最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

【扉を開いて】動けぬ日銀 覚悟のFRB


2022年9月4日(日)晴れ

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 緩和脱出の難路、市場は景気失速を懸念
8/25~27に3年ぶりに対面で開かれた経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」には
黒田東彦日銀総裁や米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長の姿があった。
各国が「インフレ退治」にカジを切る中、世界に類を見ない緩和策をなお続ける日本は完全に少数派。
2013年から黒田総裁の下で始まった異次元緩和は、10年目にしてその弊害が目立つようになった。
外国為替市場で円相場は24年ぶりの安値である1ドル=140円台に急落。
消費者物価指数(CPI)の上昇率は7月まで4カ月連続で目標の2%を超えた。
だが、日銀は「物価目標の持続的、安定的な実現には至っていない」(黒田総裁)と繰り返す。

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 緩和脱出の難路、市場は景気失速を懸念
政策の修正は容易ではない。
特に長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)で強引に0.25%以下に押さえつけてきた日本の長期金利は
「あるべき水準から乖離している」。YCCを撤廃すれば金利が急上昇し、債券市場は大混乱しかねない。
ただ「今の緩和政策が長引くほど悪循環に陥り、修正は難しくなる」のも確か。
緩和のために買い入れた日銀の保有国債は547兆円で、全体の約半分にあたる。
このまま買い入れを続ければ依存度は上がるばかり。

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 緩和脱出の難路、市場は景気失速を懸念
今夏の円安を反映し、秋にはより広範な品目で値上げが実施されそうだ。
物価高に対する国民の不満がさらに強まり、政界から日銀に政策変更を迫る子rが高まる可能性がある。
黒田氏の後ろ盾だった安倍晋三元首相は故人となった。

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 緩和脱出の難路、市場は景気失速を懸念
米連邦準備理事会(FRB)もまた困難の中にいる。
1年前のジャクソンホール会議では「一時的」とみていた物価上昇は落ち着くめどが立たない。
今年のジャクソンホール会議でパウエル議長は高インフレの抑制について
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 緩和脱出の難路、市場は景気失速を懸念
パウエルFBR議長が経済の軟着陸(ソフトランディング)よりインフレ抑制を優先する姿勢を見せたことで、
米ダウ工業株30種平均は8/26から4営業日連続で下落し、下げ幅は1781ドル(5.4%)に達した。
市場では米景気失速への警戒感が再び強まっている。
米経済の強行着陸(ハードランディング)が現実となれば、日本経済も多大な悪影響を受け、
金融緩和の修正は一層困難になる。

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 市場VS.日銀、第2ラウンドへ
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 市場VS.日銀、第2ラウンドへ
円相場が再び下げ足を速めており、9/1のニューヨーク外為市場では、24年ぶりに1ドル=140円台まで下落。
日銀が今後イールドカーブ・コントロール(YCC)の維持に固執すれば、
日米金利差の拡大によって円安に拍車がかかり、輸入物価が一段と上がりかねない。
日銀法が定める金融政策の目的は「物価の安定を通じて国民経済の健全な発展に資すること」。
海外勢の国債売りは利ざや狙いの投機であると同時に、日銀の役割に対する問いかけでもある。

・イールドカーブ・コントロール(YCC)とは。
日銀が短期金利と長期金利の誘導目標を定め、その水準を実現するように国債の買い入れを行う金融緩和策。
国債の残存期間と金利の関係を示す利回り曲線(イールドカーブ)全体を操作する。
現在は短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導している。

・動けぬ日銀 覚悟のFRB パウエル氏講演、短さに秘めた意思
軟着陸に言及せず、インフレ抑制を「やり遂げる」
米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長に求められた役割は1つだけ。
景気が失速するリスクを冒してもインフレを抑制する強い覚悟を示すこと。
パウエル氏は短い講演の中で「やり遂げるまでやり続けなければならない」とお明言する一方、
経済の軟着陸(ソフトランディング)には言及せず、その役割を果たした。

・動けぬ日銀 覚悟のFRB パウエル氏講演、短さに秘めた意思
経済成長を減速させ、物価上昇率の引き下げを目指すのが金融引き締め。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 積みあがる国債・ETF、出口見えぬ日銀
「異形」の金融緩和のツケ FRBも逆ざやの懸念
日銀の総資産は700兆円を突破し、バランスシートは過去最大規模に膨張。
国債を大量保有するだけでなく、上場投資信託(ETF)の購入を通じて
中央銀行としては異例の株式の買い支えにも踏み切った。
黒田東彦日銀総裁の下、「異形」の金融緩和を続けてきた日銀だが、その出口は難路となる。
買い込んだETFをいつ、どのような形で売却するかは全く決まっていない。
株式市場にショックを与えずに大量のETFを処分することは困難を極める。

・動けぬ日銀 覚悟のFRB 積みあがる国債・ETF、出口見えぬ日銀
「異形」の金融緩和のツケ FRBも逆ざやの懸念
金融緩和の出口の難路は、日銀だけが抱える課題ではない。
米連邦準備理事会(FRB)も政策金利が3%を超えると逆ざやとなり、金利収支が赤字に転落する可能性があるとされる。
米国ではFRBが赤字に転落した場合には、繰り延べ資産を計上し、将来の黒字分で穴埋めする。
繰り延べ資産が完全に解消されるまではFRBの国庫納付金がゼロになり、米政府、そして米国民に実質的な負担が発生する。

・次の日銀総裁は2023年4月を前倒しして3月に就任する。との説も。
総裁人事「雨宮現副総裁の可能性が50%、中曾前副総裁が30%、その他20%」とも。
雨宮氏は国内人脈が豊富。一方中曾氏は海外に広い人脈を持つ。

・Focus 世界経済映す再生資源市場 関連株も多彩、脱炭素と資源高で注目
資源高が高止まりする中、金属スクラップや使用済みプラスチックといった再生資源が注目されている。
脱炭素や政策面の追い風もあって長期的な需要拡大が見込まれ、リサイクルを手掛ける企業の株価は堅調に推移する。
これらの再生資源の相場は世界経済の動向を敏感に映し、
各市場特有の需給メカニズムを知ることが投資家にとって重要となる。

・Focus 世界経済映す再生資源市場 主な資源リサイクル関連銘柄
アミタ <2195> [終値2924円]6月末比株価騰落率 99.8% 予想PER 32.6倍 廃棄物リサイクル事業が軸。環境コンサルも
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・Focus 世界経済映す再生資源市場 主な資源リサイクル関連銘柄
松田産業 <7456> [終値2281円]6月末比株価騰落率 16.7% 予想PER 6.5倍 貴金属リサイクルを手掛ける
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・Focus 世界経済映す再生資源市場 主な資源リサイクル関連銘柄
フルヤ金属 <7826> [終値9220円]6月末比株価騰落率11.6% 予想PER 6.9倍 貴金属加工大手。リサイクルも
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・米シェール増産、資材不足が壁
労働者も確保難航 「調整弁」の役割果たせず
米国でシェールオイルの生産が資材や労働力の「供給制約」によっての伸び悩んでいる。
シェールオイルは本来、掘削から生産開始までの期間が数カ月と短く、比較的容易に増産に動くことができた。
ところが、足元では地下から原油を吸い出す油井管といった資材が足りないうえ、
労働者の確保もままならず、増産尾ペースは鈍いまま。
米エネルギー情報局(EIA)、米国の原油生産量は19年に過去最高の日量約1230万バレルに達した後、
20年~21年は新型コロナ禍で落ち込む。
22年になって需要は急回復しつつあるが、生産は約1190万バレルまでしか回復しない見通し。

・企業分析エヌビディア  [終値136.47ドル]成長神話は第2幕
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・発掘 滋味スゴ銘柄 ヨロズ <7294> [終値878円]サスペンションの雄、脱炭素に力
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・ここが知りたい オリンパス <7733> [終値2991.5円]祖業の化学事業売却、次の一手は
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・新規株式公開(IPO)9/13上場 ジャパニアス <9558> [公開価格仮条件960-1020円]AIやIoTなど先端エンジニアリング
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・新規株式公開(IPO)9/16上場 eWeLL <5038> [公開価格1500-1700円]訪問看護をクラウドサービスで支援
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【コロ朝セミナー】2022年9月特別編 相場の福の神参上(ダウンロード)

『相場の福の神』藤本誠之氏 株式セミナー(9/3開催分)

2022年9月3日(土)開催

9月の相場展開と注意点

注目中小型材料株、ここが買い場に?!

ビデオダウンロード(後払い)ですぐにご覧いただけます。

お申し込み・詳細⇒ https://www.directform.jp/form/f.do?id=426313d0a35fb2b
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
経済紙業界紙ベースの「キラッ!」と光る記事を探して
朝8時前後に配信しております。

ディトレード、スイングトレードの種が
あなたのピックアップを待っております。
詳細はこちらまで⇒ http://www.koronoasa.com/info/

ザラ場の「独り言」始めました。
http://www.koronoasa.com/blog2/?p=361

2021年 週末の【銘柄研究】検証(2021年9/20現在)
http://www.koronoasa.com/?p=53765
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5

URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/?page_id=30
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから