
【銘柄研究】第一興商(7458)
- 2015年06月06日
- 株式投資・経済ニュース全般
週末の海外NY株式市場は、反落。
注目の高い米5月の雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比28万人増加。
市場予測平均(22万5千人)を上回る。
失業者率5.5%、前月比0.1ポイント上昇。市場予測平均(5.4%)となり景気の底堅さ示す一方、
米利上げが9月にも行われるかもしれないとの観測が重しに。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約62億株、過去5日平均約63億株をやや下回る。
週間ではダウ工業株30種平均は0.9%安、3週続落(累計2.3%下落)ナスダック指数は0.03%安、2週続落(同0.4%)、
S&P500種も0.7%安、2週続落(同1.6%)で終了。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国が現状の生産目標据え置きで合意、増産懸念の下げを打ち消したところ。
好調な米雇用統計でドルが上昇、相場は一時下落も、取引終盤にかけて上昇した。
北海ブレンド先物は63.31ドルで清算。週間では3.6%下落。米原油先物は59.13ドル。週間で2%の下落で終了。
欧州株式市場の主要3指数は下落。
ギリシャが国際通貨基金(IMF)への債務返済先送りしたことで市場心理悪化と。
ギリシャの主要株価指数は4.96%下落。イタリアも2.10%下落で終了。
東京株式市場で日経平均は反落。
下げ幅一時120円超となったものの、後場は日銀の上場投資信託(ETF)買いへの期待もあり下げ渋る。
金融株が総じて安かった。
東証1部出来高は23億3232万株、売買代金は2兆4544億円。
騰落数は値上がり773銘柄、値下がり954銘柄、変わらず158銘柄に。
週間ベースで日経平均株価は0.5%安、4週ぶりの下落、TOPIXは0.4%安、5週ぶりの下落。
マザーズ指数は0.3%高、5週続伸(累計7.0%高)、日経ジャスダック平均は0.8%高、5週続伸(同6.1%高)。
東証2部は1.4%高、5週続伸(累計4.3%高)で取引を終えた。
来週はメジャーSQの週となり、週央はまた「魔の水曜日」がやってきます。
ただ統計をとった方によると、メジャーSQの日は、日経平均は上げやすい傾向(マイナーSQは下げやすい)ので、
突込み待ちに適していると言えそうです。
さて今週は、第一興商 <7458> [終値4230円]に注目してみます。
ご存知の方も多いと思いますが、同社は業務用カラオケ『DAM(ダム)』で業界首位。
直営で『ビッグエコー』や飲食店運営しています。
4月に4年半ぶりに新機種投入した業務用カラオケ機器「ライブダムスタジオ」は、
自らコンサート会場で歌っているような感覚が味わえるのが売り物。
観客の拍手や歓声まで楽しめる。
出荷目標で機器の賃貸と販売合せて年間合計3万台目指す。
現在のところ計画上回るペース。
2015年3月期の出店数は14年3月期3割増の約50店に。
景気回復追い風にカラオケ店の市場下げ止まる。
飲食店併設型の店舗を強みに市場シェア高める。
訪日外国人も歌って楽しんでいるようで、インバウンド銘柄の一角とも言われています。
また介護予防や健康維持にもカラオケを使う高齢者向けサービスも充実させてもいます。
ガンホーオンライン <3765> [終値504円]がJASDAQ市場から東証1部へ指定替え申請。
時価総額の大きなガンホーがJASGAQ指数から抜けると、残っているJASDAQ銘柄の中で時価総額の大きな銘柄が注目も。
【お知らせ】
最近マスコミによく登場しています「あの面白い馬渕さん」が【コロ朝セミナー】に登壇いたします。
馬渕治好の世界から見た株式金融市場
【2015年後半の見通し】
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