米アップル四半期決算発表

2012年1月28日（火）晴れのち曇り　日中は春模様

・政府、ICカード使った公共交通機関の運賃支払いシステムのアジア向け輸出始める。
　5月からベトナム・ハノイ市で路線バス利用者向けに20万枚無償で配り、機器も置く。日本方式の普及後押しする。
　国際協力機構（JICA）がソニー　<6758> ［終値1711円］NTTデータ　<9613> ［終値3565円］現地法人、
　大日本印　<7912> ［終値1003円］などと連携。

・新日鉄住金　<5401> ［終値308円］2013年4-12月期連結経常利益2600億円程度に。前期同期比約6倍へ。2年前比4割増。
　国内景気の回復背景に、自動車用鋼板や建築・土木向け鋼材といった国内需要が堅調に推移。コスト削減効果や円安も利益押し上げ。

・財務省27日発表、2013年貿易収支は過去最大となる11兆4745億円の赤字、3年続けて輸出額が輸入額下回った。
　生産の海外移転や新興国企業との競争で、輸出が伸びにくい構造。

・アジア中心とする新興国市場27日、各国の株価が軒並み下落。
　経常赤字を抱える国への懸念に加え、米量的金融緩和の縮小や中国景気の減速が足を引っ張る。
　逃げ場を失ったマネーは日本円に流入、東京市場では円高と株安同時進行する展開。　
　インドネシア株価指数前週比で2.6%安、タイは2.0%安、中国上海総合指数は小幅安。

・東京市場日経平均株価急落、一時1万5000円を割り込む。終値は385円（2.5%）安、2ヵ月ぶりの安値。東証1部上場銘柄の98%が値下がり。
　新興国から逃避するマネーの流れが円高を呼び、海外投資家の株売りが下げを増幅する図式。
　一方で下値には買いも目立つ。短期のリスク警戒と長期的な強気の見方が交錯。

・タクシー運賃の引き上げや減車を事実上義務つける特別措置法27日、施行。
　全国639地域のうち、155地域では4月から国が定めた範囲内の運賃で営業する必要がある。
　大阪「500円タクシー」など格安運賃事業者は値上げ迫られる。

・JTBなど旅行大手4-9月に出発するパック旅行を前年同期比8〜10%値上げ。需要拡大でホテル値上げ。

・インド自動車大手、タタ自動車カール・スリム社長（51）タイ・バンコクのホテルから転落、死去。再建に痛手、株価下落。自殺の可能性。

・中国家電業界でインターネット販売が広がり見せる。市場での競争は激化、生き残りをかけたネット活用が今後も広がりそう。

・昨年春に中国で広がった鳥インフルエンザ「H7N9型」感染が再び拡大する兆し。
　今年に入って香港の1人含め感染者は102人に。中国当局、春節控え警戒。

・中国で債務不履行（デフォルト）懸念が高まっていた高利回り資産運用商品「理財商品」について、
　同商品組成した中誠信託（北京市）27日、「投資家と合意した」と発表。デフォルトは回避される公算が大きい。

・台湾半導体大手、メディアテック27日、2013年12月期の連結純利益前期比77%増、274億台湾ドル（約921億円）。
　売上高も同37%増、1360億台湾ドルと4期ぶりに過去最高を更新。スマートフォン（スマホ）向け半導体需要大きく伸びる。14年も規模拡大。

・アマゾン・ドット・コム、インドに2ヵ所目の大型物流拠点設ける。
　インドではここ数年、ネット通販市場急伸、同社も昨年6月に現地法人通じてインドで通販サイトの運営始めた。

・4月からの消費増税控え、来容量の冷蔵庫や高機能の洗濯機など高額な白物家電売れている。駆け込み需要はピークに入る。
　東芝　<6502> ［終値470円］三菱電機　<6503> ［終値1220円］など家電各社は一斉に増産、需要取り込み急ぐ。

・2013年の外食売上高（全店ベース）12年比0.7%増。前年実績上回るのは2年連続。
　12年は0.7%減っていた1人当たりの支払額示す客単価が13年は0.8%増とプラスに転じた。

・2013年国内建設受注額（会員企業48社）前年比21%増、11兆9443億円。
　都市部の再開発や物流施設といった民需に加え、東日本大震災の復興工事など官公需も増加、5年ぶりに10兆円超えた。

・郵船　<9101> ［終値326円］深海で採掘した原油を精製基地まで運ぶ輸送船事業強化。
　デンマーク海運大手ジェイ・ローリッツェンの事業買収（200億円程度）、
　自前でも輸送用特殊船舶建造し、船隊を世界最大級の30隻規模増やす。

・グンゼ　<3002> ［終値261円］米系医療機器大手コヴィディエンと提携、内視鏡手術で使う新しい縫合機器の開発・販売に乗り出す。
　グンゼは医療機器事業を次の成長分野と位置付けており、提携範囲を他の医療機器に広げる。

・極洋　<1301> ［終値266円］家庭向け冷凍食品事業に参入する。水産分野に特化し、外食店並みの味を手軽に家庭で出せるように。
　少子高齢化や健康志向進む中、潜在的な需要があると判断。　

・イー・ガーディアン　<6050> ［終値1760円］7月にもインターネット上の不適切な画像の監視サービス始める。
　人工知能技術使いネット交流サイト（SNS）などの投稿から、児童ポルノや暴力などの画像を自動検出する。

・世界の株式市場の調整色が強まる中、これまで堅調だった新興企業向け市場に下げ圧力増す。
　27日日経ジャスダック平均株価は約7ヵ月ぶりの下落率、東証マザーズ指数も5%安。
　主力株値下がりし、信用取引の担保が不足した個人投資家が新興株取引を手じまう動き。
　個人の待機資金は高水準で、そばが落ち着けば資金は戻るとの見方も。

・外国為替証拠金（FX）取引手掛ける個人投資家が、円売り・ドル買いの持ち高積み増している。
　先週後半から円高・ドル安に振れる場面でも、個人投資家は相場の流れに逆らう「逆張り」に動く。
　大手FX9社の顧客の持ち高動向の円売り・ドル買い建玉は計59億2938万ドルで前週末から40.4%増、3ヵ月ぶりの高水準。（日経新聞）

・世界同時株安が加速。日経平均株価大幅続落、取引時間中としては約2ヵ月ぶりに一時1万5000円を割り込む。
　東京外国為替市場の円相場も一時1ドル=101円台付ける。新興国経済の先行きに対する懸念が週明けも続いた形。

・ホンダ　<7267> ［終値3920円］27日、道路上に設置した無線装置から、赤外線使って車と情報をやり取りする「光ビーコン」技術使い、
　信号機の情報を車に送る大規模な実証実験を行う。4月から1年間、宇都宮市で実験、将来の実用化につなげる考え。

・財務省27日、国債と金融機関などからの借入金、政府短期証券合計した国の借金、2014年度末に最大で1143兆円に達する可能性と。
　1人当たり約900万円（総人口1億2722万人）。

・日本テレビ　<9404> ［終値1804円］系連続ドラマ「明日、ママがいない」29日放送の第3話でスポンサー8社全てCM放送見合わせる。
　日本テレビ社長予定通り全9話放送する意向表明。（産経新聞）

・情報通信研究機構（NICT）は総務省と連携し、地域における情報通信技術（ICT）の活用促す取り組み始める。
　防災や農業など公共性高い分野のビッグデータ生かす研究開発に対し、年間で総額約5億円充てる支援も始める。

・イチネンHD　<9619> ［終値778円］
　機械工具メーカーのミツモト製作所（兵庫県三木市）月内に約10億円で買収。プロ用工具のグループ会社とのシナジー創出狙う。　

・河西工　<7256> ［終値705円］
　スペイン同業グルーポ・ありントンと折半出資している生産子会社、9月メドに完全子会社化。数億円見込む。

・オンコリスバイオファーマ　<4588> ［終値3090円］
　韓国薬事当局「食品医薬品安全処」からウイルス製剤型抗がん剤「テロメライシン」の第一/第二臨床試験（治験）の実施許可得た。

・昭和電工　<4004> ［終値145円］発行ダイオード（LED）用いた閉鎖型植物工場の建設から栽培支援、
　収穫物の販路開拓まで一括提供するサービス始める。2015年に50億円（14年見通しは13億円）の売り上げ目指す。（日刊工業新聞）

・2014年1-3月期、電子部品・材料価格はスマートフォン（スマホ）などモバイル向けが弱含み。世界的に市場が成熟してきたため需要鈍化。
　テレビ関連も販売振るわず、価格の低迷が続く。パソコン向けは需給持ち直し、底堅い展開になりそうと。

・NTT　<9432> ［終値5508円］テレビ会議のマイクをスマートフォン（スマホ）で代替する技術開発。
　最大10台まで同時に接続、手軽にマイク増やせる。大人数でも高音質。　

・ヨロズ　<7294> ［終値1882円］
　約30億円投じ、中国広州市と武漢市の2工場拡張。2015年夏までに生産能力それぞれ約5割増へ。生産体制強化。

・イオンファンタジー　<4343> ［終値1540円］急速にアジアでの店舗網広げる。将来的に出店数の約9割を海外に振り向け。
　ライバル不在、海外に商機。2017年2月期までに年間100店出店に引き上げ、うち85店は海外拠点。

・筑波大発ベンチャー、サイバーダイン（茨城県つくば市）開発介護ロボット「HAL」が介護施設に普及し始めた。
　「在宅復帰率」の数値上昇。3割でも高いとされる老健施設で5割台に到達。HAL導入施設現在約170。課題は介護保険としての利用。

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株式分割

ブイ・テクノロジー　<7717> ［終値262800円］3/31 　1株→100株　一単元株式数変更 4/1　1株→100株

公募・売り出し価格

産業ファンド投資法人　<3249> ［終値824000円］80万3400円　申込み1/28-29　払込日2/3

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（今日の一言）

海外ＮＹ株式市場は、続落。
ダウ工業株30種平均はプラス圏もあったのですが、引けにかけて売り直されたようなところも。
ダウは5日続落、S&P500種総合指数とナスダック総合指数は3日続落。
米キャタピラーの四半期決算がコスト削減や建機需要増で増益。明るい先駆指標とも・・・
一方グーグルやマイクロソフトが下げ、ナスダック指数を押し下げ。
米アップルが決算発表。見通しが芳しくなく、時間外で売られてるようです。

欧州株式市場は続落。
主要株価指数は1ヵ月ぶりの安値に。
新興国を巡る問題や欧州企業の業績懸念が圧迫材料、通信やエネルギー株が下落を主導。

東京株式市場で日経平均は大幅続落。3日間で815円（5.15%）下落。
約2ヵ月ぶりに1万5000円を下回る場面もあった。
売買代金が2兆8500億円以上と売られるものの、買い勢力もあるといったところは、個人の押し目買い意欲とも？！

東証1部騰落数は値上がり29銘柄、値下がり1744銘柄、変わらず6銘柄に。
稀にみるような全面安（98%が下落）で終了した。

この3日間での大幅下落で信用取引においては「追証」の懸念も出ます。
前場と後場の寄り付きに売り物が出てくるところも、何とか吸収しそうな雰囲気も・・・

中国の理財商品の今月末のデフォルト（債務不履行）は回避されそうと一つの不安材料は消えかかるところも。

あとは為替が1ドル=103円を付けてくるようだと世界同時株安の連鎖はいったん歯止めがかかりそうな・・・

日経平均25日移動平均乖離率がマイナス5.0%（前営業日-2.5%）と通常時での上下5%乖離の上値下値乖離水準となってきました。
サイコロジカルラインは33.3%　12日間で4勝8敗となっています。
平時でしたら、反転となってきていいところ。
現時点では、異常時になってはいないように思えますが・・・

米国市場は続落したものの、反転する兆しも多少見せてきました。
キャタピラーの増益から、コマツ　<6301> ［終値2027円］日立建機　<6305> ［終値2058円］の動き注目。

情報通信研究機構（NICT）は総務省と連携し、地域における情報通信技術（ICT）の活用促す取り組み始める。
防災や農業など公共性高い分野のビッグデータ生かす研究開発に対し、年間で総額約5億円充てる支援も始める。
セック　<3741> ［終値4675円］が連想されます・・・

筑波大発ベンチャー、サイバーダイン（茨城県つくば市）開発介護ロボット「HAL」が介護施設に普及し始めた。
「在宅復帰率」の数値上昇。3割でも高いとされる老健施設で5割台に到達。HAL導入施設現在約170。課題は介護保険としての利用。
サイバーダイン社へは大和ハウス　<1925> ［終値1925円］が出資。東レ　<3402> ［終値675円］も関係があったような・・・

また介護用アシストスーツでは菊池製作所　<3444> ［終値2648円］も浮かびます。

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東京株式セミナー・櫻井英明氏
『春一番株式セミナー2014』　限定25名。
2014年3月1日（土）14：20〜16：50
東京・日本橋三越前　近甚（キンジン）ビル2F　

『櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください。』

遠方の方にはビデオ・ダウンロードでご覧いただけます。
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満員御礼となり、セミナーのご参加は締め切りとなりました。
ビデオダウンロードではご覧できます。
岡本昌巳VS大魔神　東京・早春の陣　2014（東京・日本橋）
2014年2月15日（土）14：15〜16：50
2014年今年もがっちり稼ぎます。
大魔神も久しぶりに登壇します。
申込み・詳細⇒　https://www.directform.info/form/f.do?id=2853
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