最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

【銘柄研究】テクノスジャパン(3666)

週末の海外NY株式市場は、まちまちで取引終了。
ギリシャの資金支援巡る交渉の行方を前に慎重なところも。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約61.7億株、6月平均約60.9億株を上回る。
週間ではダウ工業株30種平均は0.4%、ナスダック指数は0.7%、S&P500種も0.4%下落、いずれも3週ぶりの下落。

欧州株式市場の主要3指数はまちまち。
引き続きギリシャの債務不履行(デフォルト)懸念と債権団との合意の期待とが綱引きに。
ギリシャ主要株価指数は2.03%上昇。

東京株式市場で日経平均は続落も下げ渋ったようなところも。
東証1部出来高は21億9127万株、売買代金は2兆2666億円。
売買代金の2兆円超の連続日数が54日連続と2007年9月までの72日連続に次ぐ記録に。
騰落数は値上がり682銘柄、値下がり1053銘柄、変わらず136銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は2.6%高、TOPIXは2.2%高、ともに4週ぶりに反発。
マザーズ指数は1.4%高、8週続伸(累計12.7%高)日経ジャスダック平均は1.3%高、8週続伸(同8.9%高)。
東証2部は1.1%高、8週続伸(同8.4%高)で取引を終えた。

ギリシャ・チプラス首相は27日、
債権団から提示された支援策めぐり、受け入れの是非を問う国民投票を7/5に実施すると表明。
週明けの東京市場はこの国民投票の行方を気にする1週間になるのか?!
どう転んでもギリシャ国民が望んだので「仕方ない」との責任転嫁となる結論に・・・

となると主力株を積極的に攻めづらい環境になりそうです。
今回も新興市場の材料株を探してみます。

そのまえに日本マイクロニクス <6871> [終値3080円]が24日の会社発表で、
量子電池(2次電池)の研究開発縮小とも取れる報道で急落。
6/19ストップ安の引け時点では、大量の売り物残し、週末もストップ安比例配分も覚悟するような状況。
週末は240円安(7.8%安)で寄って、切り返してくれました。

『夢の材料』にかけて投資をしていた方も多かったのではないでしょうか。
この夢が消えたわけではないのですが、小さくなった印象は拭えないかと思います。
この場合でも資金管理が問われます。
いくら可能性が高いと思われる『夢の材料』でもこんなことは起こり得ます。
例えば今回は縮小との考え方が間違ったとしても、株価の急落が起こりました。
あまりに資金の大半を同じ株式(特に信用取引)に傾けていたら、「致命傷」となる場合が起こります。
今回はなんとか助かったような方もいらっしゃるかもしれませんが、資金管理の見直しも考えたいところです。

ある方から聞いた言葉で『どんな傷も致命傷でなければかすり傷』とのこと。
『致命傷』でなければ、後になってみれば笑えるネタになることになります。
相場での致命傷は、強制退場ですので、気を付けたいと思いましたので記させていただきました。
強制退場ではなく、寿退場なら羨ましくお見送りしたいところです。

今週はテクノスジャパン <3666> [終値2831円]に注目致します。
IT(情報技術)コンサルタント。ビッグデータ解析、製品化進める。
人工知能(AI)使って将来の優良顧客をデータから算出するサービス展開。

今年の話題の新規株式公開(IPO)予定(噂)のZMP(東京・文京)と
テクノスの戦略子会社のテクノスデータサイエンス・マーケティング(TDSM)が資本提携。
ビッグデータ解析サービス分野で共同開発を開始との報道が4/21に伝わり、ストップ高で動意。

今後両社はZMPのミッションである「Robot of Everything」によって
ロボット化されたさまざまなモノから得られるビッグデータを、TDSMのデータ解析技術によって活用し、
未来の社会基盤となる人工知能プラットフォームの提供を目指してまいります。

6/2には3985円の年初来高値を取って、調整中となっております。
6/23には、第一弾としてTDSMとZMPは、
タクシーなど旅客運送向けと健康医療向けの両分野でビッグデータ解析プロジェクト立ち上げ発表。

ビッグデータのインターネット・オブ・シングス(IoT)への活用へも力入れる。
有利子負債がない無借金経営、財務の安定性は盤石。PER(株価収益率)43.75倍で競合より割安感。
ホットリンク <3680> [終値983円]0.00倍(赤字) UBIC <2158> [終値990円]100倍
中長期的にも考えていけそうな銘柄かと思っています。

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから