
ゲームチェンジャー
- 2017年12月17日
- 日経ヴェリタス
2017年12月17日(日)晴れ
・ゲームチェンジャー 日本株、時代のエースは。
破壊力を持つゲームチェンジャーは米国に多い。
ネット通販に革命をもたらすアマゾン・ドット・コム、グーグル傘下に持つアルファベット。
米国株が割高感を指摘されながらも最高値を更新するのは、これら新興IT勢の存在が大きい。
・ゲームチェンジャー 日本株、時代のエースは。
翻って日本株。衆院選後に急伸した日経平均株価は2万3000円の節目を前に足踏みが続く。
日本株が一段高を演じるには市場をけん引するゲームチェンジャーが必要。
その芽も出てきた。トヨタ <7203> [終値6966円]のような代表銘柄でさえ、
電気自動車(EV)市場での生き残りをかけ、EV性能を大幅に改善する「全固体電池」投入でゲームチェンジャー目指す。
・ゲームチェンジャー 日本株、時代のエースは。
運用開始から基準価格を10倍に引き上げた「テンバガー」ファンド運用する
アセットマネジメントOneの岩谷渉平ファンドマネージャーが着目は仮想通貨の決済などに使うブロックチェーン技術。
企業も動き出す。LIFULL <2120> [終値1084円]は自社の不動産情報をブロックチェーンで管理する取り組み進める。
既存のビジネスの仕組みを壊し、需要を取り込む「破壊型」といえる。
スタートトゥデイ <3092> [終値3550円]自動採寸スーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」が市場の話題。
内蔵センサーが身体のサイズを自動で測り、
試着なしで自分にぴったり合った服を探しやすくなり「アマゾンに対してすら優位に立てる可能性がある」。
既存のビジネスモデルを見直すことで商機広げる「改革型」の典型。
鹿島 <1812> [終値1156円]コマツ <6301> [終値3804円]が共同開発した無人建機。
ヒトはスタートボタンを押すだけ。あとは人工知能(AI)が何をすべきか判断する。
今や日本経済にとって最大のボトルネックとなった人手不足。
ビジネスを再構築し、危機をチャンスに変える「再構築型」のモデル。
・15日の日経平均株価は2万2553円で取引を終えた。
週間では257円(1.13%)下落し、2週連続のマイナスになる。
足元の日本株相場は「買い手不在」との声が多く、心理的な節目の2万3000円を前に足踏みしている。
11月上旬まで日本株を買い越した海外勢は売り圧力を強めていた。
「12月に決算期末を迎える海外勢は多く、クリスマス休暇前に高値圏にある日本株に利益確定売りを出している」と。
来年は欧州中央銀行(ECB)も量的緩和の縮小を始める予定で、金融政策による追い風は徐々に薄れる公算が大きい。
「世界で資金供給量が減少に転じれば過剰流動性の相場が終わり、世界の株式相場が崩れるリスクに注意すべき」とも。
・ゲームチェンジャー 「低生産性=日本」を変える。
ゲームチェンジャーのうち、既存の事業モデルを破壊し、新たな需要取り込むのが「破壊型」。
LIFULL <2120> [終値1084円]保有する住宅データのブロックチェーン化を実証実験。昨年末株価騰落率36.9%
東京海上 <8766> [終値4999円]ブロックチェーンを使って必要書類を当事者間で共有。4.2%
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://info.koronoasa.com/
・ゲームチェンジャー 「低生産性=日本」を変える。
ゲームチェンジャーのうち、既存の事業モデルやバリューチェーンを見直すことで商機広げ、
自社の利益を極大化するのがが「改革型」。
スタートトゥデイ <3092> [終値3550円]自動採寸する「ゾゾスーツ」。ネットアパレルのボトルネック解消 75.8%
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.koronoasa.com/
メルカリ(非上場)取引相手に住所明かさずに済む個人間ネット取引の問題解消。
・ゲームチェンジャー 「低生産性=日本」を変える。
ゲームチェンジャーのうち、既存の事業モデルを一旦壊し、再構築して新たな需要生み出す。
改革型より一歩踏み込んだ形が「再構築型」。
鹿島 <1812> [終値1156円]工事現場で複数の建機を自動運転で同時運用するシステムを開発 昨年末株価騰落率 42.9%
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
・仮想通貨ビットコインの先物の上場が相次ぐ。
10日のシカゴ・オプション取引所(CBOE)に続き、18日にはシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)が先物取引始める。
米大手金融機関は取引に慎重な姿勢を崩してはいない。
個人の投機マネーが集中する現物のビットコイン相場は1日の変動率が2~3割に達する日もある。
15日には一時1万7000ドル台の最高値更新し、わずか1カ月で2倍になった。
・株式市場でも仮想通貨関連銘柄に動き。日経平均株価 昨年末比騰落率 18%
ビックカメラ <3048> [終値1672円]店頭でビットコイン決済に対応 昨年末比騰落率 56%
セレス <3696> [終値2072円]子会社がマイニング事業開始 23%
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://info.koronoasa.com/
・発掘実力企業:自己資本利益率(ROE)改善(19)手間いらず <2477> [終値2908円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://kabushiki.koronoasa.com/
・OUT Look:今週(18~22日)の株式相場、
日経平均株価は、米国の大型減税法案が週内に成立する可能性が高まったことを受け、節目の2万3000円目指す展開に。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/koroasamembers/
・Wall Street:今週の米株式相場は、米税制改革法案の採決が最大の注目点。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://info.koronoasa.com/
・ランキング:2017年後半に上昇した新興株(時価総額50億円以上、6月末と12/15終値比較)
上位には、消費者のニーズを捉えて成長する外食、サービス、IT(情報技術)関連の銘柄が多く入った。
1位串カツ田中 <3547> [終値4675円]株価上昇率286.4% 業種サービス 増配や株式分割好感
2位サムライJAPAN <4764> [終値4755円]273.8% サービス
3位NF回路設計 <6864> [終値2570円]247.3% 電気機器
7位NMSHD <2162> [終値1989円]224.5% サービス 製造業派遣の伸び支え
22位ビリングシステム <3623> [終値14350円]サービス スマートフォン(スマホ)決済サービスに期待
39位昭和真空 <6384> [終値2225円]97.6% 機械 今期業績上方修正
・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち16指数が上昇。
上位1位ロシア週間騰落率2.57% 2位マレーシア1.85% 3位インドネシア1.47% 4位米国1.33% 5位英国1.31%
下位25位イタリア▲2.98% 24位南アフリカ▲1.39% 23位日本▲1.13% 22位フランス▲0.92% 21位中国▲0.73%
・2018年バロンズ推奨10銘柄。
米アルファベット、米デルタ航空(この2社は昨年も推奨10社に選ばれていた)
米投資会社バークシャー・ハザウェイ、独自動車大手、フォルクスワーゲン(VW)、
米石油・天然ガス採掘会社パイオニア・ナチュラル・リソーシズ、米半導体製造装置アプライドマテリアルズ、
米石油・ガス輸送サービスエンタープライズ・プロダクツ・パートナーズ、米金融サービスアライ・ファイナンシャル、
米医療保険大手アンセム、米食品サービスUSフーズ・ホールディング。
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