
コロナに負けない革新力
- 2020年03月29日
- 日経ヴェリタス
2020年3月29日(日)小雨から雪も
・コロナに負けない革新力 「遠隔」が切り拓く新市場
未曽有のコロナ危機を抑え込むため、主要国は金融と財政の両面から大規模な施策を繰り出す。
米国では連邦準備理事会(FRB)が無制限の量的緩和策の導入を決定。
トランプ政権と与野党の議会指導部は大規模な景気刺激策で最終合意。
米国株の上昇に支えられ、日経平均株価も回復基調に転じた。
・コロナに負けない革新力 「遠隔」が切り拓く新市場
世界の人の流れが同時に止まり富が失われていく経験は我々の意識を変え、特異な状況が新常態にになっていく。
例えば働き方。大都市のロックダウンの可能性が出てきた今、「仕事は会社でするもの」という常識が崩れ、在宅勤務こそが新しい常態となる。
実際、ウェブ会議ツールを世界で展開する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは2月以降、アプリのダウンロード数が急増。
米ナスダック上場の株価は昨年末比で2倍強に。
日本でも同様のツール手掛けるブイキューブ <3681> [終値933円]への引き合いが急増、足元の株価は年初来高値圏にある。
・コロナに負けない革新力 「遠隔」が切り拓く新市場
進学塾を展開する早稲田アカデミー <4718> [終値930円]講師による充実した対面指導を売り物にしているが、
コロナ対応による休校期間中、突貫作業で映像授業のネット配信に踏み切る。
・コロナに負けない革新力 「遠隔」が切り拓く新市場
23日、厚生労働省がコロナ患者が爆発的に増えた場合、自宅療養する軽症者へのビデオ通話によるオンライン診療を保険で特例的に認めると発表。
24日、LINE <3938> [終値5190円]と共同でオンライン健康相談展開するエムスリー <2413> [終値2975円]の株価は前日比3%高に。
・コロナに負けない革新力 「遠隔」が切り拓く新市場
危機から生まれる新常識をテコに、たくましく成長しようとする企業群。
混乱が去った後も、旧来型ビジネスモデルに取って代わり、経済再生を支え社会を変える可能性がある。
チャレンジ銘柄の実力に迫る。
・コロナに負けない革新力 リモートという新思考
特定の場所に集まる必要があるのか。新型コロナウイルスは我々に常識の見直しを迫る。
テレワーク、オンライン教育、日用品の効率配送。空間の縛りを超える新ビジネスの広がりが加速し始めた。
遠隔システムを使ったサービスを提供する企業
KADOKAWA <9468> [終値1351円]通信制の「N高」で遠隔授業 年初来騰落率 ▲35.4% PER(株価収益率)8.7倍
ブイキューブ <3681> [終値933円]周辺の騒音を低減するテレワークシステム 42.4% PER 88.1倍
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・コロナに負けない革新力 食の宅配市場に革新の芽
シルバーライフ <9262> [終値1742円]高齢者向け弁当宅配で1日10万食を配達。冷凍弁当の宅配に本格進出 年初来騰落率▲34.6% PER27.6倍
オイシックス・ラ・大地 <3182> [終値1580円]「ミールキット」の販売が拡大。CVC通じ食のベンチャーに出資 30.2% PER 54.2倍
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・コロナに負けない革新力 世界でリモート革新 時は今。
米国の遠隔関連銘柄
スラック・テクノロジーズ <WORK>[終値28.58円]ビジネスチャット「Slack」、新規顧客の伸びは従来の3倍に 年初来騰落率27%
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・コロナに負けない革新力 関連銘柄の買い時は見極めを
関連ビジネスの株式が買い時かどうかは慎重に判断する必要がある。
2008年9月のリーマン・ショックでは日経平均株価が底入れするまでに6カ月かかった。
同様に11年3月の東日本大震災では底入れまでに8カ月、15年8月のチャイナショックでは10カ月を要した。
目当ての銘柄が割安に見えても、長期投資ならば、数カ月に分けて買ったほうがいい。
ITを活用した新サービスの担い手には若い企業が多く、成長資金を投資ファンドなどから調達していることも、警戒すべき。
ソフトバンクグループ(SBG)<9984> [終値3887円]同様、保有する上場株を売却するところが出てくるかもしれない。
・東京五輪の延期決定。
新型コロナウイルス感染の終息が見通せない中、景気押上効果を期待されていた五輪の延期は消費関連企業などに打撃を与える。
4/1公表される日銀 <8301> [終値26500円]の全国企業短期経済観測調査(短観)では製造業に加え、非製造業も大幅な景況感悪化が見込まれる。
国内経済の悪化は歯止めが効かない状態に。
3月の短観調査には、東京五輪の延期による影響は十分に織り込まれていない。
足元では「首都封鎖」の可能性も高まっており、今後、景況感は一段の悪化が予想される。
・商品市況、曇る「リスクの映し鏡」
リスクの映し鏡である商品市況に異変が生じている。
生産調整の枠組みが壊れた原油は18年ぶり安値に沈む一方、農作物では気候変動がコスト上昇の影を落とす。
原油急落招いた政治・疫病の複合ショック。株や為替・債券、異変に揺れる。
気候変動、農産物価格を長期で押し上げ。生産減少・コスト上昇に拍車。
供給不安から代替原料探る動き。産地・調達先の集中に課題。
・新型コロナウイルスの感染拡大で、欧州経済が瀬戸際に追い込まれている。
各国政府や欧州中央銀行(ECB)は政策総動員で「第2次大戦以来の試練」(メルケル独首相)に立ち向かおうと懸命だが、
事態収拾のめどは立たず、企業も家計も底の見えない状況におびえている。
ワクチンや治療薬の開発を持つつつ、いかに経済の底割れを防いでいくか。
欧州はウイルスとの先の読めない「戦争状態」(マクロン仏大統領)に入りつつある。
問題は、新型コロナがいつ収束するか分からないこと。
経済の停止状態が長引けば、政府の負担は際限なく膨らむ。
長期戦は必至。金融緩和が長く続き、
世界全体が抱える債務が金融危機前以上に膨れ上がった最悪のタイミングで災禍に見舞われた欧州は今、未知の危機に立ち向かっている。
・中国で新型コロナウイルスの感染が収束に向かっているのかどうか、議論が起きている。
感染源となった湖北省武漢市での新規感染者数が0人になったと発表するなど、
中国政府は封じ込め成功をアピールするが、発表数値には疑問つきまとう。
審議のカギを握るのは、※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・新型コロナウイルスの感染者に関する日々のデータは市場に重大な影響を与える可能性がある。
金融市場の環境は最終的に3つの要因に左右される。
1つ目は日々の感染者データの推移。欧州や米国における新規感染がピークを打ちつつあると投資家が確信できることが特に重要となる。
それは世界経済に及ぼす影響を巡る不透明感が薄れるために最も重要な要因。我々は感染拡大がいつまで続か依然とわかっていない。
2つ目は※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・銘柄ウオッチ トップが語る NECネッツエスアイ <1973> [終値4400円]牛島佑之社長
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・イノベ企業ファイリング 手間いらず <2477> [終値3995円]複数の宿泊予約サイトを管理
宿泊業者の「助っ人」として存在感を高めている。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・ソフトバンクグループ(SBG)<9984> [終値3887円]「超大型」の還元策を打ち出す。
23日に保有資産を最大4兆5000億円売却し、株主還元と負債圧縮に充てると発表。
今後想定される自社株買いは最大2兆5000億円と前代未聞の規模となる。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・ESG(環境・社会・企業統治)が投資を拓く
財務情報だけでなく環境(Environment)社会(Social)企業統治(Governance)を重視するESG投資。
世界で急速に広がり、投資家も企業も普遍的に意識すべき重要なテーマとなったが、実際の株価形成にはどのような影響を与えているのだろうか。
EやSで注目される銘柄の株価は好調
JRCファーマ <4552> [終値9090円]2018年末からの株価騰落率 75.3% ESGの要素 S 主な事業 気象疾患対象にしたバイオ医薬品
エスプール <2471> [終値556円]45.0% S 障害者の雇用支援
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・MARKETS STOCK 日経平均17%高、日銀・年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が買い
新型コロナウイルスへの警戒が強まる中、日本株が大幅高を演じている。
27日の日経平均株価は1万9389円 で取引終了。週間上げ幅は2836円(17%)と1950年の算出開始以降で最大を記録。
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・MARKETS FOREX 資源国総崩れ、通貨大幅安に
資源国通貨が全面的に下落。各通貨の対米ドルのレートを見ると、3月に入り1~2割程度、下落した。
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・MARKETS COMMODITY
3月はコロナがアジアから欧米に広がり、世界経済の停滞による需要減少が懸念される中、
サウジアラビアやロシアの協調減産協議が決裂したことで原油価格が急落。
・「恐怖指数」VIXはなぜ怖い
米ダウ工業株30種平均が2997ドル安と過去最大の下げとなった16日の米株式市場。
VIXは反比例するように急上昇し、一時83.56とリーマン・ショックの起こった2008年10月以来の高水準を付けた。
VIXはvolatility(変動率)Index(指数)の略。数値が高いほど将来の米国株の値動きが荒っぽくなると予想されていることを示す。
米国株が右肩上がりを続けていた今年2月上旬ごろまでは、20を下回ることが多かった。
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・「恐怖指数」VIXはなぜ怖い
相場の先行きを占う「シグナル」として使う方法。
指数の根が高い時は文字通り、値動きの荒い相場になりやすい。また「恐怖指数」の異名が示す通り市場参加者の不安心理が高まっている状態と。
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