
銘柄研究・ツガミ(6101)
- 2012年08月12日
- 株式投資・経済ニュース全般
先週の株式市場は週間で米国ダウ工業株30種平均が0.9%上昇、5週連続の上昇(この期間3.4%上昇)。
S&P500種指数は1.1%上昇、5週続伸(3.8%上昇)ナスダック総合指数は1.8%上昇、4週続伸(3.9%上昇)となりました。
一方日経平均株価が3.9%上昇、5週ぶりの反発。(4週間の下落率は5.2%)、TOPIXは3.2%上昇、5週ぶり反発(4週間の下落率6.2%)。
マザーズ指数は0.7%上昇、5週ぶり反発(4週間の下落率は10.9%)日経ジャスダック平均は0.4%下落、5週続落(この間4.6%下落)。
東証2部は0.3%上昇、5週ぶり反発(4週間の下落率4.2%)に。
欧州首脳が夏休みと英国ロンドンオリンピックで欧州発悪材料が出にくかった環境で株式市場は売り物薄の中の上昇とも・・・
米国株式市場は3ヵ月ぶりの高値となってはいますが、S&Pも6日続伸なものの過去3営業日の上昇率は0.3%にとどまっており、
このところの株高による高値警戒感から、投資家が様子見に回っていることを示唆との意見も・・・
本日の注目はツガミ <6101> [終値520円]を取り上げてみます。
スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)製造需要旺盛で最高益と見通し。
7/30決算発表、4-6月期営業利益は33億円と上期会社予想48億円に対して69%の進捗率と好調となっております。
ただ不安な点も見受けられます。
工作機械受注額が全体で2012年4月をピークに7月まで4ヶ月連続で減少、海外受注額も4ヶ月連続減少となってきました。
今年前半は前年同月比2倍〜3倍以上の増益率も直近7月では13.2%となってきています。
このペースだと10-11月には前年同月比で受注額がマイナスになることも考えられます。
ツガミ幹部も特需はいつまでも続かないとの発言も気になるところも。
8月初めに株価は25日移動平均線を5日移動平均線が下から上に抜いたゴールデンクロスを形成して反騰の兆しを見せていますが、
売り目線で注目したいところです。
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