
異常気象各地の経済揺さぶる!!
- 2022年09月05日
- 株式投資・経済ニュース全般, 株・投資ニュース情報, ニュース
2022年9月5日(月)曇りのち晴れ
・日本の防衛が歴史的な転換点を迎える。
防衛省は8月末、2023年度予算の概算要求で過去最大の防衛費を計上。
国内総生産(GDP)比で1%の上限を撤廃、2%も視野に入る。
「統合抑止(Integrated Deterrence)」は米国が新たに打ち出した安全保障の基本戦略で、
これまでの軍事力だけでなく、同盟国の能力、サイバーや宇宙の領域を幅広く活用する。
米国単独では中国の脅威に対処できない危機感がある。
過去最大となった防衛省の概算要求は、その第一歩だ。
第1段階の統合抑止で最も重要なのはミサイルになる。
・政府は組織に属さずフリーランスとして働く人を下請法の保護対象に加える調整に入った。
一方的な契約変更や買いたたきといった不公正な取り引きから守る。
2023年の通常国会の関連法案の提出を目指す。
下請法は発注者が優越的な立場を利用して不利な取り引きを迫らないように取り締まる法律。
・JCBは2023年にも大手クレジットカード会社として初めてスマートフォンによる決済・送金サービスに参入する。
政府が解禁を検討する給与のデジタル払いにも対応する。
・長引く新型コロナウイルス禍に起因する企業倒産が広がっている。
帝国データバンクによると、7月の倒産件数は2020年3月以降では初めて3カ月連続で前年同月を上回り、
コロナ関連倒産も5~8月で計683件と前年比22%増えた。
実質無利子・無担保融資(ゼロぜり融資)などの支援を受けたものの、
過剰債務で再建を断念する「息切れ倒産」が生じ始めた。
・国際原子力機関(IAEA)は3日、南部ザポロジエ原発で稼働中の原子炉2基のうち5号機が再び運転を停止したと発表。
6号機は稼働し、原子炉の冷却や一般家庭などへの電力供給を行っているという。
ロシアとウクライナは互いに相手の攻撃によるものだと非難している。
・異常気象が各地の経済を揺さぶっている。
世界の1-6月期の干ばつ被害額は1兆8000億円に達した。
過去500年で最悪とされる干ばつが襲う欧州では川の水位低下で輸送船で運ぶ石炭の量が減少。
ドイツがエネルギー危機対策として打ち出した石炭火力の発電量積み増しにも黄信号が灯る。
同時に洪水も頻発する。
パキスタンでは豪雨で洪水が起きて国土の3分の1が冠水、6月以降の死者数は1100人を超えた。
南アフリカでも4月の洪水で400人超が死亡。
専門家は異常気象の背景に地球温暖化があるとみる。
・穀物地帯の水不足は食糧供給を直撃する。
欧州委員会は足元の干ばつにより、トウモロコシの収穫量は過去5年平均と比べ16%、大豆は15%それぞれ減少すると推計。
・ドイツ政府は4日、新たに650億ユーロ(約9兆円)規模のインフレ対策を導入すると発表。
光熱費の補助など家庭への支援を拡充する。
財源としてエネルギー会社への課税を強める。
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・防衛省4日、ロシア海軍のフリーゲート艦3隻と中国海軍のミサイル駆逐艦、フリーゲート艦、補給艦それぞれ1隻の計6隻が
北海道沖の日本海で3日午後に、機関銃射撃実施したと発表。
6隻は宗谷海峡を抜け、オホーツク海へ移動。
・電気自動車(EV)で世界2位の中国大手、比亜迪(BYD) が来年1月に日本国内の乗用車市場に参入する。
独自の販売店網も構築するなどその本気度がうかがえる。
本格的な普及については「充電インフラと廉価モデルの拡充が条件となる」との分析も。
・円安140円台、今年下げ幅25円。強いドル、世界に重圧。新興国、マネー流出深刻。
新型コロナウイルス禍からの回復で出をくれた日本は、円安が「悪い物価上昇」につながるマイナス面が目立ってきた。
・英石油大手シェル、ロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の
新たな運営会社に出資しない方針をロシア政府に通知。
権益維持を決めた日本側にも影響でそう。
シェルの保有分が最終的に中国企業に移る可能性もある。
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※記事の後ろの記号は、◎(好材料大)〇(好材料)▲(悪材料)×(悪材料大)など。
ただし、好材料も目先買い物が強すぎるとか、織り込み済みの場合は寄り付き後売られたり、売り気配になる場合も。
同様に悪材料も同じような状況になる場合もございますので注意が必要です。
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株式分割
ハリマビステム <9780> [終値4400円]9/30 1株→2株
自己株式消却
三菱商事 <8058> [終値4560円]1157万8000株 9/30
TOB(公開市場買い付け)
ダイオーズ <4653> [終値1497円]買い手ボイジャー 買い付け価格 1500円 期間 9/2~10/18
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(今日の一言)
週末の海外NY株式市場は、大幅下落。
8月米雇用統計で労働市場が緩み始めている可能性が示され、序盤は上昇したものの、
欧州へのガス供給を巡る懸念が重しとなり、下げに転じた。
米労働省が2日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は市場予想を若干上回る伸びとなったものの、
賃金の伸びが鈍化し、失業率が3.7%に上昇した。
労働市場が緩み始めていることが示唆され、米連邦準備理事会(FRB)がリセッション(景気後退)を引き起こすことなく、
米経済を鈍化させることができるという「慎重ながらも楽観的」な見方が広がった。
ただ、ロシア国営ガスプロムが2日、サンクトペテルブルク近郊のポルトバヤ圧縮機ステーションで
主要ガスタービンの油漏れが見つかったとし、問題が解消されるまで
「ノルドストリーム1」を介する欧州へのガス供給は再開されないと発表。
これを受け、米国株への売りが強まった。
週明け5日はレーバーデーの祝日で米国株は休場となる。
フィラデルフィア半導体指数(SOX)は6日続落。(8/25 2971.07 -371.81 12.5%下落)
ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は米雇用統計を受けたドル安を背景に、6日ぶり反発。
中心限月12月物の清算値(終値に相当)は週間ベースでは27.20ドル(1.55%)の下落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は有力産油国による今後の生産方針に注目が集まる中、4日ぶりに反発。
石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」は週明け5日に会合を開き、
10月以降の生産方針について協議する。
直近の原油価格下落を受け、OPEC盟主のサウジアラビアなどが減産の可能性に言及しており、この日は買い戻しが優勢となった。
アップル(-1.36%)グーグル(-1.69%)メタ(旧フェイスブック)(-3.05%)アリババ(-2.04%)エヌビディア(-2.08%)
ネットフリックス(-1.71%)アマゾン・ドット・コム(-0.24%)バイオジェン(-1.88%)バークシャー(-1.69%)
マイクロソフト (-1.67%)ズーム(-0.43%)テスラ(-2.51%)ラッセル2000(-0.72%)HTG(ハイイールドファンド)(-0.07%)
(米国株の下落の予兆は小型株やハイイールドファンドからの資金流出から始まる傾向もあり価格追加)
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約99.5億株、過去20日間平均約104.8億株。
週間ベースでは、ダウは3.0%安、3週続落(累計%下落)、
ナスダック総合指数は4.2%安、3週続落(同%下落)、S&P500種指数は3.3%安、3週続落(同%下落)で取引を終えた。
8月月間ベースでは、ダウは4.1%安、ナスダック総合指数は4.6%安、S&P500種指数は4.2%安、それぞれ2カ月ぶり反落。
欧州株式市場の主要3指数は反発。
米労働省が2日発表した8月の雇用統計受けて、米連邦準備理事会(FRB)が利上げを加速する観測が緩和、買い優勢となった。
週末2日の東京株式市場で日経平均(-0.04%)は3日続落。
東証株価指数(TOPIX)(-0.27%)も3日続落。
東証マザーズ(-1.50%)は2日続落、東証スタンダード市場指数(-0.60%)は3日続落、
東証グロース市場指数(-1.50%)は2日続落で終了。
東証プライム出来高は10億3061万株、売買代金は2兆4774億円。
東証プライム騰落数は値上がり650(35%)銘柄、値下がり1,096(59%)銘柄、変わらず91(4%)銘柄に。
東証スタンダード出来高は2億0253万株、売買代金は900億円。
東証スタンダード騰落数は値上がり351(25%)銘柄、値下がり859(61%)銘柄、変わらず155(11%)銘柄に。
東証グロース出来高は1億5243万株、売買代金は1198億円。
東証グロース騰落数は値上がり131(27%)銘柄、値下がり321(67%)銘柄、変わらず25(5%)銘柄に。
東証プライム業種別ランキングでは6業種上昇、27業種下落に。
値上がり上位は、証券商品先物、保険業、パルプ・紙、小売業、銀行業、陸運業。
値下がり上位は、鉄鋼、空運業、非鉄金属、海運業、鉱業、石油石炭製品、金属製品、水産・農林業、・・・
東証プライム値上がり上位は、ダイオーズ <4653> [現在1497円 +187円]メルカリ <4385> [現在2329円 +137円]
ダブル・スコープ <6619> [現在2479円 +127円]FPG <7148> [現在1291円 +52円]
値下がり上位は、ビューティガレージ <3180> [現在2705円 -237円]菱洋エレク <8068> [現在2375円 -203円]
レアジョブ <6096> [現在710円 -50円]KeePer技研 <6036> [現在3815円 -260円]
三菱UFJ <8306> [現在717.5円 +1.8円]みずほ <8411> [現在1599.0円 +11.5円]三井住友 <8316> [現在4208円 +16円]
野村 <8604> [現在503.0円 +3.1円]大和 <8601> [現在609.0円 +6.9円]
ソフトバンクグループ <9984> [現在5493円 -17円]トヨタ <7203> [現在2049.0円 -3.5円]
日経平均株価は小幅ながら3日続落。
朝方は、大幅続落した反動や、ナスダックは小幅続落も、ダウやS&P500種が引け際に上げ、
円安・ドル高が支えとなり、買いが先行した。
寄り付き直後に2万7772円(前日比110円高)まで値を上げた。
ただ、買いは続かず、一巡後は先物売りを交えて下げに転じ、一時2万7570円(同90円安)まで軟化。
午後は前日終値を挟んでもみ合った。
日本時間今夜の米8月雇用統計の発表を前に様子見気分となった。
マザーズ指数は、続落。
週末で積極的な買いが入らず、軟調な相場展開に終始。
中小柄材料株の一部の下落が目立った。
週間ベースでは、日経平均株価は、3.5%安、2週続落(累計4.4%下落)、
東証株価指数(TOPIX)は2.5%安、2週続落(同3.2%下落)。
東証プライム市場指数は2.5%安、2週続落(同3.2%下落)。
東証マザーズ指数は3.5%安、2週続落(同4.1%下落)、東証スタンダード市場指数は1.8%安、5週ぶり反落、
東証グロース指数は3.5%安、2週続落(同4.1%下落)、東証REIT指数は1.3%安、2週続落(同1.4%下落)で終了。
8月月間ベースでは、日経平均株価は、1.0%高、2カ月続伸、
東証株価指数(TOPIX)は1.2%高、2カ月続伸。
東証プライム市場指数は1.2%高、2カ月続伸。
東証マザーズ指数は3.3%高、2カ月続伸。
東証スタンダード市場指数は2.3%高、高、4カ月続伸。
東証グロース指数は3.3%高、2カ月続伸。
東証REIT指数は0.6%高、2カ月続伸で終了。
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今週は戻れるかどうかの正念場のようなところも・・・
無理をしないように、余裕をつくっていきましょう!!
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