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原油価格下落一服

2015年4月16日(木)晴れ時々曇り

・経済産業省、東日本と西日本の間の送電能力を2020年台後半までに現在の120万KWから300万KWに増やす方針。
 原子力発電所3基分の電気の周波数の違う日本の東西で融通できるように。

・欧州連合(EU)の欧州委員会15日、
 米グーグルがインターネット検索サービス巡って競争法(独占禁止法)に違反した疑いというう内容の意義告知書送付。
 告知書の送付は独禁法に違反する行為是正するための手続きの第1段階にあたる。手続きにはなお数ヶ月かかる見通し。

・トヨタ <7203> [終値8273円]15日、2013年から凍結していた完成車の組み立て工場の新設再開すると正式発表。
 約1700億円投じて中国・広州とメキシコに工場建て、年間生産能力計30万台増やす。
 年間販売台数超えたトヨタの事業拡大が新段階に入る。 

・日米欧とカナダの主要7ヵ国(G7)外相会合15日、急同文書採択し閉幕。
 中国念頭に「現状を変更し緊張高める一方的な行動を懸念している」と明記。海洋安全保障の重要性訴え。(日経新聞一面)

・原油価格の下落が一服し底値固める展開に。
 米国指標WTI (ウエスト・テキサス・インターミディエート)取引価格15日、一時1バレル56ドル台。
 約4ヵ月ぶりの高値となる。3月中旬の安値比3割程度高い。
 米シェールオイルの減産観測受け、需給の緩みにひとまず歯止めかかるとの見方広がった。

・20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、減速感強まる世界経済への対応策協議。
 中国景気の減速や原油安で新興国成長率は鈍化が続く見通し。先進国の先行きにも懸念が強い。

・原子力規制委員会の田中俊一委員長15日、
 関西電力 <9503> [終値1175.5円]原子力発電所3、4号機(福井県)の運転認めない仮処分出した福井地裁の判断に反論。
 「地裁、事実誤認がある」とも指摘。原発再稼働にかかわる手続きは従来通り進める考え強調。

・SBIHD <8473> [終値1561円]
 タイでインターネット証券事業展開へ。2015年秋にも営業始める。価格競争力武器に顧客開拓。

・2月の世界景気インデックス(天気図)欧州連合(EU)景気示す指数が2.8と前月マイナス0.1から大きく改善。
 原油安背景に生産や小売りなどが上向く。2011年3月以来約4年ぶりに「薄日」となり、5段階で2番目に良い状態。

・フィンランド通信機器大手のノキア、同業仏アルカテル・ルーセント買収。アルカテル1株に対してノキア0.55株割り当て。
 時価換算で買収額は156億ユーロ(約1兆9700億円)相当に。「経営統合により次世代通信ネットワーク技術で主導権握る」と

・中国、今年1-3月期実質国内総生産(GDP)成長率7.0%と伸び率昨年10-12月期から0.3ポイント鈍り、6年ぶり低い水準。
 住宅販売の不振が景気全体の足を引っ張る構図に拍車かかる。一段の景気下支え策が避けられない情勢。

・欧州中央銀行(ECB)15日理事会で国債を大量に買い取る量的金融緩和続けることを決めた。
 国債など毎月600億ユーロ(約7兆6000億円)のペースで購入、景気と物価を下支えする。
 ギリシャの資金支援巡る交渉も見えない。
 欧州連合(EU)などは4月末までの合意目指してきたが、ギリシャとの溝埋まらず、暗雲漂ってきた。

・ギリシャ国家統計局(ELSTAT)15日発表、2014年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比3.5%と事前予想の2倍超に達した。
 融資受けている欧州連合(EU)などから財政再建努力をより強く求められる公算大きくなった。

・3月の米鉱工業生産指数、105.2と、前月改定値比0.6%低下。
 市場予測平均(0.5%程度の低下)をやや上回った。前年同月比では2.0%上昇。

・外資系企業の進出が相次ぐ東南アジアで管理職や経営幹部を担う現地幹部人材の報酬が、日本人幹部を超える例が出てきた。
 現地の商習慣に精通し、本社とのパイプ役担える人材は一握り。奪い合いも激化。
 「年功序列」で処遇してきた日本企業の報酬制度が東南アジアで転機迎える。

・キヤノン <7751> [終値4493.5円]新型カラー複合機を世界に先駆けて中国で発売。
 中国でカラー複合機の新製品先行販売は初の試み。
 中国のカラー機比率は10%と、日本85%や欧米の50%に比べ低く成長余地大きいと判断。
 価格も従来の白黒モデル並みに抑え、現在3位の複合機の中国シェア首位に引き上げ狙う。

・星野リゾート(長野県軽井沢町)2015年、3年ぶりに設計から建築まで手掛けた新施設オープンへ。
 高級温泉旅館「界」ブランドで鬼怒川温泉(栃木県日光市)に今秋開く。
 14年から倍増となる4件の開業計画。うち2件が12年開業した「星のや竹富島」(沖縄県竹富島)以来の進徳になる。
 不動産投資信託(REIT)活用した資金調達背景に。星野リゾートリート <3287> [終値1498000円]。 

・アスクル <2678> [終値2778円]ヤフー <4689> [終値523円]
 共同運営するインターネット通販「ロハコ」で化粧品販売する専用サイト立ち上げ、化粧品メーカー42社3800品目取り扱う。

・オムロン <6645> [終値5410円]
 画質が高いスマートフォン(スマホ)基幹部品製造に必要な精密金型の新工場を今年夏、静岡県三島市に設ける。
 総投資額は100億円。スマホの高画質化が加速とも。 

・東京建物 <8804> [終値900円]非上場の不動産投資信託(REIT)8月立ち上げ。
 年金基金や金融機関などから資金集め、首都圏のオフィスビルなどを中心に約160億円の資産規模で組成。

・トレンドマイクロ <4704> [終値4060円]15日、
 国内にあるサーバーから日本企業狙ったサイバー攻撃が2014年に全体の4割占めたと発表。
 「攻撃者は国内の中小企業などのサーバーを乗っ取って悪用し、攻撃の痕跡を消すようになった」と分析。
 「パソコンやサーバーを24時間監視する時代になってきた」と警鐘鳴らす。

・日立 <6501> [終値807.1円]2015年度の研究開発戦略発表。今年度から収益生み出す研究開発にカジを切る方針。

・信用評価損益率(10日申し込み)マイナス8.73% 2週連続改善

・裁定取引に伴う買い残(日時点)前週比220億円増、3兆4983億円。4週連続増加。

・投資信託で企業の資本効率に着目して株式で運用するファンドが相次ぐ。
 自己資本利益率(ROE)を、運用する株式銘柄を選ぶ基準に。残高合計約3800億円に達する。

・世界経済フォーラム、各国・地域(143ヵ国・地域)のIT(情報技術)分野の競争力比較した「2015年世界IT報告」発表。
 
 1位(前年2位)シンガポール 2位(1)フィンランド 3位(3)スウェーデン 7位(7)米国 10位(16)日本
 12位韓国、14位香港、18位台湾。(日経新聞)

・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉巡り、
 日米両政府が日本から輸出する自動車部品に米国がかける関税の一部をTPP発効後に即時撤廃する方向で調整入り。
 
・参院自民党15日、カジノ中心とした統合型リゾート施設(IR)について、ギャンブル依存などへの懸念から異論相次ぐ。

・中国主導で設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に57ヵ国の参加決まった。
 日米主導で67ヵ国・地域が参加しているアジア開発銀行(ADB)に迫る規模に。(産経新聞)
 

・三井造船 <7003> [終値197円]防衛省から新型潜水艦救難艦(ASR)1隻受注。
 契約額292億1400万円。玉野事業所(岡山県玉野市)で建造。潜水艦救難艦の受注は1996年以来約19年ぶり、3隻目。 

・オリンパス <7733> [終値4405円]
 活きた細胞内の微細構造観察する画像撮影時間を大幅に短縮できる超解像蛍光顕微鏡の新技術、理化学研究所と共同開発。
 実用時期未定。

・野村HD <8604> [終値720.0円]海外での投資銀行(IB)事業のうち、2015年度の米州市場の収入を大幅に拡大する。
 14年の米州市場の顧客数も前年比20%増加するなど拡大傾向。15年度も同様なペース保ち、海外事業全体の成長へつなげる。

・富士フイルム <4901> [終値4610.5円]銀ナノ粒子の形状や配列工夫し、遮熱性と断熱性持たせた窓ガラス用フィルム完成。
 自動車や住宅の窓ガラスに貼ると、夏は外からの熱を遮り、冬は室内の熱を逃がさず。数年以内の事業化目指す。(日刊工業新聞)

・中国国内総生産(GDP)2015年1-3月期年率換算7.0%増。
 景気先行き懸念から生産拡大に慎重となる企業が素材・エネルギー産業で増加。
 自動車関連急ブレーキ、3月に生産台数、前年同月比3.5%増にとどまり、14年通年(7.1%増)から大幅に伸びが鈍化。
 特にトラックやバンなど企業向け商用車の需要落ち込む。

・米セキュリティー大手シマンテック日本法人(東京・港)
 現金を脅し取る「身代金」ウイルスが2014年に前年比2倍超の880万種見つかる。
 日本語で書かれたウイルスも見つかり、国内に本格的に上陸した可能性も指摘。小売業界が被害の多数占めた。

・日本アビオニクス <6946> [終値205円]太陽光パネルの点検に使える小型赤外線カメラ開発。試験提供始めた。
 重量400グラムと軽く、小型の無人飛行機(ドローン)などに搭載して空撮できる。1台125万円。
 メガソーラー(大規模太陽光発電所)のパネル表面を撮影し、温度差から発電不良の場所発見できる。(日経産業新聞) 

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株式分割

健康コーポレーション <2928> [終値1263円] 4/30  1株→2株

公募・売り出し価格

三機サービス <6044> [IPO]1540円 

レントラックス <6045> [IPO]1750円 

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(今日の一言)

海外NY株式市場は、上昇。
原油価格の上昇でエネルギー株が大幅高。
インテルが決算発表、第1四半期はさえない面も織り込み済みで4.3%上昇。
米企業決算への期待は少なく、発射台が低くなっており、
これまで決算発表したS&P総合500種銘柄の36社で、利益が予想を上回ったのが81%と標準的割合の63%より高い。
といっても売上高が予想を超えたのが47%と標準的割合の61%下回り、企業はコスト削減で利益押し上げた構図とも。
ただ良い決算内容の企業から発表との見方もないかとも思われますが・・・

アップル(+0.38%)グーグル(+0.40%)ヤフー(+0.45%)フェイスブック(-0.97%)アリババ(-0.39%)
ネットフリックス(-0.68%)アマゾン・ドット・コム(-0.43%)バイオジェン(+1.74%)
ラッセル2000(+0.79%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.39%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約67億株、月初平均約60億株を上回る。

欧州株式市場の主要3指数は上昇。
英FT100種株価指数は、過去最高値に。
欧州中央銀行(ECB)の定例理事会で、
ユーロ圏の経済下支えのための国債購入柱とする量的金融緩和の縮小や短縮否定したことを好感。
中国発表の第1四半期国内総生産(GDP)成長率が、市場予測平均と一致して、資源株持ち直す。

東京株式市場で日経平均は反落。
ただ2万円を付けた週末の金曜日以降は、13日(2円安)14日(3円高)15日(38円安)と超小幅な動き。
東証1部出来高は19億5281万株、売買代金は2兆3229億円。
騰落数は値上がり612銘柄、値下がり1137銘柄、変わらず131銘柄に。
下値ではくじら(公的年金)による下支え期待もあり下げ渋る傾向も。

悪役だったgumi <3903> [終値1767円]がLINE(東京・渋谷)向けのゲームの先行ダウンロード始めたとの観測でトップ高。

東証マザーズ指数は4営業日続伸、サイコロジカルラインは9勝3敗(87.5%)と上昇が目立ちます。

ダウ工業株30種平均は確定申告の期限の4/15は今年も高く終了しました。
欧米株式相場は上昇したものの、シカゴ日経225先物の円建ての指数は日本の先物の終値比では小幅下落となっています。
明日は、下げの特異日となっていますので、注意も必要です。
全体が反発したところとか、帰りには、日経ダブルインバース <1357> [終値2844円]買っておきましょうか?
ただし、日経平均株価が2008円のSQ値をつけるようでしたら、ロスカットをしたいところも。

WTI (ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物価格が1バレル56ドルとなり、
原油ブルETN <2038> [終値4590円]も注目ですね。

野村HD <8604> [終値720.0円]海外での投資銀行(IB)事業のうち、2015年度の米州市場の収入を大幅に拡大する。
14年の米州市場の顧客数も前年比20%増加するなど拡大傾向。15年度も同様なペース保ち、海外事業全体の成長へつなげる。

日本アビオニクス <6946> [終値205円]太陽光パネルの点検に使える小型赤外線カメラ開発。試験提供始めた。
重量400グラムと軽く、小型の無人飛行機(ドローン)などに搭載して空撮できる。1台125万円。
メガソーラー(大規模太陽光発電所)のパネル表面を撮影し、温度差から発電不良の場所発見できる。

イグニス <3689> [終値3745円]商いが増加してきています。目先下値を付けたような絵面に。
新規株式公開(IPO)から9ヵ月たち、そろそろ反転してきてもいいころではないかとも・・・

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今週末です!!

ヘッジファンド運営
ミョウジョウ・アセット・マネジメント
最高経営責任者(CEO)菊池真氏講演

2015年4月18日(土)15:00〜16:50

日本の近未来を予見しています。
https://www.directform.info/form/f.do?id=3615
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