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扉を開いて(逆行に強い投信)

2016年3月6日(日)曇り

・逆行に強い投信。揺るがぬ哲学カギ 会社別ランキング。
 先行き不透明な環境下で強さ発揮できる運用力の高い会社はどこか。
 国内株式、外国株式、外国債券の3部門で各社の運用力をスコア化して分析。
 「殖やす」「守る」「信頼される」3つを重視。

 国内株式:1位レオス・キャピタル 2位SBIアセットマネジメント 3位シンプレクス・アセット・マネジメント
 外国株式:1位NNインベストメント・パートナーズ 2位キャピタルアセット 3位スパークス・アセット
 外国債券:1位マニュライフ・インベストメンツ 2位べアリング投信投資顧問 3位フィデリテイ投信

・逆行に強い投信。3つの力で実力検証。

 殖やす力ランキング 投資信託の実力測る物差しの一つ「トータルリターン」使って評価。
 光る企業調査力、相場変動にも対応。
 
 国内株式:1位SBIアセットマネジメント SBI中小型株成長株ファンドジェイリバイブ
 2位レオス・キャピタルワークス ひふみ投信 3位 スパークス・アセット・マネジメント 

 外国株式:1位キャピタル アセットマネジメント フィリピン株ファンド
 2位朝日ライフアセット 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン 3位 フィデリティ投信 

 外国債券:1位インベスコ・アセット・マネジメント インベスコ マンスリー・インカム・ファンド
 2位フィデリティ投信 フィデリティ・グローバル・ハイ・イールド・ファンド 3位野村アセットマネジメント

・逆行に強い投信。3つの力で実力検証。
 
 守る力ランキング 割安株を育成。独立系が上位。

 国内株式:1位シンプレクス・アセット・マネジメント シンプレクス・ジャパン・バリューアップ・ファンド
 2位鎌倉投信 結い2101 3位イーストスプリング・インベストメンツ

 外国株式:1位クローバー・アセットマネジメント かいたくファンド
 2位スパークス・アセットマネジメント 日興・スパークス・アジア中東株式ファンド 3位ユニオン投信

 外国債券:1位プルデンシャル・インベストメンツ・マネジメント・ジャパン PRUアメリカ中期社債ファンド
 2位ベアリング投信投資顧問 BAMワールド・ボンド&カレンシー・ファンド 3位ブラックロック・ジャパン

・逆行に強い投信。3つの力で実力検証。

 信頼度ランキング 投資家が長期保有。情報提供・説明会に力。

 国内株式:1位NNインベストメント・パートナーズ NN日本株式オープン
 2位朝日ライフアセットマネジメント 朝日ライフ久オンツ日本株オープン 3位シンプレクス・アセット

 外国株式:1位NNインベストメント・パートナーズ NN海外株式オープン
 2位ユニオン投信 ユニオンファンド 3位朝日ライフアセットマネジメント 

 外国債券:1位損保ジャパン日本興亜アセットマネジメント 損保ジャパン高金利外国債券オープン
 2位アバディーン投信投資顧問 アバディーン・ファンド・セレクション 3位アライアンス・バーンスタイン

・世界のマネーが落ちつき取り戻し始めた。
 米景気に対する悲観論後退、原油価格や外国株の回復と歩調合せる形で
 日経平均株価も4日まで4営業日連続で上昇、前日比54円高の1万7014円で引けた。
 ダウ工業株30種平均も戻り歩調で、年初の高値に迫る。
 原油価格も1バレル35ドル台に乗せて2カ月ぶりの高値を付けるなど、
 リスクオフ一色だった2月中旬までの金融資本市場とは風向きが変わった。

・欧州中央銀行(ECB)3/10に開く理事会で追加の金融緩和策検討。
 銀行が余剰資金をECBに預けた際に課す手数料(マイナス金利)拡大柱に、
 複数の緩和策を組み合わせる可能性が高い。
 焦点の一つは、国債などの買い取り額を増やし量的緩和を拡大するかどうか。

・年明け以降続く原油や株式相場の低迷で不安視されてきた米景気の状態だが、
 4日発表2月の米雇用統計は市場の予想上回る好調な内容に。
 ダウ工業株30種平均は約2カ月ぶりに1万7000ドル台を回復。
 来週の3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ決める可能性は低いものの、
 年内の再利上げは可能との見方再び強まる。

・上場企業による自社株買いの動きが一段と増えている。
 2月に設定された取得枠は単月として10年9カ月ぶりの高水準。
 今年に入り株式相場が調整したため「自社株買いなら今」と判断する企業が増加、力強さ欠く相場の支援材料に。

・発掘実力企業:ニッチで稼ぐ() <> [終値円]

・会社がわかる 特集チヨダ <8185> [終値3010円]2016年2月期、9期ぶりに増収確保しそう。
 「男性向け」「実用一辺倒」というイメージも、女性客意識した明るくカジュアルな雰囲気の店いづくりや、
 高価格帯のプライベートブランド(PB)投入などの新戦略が実を結びつつある。
 18年2月期までの3年間で営業利益を47%伸ばす計画掲げ、反転図る。
 中期経営計画で、18年2月期まで配当性向50%、総還元性向100%の方針示す。

・世界の株式相場が安定しつつある中、日本株の戻りの鈍さが目立ち始めている。
 1カ月ぶりに1万7000円回復した日経平均株価も、昨年末(1万9033円)に比べればなお11%低い水準。
 米利上げ観測の後退が為替相場の円高・ドル安につながり、企業業績の伸びが鈍ることが警戒されている。
 昨年末比足モノとの株価がどの程度回復したか比較すると新興国で上昇が顕著に。
 ロシア、ブラジル、インドネシア、南アフリカといった資源国の株価指数は上昇に転じてきた。
 米ダウ平均も2%安の水準まで戻った。一方、日経平均は11%安は、中国の上海総合指数の19%安に続く低さ。
 背景には海外投資家の日本株への期待が下がっていること。
 日本株の先高観の薄さは、株価指数オプション市場にもうかがえる。
 上昇期待が高まると買われやすいコール(買う権利)の建玉は105万枚と、
 プット(売る権利)の119万枚を下回っている。

・原油相場に底入れ感。米国指標WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は4日、
 前日比1.35ドル高の1バレル35.92ドルで取引終えた。2カ月ぶりの高値水準。
 その日の時間外取引で36ドル台まで上昇。主要産油国の生産調整が本格化するとの見方が強まったほか、
 米景気への警戒も後退。原油先物を買い戻す動きも出ている。
 本格的な上昇トレンドになるのか。市場には、まだ下値警戒感もくすぶっている。

・OUT Look:今週の株式相場、日経平均株価は強含みの展開か。
 原油価格が持ち直しているほか、堅調な米経済指標で投資家の心理改善。
 上値のメドは1万7000円台半ばが意識されそう。ただ利益確定売りも出やすい。
 来週に日銀の金融政策決定会合や米連邦公開市場委員会(FOMC)控える中、週後半は上値追いずらく。
 今週は10日に開く欧州中央銀行(ECB)理事会が注目。
 市場の波乱要因になっている中国の動きにも注目。
 市場では今後の財政出動による景気下支え期待する投資家が多い。
 足元では円高に伴う国内企業の業績悪化への懸念も根強い。

・Wall Street:今週の米株式相場は翌週に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)にらみながら、
 一進一退の展開か。FOMCメンバー幹部からの発言に注目が集まる。
 米国株式相場は3週連続で上昇。
 今週7日に米連邦準備理事会(FRB)フィッシャー副議長とブレイナードFRB理事の講演が予定。

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数が上昇。

上位1位ブラジル週間騰落率18.01% 2位ロシア8.03% 3位シンガポール7.08% 4位インド6.44% 6位日本5.10%
下位25位ベトナム1.33% 24位スイス1.34% 23位ポーランド1.57% 22位英国1.70% 18位米国2.20%

・黒田日銀「マシンガン緩和」はあるか。
 市場を驚かせ円安・株高演出してきた「バズーカ」でなく、撃てる策を連打する「マシンガン緩和」はあるのか。
 黒田総裁は「量・質・金利の3つの次元での緩和」打ち出すと豪語。
 年80兆円のペースで国債購入する「量」の緩和は、17年半ばに元買い迎えるとの試算も。
 上場投資信託(ETF)など購入する「質」の面でも、購入増額は日銀の財務面への懸念高める恐れも。
 「マシンガン緩和」mの残された手段はマイナス金利の深掘りだが、その幅をどこまで拡大できるのか。

・黒田日銀「マシンガン緩和」はあるか。
 シナリオ点検、追加利下げの条件。

 シナリオ1:急激な円高・株安で拡大。キーポイントは1ドル110円。
 シナリオ2:デフレ心理改善へ先手。「期待に働きかける政策」を最も重視。
 シナリオ3:半年以上は見極め・静観。

・黒田日銀「マシンガン緩和」はあるか。
 マイナス金利、日銀の3つの誤算。
 「バズーカ第三弾」導入から2週間後に、円は一時1ドル110円台と「バズーカ第2弾」の前の水準まで上昇。
 日経平均株価も1万5000円割り込む。
 円安・株高に強力に作用するはずだった追加緩和が、なぜ今回は効かなかったか。

 誤算の一つが米経済の失速懸念。2つ目が欧州の銀行への経営不安。
 そして「マイナス金利政策導入以降、短期国債の金利より残存期間が20年以降の金利が大きく下がっている」。
 長期金利のマイナスが広がってしまったことが3つ目の誤算。
 3つ目の誤算の根底は、世界的に市場心理がリスクオフへの傾斜していること。
 世界の潮流に一国の中央銀行の力だけではあらが得ないという現実に直面させられたといえる。

(日経ヴェリタス)

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