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現金よさらば


2019年10月13日(日)快晴

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
人口600万人の東南アジアの小国カンボジア。月内にもブロックチェーン(分散型台帳)技術活用したデジタル通貨始める。
カンボジア国立銀行(中央銀行)が7月から試験発行する「BAKONG(バコン)」。
スマートフォン専用アプリをダウンロードすれば、
銀行や商業施設でQRコードをかざすだけで、自国通貨リエルか米ドルで簡単に送金や決済できる。
すでに約10万人が利用。決済額は1日あたり1800万ドル(約20億円)に膨らむ。

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
国際決済銀行(BIS)のリポートによれば、現在40を超える中銀が何らかの形でデジタル通貨の研究に取り組む。
急先鋒は中国。中国人民銀行易網総裁は9月下旬、「デジタル人民元」の研究に初めて言及、近い将来の発行可能性を示唆。
人民元は2014年からデジタル通貨の研究に着手。17年に人民元デジタル通貨研究所設立、出願中のデジタル通貨関連技術は74件。
中国がデジタル通貨の開発に力入れるのは、人民元の国際化や利便性向上という表向きの理由に加え、「米国による通貨覇権への対抗も意識」。

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
「デジタル通貨競争」を加速させたのは米フェイスブックが6月発表したデジタル通貨「リブラ」構想。
世界の3分の1強に相当する27億人の利用者を抱えるフェイスブックの事業基盤を使い、20年にも「新通貨」が誕生する。そんな期待も渦巻いた。
ここへきて、リブラ計画には暗雲。米ペイパルHDが「現時点では参加見送る」と表明。米イーベイや米ビザも加盟見送ると明らかに。
背景には政府や中銀など当局の強い反発。

・現金よさらば デジタル通貨が変える世界
デジタル通貨への移行は銀行離れを加速させ、既存の金融機関を「負け組」に追い込む可能性もある。

・現金よさらば 震源地はリブラ構想
なぜ各国中銀が相次ぎ、デジタル通貨に取り組んでいるのか。
第1に金融政策の問題。仮にリブラが実現し、預金・送金・決済の利便性が高いとみなされた場合、
ドルやユーロ、円などの既存の法定通貨から、リブラへの「乗り換え」が進む可能性がある。
第2の理由は、国民に金融サービスを広く行き渡らせる「金融包摂」に中央銀行デジタル通貨(CBDC)が適しているとの考え。
自国通貨への信認が低い国々でも、デジタル通貨発行テコに、金融政策の実効性を高めたいとの思惑がある。
将来的にリブラや各国のCBDCが相互連携して「世界共通通貨」が生まれる。そんな未来が絵空事とは言えなくつつある。

・・現金よさらば
デジタル通貨が実現した場合、「恩恵」と「逆風」を受ける主な銘柄
恩恵:アイリッジ <3917> [終値854円]地域電子通貨プラットフォーム「MoneyEazy」を展開
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

逆風:銀行など金融機関 決済や預金などの機能喪失するリスク
グローリー <6457> [終値3010円]金融機関向け両替機や釣銭機などで高い国内シェア
セコム <9735> [終値9735円]警備業界最大手。現金の取り扱い減で需要後退
小森コーポ <6349> [終値1182円]国内唯一の紙幣印刷機メーカー
日本金銭機械 <6418> [終値925円]貨幣処理機大手で紙幣の識別機器手掛ける

・半導体、底入れサインは本物か
半導体市況に底入れの兆しが出てきた。
鉱工業生産では、「電子部品・デバイス工業」の生産が2カ月連続で増加。
韓国サムスン電子が8日、2019年7-9月期連結営業利益(速報値)は4-6月期比17%増加。
市場では業績底入れが好感され、半導体市況回復のシグナルと受け止められた。

・半導体、底入れサインは本物か
半導体市場は調整局面が続いてきた。
しかし、市況低迷が約1年半続き、株価には変調みられる。
主要な半導体株で構成する米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は過去最高値圏まで上昇。
過去の経験則から、市場が「20年前半にも市況が回復する」ことを織り込み始めたといえる。
市場は2つの側面から変化の兆候かぎ取り始めている。
1つはメモリー価格に下げ止まりの傾向が見え始めたこと。
2つ目は、データセンターやスマホ向け需要の回復。

・・半導体、底入れサインは本物か
市況回復の恩恵が大きそうな銘柄の筆頭格は、東京エレク <8035> [終値21505円]。
売上高に占めるメモリー装置の比率が約半分と、他社に比べて高い。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・半導体、底入れサインは本物か
半導体の好不況の周期的な変動を示す「シリコンサイクル」。
従来は3~4年周期とされてきたが、近年は好況の時期が長くなっているとの指摘がある。
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・安川電機 <6506> [終値3810円]業績に逆風。
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・イノベ企業ファイリング 識学 <7049> [終値1485円]経営者を対象に組織運営手法をコンサルティングする。
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・読者が選ぶ注目企業 ここが知りたい 日立建機 <6305> [終値2533円]逆風の建機、2強にどう挑む
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・MARKETS FOREX
日銀 <8301> [終値32800円]10月会合で追加緩和に動くとみる外為市場関係者全体の4割弱で、
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・MARKETS STOCK 需給改善期待で日本株底堅く。
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・MARKETS COMMODITY 天然ゴム、上値の重さ続く
米中貿易摩擦の長期化懸念で中国景気が減速。自動車のタイヤ向け需要が減るとの思惑から、天然ゴムは売り優勢。

・MARKETS 仮想通貨
インターネット上の暗号資産(仮想通貨)ビットコインの相場が戻りを試している。
情報サイトコインディスクによるとドル建て価格は日本時間11日時点で1ビットコイン=8500ドル程度と前週末(8100ドル程度)上回る。

・世界株式番付:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち21指数が上昇。

上位1位ドイツ週間騰落率4.15% 2位イタリア3.24% 3位フランス3.23% 4位南アフリカ2.98% 5位中国2.36% 10位日本1.82%

下位25位トルコ▲4.29% 24位メキシコ▲0.47% 23位マレーシア▲0.05% 22位台湾▲0.04% 21位ベトナム0.43% 19位米国0.91%

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