
米大統領ネット規制緩和へ
- 2017年12月16日
- 株・投資ニュース情報
2017年12月16日(土)晴れのち曇り
・地域経済には明るさも、マイナス金利政策に伴い地方銀行の収益環境は日増しに厳しく。
上場地銀82行・グループの2017年4-9月期連結純利益は5399億円。前年同期比16%減、全体の6割の48が減益決算。
18年3月期純利益は8782億円と5年ぶりに1兆円を割り込む見通し。
メガバンクは金融とIT(情報技術)を融合するフィンテックへの対応を視野に入れ、業務量の削減を急ぐ構えを見せる。
そうしたメガの大リストラは対岸の火事でない。
ゆでガエル状態ともいえる地銀の思考停止が続けば、その分、万一の際の地域経済の禍根は大きくなる。
・政府15日、2018年度当初予算案の防衛関係費(米軍再編経費含む)を過去最高の約5兆1900億円とする方針。
ミサイル防衛(MD)強固にするため、6年連続で増額する。
・欧州連合(EU)15日首脳会議で、英国のEU離脱巡る通商協議を2018年1月から始めることを了承。
離脱後の激変を緩和する「移行期間」を設けることで合意。
EUと英国の自由貿易協定(FTA)などの議論は3月以降に先送り。
今後の交渉は一段と「時間との闘い」を強いられる。
・金融庁、東京証券取引所に上昇するファンドが投資できる公共施設の対象分野を空港や道路などに限定するルール撤廃、
あらゆる分野で投資できるようにする。
2020年東京五輪見据え、今は対象外のアリーナや体育館、観光施設などの整備に民間資金を呼び込む。
金融庁は18年にも規定変更する方向。
・民泊を全国で解禁する住宅宿泊事業法(民泊法)の施行(2018年6/15)まで半年となった。
17年も訪日外国人客は過去最多更新、2800万人に達する見通し。
政府は20年までに4千万人に増やす目標掲げる。
・2018年度予算案、一般会計歳出総額は97.7兆円前後で、17年度当初から0.3兆円程度から増え、過去最大を更新する。
税収が59.1兆円前後となり、1.4兆円程度増加する。
・トランプ米政権がインターネット事業の競争環境を大きく変える規制緩和に動き出した。
動画配信などの特定サービスに対し、
通信会社が速度優先的に引き上げる代わりに追加料金を取る「高速道路」のような契約認める。
ネット企業や消費者は負担増懸念も、高速通信を使う自動運転や遠隔医療を後押しする可能性がある。
今回の規制撤廃で恩恵を受けるのが通信会社。
動画配信などで高速通信を利用する人は負担増となる可能性が高まる。
その代わり、回線が込む時間帯でも滑らかな高精細映像楽しめる。
・日銀 <8301> [終値36350円]15日、
12月の全国企業短期経済観測調査(短観)では、大企業製造業の景況感が11年ぶりの水準まで回復。
欧米の主要国で経済が回復し、国内外の需要が底堅いため。
11年前は中国経済の急成長を背景に、戦後最長となった景気回復の終盤に当たる。
その後、リーマン・ショックに至った当時と比べ、今の回復は過熱感はないとの見方が多い。
・豊田通商 <8015> [終値4270円]15日、
電気自動車(EV)の電池活用した電力事業手がける米ベンチャー企業、ヌービーコーポレーションに出資。
日本などで新たな電力システムの普及に向けて連携。
・楽天 <4755> [終値1025.0円]「第4の携帯電話会社」として名乗りを上げ、日本の通信市場は新たな局面に入った。
安定した収益を稼ぐ大手3社の壁は厚い。
ただ、楽天はインターネット通販やクレジットカード決済で多数の会員を抱えるという強み持つ。
固定客を囲い込むことが追い上げのカギ握る。
・15日の東京株式市場でNTTドコモ <9437> [終値2686.0円]KDDI <9433> [終値2922.0円]
ソフトバンクグループ <9984> [終値8931円]の携帯大手3社株が急落。
楽天 <4755> [終値1025.0円]が自前で回線や設備持ち、携帯電話事業に参入する方針が引き続き材料視。
ここから【コロ朝プレミアム】に掲載
http://info.koronoasa.com/
週末の銘柄研究も掲載されています。
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・日銀 <8301> [終値36350円]15日、12月の企業短期経済観測調査(短観)、
大企業製造業の景況感示す業況判断指数(DI)が前回9月調査比3ポイント上昇のプラス25、5四半期連続で改善。
設備投資や輸出増、自動車、IT関連など幅広い業種のDIが上がった。
5期連続改善は約4年ぶり。雇用では人手不足が深刻さ増し、景気への悪影響を指摘擦り声も。
3カ月後を示す先行きは、世界経済の回復による需要増を原因とする資源、原材料の高騰を心配とする声が多く、
6ポイント下落のプラス19と5期連続で悪化。
※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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株式分割
オープンドア <3926> [終値5940円]2018年1/31 1株→3株
ユーザーベース <3966> [終値2840円] 12/31 1株→2株
ソースネクスト <4344> [終値1211円] 2018年1/31 1株→2株
ツナグ・ソリューション <6551> [終値4185円] 12/31 1株→3株
中本パックス <7811> [終値3500円] 2018年2/28 1株→2株
立会外分売
オールアバウト <2454> [終値1281円]12/22-26 67万6000株
公募・売り出し価格
ABホテル <6565> [IPO]1500円
オプティマスグループ <9268> [IPO]1800円
新規公開株
銘柄 コード 市場 発行株数 公募価格 主幹事証券 注目度
2017/12/15 イオレ 2334 マザーズ 公開株数 293,200 公開価格 1,890円 引受証券 SBI他 注目度 B
初値つかず 4350円買い気配
事業内容:グループコミュニケーション支援サービス「らくらく連絡網」
およびプライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)サービス「pinpoint」を中心とする
インターネットメディア関連事業
2017/12/18 歯愛メディカル 3540 JQS 公開株数 1,100,000 公開価格 3,300円 引受証券 日興他 注目度 B
事業内容:医療関係者向け通信販売事業など
2017/12/18 すららネット 3998 マザーズ 公開株数 258,700 公開価格 2,040円 引受証券 みずほ他 注目度 B
事業内容:オンライン学習教材「すらら」サービスの提供
2017/12/18 ナレッジスイートナレッジスイート 3999 マザーズ 公開株数 339,200 公開価格 2,000円
引受証券 いちよし他 注目度 B
事業内容:クラウドコンピューティング形式で提供されるグループウエアを含む
SFA(営業部門自動化)やCRM(顧客関係管理)などの営業支援システム開発・販売
2017/12/18 ジーニー 6562 マザーズ 公開株数 1,504,200 公開価格 1,350円 引受証券 野村他 注目度 A
事業内容:インターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP」を主軸としたアドテクノロジー事業
2017/12/19 みらいワークスみらいワークス 6563 マザーズ 公開株数 239,600 公開価格 1,840円
引受証券 SBI他 注目度 B
事業内容:コンサルタントのビジネスマッチングサービス「FreeConsultant.jp」の運営など
2017/12/20 森六ホールディングス 4249 東証 公開株数 3,910,000 公開価格 2,700円 引受証券 野村他 注目度 –
事業内容:化学製品全般を販売するケミカル事業ならびに自動車四輪部品、二輪部品を製造販売する樹脂加工製品事業
2017/12/20 オプトラン 6235 東証 公開株数 8,280,000 公開価格 1,460円 引受証券 大和他 注目度 A
事業内容:光学部品などの表面に各種機能膜を成膜(コーティング)する光学薄膜装置の製造・販売
2017/12/21 プレミアグループ 7199 東2 公開株数 5,566,000 公開価格 2,320円 引受証券 野村他 注目度 B
事業内容:オートクレジットを中心としたファイナンス事業、ワランティー(自動車保証)事業、
各種サービスを企画・提供する子会社および関連会社事業の管理運営
2017/12/22 ミダック 6564 名2 公開株数 381,800 公開価格 1,300円 引受証券 岡三他 注目度 C
事業内容:産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分や一般廃棄物の収集運搬、中間処理
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、反発し、3指数そろて過去最高値更新して終了した。
税制改革法案に反対を表明していた議員がこの日、支持に回る意向示し、議会通過期待が強まる。
この日は株価指数先物、株価指数オプションなど4つの取引期日が重なるクアドラブル・ウィッチングで、商い活況。
アップル(+1.02%)グーグル(+1.43%)フェイスブック(+1.00%)アリババ(+1.05%)エヌビディア(+2.75%)
ネットフリックス(+0.33%)アマゾン・ドット・コム(+1.35%)バイオジェン(+1.07%)
ラッセル2000(+1.56%)HTG(ハイイールドファンド)(+0.01%)NBI(バイオテクノロジー株指数)(+1.38%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約107億株、過去20日間平均約67.3億株を大幅に上回る。
週間ベースでは、ダウは1.3%高、4週続伸(累計5.5%上昇)
ナスダック総合指数は1.4%高、3週ぶりに反発、S&P500種指数は0.9%高、4週続伸(同3.8%上昇)で取引を終えた。
欧州株式市場の主要3指数は、仏は3営業日続落も英独は3営業日ぶり反発。
ギリシャ(アテネ総合)株価指数(+0.02%)、イタリア(MIB)株価指数(-0.44%)とまちまち。
週末15日の東京株式市場で日経平均(-0.62%)は4日続落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.81%)も3日続落。
東証1部出来高は18億4421万株、売買代金は3兆3299億円。
東証1部騰落数は値上がり629(30%)銘柄、値下がり1,343(65%)銘柄、変わらず81(3%)銘柄に。
業種別ランキングでは6業種上昇、27業種下落に。
値上がり上位は、水産・農林、空運、小売業、証券商品、パルプ・紙、、ガラス土石。
値下がり上位は、情報・通信、海運、電気・ガス、その他金融、鉄鋼、不動産、陸運、・・・
東証1部値上がり上位は、ソルクシーズ <4284> [現在1008円 +150円]東海カーボン <5301> [現在1306円 +173円]
日本カーボン <5302> [現在4880円 +565円]SBIHD <8473> [現在2568円 +292円]
値下がり上位は、ファーストロジ <6037> [現在2080円 -428円]ヤ―マン <6630> [現在1890円 -228円]
亀田製菓 <2220> [現在5020円 -490円]As-meエステ <7872> [現在1111円 -104円]
3メガバンク三菱UFJ <8306> [現在798.5円 -11.1円]みずほ <8411> [現在200.8円 -1.9円]
三井住友 <8316> [現在4792円 -29円]
東証マザーズ(-0.83%)は7日ぶり反落、
日経ジャスダック平均(+0.11%)は2日続伸、東証2部(-0.14%)は7日ぶり反落で終了。
週間ベースでは、日経平均株価は1.1%安、2週続落、東証株価指数(TOPIX)0.6%安、4週ぶり反落。
東証マザーズ指数は1.5%高、4週続伸(累計4.8%上昇)、日経ジャスダック平均は0.9%高、4週続伸(同5.5%上昇)、
東証2部指数は2.6%高、4週続伸(同6.7%上昇)で終了。
東証1部市場と、新興市場との差が鮮明となっております。
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