
億り人 解体新書
- 2022年10月16日
- 日経ヴェリタス
2022年10月16日(日)晴れ
・億り人 解体新書 あれ相場でも前を向く 視線は海外・長期
波乱相場を乗り切るため、凄腕の億り人の極意を参考にしたいが、投資手法やポリシーは各個人で異なる。
日経ヴェリタスは調査会社マクロミル <3978> [終値1122円]とともに
1億円以上の金融資産(実物不動産を除く)を持つ500人の富裕層と500人の一般投資家1000人にアンケート調査実施。
見えてきたのは、波乱相場に動じず、果敢に投資を続ける億り人の姿。
最大の特徴と言えそうなのは、保有資産に占める現預金の少なさ。
一般投資家が資産の52%を現預金で持つ一方で、億り人は31%。
資産の大半は株式で、その7~8割は米国株。
・億り人 解体新書 あれ相場でも前を向く 視線は海外・長期
リスクの高い資産に投資する億り人は「情報武装」を欠かさない。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・億り人 解体新書 あれ相場でも前を向く 視線は海外・長期
同じ億り人でも、性別や年代で投資対象や手法に違いがあることも分かった。
例えば20~30代の若き億り人たちは、暗号資産(仮想通貨)に投資する割合が27%と、全年代(12%)の2倍超にのぼる。
億り人の27%が女性で、男性よりも果敢に投資に挑む姿が浮かび上がる。
共通の価値観は、「投資に成功する最低条件は相場から退場しない事だ」と口をそろえる。
また実生活は質素で堅実。
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
2022年の波乱相場を金融資産1億円超えの「億り人」はどう乗り越えてきたか。
億り人500人に「9月末時点において、21年末と比較して金融資産は減少したか」と聞いた。
「ほとんど変わらない」もしくは「増えた」という回答が7割。
億り人は22年の波乱相場をうまく乗り切ったということなのか。
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
資産ごとの平均保有額と人数をかけあわせて仮想ポートフォリオをつくった。
億り人は保有資産に占める現預金が31%しかなく、一般投資家(52%)を大きく下回る。
日本の現預金の金利はほぼ0%。
波乱相場の中でも「ノーリスク・ノーリターン」の現預金に逃げ込まず、リスク資産への投資を続ける姿が浮かび上がった。
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
億り人が選んだのは海外資産。株安は世界的傾向だが、
ドルなど外貨建ての資産で運用し、円建てでの評価減をヘッジしてきたというわけ。
22年に億り人が増やした資産に注目。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
様々なリスク資産に触手を伸ばす億り人だが、借り入れリスクには敏感。
「投資は自己資金を投入する」と回答した億り人は52%で、一般投資家(40%)を大きく上回る。
金融機関からの借り入れを利用すると回答した億り人はわずか7%。
外国為替証拠金(FX)取引など元本以上の金額を取りひいきするレバレッジ投資も7割が「していない」と回答。
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
億り人が減z内の資産を築くまでにかかった期間は15年~30年未満が38%、これに30年以上の回答を加えれば61%に達する。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
億り人はどのような銘柄を選んでいるのか。
億り人の37%が保有し、資産の9%を占める米国株の上位には、
アップルやアマゾン・ドット・コムなど巨大テック企業が名を連ねた。
一方、少数ながら目立ったのがエクソンモービルやコカ・コーラ、P&Gなど
米著名投資家、ウォーレン・バフェット氏が保有する「バフェット銘柄」。
億り人も割安株への長期投資を得意とする「オマハの賢人」の考えを参考に。
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
海外資産への投資は、裏を返せば円安で減価する
円建て資産からのキャピタルフライト(資本逃避)ともいえる。
・億り人 解体新書 リスクいとわぬ運用賢者
億り人が保有する米国株
アップル [終値138.38ドル]
アマゾン・ドット・コム [終値106.90ドル]
アルファベット [終値96.56ドル]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・億り人 解体新書 日本株に強気の億り人も リオープンや株主還元に注目
海外資産投資を積極化する億り人。
もっとも、ポートフォリオをみると、なお26%を日本株に充てており、一般投資家(23%)を上回る。
日本株への期待も捨てていない。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・億り人 解体新書 日本株に強気の億り人も リオープンや株主還元に注目
今後期待する相場材料では、ウクライナ紛争の収束やコロナウイルスの完全収束、原油価格の下落が上位に並んだ。
・億り人 解体新書 日本株に強気の億り人も リオープンや株主還元に注目
億り人が今後保有したい銘柄
【リオープン】※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
【株主還元】商船三井 <9104> [終値2847円]三菱HCキャピタル <8593> [終値640円]
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
【復活】KDDI <9433> [終値4247円]※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・億り人 解体新書 日本株に強気の億り人も リオープンや株主還元に注目
億り人に2023年3月末時点の日経平均株価予想。
2万8000~3万円未満予想が最多の31%で最多、3万円超も30%。
・億り人 解体新書 億り人の3つの素顔
1.ゴールはFIRE(経済的自立と早期リタイヤ)※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
2.多様な情報源、時間をかけて分析 勝率を上げるには丁寧な情報収集がカギに。
3.※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・原油、「200万バレル減産」の混沌
石油輸出機構(OPEC)プラスが11月に日量200万バレルの減産に踏み切る。
世界の原油需要に警戒の強まったニューヨーク市場では、先物相場が一時1バレル=90ドルに乗せた。
サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコのサウジアラムコ、アミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、
「世界の生産余力は日量150万バレル程度しかなく、中国の需要回復や航空産業の回復によって、
わずかなバッファーは急速に失われる可能性がある」と警鐘鳴らす。
増産どころか、減産を進めないと生産余力が失われ、
いざ需要が増えた時に対応できな、くなるとの危機感が産油国に根強い。
ここへきて投資マネーは姿勢を替えつつある。
米連邦準備理事会(FRB)は9月まで3回連続で0.75%の「3倍速利上げ」を実施。
投資マネーは、売りポジションを増やし、相場の下げを主導した。
ところがOPECプラスの減産観測が強まるにつれ
「ロングポジションを増やし、景気減速を見込んだショートは削減を迫られた」。
「200万バレル減産」をきっかけに、原油市場は警戒感のスイッチが入ったように見える。
・円安・ドル高が止まらない。
3月の米連邦準備理事会(FRB)による利上げ開始から半年以上にわたって長期円安局面が続いている。
政府・日銀による約24年ぶりの大規模な円買い介入にも関わらず、なぜ歯止めがかからないのか。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・テクニカル分析 米中間選挙ラリーに期待
1970年以降の(A)米国中間選挙の前年末、(B)中間選挙日、(C)中間選挙の翌年末、(D)大統領選挙日の
ダウ工業株30種平均の終値と各機関の株価騰落率。
ニクソン(共和党)(A)⇒(B)▲4.0%(B)⇒(C)15.9%(C)⇒(D)10.6%
フォード(共和党)(A)⇒(B)▲20.7%(B)⇒(C)26.3%(C)⇒(D)13.3%
カーター(民主党)(A)⇒(B)▲3.7%(B)⇒(C)4.8%(C)⇒(D)11.7%
レーガン(共和党)(A)⇒(B)16.8%(B)⇒(C)23.1%(C)⇒(D)▲1.2%
レーガ ン2期目 (A)⇒(B)22.4%(B)⇒(C)2.5%(C)⇒(D)9.7%
ブッシュ(共和党)(A)⇒(B)▲9.7%(B)⇒(C)27.5%(C)⇒(D)2.6%
クリントン(民主党)(A)⇒(B)2.0%(B)⇒(C)33.6%(C)⇒(D)18.8%
クリントン 2期目 (A)⇒(B)10.1%(B)⇒(C)32.1%(C)⇒(D)▲4.7%
ブッシュJr(共和党)(A)⇒(B)▲13.4%(B)⇒(C)20.5%(C)⇒(D)▲4.0%
ブッシュJr 2期目 (A)⇒(B)13.4%(B)⇒(C)9.1%(C)⇒(D)▲27.4%
オバマ(民主党) (A)⇒(B)7.3%(B)⇒(C)9.2%(C)⇒(D)8.4%
オバマ 2期目 (A)⇒(B)4.9%(B)⇒(C)0.2%(C)⇒(D)5.2%
トランプ(共和党)(A)⇒(B)3.7%(B)⇒(C)11.3%(C)⇒(D)▲3.7%
中間選挙日(11/8)からよく年末までの株価騰落率となる(B)⇒(C)の期間。
70年以降、合計13回実施され13勝0敗で勝率100%。平均騰落率もプラス16.6%と高いパフォーマンス。
中間選挙の前年末から中間選挙まで(A)⇒(B)は勝率61.5%、平均騰落率はプラス2.2%、
中間選挙の翌年末から大統領選挙日まで(C)⇒(D)が勝率61.5%、平均騰落率プラス3.0%。
・企業分析 行政システム、新興商機への道
デジタル庁がシステム調達改革の議論を進めている。
目玉の一つがIT(情報技術)企業が提供するサービスの価格や仕様をカタログのように一覧にし、
要件にあったものを行政担当者が素早く導入するためのプラットフォーム「日本版デジタル・マーケットプレイス(DMP)」
設計と開発を支えるのはNEC <6701> [終値4760円]や富士通 <6702> [終値16345円]、
日立 <6501> [終値6487円]などの大手ITベンダー。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・イノベ企業ファイリング JTOWER <4485> [終値6210円]
携帯キャリア向けに通信設備インフラのシェアリングサービスを提供する。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/
・ここが知りたい 帝国ホテル <9708> [終値1902円]アフターコロナのホテル像は 接客磨き目指す「納得の値上げ」
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・新規株式公開(IPO)10/26上場 リンカーズ <5131> [仮条件290-300円]中堅企業の技術・サービスをマッチング
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・新規株式公開(IPO)10/26上場 Atlas Technologies <9563> [仮条件1320-1440円]フィンテックに助言
フィンテック事業再生ADR(裁判以外の紛争解決)のコンサルティングを手掛ける。
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