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武豊ディープの子絆でダービー制覇

2012年5月27日(月)はれ

・日本とインド政府、29日首脳会談で海上自衛隊に配備している離着水可能な救難飛行艇「US-2」のインド輸出に向け協議。
 製造は新明和工 <7224> [終値801円]1機約100億円。

・日経新聞とテレビ東京 <9413> [終値1255円]24-26日世論調査、
 安倍内閣支持率68%、4月前回調査から8ポイント下落も依然高い水準維持。不支持率3ポイント増の19%に。
 安倍内閣の経済政策について62%が「評価する」と回答。外交政策も57%が「評価する」。

・安倍晋三首相26日、ミャンマー首都ネピドーで大統領官邸でテイン・セイン大統領と会談。
 日本が官民挙げてインフラ整備や人材育成盛り込んだ共同声明。
 同国向け債権5000億円全額返済免除、910億円の政府開発援助(ODA)今年度中に実施表明。

・新興企業業績拡大続く。2014年3月期の連結経常利益前期比9%増5952億円となる見通し。
 5期連続増益、利益額リーマン・ショックがあった09年3月期の3倍へ。

・夏の参院選で投票したい政党、
 自民党47%、日本維新の会3%(前回4月比9ポイント減)民主党6%(1ポイント減)みんなの党3%(2ポイント減)

・鉱工業生産指数4月確報値でサプライズも。基準改定により大きく変わる可能性高く。
 リーマン・ショック後の生産急落を「異常値」と見なし09年以降の季節調整の際に要員除くようにする。

・週明けの金融市場、前週末に続きなお波乱含みながら落としどころ探る展開と。
 株式市場先物主導で下値探るとの見方ある一方、
 投機的な動きが収まれば個別企業の収益期待と適正株価冷静に見つめなおす投資家増える見通し。

・個人マネー中心に外貨預金の預け入れが増加。昨年末以降の円安が背景。大手銀行は外貨運用の需要は底堅いと判断。

・韓国台湾勢の液晶パネルや半導体メモリーのDRAMで各社の業績回復鮮明に。
 2013年1-3月期前年同期比増益や黒字転換となる企業相次ぎ、4-6月期も業績改善続く見通し。
 テレビやパソコン向けからモバイル端末向けへ生産シフトが奏功。

・新型天然ガス「シェールガス」の普及が建機メーカーの先行きに影落としてきた。
 安価なガスに取って代わられる形で石炭の需要世界的に減少。受けて鉱山用建機の発注急減、建機大手キャタピラーの業績急失速。
 建機全体の売上高に占める鉱山向けビジネスはキャタピラーがほぼ半分、コマツ <6301> [終値2724円]は3割と比較的小さい。
 コマツ中国で2月から中型ショベルのフル生産再開。

・丸紅 <8002> [終値761円]国分文也社長、今後の事業戦略、2014年3月期から3年間で投融資する1兆1000億円について
 「電力などインフタや穀物から肥料、畜産まで視野に入れた食糧ビジネスに力入れる」との全体像示す。シェールガス活用検討。

・国交省 、老朽化したトンネルや橋などのインフラ点検するロボットの開発進める方針。維持管理の効率性図る。
 国交省助成している研究開発費の対象に加え、メーカーや研究機関支援へ。(27日 日経新聞)

・世界各国で物価上昇が鈍化する「ディスインフレーション」広がる。新興国経済の原則で商品価格下落しているため。
 主要30ヵ国の消費者物価指数(CPI)の上昇率今年1-3月、2年半ぶりの低水準。

・2013年夏のボーナス調査、製造業の平均支給額昨夏比4.57%増、2年ぶりにプラスに転じた。
 全産業平均支給額、73万7948円、昨夏比0.94%増。製造業平均支給額77万7118円、昨夏比11.78%増となった自動車・部品がけん引。
 非製造業は63万313円と昨夏比9.68%減。業績不振の電力が45.50%減と大きく、通信はプラス。

・米欧などの株式市場、米金融政策の行方に神経質に。
 緩和策で先行した米国では「米連邦準備理事会(FRB)が量的金融緩和の早期縮小に動く」との観測浮かぶ。
 米景気は相対的に底堅く、当面は高値圏でもみ合い続くとの見方多い。

・欧州主要国株、日経平均株価の急落受けた23日にそろって大幅下落。
 ユーロ危機の再発懸念がくすぶる中、景気や企業業績厳しく、米株に比べ悪材料にもろく。

・バンダイナムコゲームス <7832> [終値1675円]
 欧米やアジアでゲームの現地開発始める。年内に各拠点の開発機能持たせ、来年から順次販売。

・神戸製鋼 <5406> [終値156円]神戸製鉄所(神戸市)の高炉休止、粗鋼生産を加古川工場(兵庫県加古川市)に集約する検討へ。
 中国勢中心とした生産能力過剰が影落とし、鋼材の国際市況低迷続く。合理化で国内収益基盤固める。(26日 日経新聞) 

・日経平均株価が乱高下。株価形成の最も基本的な要素、企業収益は回復軌道にある。
 2014年3月期に経常最高益見込み企業は200社以上。うち約90社は日経平均上回る上昇率となる。
 緩和マネーが日本株全体を底上げする相場は一旦調整し、企業の実力選別する局面に移りつつ。

・24日東京株式市場前日比128円高と反発。前日1100円超下げた反動もあり朝方1万5000円回復。
 午後一転1万4000円割れと終日不安定な動き。日中値幅1025円と1990年10月以来約23年ぶりに2日連続で1000円超記録。
 日経平均の週間下げ幅は525円(3.47%)と2011年8月第1週以来の大きさ。

・東レ <3402> [終値720円]砂漠や荒廃地を緑化する技術開発。
 5〜10年で水と二酸化炭素に分解される特殊な繊維使い土壌の水分保持。植物が安定して根付く。まず南アフリカに売り込む。

・金融・証券市場前日に続き不安定な動きも徐々に混乱からの収束を探りつつある。
 24日午後1時前大証上場日経平均先物に大口売り注文で始め、先物の下落が現物株に波及。日経平均は一時500円安に。
 売り主導は昨年11月の衆院解散表明以降、日本株に注目し買ってきた投機筋。
 株安に歩調を合わせて外国為替市場では円を買う動き。債券市場でも新発10年国債利回り0.825%まで下げ、3市場連動高まる。

・国民一人ひとりの年金などの社会保障給付と納税を一つの個人番号管理する「共通番号(マイナンバー)法」24日成立。
 政府は2018年10月メドに今回は認めていない民間や医療への利用拡大検討。
 実現すれば医療の効率化や住宅ローン手続きの簡素化などにつながる。

・イオン <8267> [終値1249円]低価格文具専門店を多店舗展開。個人や中小企業の需要取り込む。
 自社スーパーの4倍にあたる約3万品目扱い、通常価格の3割引きで販売。三大都市圏で2013年度に10店、20年度に100店体制へ。

・政府は24日、iPS細胞を使う再生医療の実用化に向けた薬事法改正案と再生医療安全性確保法案を閣議決定し、衆院に提出。
 再生医療技術を活用した製品の販売開始後に有効性を確認すればよい制度を作り、製造承認の審査を早める。
 移植に使う細胞の加工を企業に委託することも可能になる。

 国内で承認されたのは昨年12月時点でジャパン・テッシュ・エンジニアリング(J・TEC) <7774> [終値590000円]の皮膚と軟骨のみ
 最初に製品化した皮膚は開発から製造販売の承認まで約9年かかる。

・中国24日、今年の経済改革の重点方針決定。
 預金や融資の金利規制を緩和、銀行の裁量で決められる範囲を拡大。経済の効率性高める狙い。

・米自動車大手3社、新車需要が好調な北米で緊急増産乗り出す。
 フォード・モーター工場の人員を増員し、年間生産台数1割弱増やす。
 ゼネラル・モーターズ(GM)とクラスら―、主力工場で夏休み返上。北米市場でシェア確保するのが狙い。日本勢との販売競争激化。

・大塚HD <4578> [終値3290円]傘下大鵬薬品24日、2014年5月に徳島県で抗がん剤の新工場稼働させると発表。投資額約100億円。
 抗がん剤生産拠点は徳島工場(徳島市)に続き2ヵ所目。

・日本原子力発電(東京・千代田)24日、2013年3月期連結決算営業利益前期比89.5%減の9億円。
 保有するすべての原子力発電所が停止中、発電量ゼロも販売先の電力会社から受け取る「基本料金」で収益確保。
 敦賀原発(福井県)2号機は活断層も殷代で再稼働の見通し立たず、廃炉迫られれば経営への打撃大きく、先行き不透明感増す。

・不動産投資信託(REIT)相場の調整続く。
 東証REIT指数24日、4日続落前日比33.90ポイント(2.42%)安1369.19と約2ヵ月半ぶりの安値付ける。
 長期金利一段と上昇しかねないとの警戒感。来週は大型REIT投信(純資産薬1600億円)が販売再開する予定。(25日 日経新聞)

・安倍晋三首相成長戦略の柱に位置付けた女性活用策の概要、
 2017年までに子育て経験が豊富な団塊世代ら中心にした「子育て援助者」20万人養成。
 女性が働きやすい環境整備。女性による起業件数倍増16万件に引き上げる。

・日銀 <8301> [終値70000円]黒田東彦総裁、株式や不動産など資産価格に
 「現時点では過度の期待の強気化示す動きは見られていない」と市場が異常に過熱している状態にないとの認識示す。(27日 産経新聞)

・太陽光など再生可能エネルギーで作った電力を電力会社が固定価格で買い取る制度スタートして約11ヵ月。
 異業種参入相次ぐ大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業が曲がり角迎えている。
 建設計画集中する北海道ではソフトバンク <9984> [終値5390円]など事業者による売電申請の7割以上門前払いも。

・「アベノミクス」効果、東京・銀座など夜の歓楽街にも波及。タクシーチケットも復活の兆し。株高と交際費復活。(26日 産経新聞)

・三菱自 <7211> [終値162円]9246億円の累積損失一掃へ。復配に向けた環境整える。10株を1株に併合へ。単元株1000株を100株へ。 

・日銀 <8301> [終値70000円]黒田東彦総裁、長期金利の過度の変動をけん制する発言繰り返す。
 市場との対話強化や弾力的な資金供給通じ、債券市場の安定図ると。

・外国人訪日数5年後2018年ごろ現在のほぼ倍の年間2千万人へ。政府総力戦で取り組む。(25日 産経新聞)

・「5/23」の教訓 荒れる相場のその先は。
 海外ヘッジファンドなど「コールオプション(買いの権利)」の買い膨らませていた一方、コールの売り手は証券会社。
 株高局面ではコールの買い手が利益を得て、売り手は損失被る。この損失を補うために証券会社は先物買いを積み上げる。
 先物買いが現物株への買いを誘発。日経平均株価1万4000円から6営業日で1万5000円に駆け上がる要因に。
 こんな「需給のからくり」が5/23は逆回転に。株安に転じれば済みあげた先物から巨額の損失が発生するため競うように先物売りへ。
 先物安は現物株売りへと波及。売りが売りを呼ぶ悪循環の中、日経平均株価は1143円安で取引終了。
 「セル・イン・メイ(5月に逃げろ)」というジンクスも頭によぎる展開。

 「今回の株安は一時的な調整にとどまる」と市場関係者アンケートで全員がこう回答。株高の条件は揺らがず。
 心理的な「傷」癒えるにはしばらくの時間も。

・過去の急落局面、株価のその後・・・
 日経平均株価の急落は最近では東日本大震災、リーマン・ショック、IT(情報技術)バブル崩壊などの例。
 外的ショック、膨れ上がったバブルが崩壊するケースなどに分かれ、その後の展開もさまざまに。
 最初の下落率にもよるものの、経済が拡大過程にあり、上昇相場が始まってからの期間が短ければ、立ち直り早く。

・戦後日経平均株価で1日5%以上急落したケースは41回。
 うち2000年4/17の下げを除く40回は遅かれ早かれ急落前の高値をいったんは取り戻す。
 高値回復までの日数に平均値は48.3日。1日で回復したケースも3回、回復まで258日要したケースも。
 回復までに100日以上かかったケースは7回。「スターリン暴落(1953年3/5)」「ニクソンショック(71年8/16)」
 「ブラックマンデー(87年10/20)」「リーマン・ショックの余震(08年10/8)」「東日本大震災の急落(11年3/14)」などと語られる
 今回影響が軽微なら名前も残らず。「無名の急落」になるかどうかは円相場や金利、企業業績など投資環境に左右される。

・株式市場関係者35人緊急アンケート。24日実施、35人全員が「一時的な調整」との見方。
 「上昇相場の終わりを示唆」など潮目の変化読み取る向きはなく。
 5月以降の急ピッチな株価上昇で過熱感一段と高まったところに、米金融緩和の早期縮小懸念などの材料重なった結果との見方支配的。
 
 株価調整期間は「半月程度」と「1ヵ月程度」が全体の7割(25人)集中。「1週間」合せて回答者の9割が「約1ヵ月以内」
 6/14アベノミクス「第三の矢」成長戦略閣議決定で株価調整局面から抜け出すきっかけとの見方浮かぶ。
 6/14は株価指数先物・オプションの清算日でもあり、きっかけにも。

・日経平均株価「下値のめど」「1万3500円」が全体の42.9%(15人)、終値ベースでは4/23以来の水準。
 「1万4000円」34.3%(12人)「1万3000円」「1万4500円」ともに8.6%(3人)「1万2000円」5.7%(2人)
 株価の下支え役はこれまでの上げが急ピッチで買えなかった投資家。
 海外勢も含めて年金基金など長期投資家の買いはまだ本格化していないとの指摘が少なくない。

・その後どこまで上がる。ほぼ全員が直近高値は上回るとの見通し。
 「1万6000円」37.1%(13人)「1万8000円」28.6%(10人)「1万7000円」11.4%(4人)
 日経平均戻り高値付ける時期は現時点から「半年程度後」が半数以上。
 7月参院選で与党勝利し、安倍政権が政策実行力一段と高まる可能性など見込まれている。
 年末にかけては年内での株式売却益課税の優遇税率終了にらんだ個人投資家の売りが上値を抑えるとの指摘も。
 
・23日日本株急落受け、各国・地域の株式市場も軒並み売り優勢。下げ幅13年ぶりの大きさの日経平均株価に比べ総じて底堅く。
 24日にはほぼ収束。世界連鎖株安始まるとの見方は少数派。
 23、24日の累積下落率、日経平均6.5%、独DAX2.6%、ダウ工業株30種平均0.03%。23日に世界を駆け巡った株安は時間とともに失速。

・米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和第三弾(QE3)縮小・停止する「出口」巡り、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議論混迷。
 雇用の改善や金融システムの健全性への懸念から6月中旬のFOMCで証券購入規模の減額検討求める声広がる。
 一方、インフレ圧力の低下や外需不安で思い切った方針転換は困難との見方も多い。
 市場緩和の縮小開始が2014年前半にずれ込むとの声も出始めた。
 9/17〜18の会合が「出口シナリオ」を描く大きなヤマ場になるのは間違いないと。

・日本株に調整色 ランキングで点検。

 下落率上位の顔ぶれ(23日からの2日間):東証1部不動産と金融が上位。2業種で上位30社のうち20社占める。
 両業種とも株価下落のきっかけは金利の上昇。
 
 1位ケネディスク <4321> [終値49100円]▲19.8% 2位JAFCO <8595> [終値3775円]▲14.8% 
 3位住友電工 <5802> [終値1304円]▲13.9% 3位ルネサスエレク <6723> [終値508円]▲13.9%

 新興市場では過熱感のあったネットやバイオ関連が相次ぎ売られた。

 1位カービュー <2155> [終値195000円]▲23.5% 2位アニコム <8715> [終値1255円]▲19.6%
 3位ジアース <8922> [終値5700円]▲18.2% 4位APカンパニー <3175> [終値1710円]▲17.0

 23日から株価上昇した銘柄。東証1部:小野薬品 <4528> [終値7270円]10%上昇。
 山崎パン <2212> [終値1230円]エフピコ <7947> [終値6670円]5%近く上昇。

 新興市場ではサン電子 <6736> [終値1589円]イリソ電子 <6908> [終値2890円]

・会社がわかる 車、復調の北米で日本勢快走。
 特集トヨタ <7203> [終値6230円]日産 <7201> [終値1155円]ホンダ <7267> [終値4060円]GM
 2013年の米自動車市場はリーマン・ショック前の07年以来となる1500万台強に拡大する見通し。
 市場の拡大背景に、円安の追い風や新車の効果が日本勢の収益押し上げる。
 米国勢は市場回復と金融緩和による低金利ローンの普及で大型車・高級車の販売急増。
 燃費のいい小型車特異な日本勢とすみ分ける格好。現代自動車の停滞も日本勢には追い風。

 株価この半年、日本勢の今後の一段の活躍示唆する動き。11/14終値から足元の株価、トヨタ約2倍、ホンダ7割強、日産約7割上昇。
 米GM4割弱、VWは15%の上昇、現代自はやや下落。
 日本メーカーの「株主配分の拡大余地」と「環境技術の高さ」に注目も。

・発掘実力企業:遠藤照明 <6932> [終値3035円]商業施設向け中心に照明器具製造・販売。
 2013年3月期自己資本利益率(ROE)期末の自己資本で計算すると30%強。開発スピードの速さが効率経営支えている。
 前期粗利益率45%と同業のオーデリック <6889> [終値4410円]の37%などと比べて高水準。
 成長持続に向け加地は海外事業。海外売上高比率5%にとどまる。今期は海外比率10%まで引き上げる。
 予想PER(株価収益率)は9倍前後と割安感は乏しい。

・横河電機 <6841> [終値1166円]海外粗制御事業伸びる。新型天然ガス「シェールガス」の増産ブームに沸く北米地域がけん引役。
 円高修正も追い風で現地プラントメーカーなどと連携強化すれば、今期業績は上振れしそう。

・伊藤忠 <8001> [終値1331円]過去最高益が視野に。2014年3月期連結純利益見通しは前期比3%増の2900億円。
 業績上振れにつながる「のり代」が400億円程度。過去最高の純利益(3005億円)上回れば増配も視野に。
 対ドルで1円の円安が年20億円の純利益押し上げ要因、想定レート1ドル=90円。

・債券市場で国債価格が振れやすい展開が続く。先週23日には新発10年物国債の利回り一時、約1年2ヵ月ぶりに1%に上昇した後急低下。
 国債価格の振れが大きくなって運用リスクが一定量以上に膨らむと、銀行は機械的に保有残高減らす。
 一方で地方銀行などの中には運用難から、利回りの上がった局面で国債買い増す動きも続く。地域金融機関の買越額4月に2.2兆円に。
 日銀5/29、銀行や保険会社など債券市場の主要参加者に呼びかけて意見交換会開く。市場参加者何らかの策提示されるのを期待。

・中国による消費量の多い国際商品(コモディティー)の相場軟調。ロンドン金属取引所(LME)の銅価格23日1日だけで約3%下落。
 5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)49.6と景気の境目となる50を7ヵ月ぶりに下回った。
 中国では銅の輸入額が4月に前年同月比3割強も減少、需要の鈍さ鮮明に。天然ゴムも中国が世界需要の3割占め、影響が大きい。

・OUT Look:今週の株式相場は値の荒い動きか。
 先週の株価急落引き継いだ先物への思惑的な売買に振り回される展開も予想される。
 日経平均の上値・下値の差を1000円程度と広いレンジで予想する市場関係者多い。
 当面株価は大きく振れやすいと見る声も。年金などの長期保有前提とした海外投資家「日本市場に目を受ける切っ掛けになりそう」と。

・Wall Street:今週の米株式相場は調整局面にはいったかどうか慎重に見極めようとする投資家が増えそう。
 ダウ工業株30種平均先週1週間で0.3%下落。今週一段と下落するか反転するかは日本株市場の動向にも左右されそう。
 今週は28日、3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数発表。1-3月期米実質国内総生産改定値、4月の個人消費支出も注目材料。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派53% (前回比+15)弱気派21%(同-12)中立派26%(同-2)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は総じて売りが優勢に。主要25株価指数のうち20指数が下落。
上昇1位ベトナム週間騰落率2.6%(12年末比騰落率20.9%)2位ブラジル2.3%(▲7.5%)3位カナダ0.4%(1.9%)4位上海0.2%(0.9%)
 下位25位ギリシャ▲10.2%(14.0%)24位アルゼンチン▲5.0%(23.0%)23位オーストラリア▲3.8%(6.4%)21位日本▲3.5%(40.6%)

・ガンホー <3765> [終値1080000円]旋風、終わりか始まりか。株式時価総額1兆円上回り、任天堂 <7974> [終値10600円]超え。
 急成長した原動力はスマートフォン(スマホ)向けゲーム「パズル&ドラゴン」(パズドラ)。
 4月末時点累計ダウンロード数1300万に達する大ヒット作。スマホの強気生かして「面白さ」追及。
 3つの成長戦略、第一の戦略は海外への展開。
 パズドラの外国語版順次開発、昨年秋から米国と韓国、カナダでサービス開始。米グーグルが海外展開後押しへ。
 第二の戦略はパズドラ人気を活用して、他のゲームを育てる。今年から来年にかけて新作スマホ10本公開予定。
 第三の戦略はパズドラそのものを国内でさらに育てる。続編「パズドラ2」の開発も検討。ライセンスの拡大にも取り組む。

・ランキング:株主還元に前向きな企業。自己資本に対する配当総額の比率を示す自己資本配当率(DOE)直近決算期の実績値ランキング

 1位スタートトゥデイ <3092> [終値1578円]自己資本配当率(DOE)17.21% 4割のROE(自己資本利益率)がDOE押し上げ。

 2位日本オラクル <4716> [終値4390円]16.02% 3位大東建託 <1878> [終値9190円]13.96%

 4位パーク24 <4666> [終値1794円]10.59% 基本的に自社で開発用地取得せず。今後も増配基調続けば増配に踏み切る可能性も。

 10位グリー <3632> [終値960円]8.36% 主力交流ゲームは大規模な設備や在庫必要なく収益性高い。足元の業績は悪化。

 24位HOYA <7741> [終値2100円]5.96% 11年のタイ洪水被災した工場の保険金321億円受け取り、円高修正に伴う為替差益寄与。

 37位ダイハツ <7262> [終値2161円]4.77% 調達改革や生産工程の無駄削減進めた結果収益力飛躍的に高まった。(日経ヴェリタス)

・富士通 <6702> [終値463円]首都圏近郊にあるIT系グループ6社、2013年中に再編、一体運営体制構築。
 富士通パブリックソリューション(千葉市)富士通アドバンスソリューション(横浜市)
 富士通ビー・エス・シー <6793> [終値781円]富士通ミッションクリティカル(東京・港)
 富士通アドバンストエンジニア(東京・新宿)富士通ソーシアルサイエンス(川崎市)の6社。

・古河電工 <5801> [終値286円]インドとブラジルでステアリングロールコネクター(SRC)の生産始める。
 SRCはエアバックの起動やハンドル周りのスイッチに電気信号伝達する部品。同社世界シェア40%強のトップ、将来50%目指す。

・ミツバ <7280> [終値1396円]6月最大顧客のホンダ <7267> [終値4060円]の米国工場のあるオハイオ州に開発拠点。
 開発初期段階から情報交換密にして動向細かく把握。存在感増すメガサプライヤー経由の部品の拡販狙う。

・大日本スクリーン <7735> [終値613円]プリント基板の最終外観検査装置事業強化。
 スマートフォンや自動車向けなど高生産性の機種10月投入。同分野の自動化装置でのシェア現在約20%から2015年には約40%に倍増へ。

・水道機工 <6403> [終値279円]
 サウジアラビアで水処理事業の人員拡充。品質管理の徹底や調達含め水処理設備エンジニアリング態勢強化。(日刊工業新聞)

・環境管理センター <4657> [終値639円]
 微小粒子物質(PM2.5)の移動測定サービス拡充。測定器踏査した専用車導入、あらゆる場所で迅速に観測できるように。

・マイナンバー法成立、新制度2016年1月から始まる。同法創出するIT(情報技術)市場は民間推定で3兆円。
 今後5年間は国内IT市場は14兆円弱と横ばい続く中、IT各社の争奪戦始まる。 

・米半導体ザイリンクス、住友電工 <5802> [終値1304円]と通信インフラ分野の開発で提携。
 ザイリンクスが持つ半導体関連の技術と住友電工が持つトランジスタ技術組み合わせる。省エネ型電子部品共同開発。

・スクウェア・エニックス <9684> [終値1326円]主力ロールプレイングゲーム(RPG)「ファイナルファンタジー14」全面刷新。
 8/27発売。価格半分に抑え、追加課金による収益化図る。 

・バイオベンチャーリプロセル(横浜市)6/26ジャスダックに上場。
 iPS細胞関連主な事業とするバイオベンチャーの株式公開は国内初。(日経産業新聞)

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株式分割

ヒューマンHD <2418> [終値1727円]9/30  1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株

ワイズマン <3752> [終値35150円]9/30  1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株

エックスネット <4762> [終値138700円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株

フルキャスト <4848> [終値31800円]6/30  1株→100株 一単元株式数変更 7/1 1株→100株

エン・ジャパン <4849> [終値172800円]9/30  1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株

マーベラスAQL <7844> [終値43900円]9/30 1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株

マネースクエア <8728> [終値419000円]9/30  1株→200株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株

ネプロジャパン <9421> [終値52000円]9/30  1株→100株 一単元株式数変更 10/1 1株→100株

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【今日の一言】

週末NY株式市場はまちまち。
27日(月)がメモリアルデーの祝日と様子見的な状況とも。
ダウ工業株30種平均が小反発も、ナスダック総合指数やS&P総合500種指数は小幅安で3営業日続落。
週間ベースではダウが0.3%安、S&Pは1.1%安、ナスダックも1.1%安とそれぞれ5週ぶりの下落。。

欧州株式市場は続落。
週初めは続伸で13年ぶりの高値に迫ったものの、
日本株の急落や米連邦準備理事会(FRB)による資産買い入れ縮小観測が強まるなか、23日に下落に転じる。

東京株式市場は週間ベースで日経平均株価3.5%安、5週ぶりの反落。TOPIXは4.7%安、3週ぶりの反落。
マザーズ指数は10.7%安、2週続落(累計14.1%安)日経ジャスダック平均は4.8%安、2週続落(累計6.8%安)。
東証2部は2.3%安2週続落(累計4.3%安)。

日本とインド政府、29日首脳会談で海上自衛隊に配備している離着水可能な救難飛行艇「US-2」のインド輸出に向け協議。
製造は新明和工 <7224> [終値801円]1機約100億円。

国交省 、老朽化したトンネルや橋などのインフラ点検するロボットの開発進める方針。維持管理の効率性図る。
国交省助成している研究開発費の対象に加え、メーカーや研究機関支援へ。
セック <3741> [終値3500円]ロボット技術開発には有力とも・・・

バイオベンチャーリプロセル(横浜市)6/26ジャスダックに上場。iPS細胞関連主な事業とするバイオベンチャーの株式公開は国内初。
リプロセル関連で主な株主は http://www.koronoasa.com/blog2/?p=402

バイオ関連の刺激剤になってくると思われますが・・・

先週末の株式セミナーの概略を【コロ朝プレミアム】に掲載いたしました。

日足チャートを眺めていると、大きな株価下落とはなっていますが、
ろうそく足が25日移動平均線や75日移動平均線に丁度絡んできてる銘柄が多くなっており、
止まってもいいような水準に来ているものが多く見られます。 

森下仁丹 <4524> [終値862円]週末には大幅高。全体の大きな下落時に上昇するのは確信犯?がいるということ・・・?

富士通 <6702> [終値463円]首都圏近郊にあるIT系グループ6社、2013年中に再編、一体運営体制構築。
富士通パブリックソリューション(千葉市)富士通アドバンスソリューション(横浜市)
富士通ビー・エス・シー <6793> [終値781円]富士通ミッションクリティカル(東京・港)
富士通アドバンストエンジニア(東京・新宿)富士通ソーシアルサイエンス(川崎市)の6社。 

週末の櫻井英明さんの株式セミナーで個別で第一に取り上げたカナモト <9678> [終値2354円]
業績の上方修正がありそうで、また2000円以上となっており株式分割も期待できそうです。
第2四半期決算の発表は6/7に予定されていますが、5/31に何らかの発表も・・・

櫻井さん夕刊ゲンダイ連載「これから大化け中小株」新連載での最終回 曙ブレーキ <7238> [終値548円]
自動車搭載ブレーキシェア40% 堅実な上昇基調。リーマン・ショック時の株価915円回復に期待高い。
個別株は個人投資家が主役になれる舞台。「違いの判る投資」に向かっていただければ幸甚。との締めでした。

週末金曜日の夕刊には、39連勝男がズバリ。藤本誠之1ヵ月で稼ぐ勝ち銘柄 第13回 きちり <3082> [終値2940円]
タニタ食堂今後チェーン展開や各企業の社員食堂業務請負も展開へ。映画「体脂肪計タニタ食堂〜500kcalのまんぷく定食」25日公開。
企業の交際費増え、株高の資産効果でアルコール消費増える。居酒屋「きちり」の業績も。
立会外分売価格2852円 6/30には1:3分割。東証1部に上場する布石と。

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福の神降臨!!『半歩先ゆく投資術』フルスロットル!!
新刊出版記念セミナー!!「ズバリ!藤本が打ち明けます」
2013年6月1日(土)15:30〜17:45 日本橋人形町
当日セミナー参加者(ビデオ除く)には新刊本サイン付きで手渡しいたします。
https://www.directform.info/form/f.do?id=2992
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講師:馬渕治好(まぶちはるよし)氏
世界から見た株式セミナー
世界経済・市場展望〜年後半の国内金融市場の行方
2013年7月27日(土)15:30〜17:00 東京・高田馬場
場所:東京・高田馬場 鮨源ビル 4階(20名限定)
詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3021
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「雨宮京子先生と「円安恐慌」の著者菊池真氏」
株式セミナーコラボレーション第8弾 東京・日本橋人形町

2013年6月15日(土)14:30〜16:45(開場14:15)

申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=2854

今まで(過去8回)のセミナー概要もまとめてあります。
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「ヘッジファンド運用助言会社のミョウジョウ・アセット・マネジメントが
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