最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

覚醒する巨像


2017年4月1日(日)晴れ

・覚醒する巨像 沸き立つ内需、中国しのぐフロンティア
インドで今、中間所得層の株式投資が活発に。
2017年度の国内投資家の株式投信への資金流入額はすでに前年度の2倍を超えた。
海外からの資金流入も急増。野村アセットマネジメントのインド株投信の純資産残高は1年間で2倍に。

・覚醒する巨像 沸き立つ内需、中国しのぐフロンティア
インドの人口は中国に次ぐ世界2位。24年に中国を超え、国内総生産(GDP)でも60年までに世界2位になるとの予測も。
インドは有望なフロンティア市場。
眠れる巨像が目覚めたのは14年。総選挙で30年ぶりに与党が単独過半数を獲得し、
首相に就いたナレンドラ・モディ氏は「モディノミクス」と呼ばれる経済改革を実行。
インフラ整備や新事業創出が加速した。

・覚醒する巨像 沸き立つ内需、中国しのぐフロンティア
モディ政権はインド全土でスマートシティを100カ所つくる。
インドの実像5つの特徴「INDIA」。
インドではインフラ(Infrastructure)整備が進み、新事業(New business)も相次ぐ。
人工と共に内需が増え、国内市場(Domestic market)が拡大・安定し、投資(Investment)も勢いが増す。
そしてアドハー(Aadhaar)と呼ぶマイナンバー制度が成長をさらに後押しする。
5つの要素が緊密に絡み成長するインド。所得ではまだ中国の背中は遠く、貧富の差など課題も多い。
覚醒する巨像は、虎(中国)をしのぐか。

・円ドル相場に前週28日に、異変。
一貫して円売り・ドル買いが続き、1日で1円50銭近く円が下落。
1日の下落幅としては約4年半ぶりの水準。
市場では年初の112円台から104円台まで進んだ円高基調の転換を示唆する動き、との見方が出ている。
市場の視線がファンダメンタルズに移れば、円相場は「2カ月程度は下落トレンドに入る」との見方も。

・覚醒する巨像 『I・N・D・I・A』が投資呼ぶ。
Infrastructure:電力・トイレ・・・ インフラに10兆円
モディ政権が最重要視しているのがインフラの整備。
2018年予算案では、インフラ関連に約6兆ルピー(10兆円)投じる方針。
東京電力HD <9501> [終値410円]中部電力 <9502> [終値1503.0円]折半出資会社「JERA」(東京・中央)、
インドの再生可能エネルギー企業「リニューパワー」に2億ドル出資。
LIXIL <5938> [終値2376円]は今年1月、現地の衛生陶器製造企業買収し、現地生産を年200万個に拡大する計画。

・覚醒する巨像 『I・N・D・I・A』が投資呼ぶ。
New bisiness:世界3位の起業大国
インドの起業数は世界3位の起業大国。電子商取引(EC)のフリップカートやスマホ決済のペイティーエム、
配車サービス大手オラなど、有望なスタートアップ企業には、
ソフトバンクグループ <9984> [終値7950円]などの投資家の資金が流れ込み、
時価総額10億ドル以上の「ユニコーン」が次々誕生する。
「20年にはユニコーンは50社近くに増える」との見方も。

・覚醒する巨像 『I・N・D・I・A』が投資呼ぶ。
Domestic market:中間層勃興、消費に期待。
インドの自動車や冷蔵庫など耐久消費財の普及率、1人当たりGDPは1960年代の日本の高度成長期とほぼ同水準。
「今のインドはまさに『三丁目の夕日』そのもの」とも。
インドのテレビ保有者の比率は約6割と世界平均の92%より低いが、年2~3%ずつ高まっている。
テレビ広告はヒンドスタン・ユニリーバなど日用品企業が全体の半分を占め、「日油品企業は速いペースで成長」と。
中間層所得者層は2025年までに現在の倍の5億5000万人まで増え、内需が巨大な成長エンジンとなる。
全体の消費に占める小売りチェーンの割合は米国の95%、中国60%に比べて、わずか10%。
消費市場の成長余地はまだ大きい。

・覚醒する巨像 『I・N・D・I・A』が投資呼ぶ。
Investment:海外からの証券投資、2017年度は3倍に。
モディ政権発足の2014年度、国内投資家の株式投信への資金流出入は流出超から流入超に転じた。
流入超過額は累計3兆5000億ルピー(約5兆8000億円)に上る。
インフレ率の低下も資金流入の一因。13年に前年比で10%前後の物価上昇率が、17年に4%まで低下。
インフレ率低下が試算の組み換え促している。「金から株などに資金映す動きも広がる」。
海外の資金もインドに向かう。海外からの証券投資は17年度に前年度の3倍近くに。
インドの規制で直接個別株に投資するのに制限があるが、現地投資家と同じく投資信託の販売が増加基調に。
直接投資も14年度からの累計額は2000億ドル超。今後も投資拡大が見込まれる。

・覚醒する巨像 『I・N・D・I・A』が投資呼ぶ。
Aadhaar:マイナンバー制度連携サービス続々
アドハーはヒンディー語で「基礎」を意味。
2009年導入された12ケタのマイナンバー制度で、指紋や目の虹彩でも認証できる。
普及率がほぼ100%近くに達し、様々な変化が起こっている。
補助金の不正受給がなくなり、一方所得など捕捉しやすく。
政府はアドハーのシステム仕様公開、民間企業で連係サービスの開発が活発に。

・覚醒する巨像 『I・N・D・I・A』が投資呼ぶ。
一部のインドの個別株は米預託証券(ADR)など通じ購入できる。

金融サービス、アドハーで恩恵
HDFCバンク 時価総額752億ドル インド準備銀行の一部から独立。融資や投資銀行業務など幅広く展開
ICICIバンク 274億ドル インド全土に支店網置く大手銀行。投資サービスにも注力

中間層の拡大で需要増期待
タタ・モーターズ 159億ドル 自動車大手。英ジャガー・ランドローバーを傘下に置く。
ドクター・レディース・ラボラトリーズ 52億円 製薬大手。米国などで後発薬開発
メイクマイトリップ 35億ドル インドのオンライン旅行予約最大手。現地ホテル数多く所有。
エロス・インターナショナル 7億ドル 「ポリウッド」映画の製作・配給大手。海外にも配給。

IT投資が追い風
インフォシス・テクノロジーズ 379億ドル ソフトウエア開発大手。海外売上高比率高い。
ウイプロ 195億ドル インフォシスに次ぐIT大手。日本にも拠点。
WINSホールディングス 22億ドル 金融や会計サービスをアウトソーシングで請け負う。
シティ・テクノロジーズ 3億ドル 電子商取引サービスなど提供。

インフラ開発取り込む
アジューレ・パワー・グローバル 3億ドル 太陽光発電事業者。スマートシティ開発に参画。

・覚醒する巨像 『I・N・D・I・A』が投資呼ぶ。
主なインド関連の日本企業

インフラ・建設
東洋エンジ <6330> [終値1009円]インドでの事業歴50年超。肥料プラントなどに強み。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

中間層の拡大
ダイキン <6367> [終値11735円]エアコンシェア首位。2つ目の工場が昨年稼働。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

現地事業に出資
ソフトバンクグループ <9984> [終値7950円]現地のモバイル決済大手や配車サービス企業に出資。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・ニトリHD <9843> [終値18805円]株価が3/28に逆行高。
2019年2月期の連結営業利益見通しを前期比6%増、990億円と発表。
市場予想の平均(1035億円)を下回ったものの、株価は3%上昇。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・発掘実力企業:マイクロ株(4)ファンデリ― <3137> [終値2087円]塩分やカロリーを抑えた宅配サービスを展開。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/

・注目企業ここが知りたい ホンダ <7267> [終値3660.0円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・「月初の株高」は本当か。投信購入、最適なのはいつ?
株式市場で毎月第1営業日の株価が上昇する「月初の株高」。今年2月まで日経平均株価は20カ月も上昇続いた。
投資信託で積み立て投資を手掛ける個人投資家の資金の多くが月初に買い付けに回るのが一因とされるが、
一方で「月初めの購入は不利ではないか」との見方が浮上。
最近は※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・金相場が底堅い。指標となるニューヨーク市場の金先物は3月末の時点で
1トロイオンス1320ドル台の高値が続き、1300~1360ドル台の狭い範囲で推移。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・OUT Look:今週(2~6日)の株式相場、日経平均株価は2万2000円をうかがう展開となりそう。
日米の政治不安が高まる中で株価の下落基調が顕著だったが、
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・Wall Street:今週の米株式相場はフェイスブックなど、ハイテク株が相場の重荷になりそう。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・仮想通貨技術を使った資金調達(ICO=イニシャル・コイン・オファリング)で、詐欺が横行。
全体の8割が詐欺との調査結果も。

・ランキング:証券アナリストが2019年3月期の業績の先行きに弱気になった銘柄を調べた。
市場予想(QUICKコンセンサス、3社以上の予想平均値)を昨年末時点比、最終損益の下方修正幅が大きい順にランキング
上位には自動車や電子部品など輸出企業が並ぶ。
1位日産自 <7201> [終値1104.0円]19年3月期の予想昨年末比修正幅 ▲425.11億円 苦戦の米国、先行き不透明
2位SUBARU <7270> [終値3487.0円]▲245.3億円 3位富士通 <6702> [終値654.8円]▲188.63億円
14位セイコーエプソン <6724> [終値1891円]▲48.78億円 北米で競争激化、販促費増加。
15位飯田GHD <3291> [終値1988円]▲47.64億円 建物など原価上昇で利幅縮む
19位清水建設 <1803> [終値951円]▲40.87億円 好採算の工事受注できぬ懸念。

・4月は2001年以降、毎年海外投資家の現物買い越しが観測される月。
この季節性の背景は、米国の個人への税還付だとみている。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

世界の株式市場は日米欧が優勢な展開に。

上位1位日本週間騰落率4.06% 2位米国2.42% 3位スイス2.01% 4位英国1.95% 5位ベトナム1.81%
下位25位ポーランド▲2.08% 24位南アフリカ▲1.93% 23位トルコ▲1.43% 22位豪州▲1.01% 21位タイ▲1.00%

・プロが語る、18年度の有望銘柄。
ヴェリタス10周年トップアナリストセミナー(3/26開催)

【家電・AV】中根康夫氏(みずほ証券)
ソニー <6758> [終値5146円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

【電子部品】佐渡拓実氏(大和証券)
TDK <6762> [終値9590円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/

【機械造船】斎藤克史氏(野村証券)
コマツ <6301> [終値3547.0円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/

【運輸倉庫】長谷川浩史氏(SMBC日興証券)
ヤマトHD <9064> [終値2668.5円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/

・黒田日銀「第2幕」を読む
「黒田日銀」の第2幕が始まった。再任された黒田東彦総裁の任期は2023年4月までの5年間。
黒田日銀は手詰まりとの指摘もある。
消費者物価指数(CPI)2%上昇の達成に向けた手立てはあるのか。
市場が見据える3つのシナリオ
1.長期金利引き上げ。史上最も有力視。
外為市場は今、出口をにおわす動きに敏感。引き上げるなら投資家との対話に心を砕く必要がある。
2.上場投資信託(ETF)買い入れ「最大枠」設定か。
もう一つの有力な次の一手はETFの買い入れの見直し。今、ETFの保有残高が年間約6兆円分増えるよう買い入れ。
年間6兆円分という買い入れ枠を変えるとの見方も。
3.共同声明見直し検討する向きも。
共同声明の見直しは政府との調整必要で現時点では実現性が高くないとみられる。

※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済
http://www.koronoasa.com/info/

日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
そして産経新聞を元証券マンの目でいいとこ取り!?
ディトレード・スイングトレードの種が満載。市場の噂も好評です。
忙しい朝の時間と手間の短縮と費用の縮小に『コロ朝プレミアム』
こちらをクリック  http://www.koronoasa.com/info/

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5

URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/?page_id=30
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから