
隠れ好調企業を探せ
- 2018年11月04日
- 日経ヴェリタス
2018年11月4日(日)晴れ
・隠れ好調企業を探せ 慎重見通しの裏を見抜く
10月下旬に本格化した企業決算発表で、経営者からは米中貿易戦争の影響について慎重な声が相次ぐ。
2日までに新興国通貨安や原料高、災害などの悪材料理由に、
業績を下方修正したのは157社と上方修正(143社)を上回り、上方修正が多かった昨秋より慎重さが目立つ。
上場企業の純利益見通しは2日時点で、前期比ほぼ横ばいにとどまる見通し。
・隠れ好調企業を探せ 慎重見通しの裏を見抜く
企業の実績や見立てはやや方向感が異なる。10/29の取引時間中に決算発表した三菱電機 <6503> [終値1506.5円]、
日経平均株価が小幅安に沈む中で逆行高に。
同日引け後決算発表したファナック <6954> [終値21095円]も翌日3%高と、日経平均の1%高を上回る伸び。
・隠れ好調企業を探せ 慎重見通しの裏を見抜く
2日発表の10月の米雇用統計では雇用者数の増加に加え、
賃金上昇が9年半ぶりに3%を上回り、世界景気の拡大期待が強まった。
「7-9月期は設備投資の急減など貿易戦争の影響の悪い部分が表れた。
中国のインフラ投資需要は旺盛で、10-12月期から持ち直す」との分析も。
円相場が落ち着いていることも支えに。
・隠れ好調企業を探せ 慎重見通しの裏を見抜く
上方修正した企業は市場で高い評価を得ている。
象徴がソニー <6758> [終値6190円]で、10/30には画像センサー、ゲーム、音楽の3本柱で通期業績の上方修正を発表。
翌31日の株価は5%高となった。
2003年の業績予想の下方修正が「ソニーショック」として日経平均の下落を招くなど、
良くも悪くも相場の転換点で重要な役割を演じてきたソニー。
「今回はポジティブな転換点となる可能性が高い」との分析も。
・隠れ好調企業を探せ 慎重見通しの裏を見抜く
株価の本格反転に向け市場関係者が最も期待を寄せるのが、
上期の進捗率が高いのに通期予想は据え置いた「隠れ好調組」。
日本電産 <6594> [終値14705円]や日立 <6501> [終値3533.0円]が当てはまる。
業績見通しを変えなかった代わりに、増配や自社株買いを発表した例も多い。
「株主還元の強化は業績の先行きに対して自信があることの表れ」との指摘も。
・隠れ好調企業を探せ 慎重見通しの裏を見抜く
隠れ好調組は、今期だけでなく来期業績への期待もつなぐ。
先週、アジアの機関投資家約30社を訪問したJPモルガン証券坂上氏は
「今期に減益か増益率が低い銘柄ほど、来期のハードルが低く増益の確度が高い」などと説明。
海外発の悪材料に見舞われながらも、市場では株価は早晩、力強さを取り戻すとの声がある。
・隠れ好調企業を探せ 通期上振れの芽 どこに。
リスク要因を挙げて慎重な業績見通しを示すのは、日本企業のクセ。
通期見通しが期待外れに見えても、業績上振れの芽は潜んでいる。
・隠れ好調企業を探せ 通期上振れの芽 どこに。
通期見通しが慎重な「隠れ好調」企業
通期見通し「据え置き」
日立 <6501> [終値3533.0円]経営者コメント 西山光秋失効専務
「貿易摩擦から波及するマクロ経済の冷え込みなどについては非常に見通しにくい」
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・隠れ好調企業を探せ 通期上振れの芽 どこに。
通期見通しが慎重な「隠れ好調」企業
上方修正
信越化 <4063> [終値10000円]斎藤恭彦社長「(業績見通しは)保守的な姿勢崩さず、足元の収支を見て修正した」
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・隠れ好調企業を探せ 通期上振れの芽 どこに。
実態なき慎重予想 想定レートも円高
足元は町長でも、慎重な通期業績見通しを掲げる企業を見抜くヒントは大きく分けて2つある。
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・隠れ好調企業を探せ 通期上振れの芽 どこに。
機関投資家、割安株には買い。
株式市場では主要企業の18年4-9月期決算について「思ったほどよくない」と受け止める投資家が多い。
米中貿易摩擦の影響等マイナス材料が意識され、警戒感が先行。
ただ前週(10/29~11/2)の日経平均株価は週末にかけて急伸し、
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・隠れ好調企業を探せ 荒天に強い世界の企業は。
世界を見渡せば、中長期の構造変化につなげる企業はたくさんある。
GAFA(米グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)の陰に隠れがちだが、3つの有望分野を探る。
【デジタルインフラ】GAFAだけじゃない 継続課金モデルで稼ぐ
デジタル経済の新インフラ~定額課金で伸びる。
マイクロソフト(米)業務ソフトの課金サービス
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・隠れ好調企業を探せ 荒天に強い世界の企業は。
世界を見渡せば、中長期の構造変化につなげる企業はたくさんある。
【シェア決済】シェア押さえ安定収入
世界のインフラで稼ぐ
VISA(米)決済サービス大手。個人消費が拡大すれば収益に
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・隠れ好調企業を探せ 荒天に強い世界の企業は。
世界を見渡せば、中長期の構造変化につなげる企業はたくさんある。
【先端ヘルスケア】長生き需要つかみ成長
長生き需要つかむ
ユナイテッドヘルス・グループ(米)医療保険大手。IT活用した医療データ分析にも強み。
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・トランプ米大統領の政権運営に国民が審判を下す6日の米中間選挙が目前に迫る。
トランプ氏が率いる共和党が上下両院で過半数の議席維持で切るかどうかが最大の焦点。
金融市場は不安と楽観が渦巻く。
・MARKETS STOCK
株式市場に高まっていた過度な悲観論が後退。
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・MARKETS COMMODITY
原油相場が軟調。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)原油先物は
2日に一時1バレル62ドル台後半と4月以来、約半年ぶりの安値を付けた。
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・MARKETS STOCK 仮想通貨
インターネット上の仮想通貨ビットコインの値動きは膠着感強まっている。
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・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち24指数が上昇。
上位1位南アフリカ週間騰落率7.37% 2位香港7.16% 3位ポーランド5.52% 4位日本5.00% 5位インド4.98%
下位25位メキシコ▲0.78% 24位フィリピン1.08% 23位マレーシア1.83% 22位インドネシア2.10% 20位米国2.36%
・読者が選ぶ注目企業 オリックス <8591> [終値1831.0円]金融、利ザヤ縮小にどう対応。
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