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円相場転機

2012年11月11日(月)新聞休刊日 晴れのち曇り

・米ロ英仏独中6カ国とイランは9日、予定を延長してイランの核開発に関する協議も合意に至らず。協議は20日に再へ。

・中国9日発表、10月の消費者物価指数(CPI)、前年同月比3.2%上昇。9月(3.1%)の上昇から伸びが加速。
 10月のCPIは前月比では0.1%上昇した。9月は前月比0.8%の上昇。
 一方、10月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比で1.5%低下し、9月(1.3%低下)と比べて下げが加速に。

・8日の米国株式相場は、ダウ工業株30種平均が大幅に反発。終値ベースの過去最高値を更新。
 週間ベースではダウ平均とS&P500種が5週続伸となった一方、ナスダック総合は2週続落に終わった。
 7日に新規上場したツイッターは大幅反落。終値は3.25ドル(7.24%)安の41.65ドルに。

・8日の米国債市場は急反落し、1日の下げ幅は7月以来の大きさを記録。
 10月の米雇用統計が予想以上で、連邦準備制度理事会(FRB)が早ければ来月にも債券買い入れ措置の規模縮小に着手するとの観測が再燃。

・トムソン・ロイターとミシガン大学がまとめた11月の消費者信頼感指数(速報値)は72.0となり、2011年12月以降で最低に。
 政府機関閉鎖と債務上限引き上げをめぐる議会の対立を背景に、10月最終値は73.2と、9月最終値の77.5から大幅に低下していた。
 市場観測では11月速報値が74.4へ上向くと予想。

・フィリピン中部を襲った猛烈な台風30号、直撃を受けたレイテ島の中心都市タクロバンなどで死者が少なくとも229人、
 フィリピン赤十字幹部は死者を千人以上と推定。国内の約950万人が被災し、10日時点で約45万人が避難所に。

・中小型液晶世界最大手、ジャパンディスプレイが、東京証券取引所への株式の上場を申請。
 上場は2013年度内を目指し、2000億円規模の資金を調達したい考え。
 ジャパンディスプレイは2012年4月に日立製作所 <6501> [終値679円]東芝 <6502> [終値404円]
 ソニー <6758> [終値1649円] の中小型液晶事業を統合して発足。
 筆頭株主の産業革新機構は69.52%の出資、上場後に株式の一部を手放して、資金回収を図る。

・ 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は8日、
 米労働市場には「極めて多くの緩み」が存在しているが、経済指標は実態を正しく反映していない可能性があるとの見解を示す。
 議長の発言は、この日発表された10月の雇用統計に言及したものではない。

・米国経済指標の発表日程は、徐々にではあるが正常に。
 14日延期されていた7-9月期の労働生産性指数(速報値)が発表。エコノミストは年率2.4%の上昇を予想。
 15日鉱工業生産指数、前月比0.2%の小幅上昇予測。
 同日ニューヨーク連銀による11月の製造業景況指数の発表。前月からの拡大の4.4が予想。

・中国共産党の重要会議、第18期中央委員会第3回全体会議(3中全会)が9日、開幕。4日間の日程で、伝統に従って非公開で開催。
 これまでの慣習どおりなら、12日の閉幕まで会議の詳細は発表されない。(ネット拾い読み)

・消費者の購買履歴など膨大な「ビッグデータ」解析して商品開発に生かす動き広がる。

 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)年内にも会員の購買データを外部の企業に販売。
 消費者の好みなどを食品や日用品メーカーの開発に役立てる。

 ヤフー <4689> [終値467円]とアスクル <2678> [終値2890円]もネット通販の購買データを無償提供する。

・セブン銀行 <8410> [終値350円]東南アジアでATM事業に参入。
 来春にインドネシアで現地企業アルト社と合弁会社設立、5年で3千台の設置目指す。日本の金融機関としてアジアで初めてATM事業展開へ。

・こう着感強めていた円相場が転機。外国為替市場で米金融緩和の縮小巡り相場が神経質に反応する可能性浮上。
 10月の米雇用統計受け、米緩和の「年内縮小」観測息を吹き返す。
 8日のNY市場は株高と円安の反応、週明けの米長期金利の上昇のテンポ次第で円高へ反転するリスクはらむ。

・中国・北京市の肺がん患者、2011年時点で人口10万人当たり63.09人と、02年時点の39.56人から約6割増。
 微小粒子状物質「PM2.5」などによる大気汚染との関連示唆。

・凸版印 <7911> [終値752円]タブレット(多機能端末)などに使うタッチパネル市場に参入。微細加工技術活用、タッチパネル開発。
 画面を指で触れた際、応答速度が既存製品の約3倍、動きの激しいアクションゲームなどで操作性高まる。
 応答速度の出やすい中・大型パネルに特化、2015年度に200億円の売上高目指す。すでに数社からの受注も決まる。(10日 日経新聞) 

・政府、金融・資本市場の活性化に向け、新たな私的年金の創設などを柱とする成長戦略つくる。
 新年金は非課税とし、1500兆円に上る金融資産を貯蓄から投資へと動かす。来年末までに実施に向けた工程表作成。

・原子力規制委員会8日、東電 <9501> [終値520円]が早期稼働目指す柏崎刈羽原子力発電所6、7号機(新潟県)の安全審査開始へ。  

・日産 <7201> [終値883円]軽自動車の自社生産に乗り出す。雇用維持に必要な国内生産100万台は維持。
 三菱自 <7211> [終値1068円]と共同開発する新型車を2014年度にも福岡工場で生産。
 スズキ <7269> [終値2349円]からの軽乗用車のOEM(相手先ブランド生産)調達は打ち切る。

・10月の米雇用統計、非農業部門の雇用者数前月比20万400人増加。市場の事前予想(12万人増)を大きく上回る。
 失業率は7.3%と前月から0.1ポイント上昇。一時帰休した政府職員を失業者とみなしたため失業率上がる。
 同日の改定で9月分14万8000人増から16万3000人増、8月も19万3000人増から23万8000人増へ上方修正。

・ソフトバンク <9984> [終値7280円]in USA 5
世界で繰り出す買収は事業とともに人材も吸い寄せる。人との出会いはソフトバンク飛躍の原動力。
 ネット業界のキーパーソンが孫の力を増幅してきた。
 「カネは天から降ってくる」相次ぐ買収で純有価利子負債は半年で4兆円超増え7兆円に迫る。暴走にも見えるソフトバンクの拡大は続く。 
・上場企業の業績回復鮮明に。2014年3月期は連結経常利益前期比28%増見通し。
 円安追い風の自動車や電機が全体けん引。リストラ一巡も大きく、純利益は64%増。
 今期通期の経常利益額、リーマン・ショック前で過去最高だった08年3月期の90%の水準までに回復。
 製造業の改善、前期比42%増益に。非製造業は11%の増益。6社に1社が今期最高益更新。

 構造改革:日立 <6501> [終値679円]23年ぶり最高益視野。パナソニック <6752> [終値994円]なおリストラ途上。

 円安:富士重工 <7270> [終値2603円]通期営業益2.3倍。ANAHD <9202> [終値212円]燃料費上昇が負担。

 新興国:ダイキン <6367> [終値5800円]中国向けエアコン好調。コマツ <6301> [終値2090円]鉱山機械失速。

 消費好調:オリエンタルランド <4661> [終値15270円]入園者数最高。

 拡大戦略:ソフトバンク <9984> [終値7280円]ドコモ <9437> [終値1549円]抜き国内首位。日産 <7201> [終値883円]急拡大足枷

・米雇用統計が市場予想大きく上回り、市場では量的金融緩和の縮小が再浮上しつつある。
 個人消費の回復は鈍く、年明けは財政協議巡る与野党対立再燃との政治リスクも予想される。

・戸建て住宅大手の受注減速。9月までに駆け込む需要集中、
 その反動で10月は最大手積水ハウス <1928> [終値1344円]住友林業 <1911> [終値1138円]など前年同月比2ケタの大幅減。
 積水ハウス9月は前年同月比74%増も10月16%減、13ヵ月ぶりのマイナス。住友林業10月は30%の大幅減。
 大和ハウス <1925> [終値1864円]9月35%増から10月は7%増へ。

・「国の借金」残高9月末時点、1011兆1785億円と1000兆円を初めて超えた6月末からさらに2兆5505億円増、過去最高を更新し続ける。
 国民一人当たり約794万円の借金抱えてることに。今年度末には1107兆円になる見通し。

・米新興インターネット企業の業績格差広がる。
 フェイスブックは7-9月期売上高前年同期比60%増、グルーポンやジンガは成長鈍化鮮明に。モバイル機器への対応の成否が明暗分ける。

・米格付け会社S&P8日、フランスの長期国債格付け「ダブルAプラス」から「ダブルA」に1段階引き下げ。格付け見通しは「安定的」。
 「政府の税制改革などが中期的な経済成長見通しを大きく改善させることはない」との理由。

・キリン <2503> [終値1446円]ブラジルのビール事業に約150億円投じ、北東部工場の生産能力2倍程度に引き上げる。
 2014年中実施、他の複数拠点も順次増強へ。海外事業で二番目の規模を持つブラジルで積極投資、売上高の2ケタ増続けられる体制整える。 
・NTTドコモ <9437> [終値1549円]契約獲得で改善の兆し。10月末の契約件数は9月末から3万7100件増、2ヵ月ぶりのプラス。
 他社への顧客流出(9万3100件の転出超過)はなお高い水準。9月過去最悪の6万6800件のマイナス。

 10月契約の増減数、ソフトバンク <9984> [終値7280円]22万9400件のプラス、既存店売上高客争奪戦では8300件転入超過。
 KDDI <9433> [終値5480円]契約数15万8900件のプラス、既存店売上高客争奪戦では8万3900件転入超過。

・オリンパス <7733> [終値3070円]2013年4-9月期連結決算、最終損益79億円の赤字(前年同期80億円の黒字)に。
 従来予想は100億円の黒字。訴訟引当金170億円計上。14年3月通期の純利益見通し前期比62%増の130億円と従来予想170億円引き下げ。
 本業は好調で通期経常利益見通しは約3.8倍の500億円と20億円上方修正。

・無料Wi-Fi(無線LAN)使い勝手課題。欧米から日本へ来ると「つながらない国」にみえる。
 五輪までに東京の通信環境も「ワールドクラス」の競争力求められる。

・アミューズ <4301> [終値1837円]韓国の芸能事務所カンエンタープライズ(ソウル市)買収へ。日韓共同の新事業の創出目指す。 

・エーザイ <4523> [終値3905円]米国で6月発売した肥満治療薬、日本や欧州、中国など主要各国での開発・販売権取得。
 今後日本販売へ向け、臨床試験(治験)に着手。エーザイは開発のアリーナ社へ6千万ドル(約59億円)支払う。

・東証投資主体別売買動向10月第5週(10/28-11/1日)
 海外投資家(外国人)2週ぶり買い越し(2277億円)個人投資家2週ぶり売り越し(2221億円)。

・ジャスダック投資主体別売買動向10月第5週(10/28-11/1日)
 海外投資家(外国人)2週ぶり売り越し(88.16億円)個人投資家2週ぶり買い越し(135.02億円)。

・投資主体別売買動向10月月間、
 海外投資家(外国人)2ヶ月連続買い越し(6949億円)個人投資家2ヶ月連続売り越し(3896億円)。(9日 日経新聞) 

・東日本大震災発生から2年8ヵ月、
 震災復興加速させるため昨年導入された新たな公共事業の発注手法「コンストラクションマネジメント」(CM)方式が注目。
 ゼネコンの権限を拡大し、工期短縮するのが狙い。ゼネコンに一括発注。談合の0温床との懸念も出る。

・コーナン商事 <7516> [終値1024円]疋田耕造社長辞任する意向。役員の不正取引の可能性で自らの責任明確に。
 この取締りが実質経営する不動産会社との不透明な取引に疋田社長が関与していることも判明。(10日 産経新聞)

・全国各地のホテルや百貨店で相次ぐ食材偽装表示問題、10/22阪急阪神ホテルズ(大阪)発表以降偽装表示確認、約400施設に。

・米国でIT(情報技術)ベンチャー企業の新規株式公開(IPO)が活況を呈している。
 交流サイト(SNS)から商取引、金融、教育など業種のすそ野も広がる。
 「上場予備軍」の発掘にメディアや市場関係者は躍起に。(9日 産経新聞)

・それでも円安が来る。需給構造、大転換の重み。
 1ドル=97円台半ばまで進んだ8日の東京外国為替市場、国内輸入企業が円高局面で将来の円売り、ドル買い価格を有利にするため動く。
 為替予約に受け手となった金融機関は将来の受け渡しに備えて市場に円売り・ドル買い注文を出す。水面下ではこんな需給の動き。
 「注文状況を見ると輸入企業の円売りの方が、輸出企業の円買いより圧倒的に多い」といった声が為替市場では頻繁に聞こえる。

 足元で短期筋の動きに変化も。「円売りを再開するヘッジファンドが出始めたようだ」と。
 賃上げの流れが強まって、デフレ脱却の確度が高まれば、再びアベノミクスを材料にした円売りが機能しやすくなるとの見立て。

・それでも円安が来る。覆った為替の常識。円の需給構造が大転換、貿易赤字が定着し、為替取引の過去の常識はもはや通用しない。
 見えてくるのは中長期での円安トレンド。日本の貿易収支9月で15ヵ月連続の赤字。過去最長の連続赤字記録更新中。
 企業の為替取引に置きなおすと、輸出で得たドルなどの外貨を売り、円を買いたい輸出企業が少数派に転落し、
 輸入代金を支払う外貨を得るために円を売りたい輸入企業が多数派になったということ。
 輸入企業が多くなれば、為替の実需取引では円売り・外貨買いの注文がだぶつく。
 円高が進めば進むほど有利な取引が出来るが、待ってる余裕はもはやなく。
 半面輸出企業は「どっしり構えて、円を買うタイミングはまだ先だ止まっている」。
 輸入企業は円売り急ぎ、輸出企業は円買いのタイミングを待つ。実需の常識は様変わり。

 今回は「円安になっても輸出数量が昔のように戻らないのは明らか」と。
 製造業の海外移転に電気機器などの国際競争力の低下重なり、円安になっても輸出増加見込みにくいため。

・それでも円安が来る。金融緩和の行方、円安促進も。 
 日米金融政策の今後の動き、米国では金融緩和縮小開始巡る議論、一方日本は金融緩和継続。
 米連邦準備理事会(FRB)が緩和縮小を打ち出すと同時に日銀が追加緩和に動くことが市場の「円安パワー」最も強力な組み合せ。
 米国側でドル高要因、日本側で円安要因がそれぞれ生じるためで、こうした事態を早めに織り込み「2015年前半から円安・ドル高進む」。
 日米金融政策見比べると「出口」に近いのは米国で、その差が円安パワー生むものの、そこへの道のりは平たんではない可能性も。

・それでも円安が来る。
 中長期の円安・ドル高シナリオ彩るのは、貿易赤字の定着や日米金融政策の動向だけではない。
 円の「売り手」がそこかしこに潜んでいる。

 「円キャリー取引の増加」裏付けるものが日銀まとめた外国銀行の本支店勘定、支店から本国への送金量。
 じわりと増加傾向で足元ではおおむね7兆円前後。数年来の高い水準。
 運用先となる高金利・新興国市場が落ち着けば円キャリー取引がさらに勢いづく環境整う。

 デリバティブ(金融派生商品)からも読み取れる。通貨オプション市場で「リスクリバーサル」という指標が急上昇。
 円を売る権利(円プット)と円を買う権利(円コール)のどちらが需要が強いかを反映する指標。
 10月末4ヵ月半ぶりにプラスに転じ、潮目変わりつつある。

 国内でも円の「売り手」増殖。財務相まとめた対外証券投資、国内投資家は9月まで3ヵ月連続で海外の中長期債買い越し。
 個人投資家、外貨投信買いも大枠では円キャリー取引と同じ仕組みに。金利差広がれば人気盛り上がっても不思議なく。
 さらに来年からは少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)始まる。個人マネー外貨買い・円売りに動けば為替相場への影響は息長く。

・2013年終盤から14年末までの円相場アンケート、専門家21人見通し。1ドル=98〜103円。14年末では105年より円安・ドル高水準も多く。

・米金融緩和の縮小は、円安予想の一端支える一方、新興国には試練もたらしそうと。
 投資マネーは経常収支や成長力モノサシに新興国通貨をふるいにかける。
 
・欧州中央銀行(ECB)7日に利下げに踏み切る。見事な「ドラギマジック」打ち出した格好に。
 「物価上昇圧力の低下」が理由も、足元で進むユーロ高是正との見方も少なくない。
 日経通貨インデックス、5月以降もっとも下落率大きかったのがインドネシアルピア。
 ブラジル、インドが続き、南アフリカランドも厳しい。
 韓国ウォンが上昇率最も高く対ドルでウォン高と円安同時に進めば日本企業の競争力向上と。

・欧州中央銀行(ECB)7日の理事会で0.25%の利下げ決めた。
 「即断即決」「有言実行」ドラギECB総裁評価固まった半面、金融緩和いとわぬ「ハト派」の印象も強めた。
 
・想定外となった米雇用統計発表受け8日、米金融市場は興味深い反応示す。
 緩和縮小前倒し観測から、債券相場急落(長期金利は急上昇)、ダウ工業株30種平均は大幅上昇、最高値更新。
 米株式相場はやや強気に傾いている。

・トヨタ <7203> [終値6200円]2014年3月期連結営業利益見通し1兆9400億円から2兆円2000億円に引き上げ。
 控えめにもみえる修正。通期での最高益更新が十分射程に入る。

・発掘実力企業:すてきナイスグループ <8089> [終値228円]増収率が高い7
 独自の耐震住宅に力。今期売上高二桁増になる一方、営業利益は1%増の28億円にとどまる。
 輸入木材の価格上昇、建築現場での職人不足による労務費上昇も重荷になる。

・サントリー食品 <2587> [終値3250円]25872013年12月期連結決算下方修正。一時3%安、投資家冷ややかに反応。
 9月買収した欧州飲料事業が今後収益に貢献との見方多く、来期の業績期待する声根強い。
 主力ブランドシリーズの特定保健用食品「伊右衛門特茶」好調。
 成長トレンドが来期以降も続くとの期待続く。海外での飲料需要の伸び一段と取り込めるとみる。

・ニコン <7731> [終値1725円]
 2014年3月期レンズ交換式カメラ販売台数見込み655万台から620万台に引き下げ。価格競争も厳しくなる。

・会社がわかる 特集NTTドコモ <9437> [終値1549円]苦しむ携帯の雄試される底力。
 市場は足元の契約者数の伸び悩みだけでなく、中長期の成長性にも懸念している。

・日経平均株価の上昇期待が急速にしぼむ。水を差しているのは個人投資家の売りが需給悪化招くというシナリオ。
 一つは信用買い。5/31申し込み信用買い残高は3兆1719億円と今年のピーク。信用取引は半年以内に株を売って決済する仕組み。
 5月のピークからこの月末で半年迎えるが、まだ決済していない投資家も多く。
 もう一つが東証が5日実施した空売り規制見直しも需給悪化懸念招く。

・原油価格下落。米国でのシェールオイルの増産などで原油の供給増える一方、世界的に需要の拡大は鈍るとの見方。

・OUT Look:今週の株式相場は1万4000円前後でもみ合う展開か。
 先週の下落で値ごろ感強まっているほか、堅調な企業業績も買いを後押ししそう。
 証券優遇税制の終了など背景に売りが膨らむとの見方も多く一進一退の展開予想される。
 目先下値は限定的として、日本株の割安さ注目する声増える。
 今週は7〜9月期の国内総生産発表。

・Wall Street:今週の米株式相場は最高値更新した前週相場の勢い維持できるかどうか注目。
 政府機関の一部閉鎖や雇用や消費への影響が懸念されていたが、ここへきて景況への楽観論目立ってきた。
 今後の株式相場は楽観論が長続きするかが方向性左右。
 今週は小売チェーン最大手ウォルマート・ストアーズの決算発表。年末商戦の動向占ううえでも個人消費への市場関係者の関心高い。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派16% (前回比-4)弱気派44%(同+5)中立派40%(同+1)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち17指数が下落。

上昇1位アルゼンチン週間騰落率3.9%(12年末比騰落率85.5%)2位インドネシア1.0%(3.7%)3位米国0.9%(20.3%)14位日本▲0.8%(35.5%)
 下位25位フィリピン▲3.5%(9.3%)24位トルコ▲3.4%(▲5.5%)23位ブラジル▲3.3%(▲14.3%)22位ロシア▲2.7%(▲6.0%)

(日経ヴェリタス)

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第三者割当 

ターボリナックス <3777> [終値1559円]35万900株 570円 12/25 割当先 リゾート&メディカル
 
小僧寿し <9973> [終値208円]161万1375株 211円 11/28 割当先 大西好祐・同社顧問

株式分割

ユーラシア旅行社 <9376> [終値57600円]2014年3/31  1株→100株 一単元株式数変更 2014年4/1 1株→100株

公募・売り出し価格

ANAP <3189> [IPO]1000円 

日本賃貸住宅投資法人 <8986> [終値67400円]13万1200口 

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(今日の一言)

東京株式市場は週間ベースで日経平均株価は0.8%安、反落東証株価指数(TOPIX)は0.6%安、ともに2週ぶり。
マザーズ指数は0.2%安、2週続落。、日経ジャスダック平均は0.7%高、2週ぶり反発。東証2部は0.2%高、2週ぶり反発となりました。
一方、米国株式市場は週間ではダウ工業株30種平均は0.9%高、5週続伸。ナスダック指数は0.1%安、2週続落。
S&P500種も0.5%高、5週続伸で取引終了となりました。

日経平均株価は週の後半に続落となって個人投資家の投資意欲はかなり減退したように感じますが、
週間で見ると指数としては体感ほど下がってないようなところも。

為替も週末では1ドル=99円台、1ユーロ=132円台へ戻っています。

東京株式市場で日経平均は大幅続落。円高へも警戒感。
東証1部騰落数は値上がり457銘柄、値下がり1205銘柄、変わらず94銘柄に。

【銘柄研究】NISA候補掲載いたしました。
http://www.koronoasa.com/koroasamembers/

セブン銀行 <8410> [終値350円]東南アジアでATM事業に参入。
来春にインドネシアで現地企業アルト社と合弁会社設立、5年で3千台の設置目指す。日本の金融機関としてアジアで初めてATM事業展開へ。

なんとか日経平均株価では1万4000円割れを回避したようなところでしょうか。
日経平均のチャートも三角持合いで煮詰まっています。
今週から動くか?今週もモタモタしながらもなんとか持ちこたえて来週から動くか?
いずれもそろそろ動きてきても良さそうな時期ではあります。
毎年11月の前半は嫌な感じのムードですね。
最もそのあたりが目先の底入れにもなってきています。

凸版印 <7911> [終値752円]タブレット(多機能端末)などに使うタッチパネル市場に参入。微細加工技術活用、タッチパネル開発。
画面を指で触れた際、応答速度が既存製品の約3倍、動きの激しいアクションゲームなどで操作性高まる。
応答速度の出やすい中・大型パネルに特化、2015年度に200億円の売上高目指す。すでに数社からの受注も決まる。

建設コンサルタント関連が動いています。
長大 <9624> [終値707円]ACKグループ <2498> [終値734円]オリジナル設計 <4642> [終値290円]
オオバ <9765> [終値198円]構造計画 <4748> [終値1134円]ウエスコ <9648> [終値235円]アイサンテク <4667> [終値1495円]
セスイー <3423> [終値1272円]も少し関連していますね。

ウェルネット <2428> [終値1559円]第一四半期決算発表。好決算(経常は47%増益)。
電子認証・ケータイチケットサービス、コンビニ収納代行サービス、請求書発行代行サービスなどを展開。
日足チャートも出直りの絵面にも・・・

ブイ・テクノロジー <7717> [終値264300円]26万8000円どころを終値で超えてくると上に行きそうな・・・

師匠からはゆっくりとシステムインテグレータ <3826> [終値833円]拾っておけばと・・・

為替が1ドル=99円20銭台で自動車メーカーに追い風も。
富士重工 <7270> [終値2603円]マツダ <7261> [終値424円]なども動いてきますでしょうか?!

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東京株式セミナー・櫻井英明氏
『日本一早い初春株式セミナー』
東京・日本橋三越前 限定25名。
2014年1月4日(土)13:20〜15:50
東京・日本橋三越前 近甚(キンジン)ビル2F
櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。
遠方の方にはビデオ・ダウンロードでご覧いただけます。
詳細・お申込み⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=3149
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