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【扉を開いて】再編巧者、起点は引き算


2022年1月9日(日)晴れ

・再編巧者、起点は引き算 事業売却、日本株再評価のカギに
「現状維持では長期的に衰退する」という危機感は株主視線でこそ生まれる。
資本効率を重視する姿勢も株主視線でこそ研ぎ澄まされる。
大手電機。機械、総合科学では、事業領域が多岐にわたり市場評価が分かれる「コングロマリット・ディスカウント」に陥る企業が多い。
利益率の7低い事業が温存されることで自己資本利益率(ROE)を押し下げられ、
株価純資産倍率(PBR)が1倍を下回る状況を、もはや株主は許さない。

・再編巧者、起点は引き算 事業売却、日本株再評価のカギに
経営環境の急激な変化も理由の1つ。
脱炭素やデジタル・トランスフォーメーション(DX)の流れは、コロナ禍で一気に加速。
環境分野は「どの技術が有望になるか今後3~5年で決まる」ため、時間と資金を捻出するM&A(合併・買収)は増える可能性が高い。
コロナ禍が3年目に入ったことも大きな理由。もはや「緊急事態」を言い訳にはできない。

・再編巧者、起点は引き算 事業売却、日本株再評価のカギに
日本M&Aセンター <2127> [終値2540円]西川大介・企業戦略部部長
「コロナ禍でいったん凍結したグループ事業の切り離しが、20年以降一気に加速している」と指摘。
世界の金融政策が引き締め方向に動き出し、投資マネーが潤沢なうちに売却先を探す動きも活発になることが予想される。
ガバナンス、ROE(自己資本利益率)、親子上場などに課題の抱える企業は改革の余地が大きく投資妙味も見えてくる。

・再編巧者、起点は引き算 ESG・DXが「役目」選別
「世界の株式市場の時価総額の18~20%がESG(環境・社会・企業統治)投資からの資金とみられる。
二酸化炭素(CO2)排出の多い事業は、どのみち数年から数十年しか持たないかもしれない」との発言も。
三菱ケミカルHD <4188> [終値868.8円]昨年12月、24年3月期めどに石化事業と炭素事業を分離すると発表。
今後は半導体材料やヘルスケアなど成長が見込める事業に注力する。

・再編巧者、起点は引き算 ESG・DXが「役目」選別
新型コロナ禍で加速したデジタル・トランスフォーメーション(DX)の流れに乗り、
事業の入れ替えを進めるのが凸版印刷 <7911> [終値2123円]。
半導体の電子回路の原版となる「フォトマスク」に関連する事業を分社化し、4月にも新会社を設立。
将来の新規株式公開(IPO)を目指す。

・再編巧者、起点は引き算 3分割の東芝 <6502> [終値4844円]解体か再生か
脱複合現実(MR)で収益性向上?物言う大株主は不支持表明
コングロマリット(複合企業)を複数の上場企業に切り離すスピンオフは日本では珍しいが、欧米では一般的な再編手法となりつつある。
スピンオフの狙いの一つは、複合企業の市場評価が各事業の価値合計より割安になる「コングロマリット・ディスカウント」を解消すること
投資家は各社の事業の価値を見極めやすくなり、結果的に評価が高まるとの期待がある。
スピンオフが日本でも理解され浸透するか、東芝の成否は大きな注目を集めそう。

・再編巧者、起点は引き算 次の再編、社外取数や自己資本利益率(ROE)で見極め
次の再編銘柄は?
【社外取締役が多い】
武田 <4502> [終値3196.0円]社外取締役12/取締役16 予想PER26.8倍
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・再編巧者、起点は引き算 次の再編、社外取数や自己資本利益率(ROE)で見極め
次の再編銘柄は?
【低PBR(株価純資産倍率)かつ低自己資本利益率(ROE)】
住友電工 <5802> [終値1626.0円]PER 0.75倍 ROE 3.58%
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・再編巧者、起点は引き算 次の再編、社外取数や自己資本利益率(ROE)で見極め
次の再編銘柄は?
【親子上場】
協和キリン <4151> [終値3065円]親会社キリンHD <2503> [終値1876.5円]親会社の保有比率53.49%
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・Focus メタバース、広がる仮想世界 バーチャルで行事、ブロックチェーンで土地売買
旧フェイスブックの社名変更をきっかけに、インターネット上の仮想空間「メタバース」への関心が高まっている。
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・Focus メタバース、広がる仮想世界 動き出すマネー、M&Aも加速
株価は現実的、メタやETF軟調
主な主なメタバース関連銘柄
【インフラ】
米エヌビディア GPU(画像処理装置)21年6月と1/6との比較騰落率40.9%
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【プラットフォーマー】
米メタ・プラットフォーマー メタバースに1兆円投資 ▲4.4%
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【サービス・コンテンツ】
米ナイキ アバター向けアパレル企業を買収 4.2%
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・ここが知りたい ミクシィ <2121> [終値2042円]FC東京を買収 スポーツなぜ強化 ゲームは水物、成長の2トップへ
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・Market 波乱の年始、大型株に物色の矛先
米金利上昇で「割安」自動車に食指/新興株は急落
大発会で上昇して始まった日経平均株価は6日には一転して800円超下落。
2021年12月の米連邦公開市場員会(FOMC)議事要旨が「タカ派」的な内容となり、警戒が強まった。
底堅さを見せたのが自動車関連株。一方で新興株は軟調。
相場の値動きが荒くなる中、安全とみられる大型株に資金が集まり、物色の二極化が加速している。
金利上昇が逆風となるのが高PER4や赤字の銘柄が多い新興株。
マザーズ指数は年初から11%下落し、6日には20年5月半ば以来、約1年7カ月ぶりの安値を付けた。

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