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【銘柄研究】クラウド関連

米国発のサプライズが続きました。

まずはローレンス・ヘンリー・サマーズ元米財務長官が米連邦準備理事会(FRB)議長を辞退。
議会での承認得られないとの見方とのこと。

そしてそのFRBが量的金融緩和策の維持、縮小策を取らなかったこと。

外国為替市場は大きな変動、円は対ドルで一時97円台後半まで買われる展開。
また株式市場は金融緩和策維持で大幅上昇となりましたが、果たしてそれほど好感して良いのでしょうか?!

と思っていたら週末の米国株式市場では18日のダウ工業株30種平均の上げ幅(147.21ドル高)から2日間で225.85ドルの下げ。

週間ではダウは75.03ドル(0.5%)高、3週連続の上昇で終了いたしました。
ナスダック総合指数は1.4%高、3週続伸、S&P5000種総合指数は1.3%高、3週連続上昇で終了。

東京市場は週間ベースで日経平均株価は2.3%高、TOPIXは2.8%高、ともに3週続伸。
マザーズ指数は8.0%高、3週続伸。日経ジャスダック平均は3.4%高、3週続伸。東証2部は2.8%高、3週続伸で終了。

株式市場は米国金融緩和策維持歓迎との意思表示をいったんは示したものの、実際米経済の良し悪しを考えると疑問も。
金融緩和策の縮小からの上昇でしたら素直に好感して良いところだったんではないでしょうか・・・

日経平均株価の25日移動平均線かい離率は19日(5.9%)20日(5.5%)と
かい離としては平常時でしたら、行き過ぎのプラスマイナスの5%超えとなっています。

ただ最近の相場は上にも下にも大きく振れやすい傾向があり、9〜10%あたりに広がる傾向もありますが、黄色信号点灯した様にも思えます。

2020年夏季オリンピック開催となり、日本株式市場は稼ぎ時ではありますが、上昇トレンドの中にも調整する「押し目」は多くあります。
IT(情報技術)バブル時でも、今回記憶に残ってる昨年11月からの「アベノミクス」第一弾相場でも
信用取引での追証請求といった調整はありましたね。

低位材料株の乱舞となる相場は、目先天井圏で起こる傾向もありますので注意していきましょう。

本日の銘柄研究はクラウド関連を見ていきたいと思います。

先日(19日付)の日経新聞に≪企業向けクラウドコンピューティングサービス提供する米国有力新興企業の日本進出加速。
各社米国に次ぐ市場として開拓急ぐ。クラウド活用で企業はサーバーなどの購入費用節約、
機能も頻繁に更新され最新のサービス利用、事業規模の変化に機敏に対応可能に。≫と掲載されていました。

外資は日本市場が有力と進出してきます。

迎え撃つ日本のクラウド関連企業は地の利生かして成長してほしいところです。
またマイナンバー制度も静かに進んでいるところでもあり、
2020年夏季オリンピック効果もあり、世界から注目も浴びるところです。

まずは代表的なところで、インターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> [終値3040円]
社長には民間企業では異例の前財務次官勝栄二郎特別顧問が社長兼最高執行責任者(COO)就任。
中央省庁や海外との人脈生かし、国際事業展開を加速。
公募増資を3346円で実施。まずは公募価格奪還めざし、倍返しの3800円狙いも・・・

続いてコムチュア <3844> [終値1622円]今年5月のIRセミナーで向浩一会長は今後3年間は左団扇との発言。
そこへオリンピックがやってきます。
11月19日一部上場予定(2部上場から1年経過)で丁度仕込みごろではないでしょうか?
5月からの下降トレンドもようやく突破してきたようなチャートでもあります。

システムインテグレータ <3826> [終値860円]パッケージソフト販売・保守が両輪。
時間を奪うのではなく、時間を与えるソフトウエア創り続ける。従来の売り切り型ソフト販売から月額年間契約販売に。
株価にもコミット、目標株価設定し、実現しようとしています。
今現在はソフトウエア業界平均PER(株価収益率)28.2倍に設定。2014年2月一株益54.2予想ですので1528円となってきます。
また配当性向毎年1%づつ増やすなどユニークな経営計画を持つ社長にも魅力感じます。

そして最後に穴的存在ながらはまった時には人気化するシナジーマーケティング <3859> [終値720円]
世界を代表するセールス・フォース・ドットコムと親密。
最高値(3725円 2011/1/31)から約2年7か月経過。ようやく下値が固まったようにも感じられます。
やんちゃな上昇期待したいところです。

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