲店」が好調。

 17位西松屋チェーン <7545> [終値919円]86.37 15.55 冬物、10〜11月が稼ぎ時 

 21位CFSコーポ <8229> [終値720円]84.92 186.40 食品の品ぞろえ強化が奏功。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち23指数が上昇。

上昇1位ロシア週間騰落率6.6%(13年末比騰落率▲43.1%)2位ギリシャ6.3%(▲27.7%)3位フランス6.0%(8.0%)10位日本3.8%

(7.5%)
下位25位上海▲0.7%(58.4%)24位ブラジル▲0.5%(▲5.3%)23位フィリピン0.8%(28.2%)22位アルゼンチン0.9%(62.1%)21

位米国0.9%(6.6%)

 2013年末比騰落利率 1位アルゼンチン62.1% 2位上海58.4% 3位インド38.3% 4位トルコ33.8% 5位フィリピン28.2% 
 最下位ロシア▲43.1% 24位ギリシャ▲27.7% 23位ブラジル▲5.3% 22位韓国▲3.7% 21位スイス▲0.5% 20位英国1.2% 

・中国20日発表した2014年の実質国内総生産(GDP)成長率7.4%と24年ぶりとなる低成長記録。
 主因は不動産市況の低迷受けた固定資産投資の急激な減速。
 広東省深圳市を地盤とする不動産開発会社、佳兆業集団が発行したドル建て債のデフォルト(債務不履行)が暗い影落とす。

 株式市場も監督当局が信用取引に関する違反があったと証券会社を処分切っ掛けに急落。市場一段と不安定に。 
 佳兆業集団の信用不安は同業他社にも波及、
 不動産開発の和合景泰地産控股発行20年満期迎えるドル建て債利回り16日に21%まで上昇。
 すでに中国の中国の不動産会社が中国国外の市場で債券を発行するのは困難になっている。
 金融相場が終りに近づくにつれ、中国の株式市場は減速が続く実体経済の姿を今まで以上に映しだすようになっている。

・インバウンド消費最前線。訪日客、消費額2兆円超え。

 京急電鉄 <9006> [終値893円]の平和島駅から徒歩10分、天然温泉平和島には深夜にもかかわらず満員のバスが次々到着。
 24時間営業に改め、その後空港からの送迎バスのサービス始めた。
 旅慣れた外国人は深夜羽田に到着、平和島温泉に行き、早朝新宿や箱根に向かう。京急は送迎滞在パック3500円で提供。
 14年4月に大型バスに替え、毎日3便から7便へ増便、12月にはさらに10便に増やす。
 京急は他の私鉄の先駆け外国人対応進め、今期連結純利益8%増の100億円見込む。

 小田急電鉄 <9007> [終値1103円]傘下江ノ電電鉄「鎌倉高校駅前」、「台湾漫画ファンにとって聖地」とも。
 バスケット漫画「スラムダンク」のオープニングシーンが鎌倉高校駅前付近の踏切。新たな観光地に。 

 日本政府観光局(JNTO)14年の訪日外国人客数、前年比29%増、1341万人、訪日客が買い物や宿泊に使った消費額2兆円超。
 消費の伸び悩む小売りやサービス業にとっては訪日客は救世主ともいえる。

 三菱地所 <8802> [終値2427.0円]運営御殿場プレミアムレット、
 海外ツアー客乗せたバス立て続けに入る。1日の訪れる訪日客のバスは40台以上。
 
 ドンキホーテ <7532> [終値8460円]インバウンド消費の取り込みで先行。銀座本店、免税品の売り上げ全体の2割強。
 ドンキ全店の売上高に占める割合も4%弱と、業績全体に影響する規模に。地道な海外でのアピール奏功。

 百貨店も訪日客対策急ぐ。J・フロント <3086> [終値1434円]傘下の大丸松坂屋百貨店では、
 北京語、タイ語など4ヵ国語表記の「指さし会話帳」導入。2月上旬から衣類や宝飾品、食品売り場などに拡大する。
 同社訪日客の1人当たり売上高は6〜7万円。日本人は5000円前後。

・新インバウンド銘柄

  アコーディア <2131> [終値1208円]ゴルフ場運営 富裕層によるゴルフプレー数増加に期待

 ヒト・コミュニケーションズ <3654> [終値1757円]人材派遣 添乗員、通訳案内士の派遣需要拡大

 創通 <3711> [終値2195円]アニメ制作・企画 アジア人観光客に「ガンダム」などの情報発信

 鴻池運輸 <9025> [終値2411円]物流 貨物の引き渡しなど空港向けサービスが好調。 

 神姫バス <9083> [終値686円]陸運 相互送客目的でタイの旅行代理店と業務提携。

 ワイヤレスゲート <9419> [終値3140円]通信サービス 外国人向けのプリペイド式「SIMカード」

 乃村工芸社 <9716> [終値1085円]内装 駅、空港の改装が増え受注好調。

 白洋舎 <9731> [終値246円]クリーニング ホテルの高稼働に伴い、リネンクリーニングが好調。 

 セコム <9735> [終値6868円]警備 インフラ警備の一環として警備強化の可能性。

・「インバウンド銘柄」のすそ野は急速に広がり見せる。

 シュッピン <3179> [終値1590円]カメラ、時計などの中古品・新品販売。株価上昇の原動力は訪日外国人向け免税販売。
 免税品の売り上げは前年比倍増、店舗販売の34%占める。円安進行で同じブランドの商品が香港などより安く買える。

 アジアグロースキャピタル <6993> [終値200円]中古ブランド販売店「大黒屋」運営。免税品売上高2年で倍増。

 恩恵はモノからサービスへも広がる。

 テックファーム <3625> [終値2151円]14年末ホテル客室向けサービス情報端末「イータブ・プラス」では
 ホテル関係者らへの取材基に制作した動画視聴できる。英・中・韓など多言語に対応、訪日客の取り込み狙う。

 ワイヤレスゲート <9419> [終値3140円]14年12月から、訪日外国人向けにプリペイド式「SIMカード」の販売開始。
 「売れ行き順調、訪日客向け市場の拡大期待は大きい」との手応え。(日経ヴェリタス)

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