
銘柄研究・IRジャパン(6051)
- 2012年08月05日
- 株式投資・経済ニュース全般
注目のイベントが続いた先週の米欧株式市場は米雇用統計が好感されたほか、ユーロ圏危機をめぐる欧州当局者の対応にも再び期待も。
欧州中央銀行(ECB)に対する失望で急落した前日から持ち直した。
週末の米国7月の雇用統計で、非農業部門雇用者数が16万3000人増と、市場予測平均(10万人増)を上回り、過去5ヵ月で最大の伸びとなった。
外国為替市場もドル・円では78.45円、ユーロ・円は97.174円、ユーロ・ドルは1.238ドルと大きく上昇。
週間ではダウが0.2%高、S&Pが0.4%高。ともに4週連続、ナスダックが0.3%高で3週連続での値上がりとなった。
欧州主要企業600社、Stoxx600指数は前日比6.30(2.43%)高の265.58と、4月初旬以来の高値となり週間ベースでは2.2%高、9週連続の上昇。
欧米待ちの東京株式市場は週間ベースで日経平均株価が0.13%安、TOPIXも0.34%安とともに4週続落。
マザーズ指数は1.19%安、4週続落、日経ジャスダック平均も1.26%安で4週続落。東証2部は0.34%安で3週続落で終了。
この違いはなんなんでしょうか?
為替市場の円高の影響も多いにあるかとも思われますが、当局の株価に対するスタンスの違いが生んでいるようなところも・・・
「色白は七難隠す」と言われるように、「株高も七難隠す」ことになると思うのですが・・・
本日は企業のIR(企業広報活動)とSR(株式情報)に特化したアイ・アール ジャパン <6051> [終値1614円]に注目してみました。
株主判明調査や議決権行使促進活動などコンサルティングが増勢。
「日本、そして世界の大買収時代の胎動を見逃すな!」ということを一つのテーマに。
同社は2012年4月2日に40年ぶりに証券代行業に参入公表。
現在証券代行業を行っているのは3社(三菱UFJ信託、、三井住友信託、みずほ信託)で証券代行業の市場規模は1000億円とも。
完全独立会社として初参入で3年後をメドに売上高を現行の株主関連業務とほぼ同じ30億円規模まで拡大する計画としている。
委任状争奪戦やファンドによる株式の大量取得が日本でも活発となり、ビジネスが広がると判断。
週末発表した2012年4-6月期決算売上高9.04億円(前年同期比+18.0%)経常利益3.11億円(同25.5%)当期利益1.65億円(同41.6%)
四季報比較で13年3月期予想は、売上高30億円(進捗率30.1%)経常利益5.5億円(同56.5%)当期利益2.5億円(同66.6%)です。
今後はこの証券代行業務の取り扱い企業が増加してくると思われ業績への寄与が表れるのではないかと期待されます。
また2012年9月中間期には配当や分割などもありそうな雰囲気も致します。
【お知らせ】
関西圏の皆様!!
恒例の夏の株式セミナーがやってきます。
岡本昌巳VS大魔神 大阪・夏の陣 2012(大阪・新大阪)
2012年8月25日(土)13:30〜15:50
新大阪丸ビル本館 411号室(30名限定)
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=2855
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