
【銘柄研究】IRジャパン(6051)
- 2014年06月28日
- 株式投資・経済ニュース全般
週末の海外NY株式市場は小幅上昇。
東京市場で懸念されたほどアルゼンチンのデフォルト(債務不履行)リスクは、米国市場では大きく影響されず。
北浜流一郎先生はテクニカルデフォルトとおっしゃっております。
単にお金が返せないわけではないが、決まり事があって返せないことをテクニカル デフォルトというそうです。
3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約88億株、6月平均約億56株を大幅に上回る。
ラッセル指数の銘柄入れ替えで出来高膨らむ。
週間ではダウ工業株30種平均は0.6%安、ナスダック総合指数が0.7%高、SP500種指数は0.1%安で終了。
欧州株式市場の主要3指数は仏CAC40種平均指数が小幅下落。
東京株式市場で日経平均は大幅続落。
このところの高値警戒感があったところに、週末月末接近、為替の円高もきっかけに
苦しんでいた売り方の売り仕掛けが入ったようなところも・・・
買い方も虚を突かれて、ろうばい売りもでたようなところも。
日経平均株価は1万5千円を割り込まず、底堅さは感じられた。
東証1部出来高は25億1184万株、売買代金は2兆985億円と20億株、2兆円上回る。
騰落数は値上がり377銘柄、値下がり1335銘柄、変わらず103銘柄に。
ただ一部市場関係者からは国家公務員等3共済年金が株式運用比率高めるため、5月から6月末にかけて株式を購入求められていたとの話も。
コア30種の底堅さにつながっており、6月で買い物が終わると・・・
年金運用の手口が出ると言われる投資主体別売買動向で信託銀行が6/20まで8週連続買い越しといったところも信憑性もあるところ。
ちょっと警戒感も必要な7月相場となりますね。
現物株投資の方も多いかと思います。
信用取引を取りいれている方は、相場が下落の時には売って収益を得るという方法もありますが、
現物株投資の方はなかなか下げる相場時には「待ち」となってしまいます。
ただ最近はご存知の方も多いかと思いますが、指数が下がった時に、逆に連動する上場投資信託(ETF)も上場しております。
TOPIXベア上場投信 <1569> [終値5690円]日経平均インバース・インデックス連動型上場投信 <1571> [終値3185円]
また5/29からはTOPIXベア2倍上場投信 <1356> [終値9120円]も上場しました。
信用取引が出来る方は、日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [終値9930円]の売りで入る方がいいとも・・・、
ボックス圏の相場の時には、中長期的には2倍に連動しなくなっていくこともありますので・・・
ヘッジとしての選択肢の一つですので、使われてもいかがかと思っています。
ちなみに市場で言われるブルとベアは、「ブル」は、雄牛という意味で、角を下から上につき上げる動作から「上昇相場」をあらわす言葉。
「ベア」はクマという意味で、爪を上から下に振り下ろす動作から「下落相場」をあらわします。
さて本題の今週の【銘柄研究】はアイ・アールジャパン <6051> [終値1088円]を注目してみます。
企業のIR(投資家向けの広報活動)とSR(株主情報)に特化したコンサル業務。
株主判明調査など独自サービスに強みのある企業です。
また昨今、『日本版スチュワードシップ・コード』という言葉が流れてきています。
『スチュワードシップ・コード』とは英国で、企業の株式を保有する機関投資家向けに定められた行動規範。
資産運用の委託者の利益を実現すると同時に、投資先企業の長期的な成長を経済全体の発展へとつなげるために、
機関投資家は積極的に役割を果たすべきだとする概念に基づいている。
日経新聞20日付紙面に、2013年度株式分布状況調査、外国人の日本株保有比率(金額ベース)14年3月末で30.8%となり、初めて3割超に。
金融機関(26.7%)上回り、ニッポン株式会社の「筆頭株主」に浮上。存在感高まり、資本効率の改善や資金の有効活用求める声強まりそう。
外国人投資家の保有状況で実質的な株主の把握は困難。
有事の買収防衛策などの対応も必要になってきます。
実際の投資家が誰かを調査するのが、株主判明調査で、株主判明調査が得意な同社への需要も多くなってくるのではないかと思われます。
【お知らせ】
2014年7月5日(土)14:20〜16:50(開場14:00)
「株のお姉さん雨宮京子先生とミョウジョウ・アセット・マネジメント代表「円安恐慌」の著者菊池真氏」
株式セミナーコラボレーション第12弾 東京・日本橋人形町
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