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大卒採用3年連続前年上回る

2012年10月21日(月)曇り時々晴れ

・日本経済新聞社20日まとめ、2014年度採用状況調査、主要企業の大卒採用内定者数(14年春入社)今春実績比3%増、3年連続前年上回る。
 銀行や証券がけん引、非製造業の採用7.3%の増加。製造業は計画の0.3%増に対し5.4%減と大幅に下振れ。2年連続の減少。

・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で焦点のコメなど農作物の重要5項目、関税で日本国内の価格高止まり、家計に「隠れた負担」。
 民間試算では国民一人当たり年2万円以上。来年4月の消費税率引き上げによる負担増を上回る。

・厚生労働省、国民年金保険料徴収強化するため、すべての滞納者に延滞金課す検討始める。
 2012年度国民年金保険納付率59%、未納問題深刻。

・旧ソ連・中央アジア5ヵ国が新たな経済圏として浮上。天然資源てこに経済成長加速、インフラ整備や個人消費盛り上がる。
 ロシア、中国にトルコも進出。市場争奪戦は三つ巴の構図に。

・米最大手JPモルガン・チェース、米司法・金融当局との間で、2008年金融危機前の住宅ローン担保証券(MBS)の不正販売巡り、
 総額130億ドル(約1兆2700億円)支払い和解へ最終調整。和解金の大半は罰金が占める。罰金額、金融機関対象で過去最大規模。

・中国李克強首相、今年前半の経済運営、「改革と調整を進め、経済の安定的前進の基礎固めをできた」と語る。

・2014年4月大卒採用ランキング:1位(前年順位比較なし)イオン <8267> [終値1339円]2014年内定2000人 2013年実績1800人

 2位(1位)三菱UFJ銀 <8306> [終値638円]1500人 1457人 3位(2)三井住友銀 <8316> [終値4895円]1250人 1138人

 4位(3)JR東日本 <9020> [終値8650円]1180人 940人 5位(7)大和ハウス <1925> [終値1851円]1158人 959人 

・KDDI <9433> [終値5290円]中国上海市に大規模データセンター建設、11月稼働。機器の持ちだし防ぐため初めてX線検査装置導入。
 中国で6ヵ所目、すべてに拠点合せた規模は外資系企業として最大級。クラウドシステムの受注につなげる。

・京浜急行 <9006> [終値944円]羽田空港駅の利用者数今年度、過去最高の3300万人以上になる見通し。昨年10月ダイヤ改正奏功。
 上半期(4-9月)1日平均乗降人員約9万1000人と前年同月比1割増。2012年度上期伸び率(約2%)を大きく上回る。

・旭化成 <3407> [終値727円]テラ <2191> [終値3245円]がん治療にための細胞を培養・加工する装置の臨床研究始める。
 2014年に同装置で培養した細胞をヒトに投与し、安全性や効果調べる。細胞医療に普及目指す。

・ユーグレナ <2931> [終値1545円]イスラム教戒律に従った「ハラル食品」市場に参入。ミドリムシ混ぜて栄養価高めた食品普及へ。
 10年後メドにミドリムシ混ぜた利用食品の海外売上高100億円にしたい考え。

・2020年東京五輪開催に向け、複合観光施設(統合型リゾート)整備を推進する動きが活発に。
 自民、公明、民主など超党派でつくる「国際観光産業振興議員連盟(IR議連)」臨時国会に新法案提出方針。
 会議場、宿泊施設やカジノ、ショッピングモールなど含む統合施設目指す。 (21日 日経新聞)

・三菱重工 <7011> [終値624円]今治造船(愛媛県今治市)三菱商事 <8058> [終値1996円]名村造船 <7014> [終値1476円]
 大島造船(長崎県西海市)5社、ブラジル造船大手エコビックス・エンジュビックスに資本参加。
 来春までに約3割の株式取得する方針。出資額は約300億円。国内造船業界で過去最大の海外投資案件となる。

・企業年金の一種、厚生年金基金の4割が解散検討。公的年金の支給額が減る中、年金給付が一段と厳しくなりそう。

・世界の株式市場に投資マネー戻る。ドイツやフランス、韓国などの株価指数18日、相次ぎ今年の高値更新。
 米国の財政問題がいったん危機回避し投資家がリスク取り直す。金融緩和も当面続くとの見方が低迷していたアジア株も復調。
 欧州が好調目立つ。日経平均株価は5月の高値に届かないものの17日まで7日続伸。米国も9月の高値に接近。中国・ブラジルは低調。

・外国為替市場で円高が進みにくい構図に。米財政問題で市場が揺れたこの1ヵ月でも、円高は1ドル=96円台半ばで歯止めかかる。
 市場が動揺した時に買われる「安全通貨」としての性格薄らぐ。
 過去最大規模の貿易赤字など需給面の円安要因、海外勢が日銀の積極的な金融緩和姿勢に再び着目し始めたことも背景に。

・国際エネルギー機関(IEA)省エネルギー市場報告で、2011年の省エネ投資が世界で3千億ドルに達する。
 「隠れた燃料と言われてきた省エネは、今や第一の燃料」とも。

・米企業間で従業員などの医療保険見直す動き広がる。対象者限定や補助額固定、従業員が自ら保険加入する仕組みに切り替えたり。
 企業が負担増で苦しむ。企業側に負担2003年比77%増、08年比21%増へ。
 労働時間週30時間以上を正社員と見なし、その数50人を超える企業は保険提供が義務つけられる。15年からは違反企業に罰金科せられる。

・ローソン <2651> [終値7580円]2015年春までに店内で調理する「まちかど厨房」を現在の3倍強5千店に広げる。
 カフェやファーストフードから客を取り込む。

・大王製紙 <3880> [終値678円]福島県に紙おむつなどの新工場建設。2017年稼働目指し、約90億円投じる。
 アジア諸国で高品質の乳幼児用紙おむつのニーズも見込める。

・「父ちゃんの立場指数」馬渕治好ブーケ・ド・フルーレット代表独自開発。
 「紳士服等売上高前年比伸び率」から「婦人服等売上高前年比伸び率」を差し引く。
 春以降下落基調も、最近9月分まで3ヵ月連続で上向く。「消費者心理、好転の兆し」
 景気が悪いときは「父ちゃん」の服代真っ先に削られる一方、「母ちゃん」はあまり変わらず服を買い続け「父ちゃんの立場指数」下落。
 景気が回復してくると「買ってもいいとのお許し」出て指数改善。(20日 日経新聞)

・国内再生エネルギー発電市場に海外勢相次ぎ参入。各地に太陽光発電所建設し電力供給。
 総投資額今後5年で計7千億円規模。買取制度呼び水も、急速な拡大で電力コストも膨らみそう。

・スズキ <7269> [終値2413円]販売好調と円安追い風業績拡大。2013年4-9月期連結営業利益、前年同期比3割強増900億円弱。
 従来予想825億円を上回る。半期ベースで過去最高。インドでも増益確保。

・国土交通省18日、8月土地取引動向調査、
 現在の土地取引が「活発である」と答えた企業の割合から「活発でない」とした割合引いた判断指数(DI)
 東京23区で5年半ぶりにプラスに転じた。大阪府と「その他の地域」も前回2月比24ポイント強の大幅改善。東京23区33.7ポイント改善。

・中国今年7-9月成長率、7.8%と3四半期ぶりに拡大。再び過熱し始めた不動産投資や公共投資の拡大期待の鋼材積み増しなど不均衡残る。

・米金融大手の経営が難局に。6大グループ2013年7-9月期決算、前年同期比3社が減収に。
 金融政策の先行き不透明感に伴う債券市場の動揺や収益源である住宅融資の失速背景。
 JPモルガン・チェース最終損益9年ぶりに四半期で赤字転落。ウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス減収。 

・イオン <8267> [終値1333円]2015年春までに傘下の食品スーパー約600店で手掛ける。従来の4倍のペース。
 単身者や高齢者、働く女性のニーズが大きい商品の売り場広げる。

・衣料専門店しまむら <8227> [終値10630円]当初19店舗予定2013年度改装店舗数69店舗に拡大。
 郊外にある「ファッションセンターしまむら」対象。一方新規出店計画70店から50店へ抑える。陳列量3-4割増やす。

・1-9月百貨店売上高全店合計で前年同期比1.3%増。
 今後も賞与増や消費増税前の駆け込み需要も見込め、2013年百貨店売上高は全店ベースでプラスに転じる見通し。
 百貨店市場全体が上向くのは16年ぶり。ただ来春の増税後は反動減懸念も。

・オリエンタルランド <4661> [終値16110円]2014年3月期連結営業利益1066億円に。従来予想827億円を上回り過去最高更新へ。
 入園者数12%増、3070万人と通期で初めて3000万人超見込む。売上高16%増4603億円と従来計画1割強増加。外国人来場者震災前水準へ。

・オリエンタルランド <4661> [終値16110円]
 来年4月消費増税後入園料金1日券「1デイパスポート」大人6400円(200円増)4-11歳までの子供料金4200円(100円増)へ。

・2013年度上期(4-9月)粗鋼生産量前年同期比1.9%増5579万3千トン。半期として2期連続増加、08年度上期(6150万トン)に次ぐ水準。
 自動車中心に製造業向け需要が堅調に推移。公共工事や消費増税前にマンション建設などの増加受け建材需要も旺盛。

・東京製鉄 <5423> [終値615円]2013年4-9月期単独決算経常損益11億円の黒字(前年同期101億円の赤字)。
 4-9月期の経常黒字は4年ぶり。従来予想はトントン。建材向け需要増などで鋼材市況回復、利益率改善。 

・川崎重工 <7012> [終値420円]米国から日本へ液化天然ガス(LNG)効率的に運ぶ運搬船開発、2017年度に実用化する。
 従来船より積載量1割増。17年米国産シェールガス輸入開始に合わせ商社や電力会社などへ売り込み強化、受注高で先行する韓国勢追う。

・日本エネルギー研究所18日、石炭や石油など1次エネルギーの世界消費量2040年11年比1.5倍196億トンと予測。
 アジアが増加分59%占め、消費量世界全体の45%、89億トに達する。中国40年に44億トン、2位米国の1.9倍に。

・9月の日本製半導体製造装置のBBレシオ1.25。1を上回るのは6ヶ月連続。スマートフォン(スマホ)がけん引役。

・ローム <6963> [終値4080円]米インテルと組み、タブレット(多機能携帯端末)向け電源ICに参入。
 インテルの新型CPU(中央演算処理装置)に最適な消費電力タイプ開発、生産開始。3年後100億円の売上高目指す。

・DMG森精機 <6141> [終値1651円]中国天津市で新興所いう完成。2016年度には年600台まで生産増やす。

・大日本印刷 <7912> [終値1062円]スマートフォン(スマホ)など携帯端末向けに電子雑誌のコンテンツ配信始める。
 読者の閲覧履歴分析、発注企業に情報提供する販促支援サービス事業に育成。

・株式を借りて売る「空売り」規制、11/5に緩和。機関投資家やヘッジファンド、大口の個人による空売りの自由度が増す。
 売り圧力が高まる懸念の一方、売買が一段と盛り上がる可能性も。

・株式市場売買代金の低迷続く。18日東証1部売買代金1兆6078億円と4日連続で2兆円下回る。
 10月1日あたり東証1部売買代金1兆8500億円。夏休みで市場参加者の減る8月(1兆7700億円)除き今年最低。

・投資主体別売買動向10月第2週(7-11日)海外投資家(外国人)2週ぶり買い越し(2359億円)個人投資家2週ぶり売り越し(1495億円) 

・ジャスダック投資主体別売買動向10月第2週(7-11日)
 海外投資家(外国人)2週ぶり買い越し(22.62億円)個人投資家2週連続買い越し(27.85億円)(19日 日経新聞)

・伊豆大島(東京都大島町)20日、大雨警報。前日夕、約2300人対象に出た避難勧告は継続。陸上自衛隊約500人増派し千人態勢へ。

・原発の再稼働の時期が来年度にずれ込む公算大きく。新規制基準に基づく事業者の準備が大幅に遅れているため。

・民主党細野豪志氏前幹事長(42)自身グループ「基本政策研究会」の会合、
 前原誠司前国家戦略相(51)のグループ「凌雲会」と同じ曜日、時間帯に開催。かつて師弟関係にあった細野氏が反旗翻した恰好。
 党内の世代交代は下剋上の様相へ。(21日 産経新聞)

・安倍晋三首相19日、災害公営住宅や防潮堤の建設などの復興事業加速させるため、用地取得の手続き大幅短縮する特別措置講じると発表。
 自治体支援も強化へ。手続き期間半年を3週間に短縮。財務管理人となる弁護士や司法書士を被災3県で約500人確保。
  
・国内スポーツ用品大手、直営店展開に力入れる。2020年東京五輪開催追い風に訪日外国人客増加期待、国内外でのブランド向上へ。

 デサント <8114> [終値732円]10/10、東京原宿に初の直営旗艦店オープン。
 技術面にこだわった商品集める。今後3年で同様店舗10店舗展開。

 ミズノ <8022> [終値561円]10/4、福岡県で3店目となる直営店オープン。11月末には神戸に出店予定。

 アシックス <7936> [終値1702円]ランニングに特化した東京銀座の旗艦店「アシックスストア東京」で
 足形や走り方に合ったシューズ製作できるサービス実施。ブランド力アピール。(20日 産経新聞)

・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉で参加国が目指す年内妥協の協議期限12/24に調整。
 クリスマスの前に最終期限設定で交渉の進展図る狙い。

・米農務省、農産物需給報告の10月分の発表中止。政府機関閉鎖長引きデータ収集出来ず。1866年開始以来初めての発表中止。次回11/8に。

・米グーグル2013年7-9月期決算、最終利益前年同期比36%増29億7000万ドル(約2900億円)。
 売上高12%増148億9300万ドル。四半期で過去最高。

・楽天 <4755> [終値1321円]
 来年にも動画配信サービス会社「Viki(ヴィキ)ジャパン」立ち上げアニメ配信など強化、アジア中心に市場開拓。3つ目の柱に。(19日 産経新聞)

・ワシントン・リスク 債務問題先送り 世界がまた震える。
 世界最大の金融商品である米国債のデフォルト(債務不履行)という悪夢は瀬戸際で回避。米政治の機能不全は深刻。

 野村証券 <8604> [終値754円]10-12月の米国内総生産(GDP)の成長率予想2.7%から1.9%に下方修正。

 米量敵緩和の縮小は「2014年1-3月にずれ込む」など様々な見方が交錯。

 野党・共和党内の強硬な保守派「ティーパーティー(茶会)」テッド・クルーズ上院議員16日、早々と「戦闘継続」宣言。

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏、米政治の今回の混乱は「政治的な大量破壊兵器」と喝破。

・ワシントン・リスク 政治の「病」経済揺らす。
 市場では来年3-4月の危機再来シナリオ浮上。加えて緩和縮小がずれ込むとの観測が広がっている。
 民主・共和の両党が16日合意したポイント3つ。
 政府機関を再開し、2014年1/15までの暫定予算編成。
 連邦債務にも来年2/7まで上限に縛りかけず。
 中長期の財政再建策を協議する超党派機関立ち上げ、12/13までに結論出す。
 デフォルト回避と抜本的な財政赤字削減を同時に狙う内容も、本質は単なる「問題先送り」。

 目先のヤマ場は超党派機関による協議のデットライン。
 12/13までに健全化策がまとまらないと、1/16以降分も「暫定的な予算」組むことになる。
 来年1月半ばにかけて、予算巡る与野党の攻防が再び繰り広げられる格好だ。

・ワシントン・リスク 世界中の国・金融機関・投資家、大量に保有。
 米国債、デフォルト(債務不履行)なら影響甚大。
 オバマ大統領「米国は世界で最も安全な投資先」と。なかでも米政府が発行する債券は金融市場で現金代わりに扱われている。
 米国債が信用を失えば、担保にならなくなる。「影響は急速に世界中に広がり、そして致命傷となる」ドイツ銀ジェイン共同CEO。
 世界経済の隅々まで入り込んでいる米国債。デフォルトは非現実的と楽観的な見方も、「一寸先は闇」なのが政治でもある。

 
・米国債のデフォルト(債務不履行)ひとまず回避。米市場では株式・債券の同時高進む。
 先週18日米S&P500種指数連日で最高値。
 米長期金利の指標となる米10年物国債利回り一時2.53%と、約3ヵ月ぶりの水準まで低下(価格は上昇)。
 市場でにわかに広がる強気ムードの根底には、量的金融緩和の長期化による「流動性相場」への期待感も。
 市場の関心は米企業の収益にも向かう。

・ユーロ圏の景気に底堅さ増す。欧州債務危機後のマイナス成長を4-6月期に脱した後も、企業の景況感や消費者心理の緩やかな改善傾向。
 今週24日、10月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)発表、景気の拡大示す結果見通し。
 経済と政治がそろって安定、欧州の金融市場に資金回帰する動きが目立つ。
 株式市場ではドイツ株式指数(DAX)18日に過去最高値更新。7月以降上昇率11%に。イタリアやスペインの株価上昇も鮮明。

・日銀 <8301> [終値55900円]21日、全国支店長会議開き、各地域の景気動向まとめた10月分の地域経済報告(さくらレポート)公表。
 前回7月に続いて景気判断の上方修正が相次ぐ見込み。景気回復のすそ野が広がっていることを裏付ける内容となる公算大。
 前回さくらリポートでは9地域のうち東北除く8地域で景気判断上方修正、10月も多くの地域の景気判断が引き上げられる見込み。
 前回「持ち直し」から今回は「回復」という表現使う地域が増えそうと。

・ガンホー・オンライン・エンターテインメント <3765> [終値81100円]新たな成長に向けて舵を切る。
 スマートフォン(スマホ)世界大手、フィンランド・スーパーセルを親会社のソフトバンク <9984> [終値7280円]と共同買収。
 世界的に人気の高いゲームを抱えるスーパーセルの買収は収益面で直接プラスになるだけでなく、
 「パズル&ドラゴンズ(パズドラ)」を世界に売り出すルート確保する効果に。 
 スーパーセル、米アップルスマホ向け売上高、今年2〜8月に世界首位。13年2月期業績は非開示もガンホー並みと。
 ガンホーとスーパーセルの協業が成功し、ガンホーの時価総額一段と拡大するようなら、ソフトバンクの拡大戦略にも追い風に。

・発掘実力企業:増収率が高い(5)やまびこ <6250> [終値3160円]草刈りに使う刈払機やチェーンソーなど屋外作業機械手掛ける。
 北米では需要伸び、2014年3月期連結売上高前期比12%増、1000億円見込む。
 課題は売上高の計上が4-9月期(上半期)に偏っていること。
 10〜3月の売上高伸ばすため、季節が逆になる中南米など南半球での事業拡大に力注ぐ。

・三菱重工 <7011> [終値624円]原子力事業で思わぬ問題抱える。製造に関わった米国原子力発電所で不具合発生。
 処理費用巡り電力会社から先週、40億ドル(約4000億円)の損害賠償請求。三菱重工主張する責任額約30倍。
 損失規模見通せず株価の重荷に。決着までに1年以上かかる可能性もある。

・オリエンタルランド <4661> [終値16110円]2014年3月期連結営業利益前期比31%増、1066億円見通し。
 従来予想約240億円上回り、初めて1000億円突破。テーマパーク予想入園数3070万人と日本の人口のおよそ4分の1。
 同社10-12月期の入園者数は受け入れ能力一杯の水準。上振れ余地は小さいと先行きに慎重な背景。 

・共立メンテ <9613> [終値3195円]「道の駅」の運営など自治体の業務受託する事業強化。
 2015年3月期には同部門営業損益が初めて黒字化する見込み。」寮運営事業とホテル事業に続く「第三の柱」に育て成長加速させる狙い。

・会社がわかる 特集ロイヤルHD <8179> [終値1535円]
 業績回復。ロイヤルホスト、低価格路線走らず、料理と接客で勝負。今期7%増、海外からの訪日客に 標準定める。
 注目は客数は伸ばしながら客単価2年間で約100円上昇し足元1100円超。
 ロイヤルホスト復活で第2の柱飲食店運営受託(コントラクト)事業にも波及効果。
 機内食含めほぼすべての事業で五輪開催の恩恵受ける。 

・米国で財政協議決着、債務不履行(デフォルト)がひとまず回避され、日本の株式市場も落ち着き取り戻してきた。
 世界の投資家のリスク回避の姿勢和らぎ、焦点は今秋から発表本格化する企業の4-9月期決算に移る。
 内容次第では個別銘柄の物色に弾みも。
 相場全体の上昇機運が高まるには、世界景気の回復基調が強まり、円相場が1ドル=100円台に下落するといった外部環境の好転が必要と。
 
・金相場も下げ止まる。市場では中長期的な弱気相場が終わるとの見方は少ない。
 NY先物市場で金相場は10月に入って徐々に値を切り下げていた。
 債務上限の引き上げ期限が迫る15日には一時、約3ヵ月ぶりの安値1251ドルを付ける。
 金は元来、ドルへの信認が揺らぐときに買われる傾向強く。今回は最終的には債務不履行は回避されると読む投資家が多かったもよう。
 金の現物で運用する上場投資信託(ETF)からは資金流出が止まらず。インド政府の今夏、金の輸入制限策も影響も。

・OUT Look:今週の株式相場は日経平均株価1万4000円台半ばで一進一退か。
 米国債務上限問題ひとまず収束で市場の不安感和らぐ一方、日本の主要企業決算発表本格化前に積極的に買い進むのは難しく。
 円相場が方向感に乏しいこともあり、目先は投資家の様子見姿勢強まる見通し。
 需給面で上値の重さが意識。信用買い残は日経平均が年初来高値付けた5月にかけ急増。6ヶ月の決済期限迎えつつある。

・Wall Street:今週の米株式相場は底堅い展開か。焦点は22日、9月の雇用統計。
 非農業部門の雇用者の伸びが市場予想(約18万人増)に届かなければ、米金融緩和の長期化観測強まり、相場支える可能性も。
 米主要企業の7-9月期決算もヤマ場。建機など輸出企業で新興国市場に回復の兆し見られるか焦点。
 21日マクドナルド、23日キャタピラー、24日マイクロソフトなど決算発表。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派47% (前回比-3)弱気派22%(同-8)中立派31%(同+11)

・ランキング:2月期決算企業営業利益進捗率の高い企業。

 1位松竹 <9601> [終値986円]通期進捗率77.5% 歌舞伎座のこけら落とし公演が想定以上に好調、利益進捗率高める原動力。

 2位レデイ薬局 <3027> [終値478円]77.4% 中四国展開ドラッグストアチェーン。猛暑追い風に飲料や日焼け止め販売好調。 

 3位あさひ <3333> [終値1714円]69.3% 
 新年度迎える春先、自転車購入刷学生や社会人の来店増える繁忙期。9月の既存店売上高が2ヵ月連続前年割れとなったことも懸念。

 8位いちごHD <2337> [終値440円]66.0% アベノミクスによる不動産取引の活発化が追い風。過去に投資した不動産の売却が順調。

 11位ガリバーインター <7599> [終値579円]61.3% 中古車オークション事業の採算改善、営業利益の進捗率高める。
 エコカー補助金制度無くなり、新車を買うメリットが薄れ、中古車の引き合いが増えたため。

 18位ファミリーマート <8028> [終値4220円]56.5% 下期(10-3月)前年同期比1割以上の営業増益見込む。 

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち24指数が上昇。
 懸念材料だった米国債の債務不履行はひとまず回避され、投資家心理が改善。ほぼ全面高に。

上昇1位ギリシャ週間騰落率5.1%(12年末比騰落率28.4%)2位アルゼンチン4.3%(91.5%)3位ブラジル4.2%(▲9.1%)4位スペイン

3.4%(22.5%)
 下位25位上海▲1.5%(▲3.3%)24位トルコ0.1%(▲2.5%)23位香港0.5%(3.0%)21位米国1.1%(17.5%)20位日本1.1%(40.1%)

 昨年来上昇率1位アルゼンチン91.5%、2位日本40.1%、3位ギリシャ28.4%、4位スペイン22.5%、米国17.5%、最下位ブラジル▲9.1%

・アベノミクスにミクスを追い風に不動産マネー、地方に流れる。
 福岡・仙台・札幌・大阪・京都・兵庫・・・割安感で脚光再び。今後の焦点は稼働率と賃料回復。
 けん引役の主役私募ファンドから今回は不動産投資信託(REIT)が目立つ。
 
・5月に売ってされ(セル・イン・メイ・ゴーアウェー)ほどは知られてないが、
 10月末に買って翌年4月末に売ると、最も効率的に稼げる。株式相場のアノマリー(合理的に説明できない経験則)。

 特に日本では10月末に購入するのと4月末に購入するのとで、明暗の差は大きい。
 6ヶ月間の運用を何月に始めるのが最も効果的だったか調べると9市場のうちカナダと香港を除く7市場が10月末がベスト。
 反面運用始めるのが最も非効率なのが、カナダと香港除く7市場では4月末だった。
 カナダ11月末スタートが最も累積リターンが大きく、5月末スタートが最も小さく、
 香港は6月末スタートが最も大きく、12月末スタートが最も小さく。

 アノマリーのハロウィン効果も、日本では過去64年中16年で、
 米国では過去116年中38年で10月末から翌年4月末にかけて株価指数は下落している。(日経ヴェリタス)

・富士電機 <6504> [終値432円]新興国の工業団地向けスマートグリッド(次世代送電網)開発。
 東南アジア各国、電力不足が問題、団地単位の省エネ策としてスマートグリッドの導入提案、工場の安定操業に貢献。 

・リオン <6823> [終値1385円]
 水中の生物粒子量測る「ピコプランクトン測定システム」実用化。2014年度に市場投入。水質管理の向上に寄与。
 価格数百万-1000万円。初年度5台、16年度は累計100台受注目指す。

・古野電 <6814> [終値706円]ゲリラ豪雨、従来の技術では困難な発生状況のリアルタイム観測実現すべく独自気象レーダー開発。
 初の気象分野への参入。ゲリラ豪雨発生予測にも道を開くと期待も高まる。世界最小・最軽量クラスの気象レーダー開発。

・ファナック <6954> [終値16740円]高速搬送ロボット「ゲンコツ・ロボット」のラインアップ拡充。11月受注開始、2014年春出荷予定。
 正確な作業が特徴、食品・医薬品メーカーの導入進む。(日刊工業新聞)

・ホシデン <6804> [終値524円]
 価格従来の半分(千円)以下に抑えたモバイル機器(スマホ)向け無線充電器開発。2014年3月メドに量産開始予定。

・米マイクロソフト(MS)18日、基本ソフト(OS)最新版「ウィンドウズ8.1」発売。
 パソコン離れ招いた「ウィンドウズ8」をユーザーの声反映し改良。わずか1年半でのリリースに。 

・米グーグル7-9月期決算、純利益前年同期比36%増、29億7000万ドル(約2910億円)、3四半期連続の2桁増加。

・アドウェイズ <2489> [終値1750円]中国最大無料通話・チャットサービス「微信(ウィーチャット)」向けの広告・販促事業始めた。
 中国スマートフォン(スマホ)利用者増に対応、東南アジアなどの企業にも対象広げる。登録会員数全世界で4億人超。

・エンシュウ <6218> [終値165円]連結売上高2-3割占めるヤマハ発 <7272> [終値1496円]向け二輪車部品加工に内製化進める。
 一貫生産することで利益率高める狙い。

・日本の水素インフラ市場、2020年に約13兆円に達すると予測。
 燃料電池自動車の市販始まる15年は1兆円も、30年以降に燃料電池車や水素発電所の普及加速志市場急拡大へ。
 50年の世界市場は約160兆円で日本は8%占める。欧州が36兆円で世界の2割超の最大市場に。

・日本ガイシ <5333> [終値1487円]
 スマートフォン(スマホ)のバッテリー端子や電気自動車のコネクターなどで利用想定したベリリウム銅合金開発。
 チタン銅と同程度の強度、導電率約5倍。急速充電した場合も発熱大幅に抑制できる。今後自動車市場の開拓進める。(日経産業新聞) 

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株式分割

IGポート <3791> [終値153000円]11/30  1株→100株 一単元株式数変更 12/1 1株→100株

インターアクション <7725> [終値61700円]11/30  1株→100株 一単元株式数変更 12/1 1株→100株

公募・売り出し価格

日本一ソフトウェア <3851> [終値849円]60万株 

プレミア投資法人 <8956> [終値423500円]2万900口

新規公開株

コード  市場   銘柄      幹事証券  公募価格   発行株数  単位株

10/22 <3677> JQS   システム情報    SBI    740円    690,000株   100株

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(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は上昇。
S&P500種指数は連日の史上最高値更新。
ナスダック総合指数は2000年以降の高値で引ける。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約55.7億株。

週間ではダウ工業株30種平均は1.1%高、2週続伸。ナスダック指数は3.2%高、2週売り反発、S&P500種も2.4%上昇、2週続伸で終了。

欧州株式市場は上昇。
FT100種は1ヵ月ぶりの高値。
中国国内総生産(GDP)の回復を市場好感、鉱山株買われる。
市場の関心は米財政巡る問題から企業業績に移る。

東京株式市場で日経平均は8日ぶりに反落。
手掛かり難から指数は方向感のない動きも、中小型株は個人投資家中心に物色が活発に値上がり銘柄数が多い状況。
業種別値上がり2位に不動産が目立つ。

東証1部騰落数は値上がり826銘柄、値下がり769銘柄、変わらず156銘柄に。

旭化成 <3407> [終値727円]テラ <2191> [終値3245円]がん治療にための細胞を培養・加工する装置の臨床研究始める。
2014年に同装置で培養した細胞をヒトに投与し、安全性や効果調べる。細胞医療に普及目指す。

モブキャスト <3664> [終値2145円]一部指定替えの噂も。新作ゲームもランキング上がってきてるようです。

週末の【銘柄研究】は「空売り規制」緩和に絡むリスクヘッジと個別株です。

24日に米キャタピラーの決算発表、新興国市場の回復が注目も、コマツ <6301> [終値2366円]日立建機 <6305> [終値2226円]
24日後場にギャンブル的に仕込みはありかもとも・・・(新興国回復して無いと見る向きは売りも)

エスイー <3423> [終値1358円]大幅上昇ながら、上値はありそうです。 

ニトリHD <9843> [終値8840円]米国に進出。期待できそうなビジネスモデルではないかと・・・?!

ビリングシステム <3623> [終値14760円]25日移動平均線タッチ。信用規制もどこかで解除となりそうなところ・・・

メディア工房 <3815> [終値163900円]週末一気に飛び出してきました。LINE関連とか言われ始めています。

リプロセル <4978> [終値2153円]ジリジリですが底堅くなってきており、下値切り上げるようなチャート形成にも。

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