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銘柄研究・リブセンス(6054)

11月は日経平均株価で4ヶ月陽線になり、2009年3〜8月までの6ヶ月連続陽線出現以来です。
その前は5連騰の後3連騰もあって10954円から17563円まで60%上昇しました。(2005年5月〜06年4月)
上げ方をみてみると4ヶ月陽線とはいえ上昇率は9%ほど。
09年時の4ヶ月陽線時は34%、05年の4ヶ月陽線時は16%となっており上昇余地はありそうです。

12月半ば〜後半の急落があった場合は「買い」対処で報われそうと思っております。

本日の注目は北浜流一郎先生の番組出演のラブコールしていたリブセンス <6054> [終値4040円]を取り上げてみます。
北浜先生のお誘いで村上社長のインタビューをラジオ日経に見に行き、すっかりファンになってしまいました。
「こべついったー54」http://market.radionikkei.jp/yuyake/

リブセンスのビジネスモデルは企業からの媒体掲載費ですが成功報酬型の課金形態モデル。
企業にとっては媒体に出稿するだけなら無料ため、掲載費で見込んでいた成果を回収できないリスクはなくなります。
またリブセンスが始めた新しいモデルに祝い金というものがあり採用したもののリブセンスからのルートではないといった逃げにも一手。
成果が決まった際にユーザーが請求してお祝い金がもらえるのでユーザーからの申告があるところ。
近江商人の言葉に「売り手よし、買い手よし、世間よし」というものがありますがリブ センスのビジネスモデルはまさにこの言葉を体現とも。

最年少での上場社長との話題を集めていますが、祖母祖父が起業家という家庭環境で生まれ育ち、起業家になるというこ とを早くから意識。
起業家精神は小中学生から持っていたそうです。
確りとした受け答えに26歳の童顔のギャップ。最近稀に見る好青年との印象を持ちました。
嫌みがなく、実業界からのパッシングも少ないようにも思えます。(誰かとは言いませんが違うような・・・)
今はやりのM&A(買収・合併)的な発想も少なく、事業の内製化で自前で発展するといった思いも社員にとってもやさしい企業と。

リブセンスでは現在、HR(求人)・不動産・中古車分野をはじめとするインターネットメディアを運営しています。
また新規事業を年に一つ立ち上げる計画も。

ヤフーがインターネットを使った転職情報サービスに参入。
リクルートグループとの共同で運営していた「ヤフー!リクナビ」の終了に伴い、12/18独自の求人サイト立ち上げます。
転職が成立した場合のみ報酬受け取る方式で企業負担軽減。まさにリブセンスのビジネスモデルです。

リクルートも上場してきて大きな強力なライバルが市場に同様なモデルで参入も先行者メリットとアイデアで乗り切れるか課題に。

2011年度のネット転職サービスの市場規模410億円で年率10%成長とされています。

まだまだパイの取り合いというより共に成長できる段階で、新規参入大いに歓迎といったところでもあります。
同じ土俵なら大手より利益率高いと思われ、その分ユーザーへの還元が高く出来て、アクセス多く取れ、必然的に企業からの掲載も多くなります。
企業は掲載無料なら何社へも掲載は出来ますが、ユーザーはどこの採用から入るにしてもより有利な条件を選べるようでメリットにも。

最近村上社長のメディアへの積極的に進出が目立ち知名度向上に努めている面も見られ新たなる戦略の第一歩とも感じられます。
リブセンス(Livesense)という社名は、「生きる意味」という言葉に由来
「生きる意味」=「幸せになること」であるという考えの下、経営理念を「幸せから生まれる幸せ」。
「不便さを感じるところにビジネスチャンスがある」
「サービスをご利用下さるお客様と共に、提供する私たち自身もそして株主に対しても幸せになることを目指してると・・・。」

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