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イオン黄島店被害額約25億円

2012年9月18日(火)曇り一時雨

・東電 <9501> [終値133円]セコム <9735> [終値3975円]にデータセンター事業を売却。売却額500億円前後。
 東電子会社「アット東京」(東京・江東)年間売上高250億円。

・中国反日デモ、18日大きなヤマ場迎える。満州事変の発端となった「9・18」に合わせて全国各地で大規模デモ呼びかけられている。
 日本大使館同日業務は休止。17日には多数の中国漁船が沖縄・尖閣諸島のある東シナ海に向け出航。

・イオン <8267> [終値897円]反日デモ被害「ジャスコ黄島店」被害総額2億元(約25億円)。復旧には3ヵ月との見方。

・外国為替市場日中関係の悪化受け、円が売られやすく。日本時間17日欧米市場で1ドル=78円台後半、1ユーロ=103円台後半。
 18-19日開かれる日銀 <8301> [終値35000円]金融政策決定会合結果次第では円高圧力が再燃するとの見方も根強い。

・インド準備銀行(中央銀行)17日政策決定会合で預金準備率0.25%引き下げ4.5%へ。政策金利は年8%で据え置く。 

・王子紙 <3861> [終値253円]
 約100億円投じ未利用木材など燃料にするバイオマス発電始める。2014年度末までに専用設備稼働、売電を検討。

・がん細胞を生み出すもとである「がん幹細胞」を標的とした臨床研究が相次ぎ始まる。(18日 日経新聞)

・中国各地16日、尖閣諸島国有化反発する反日デモ2日連続で発生。
 発生都市数80超とさらに拡大。日本企業操業停止する工場など相次ぐ。

・中国反日デモ、キヤノン <7751> [終値2783円]中国4工場のうち3工場を17-18日両日操業停止。従業員の安全確保のため。

 ライオン <4912> [終値456円]17-18日三東省青島市工場の操業停止。

 ミツミ電 <6767> [終値443円]青島市の電子部品工場の生産設備破壊か放火によって焼失。18日まで操業停止。

 パナソニック <6752> [終値564円]珠海市、青島市、蘇州市3工場操業停止。全従業員自宅待機。

 イオン <8267> [終値897円]青島市「ジャスコ黄青店」17日休業。

・推定人口、65歳以上の高齢者人口3074万人と過去最多。
 日本の総人口(1億2753万人)に占める高齢者の割合24.1%(前年比0.8ポイント増)と過去最高更新。

・スウェーデントラック大手、ボルボ傘下UDトラックス(旧日産ディーゼル)バス事業から撤退。同時に全社に希望退職約70人募集。
 
・消費者金融会社、銀行本体で無担保融資拡大。
 改正貸金法の規制対象外の銀行本体に無担保融資取り込むことで消費者金融事業立て直しグループの競争力高める。

・第一三共 <4568> [終値1300円]
 自社開発インフルエンザ治療薬「イナビル」を発症前の予防にも使えるように厚生労働省へ年内に申請。

・ドイツ半導体会社テレフンケンセミコンダクターズ、日本の半導体受託生産市場に参入。
 パワー半導体の生産を日本企業から請け負うことを目指す。(17日 日経新聞)

・中国反日デモ15日、十数ヵ所の主要都市で発生。1972年日中国交正常化以来最大級規模に。
 パナソニック <6752> [終値564円]電子部品工場、デモ参加者乱入。青島では工場出火。
 トヨタ <7203> [終値3215円]青島販売店放火。

・厚労省、がんの新薬の一人ひとりの患者への効き目調べる診断薬の開発促す。新薬と診断薬の審査・承認も同時に。

・ホンダ <7267> [終値2671円]新興国で攻勢。
 インドに300億円程度投じエンジン工場新設。ブラジルに現地専用小型車投入。新工場建設。

・中国次期最高指導者に内定、習近平国家副主席15日、2週間ぶりに公の場に姿現す。次期トップ「健在」照明。

・日通 <9062> [終値300円]海外278ヵ所にある倉庫の在庫情報を一元管理するシステム導入。日本語のほか英語、中国語にも対応。
 外資系企業含むグローバル企業の需要開拓。2016年にも新システム稼働。

・中国電子商取引アリババ集団、
 みずほコーポ <8411> [終値135円]欧州やアジアなど計6行、中国国家開発銀行から計40億ドル(約3130億円)調達へ。

・「iPhone(アイフォーン)5」販売予約14日始まりインターネット米アップルサイトでは開始から約1時間で初回出荷分売り切る。
 米メディア「3日間で500万台以上売れるのではないか」とするアナリストの見方も。「iPhone4」は発売3日間で300万台売れる。

・NY株式市場ダウ工業株30種平均4日続伸。
 2007年12/10以来約4年9ヵ月ぶりの高値。週間で286ドル(2.2%)高と2週連続大幅上昇。(16日 日経新聞)

・オリンパス <7733> [終値1555円]ソニー <6758> [終値983円]月内資本提携で合意見通し。
 ソニー500億円出資、内視鏡中心に医療機器事業やデジタルカメラなどの映像事業で強力へ。

・中国海洋監視船6隻が領海侵入。満州事変から81年迎える18日にかけて緊張さらに高まる可能性も。
 日本企業の活動にも影響及びつつある。

・米連邦準備理事会(FRB)量的緩和第三弾(QE3)で投資資金流入するとの見方から株や商品(コモディティー)相場上昇。
 14日日経平均株価前日比164円高、9159円。市場の関心は日銀の対応の移る。

・シャープ <6753> [終値208円]に対し、
 主力銀行みずほコーポ <8411> [終値135円]や三菱UFJ銀 <8306> [終値383円]など週明けから追加支援の検討へ入る。
 3000億円規模で融資積み増す方向。

・14日NY外国為替市場、円は対ユーロで一時1ユーロ=103円02銭まで下落。約4ヵ月ぶりの円安水準。

・スペイン政府、ユーロ圏への支援申請を先延ばしする見方強まる。金融市場が落ち着き取り戻したことが背景。

・ユーロ圏非公式財務相会合ギリシャへの支援問題について10月下旬に決定する方針固めた。

・インド政府大型スーパーや百貨店など複数のブランドの商品扱う総合小売業に外資最大51%まで認めること決定。

・イスラム教預言者ムハンマドを中傷する映像配信されたことに抗議するデモ、
 インドネシアやバングラデシュなどアジア諸国にも波及。

・NYマーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場上昇、一時1バレル=100ドル台へ。米追加金融緩和が切っ掛け。

・8月米鉱工業生産指数96.8と前月改定値比1.2%低下。市場予測平均(0.2%低下)を大幅に下回り、5ヵ月ぶりの前月比低下に。

・KDDI <9433> [終値594000円]とソフトバンク <9984> [終値3275円]14日高速携帯電話サービス「LTE」のサービス21日開始。
 「iPhone(アイフォーン)5」が最初の対応機種に。
 データ通信料両社とも定額制で月額5985円も「iPhone」向けにはそれぞれ5460円の割安料金導入。

・ダイエー <8263> [終値172円]低価格のプライベートブランド(PB=自主企画)商品の販売比率現在の2倍の2割に高める。
 提携関係にあるイオン <8267> [終値897円]のPB活用するなど集客力高め、競合他社の値下げ攻勢に対抗。 

・養命酒 <2540> [終値699円]メガソーラー(大規模太陽光発電所)事業に参入。
 埼玉県鶴ヶ島市自社工場跡地に出力規模約200KWの発電施設建設。年間1億円の売電収入見込む。
 投資額約8億円。2013年7月の稼働目指す。

・良品計画 <7453> [終値4905円]カフェ併設、「無印良品」以外の食品も扱う新型店を10月から出店。集客力高める。

・ローソン <2651> [終値5620円]
 2012年3-8月期連結営業利益、前年同期比4%増、340億円程度に。3-8月期として6期連続で過去最高更新。

・野村総研 <4307> [終値1621円]だいこう証券ビジネス <8692> [終値292円]の株を1株289円で公開買い付け(TOB)。

・米連邦公開市場委員会(FOMC)声明骨子。量的緩和第三弾(QE3)導入決定。住宅ローン担保証券(MBS)を月400億ドルずつ購入。
 量的緩和策には期限や総枠設けず。事実上ゼロ金利政策は2015年半ばまで継続。

・バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長会見ポイント:経済が弱くなれば緩和策拡大。
 緩和策は万能ではないが一定の支えにはなる。景気刺激で児湯改善にも効果。意図的にインフレ率引き上げ策は採らない。

・外国為替市場オーストラリアドルやカナダドルなど新興国通貨急速に上昇へ。
 中国で大型景気対策が決まり、国際商品市場に投資資金流入支え。(15日 日経新聞) 

・中国中央人民放送(電子版)17日、
 東シナ海禁漁期間終了受け、中国漁船約千隻が沖縄・尖閣諸島(沖縄県・石垣市 中国名・釣魚島)周辺海域に到着へ。

・中国各地反日デモ、現地日系企業に緊張感高まる。

 セブン&アイ <3382> [終値2323円]18日北京市と成都市で展開するスーパーとコンビニ計211店舗臨時休業。

 パナソニック <6752> [終値564円]3工場18日まで休業。

 ホンダ <7267> [終値2671円]中国計5つの四輪組み立て工場すべて18-19日休業。

 マツダ <7261> [終値98円]自動車組み立て工場18〜21日まで4日間停止。

・証券大手3社2013年3月期主要企業の業績見通し、3ヵ月前の前回予想そろって下方修正。
 円高や欧州債務問題に伴う世界経済の減速が重荷に。修正幅大きいのは海外依存度高い電機や素材など製造業。

 シャープ <6752> [終値208円]ソニー <6758> [終値983円]円高で輸出採算も低下。通期連結最終損益予想下方修正。
 
 三菱ケミカル <4188> [終値323円]石油化学製品の需要減理由に4-9月期最終利益予想110億円からゼロに下方修正。

 コマツ <6301> [終値1681円]中国で建設機械需要回復遅れる。(18日 産経新聞)

・日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化による抗議する反日デモ、少なくとも85都市で行われる。
 中国当局でも容認から抑制に転じ始めている。(17日 産経新聞)

・民主党政権3年の歩み。
 自分たちの「言葉」に対する釈明と謝罪の歴史。自民・公明党「与党気分」抜けず、自公両党への失望の裏返し。(16日 産経新聞)

・自民総裁選5氏立候補。国会議員票(199票)奪い合うことに。全員が世襲議員。

・量的緩和第三弾(QE3)決まったことで市場の注目は日銀 <8301> [終値35000円]18、19日開く金融政策決定会合へ移る。
 日銀追加緩和を打ち出さなければ75円32銭の戦後最高値更新するとの声も挙がる。(15日産経新聞)

・外国為替証拠金(FX)取引、個人外為市場の「主役」に躍り出ている。
 FX取引実態調査、外為業務営む銀行など顧客から通貨交換の依頼を受けて注文のうちFX会社からの分が全体の59%を占める。
 生保や商社、輸出入企業などの従来主要参加者を押しのけ個人の存在感増す。

・FX業界内で利益上げている人は全体の2割程度というのが通説。最大の理由は2008年以降円高傾向続いたこと。
 日本の個人投資家元来、円相場が上昇時に小刻みに円売り・外貨買いを入れる逆張り傾向強い。

・勝ち組2割の手法「短期・高頻度・高額」という一般的スタイルとは全く異なる投資家像。

 取引頻度の少なさ:業界全体の平均比10分の1以下。
 差し入れ証拠金に対してのレバレッジ:平均で5倍。業界全体では10倍超の投資家が過半を占める。
 人気は「円売り・豪ドル買い」:高金利通貨を長めに保有し金利差益を積み上げ、相場の変動や市場の流れにも目配り。

・バイナリーオプション、金融当局監視の目強める。」「賭博に限りなく性格が近い」との指摘。
 80社前後あるFX会社のうち商品提供10社弱。

・米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和第三弾(QE3)決定受け、世界の株価指数が上昇基調に。
 米景気先行き懸念後退、リスク警戒していた投資家の資金が株式に向かう。
 日本株の出遅れ感はなお解消されず。欧州への輸出の約6割が耐久消費財、同比率2割強の米国を上回る。中国景気減速も影落とす。

 日銀の金融政策次第でさらなる円高リスクも。日本株の先行き懸念はなお晴れず。

・日銀 <8301> [終値35000円]「苦悩の秋」米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第三弾(QE3)に踏み切り、円高懸念強まる。
 不安定な為替相場をにらみつつ、」18〜19日の金融政策決定会合迎える。

・株式市場では3月決算企業の中間配当や株主優待への関心が高まる。最終売買日25日。大手商社や薬品株は安定した配当実施。
 2012年株主優待実施企業数は1058社。優待内容換金性の高いもの多く、配当に近い性質も。

 配当利回りランキング:時価総額500億円以上、今期損益見通し赤字でない企業。

 1位大日印 <7912> [終値575円]MTN <6472> [終値180円]予想配当利回り2.78%  3位住友化 <4005> [終値222円]2.70% 
 4位ティーガイヤ <3738> [終値139900円]2.50% 5位エプソン <6724> [終値528円]2.46%

・量的緩和第三弾(QE3)、期限も規模も事前に決めず、雇用が回復するまで続く大胆な仕組み。
 柱は毎月400億ドルの住宅担保ローン(MBS)を購入する。住宅ローン金利の低下促し、薄日が差す住宅市場をテコ入れする狙い。
 「時間軸」政策も強化。声明で「少なくとも2014年半ばまで」から「2015年半ばまで」に延ばした。

・欧州危機対応巡ってドイツで不満のマグマたまりつつある。
 欧州安定メカニズム(ESM)の支援枠のうちドイツの負担額は3割にあたる1900億ユーロ(19兆円)に上る。 
 ユーロ圏17ヵ国では最も重く、再建の展望はっきりと描けないまま税金が問題国に回ることへの反発はことさら強く。

・欧州中央銀行(ECB)が南欧国債の購入決定、米連邦準備理事会(FRB)も量的緩和第三弾(QE3)も決めた。さて日銀はどうする。
 19日金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切ると本格的な円安・ドル高基調に転じるのではないか。との観測も広がる。

・米アップル株の上昇が止まらない。前週末14日一時696ドルと700ドル台うかがう水準に。
 時価総額14日で6480億ドル。年初から約7割増。ヘッジファンドから投資信託のファンドマネージャーまで「持たざるリスク」意識。

・大手海運3社の株価が歴史的な安値圏。日本郵船 <9101> [終値147円]12日132円、1972年以の安値水準。
 川崎汽船 <9107> [終値104円]も今月一時34年ぶりに100円割り込む。
 自動車船のカルテル疑惑が浮上。商船三井 <9104> [終値203円]含め大手3社とも4月以降下落率は4割超。

・鉄道関連工事を請け負う企業の収益環境が改善へ。
 JR東日本 <9020> [終値5110円]や私鉄各社は首都圏直下地震などの備えた設備補強加速へ。

 東鉄工 <1835> [終値913円]今期連結業績純利益前期比11%増、40億円、売上高14%増、987億円。 

 日本電設工 <1950> [終値759円]
 2013年3月期の連結営業利益8%増、104億円が見込まれる。10年3月期最高益(108億円)に迫る。

 鉄建 <1815> [終値97円]
 13年3月期最終損益5億円の黒字(前期1億円の赤字)に転換する見通し。発注は下期以降に本格化するとも。

・国内最大のゲーム見本市「東京ゲームショー」20〜23日、幕張メッセ(千葉市)で開催。

 グリー <3632> [終値円]田中良和社長の基調講演に関心。「コンプガチャ」の次の一手。 

・アデランス <8170> [終値1581円]海外桂事業が好転。
 7月米国同業大手を130億円前後で買収。9月仏医療用かつら大手を約6億4000万円で傘下へ。
 海外事業来期は5億円超の黒字へ(2012年2月期3600万円の赤字)

・会社がわかる 特集朝日工業 <5456> [終値140500円]農地再生など震災の復興事業に力入れる。
 農業・環境事業は電炉の比べて業績安定、収益への貢献度も高い。隠れた復興銘柄と。
 配当利回り5%前後と高い。流動性の低さが機関投資家にとって壁に。株式分割など検討中。

・証券投資を側面支援してきた税制上の優遇策に暗雲が垂れ込めている。10%に軽減している現行の証券優遇税制が風前の灯。
 金融庁と証券業界は「少額投資非課税制度(日本版ISA)」と呼ばれる措置を証券市場活性化の看板へ。
 日本版ISAには証券会社がシステム投資に億円単位の費用負担や利用申請の仕組みが煩雑などの課題も。

・米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和第三弾(QE3)の実施決定受け主要マーケットは今後どう動くか。
 市場関係者に聞く。日経平均株価は9500円メドに戻りを試す展開との見方多く。懸念は対ドルでの円高進行。
 市場参加者の多くはFRBの措置を「事前の予想を上回る緩和策」と受け止め。
 日本株のけん引役となる業種は自動車などの輸出関連株や金融株・不動産株を挙げる市場関係者が多い。
 10月中旬以降再び投資家の慎重姿勢が広がりそうとの指摘も。

・OUT Look:今週の株式相場は上値を試す展開か。
 米連邦準備理事会(FRB)の追加金融緩和を好感し、リスク資産への投資に対する意欲が世界的に高まっている。
 最大の焦点は18-19日の日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和策が打ち出されるかどうか。
 追加緩和に踏み切れば日経平均は9400円程度まで上昇する可能性も。
 週足チャートでは上値を抑えていた26週移動平均線(9032円)を抜け、上値を模索する形になったと。
 目先の上値メド、5月上旬の急落前水準の9350円。超えれば心理的節目の9500円が視野に入る。
 物色動向14日業種別では「海運」「造船」など5%近く上昇。
 「これまで売り込まれた銘柄の買戻しが相場主導」「だが長続きしない」とも。
 4-9月期決算発表近づくにつれ業績面で投資対象を選別する動きが強まりそうと。 

・Wall Street:今週の米株式相場は上値を試す展開か。先週の地合いを引き継いだ買いが出るかが注目。
 今週は米連邦準備理事会(FRB)の地区連銀総裁の講演が目白押し。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派67%(前回比+18)弱気派12%(同-11)中立派29%(同-6)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場はほぼ全面高。
 12日欧州安定メカニズム(ESM)の合憲判決。13日米連邦準備理事会(FRB)量的緩和第三弾(QE3)導入発表。
 投資家のリスク回避姿勢が大きく後退。

 週間騰落率:1位ロシア8.0%(年初来15.0%)2位ギリシャ7.1%(9.2%)3位アルゼンチン6.8%(+3.3%)11位日本3.2%(8.3)
 25位上海▲0.2%(▲3.4%)24位スイス0.3%(10.5%)23位ベトナム0.3%(13.5%)22位トルコ0.4%(33.0%)

・ランキング:アナリストが強気の業績予想を出している会社

 1位ブイ・テクノロジー <7717> [終値179600円]
 会社予想に対するアナリスト予想の強気度合145.38% アナリスト営業利益予想平均値6.38億円。
 米アップル新型「iPhone(アイフォーン)5」予約好調、今後設備投資拡大の恩恵受ける可能性も。

 2位大日スクリーン <7735> [終値461円]86.40% 65.24億円 スマホ向け半導体の需要上向けば受注環境改善。

 3位オハラ <5218> [終値650円]61.93% 22.67億円。4位タツタ電線 <5809> [終値円]55.15% 52.75億円。

 5位東邦ガス <9533> [終値509円]46.20% 277.78億円。ガス販売動向アナリストは上振れ余地。原油価格が増益要因。

 11位富士ソフト <9749> [終値1445円]25.00% 75.00億円。4-6月期進捗率高く通期業績予想上方修正の公算大きい。 

 16位千代田化工 <6366> [終値1162円]19.56% 269.00億円。完成工事総利益率(粗利益)の違い。費用想定下回る。

 17位大和工 <5444> [終値2411円]19.50% 47.80億円。H鋼需要米国好調。中東での事業が今後の成長を占うカギに。

・QE3実施。量的緩和の有無でTOPIX以上に上下に振れる業種は、ガラス・土石、非鉄金属、証券・商品先物業、卸売業、電気機器。
 上振れ業種、その他金融、不動産、卸売業、機械、非鉄金属、電気機器、ガラス・土石、証券・商品先物業

・ボラティリティーを株式売買に生かす。日経平均VI、株の売買にかなり有効。
 日経225証拠金取引(株365)2010年11/22上場から2012年7月末までの期間(416営業日)対象、投資リターン累計で124.42%。
 年率換算で64.99%に達する。ぞっと買い持ちでの投資リターンはマイナス14%に。

 具体的な売買手法:相場状況を3つに大別することが有効。
 
 【低ボラティリティー期】日経平均VIが「20未満」市場参加者は株価はあまり変動しないと見込む。相場は極めて穏やかに

 【中ボラティリティー期】日経平均VIが「20以上29未満」株価は平均的に変動すると予想。相場の状況はふつう。

 【高ボラティリティー期】日経平均VIが「29以上」市場参加者は今後大きく株価は振れると感じている。相場は荒れ模様に。

 1.日々の手順は前日の日経平均VIの終値を振り返ることから始める。日経新聞マーケット総合1面「マーケットシグナル」内に掲載。
 2.次にその日の寄り付き状況。日経225証拠金取引開始は朝8時半。寄り付きが前日終値に対して何%プラスかマイナスかを確認。
 1と2でその日の売買方針を決める。方針は「順張り」か「逆張り」で臨むか。(前週号)

 【低ボラ期】日経平均VIが「20未満」日経225証拠金取引(株365)始値前日比

 ▲0.19%以上0.27%未満(小幅かい離)⇒逆張り方針
 0.27%以上あるいは▲0.19%未満(大幅かい離)⇒順張り方針

 【中ボラ期】日経平均VIが「20以上29未満」日経225証拠金取引(株365)始値前日比

 ▲0.15%以上0.26%未満⇒逆張り方針 
 0.26%以上0.62%未満、あるいは▲0.35%以上▲0.15%未満⇒売買見送り
 0.62%以上⇒逆張り方針
 ▲0.35%未満⇒順張り方針

 【高ボラ期】日経平均VIが「29以上」日経225証拠金取引(株365)始値前日比

 ▲0.11%以上0.36%未満⇒売買見送り方針
 0.36%以上あるいは0.11%未満⇒順張り方針    (日経ヴェリタス)

・経産省サービス産業の海外進出促進するための「日本・アジアサービス産業経営学習交流事業」に乗り出す。アジアで経営者交流。

・日野自 <7205> [終値555円]トラック生産でインドネシアとタイを軸とした一体的な部品調達基盤を構築。
 相互供給へ。調達一本化、コスト削減。(日刊工業新聞)

・スリー・ディー・マトリックス(3DM) <7777> [終値2620円]
 実施許諾受けているペプチド関連技術用いた軟骨細胞の培養方法について開発元マサチューセッツ工科大学が日本で特許取得。

・ゼリア新薬 <4559> [終値1349円]協和発酵キリン <4151> [終値898円]発売潰瘍性大腸炎治療薬「アサコール」
 安倍晋三元首相潰瘍性大腸炎克服に。

・三井物産 <8031> [終値1178円]香港最大商社であるリー&フングループ傘下の香港エル・エフ(LF)ロジスティックスと共同、
 中国やアジア地域に進出するに計企業向けに国際総合物流サービス開始。(17日 日刊工業新聞)

・不二越 <6474> [終値248円]
 300キログラム超える金属板など輸送する作業時間を1割短縮する産業用ロボット開発。今秋から日本のほかアジア市場で発売。

・OKI <6703> [終値90円]2013年3月期中国でATMの販売目標従来予想より5000台多い約2万8000台に引き上げ。前期比65%増。 

・アイル <3584> [終値490円]
 ファッション業界向け電子商取引(EC)サイトの構築から商品の販売、在庫管理といって基幹業務システム一貫して提供始めた。

・ベトナム8月の新車販売台数前年同月比34%減 7056台。景気減速加え、政府のマイカー規制背景。

・東邦チタニウム <5727> [終値780円]鉱山開発事業への参入に動き出す。原料チタン鉱石の相場高騰対策急務。
 有力顧客新日鉄 <5401> [終値176円]が住金 <5405> [終値129円]と合併。
 住金は住友チタニウム <5726> [終値1738円]に約24%出資。海水淡水化プラント新日鉄通じて販売。
 取引関係維持するためには製品の競争力高めるしかなく、鉱山開発でどこまで結果出せるか。

・永谷園 <2899> [終値780円]米国と中国で手掛ける日本食事業を拡大。
 現在10億円の海外売上高3年後メドに20億円に拡大。海外事業の開拓急ぐ。(日経産業新聞)

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新規公開株

コード  市場   銘柄      幹事証券  公募価格   発行株数  単位株

9/19 <9201> 東証 日本航空 大和     3790円   175,000,000株 100株

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【今日の一言】

NY株式市場は反落。
原油先物価格が急落、エネルギー関連銘柄に売り物で下げ主導に。
米アップルは「iPhone(アイフォーン)5」の予約注文がこれまでのモデルの受け付け初日と週末ともに上回る。
予約注文受付開始後24時間で200万台突破。
大部分の注文は21日に渡せるものの一部は10月にずれ込むとの見方もでてアップル株式は取引時間中での過去最高値更新。
3市場(NY、アメリカン、ナスダック取引所)出来高は56億4000万株。

欧州株式市場は反落。
利益確定売りに押されたところと。
スペイン国債利回りも上昇、銀行株も売られる。

東京市場は先週まで週足で2週続伸。週足チャート的には26週移動平均線を上回り先高期待の出来そうな絵面に。
目先は8/20ザラ場高値(9222.87円)8/23引け高値(9178.12円)を抜くことに注目も。

今週は18-19日の日銀金融政策決定会合と19日日本航空 <9201> [公募3790円]新規株式公開(IPO)が大きなイベント。

日銀も何らかのものは出してくるとも思われますがインパクトのあるものは期待薄というか期待もしていないところ。
2月のバレンタインの再来になれば・・・(やっぱり期待している?)

日航は大和証券 <8601> [終値308円]も何としても公募(3790円)割れはさせない意気込みでしょうから頑張ってほしい処。
もっともほんの少しでも上回れば御の字といったようなところ。米フェイスブックの二の舞は避けたいようなところです。

週末には銘柄研究を【コロ朝プレミアム】に入っております。

JALは空売りが出来れば売りたいようなところですね。

SBIホールディング <8473> [終値5090円]今月末分割等の理由で信用建玉清算されるようです。
信用売り残(261302株)に対して買い残(1062817株)と4.07倍、25日最終売買日で残り7営業日。
来週あたりは買い方の売り返済もあり下げる懸念も・・・品受けすれば売りは出て来ませんが・・・

全体としては押し目買いの相場に約1ヶ月〜1ヵ月半ぐらいはなりそうなところも・・・

ただ今年は押し目待ちに押し目なし、戻り待ちに戻りが無いような相場が続いていますので、打診買いあたりは思った時が吉日とも?

引き続き3メガバンクと2大証券を注目しています。

商社株も週末高かったものの拾ってみたいようなところも・・・

厚労省、がんの新薬の一人ひとりの患者への効き目調べる診断薬の開発促す。新薬と診断薬の審査・承認も同時に。
まさにオーダーメイド医療へカイオム・バイオ <4583> [終値999円]

アイル <3854> [終値490円]
ファッション業界向け電子商取引(EC)サイトの構築から商品の販売、在庫管理といって基幹業務システム一貫して提供始めた。
急騰後一服、この押し目を狙っているとの話も・・・?!

ACCESS <4813> [終値71100円]高止まりして上放れをいつしてもいいようなところにあるようにも思えますが・・・

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