
ラップ口座残高拡大
- 2014年10月13日
- 株式投資・経済ニュース全般
2014年10月13日(月)体育の日 曇りのち雨 台風19号要警戒
・ファーストリテイリング <9983> [終値37890円]国内外で、インターネット通販で受注した商品をその日に発送できる体制整える。
大和ハウス <1925> [終値1921.0円]と新会社設立、第1弾として東京都内に大型物流拠点建設へ。2016年稼働首都圏で即日配達始める考え。
・政府2015年度から、高精度の情報収集衛星の開発に乗り出す。地上の自動車の車種など識別できる25CM未満の解像度持つもので、21年度打ち上げ方針。
北朝鮮や中国に対応し、独自の監視能力強化。
・米南部テキサス州の保健当局12日、同州ダラスの病院の医療関係者がエボラ出血熱の予備検査で陽性反応。
医療関係者は同病院で8日死亡したリベリア人患者の治療担当。確認検査進めており、確定すれば米国内での感染は初めて。(日経一面)
・小渕優子経済産業相12日、再生可能エネルギーで作った電気を電力会社が買い取る制度の見直しについて、
「(総合資源エネルギー調査会)色々な検討が進んでいる。年内の時点で一定の答えを出して欲しい。」と延べ、年内に結論を出す考え示す。
太陽光抑え、地熱や風力発電などを拡大する必要性も示した。
・経済産業省、2020年時点で日本の液化天然ガス(LNG)の調達先がどうなるか、資産まとめた。
シェールガスの輸出始める米国やオーストラリアからの調達が増え一方、カタールなど中東や東南アジアからの輸入量は減少。米豪で6割確保と推定。
・国際通貨基金(IMF)11日、国際通貨金融委員会(IMFC)で「世界経済は下方リスクが生じている」との共同声明採択。
「特にユーロ圏の回復は一時的だ」と強調。
世界景気の下振れの背景、米国などの金融政策の正常化、欧州などの低い物価上昇率の長期化、
金融市場の変動低下に伴うリスク資産投資の拡大、地政学的緊張、を挙げた。
・個人がまとまった資金の運用を金融機関に任せる「ラップ口座」の残高が拡大。主要4社残高、9月末2兆円超、この1年で2倍へ。
長期の資産づくり目指す金融商品の一つとして関心集める。
・ラップ口座の資金の多くは投資信託に向かう。ラップ口座専用投信の純資産残高は9月末で1兆8704億円と1年間で倍増。今年新規に8000億円流入。
商品別では比較的安定した利回りが見込める債券投資するタイプの人気が高い。
・ロシアからウクライナへのガス供給巡る協議がヤマ場。
仲介役の欧州連合(EU)が9月下旬に提案した冬季対策では両者に溝があり、
物別れとなればウクライナ経由でガスを輸入するEUの一部も燃料不足に陥る恐れも。
EUはロシアとの緊張が長期化すると見て、中長期的に天然ガスの「脱ロシア」を急いでいる。
・西アフリカで猛威をふるうエボラ出血熱の死者数は4千人超と加速度的に増え、勢いは止まる気配がない。
米国やスペインに加え、欧州などでも感染が広がる確率が高いとする試算も。西アフリカ以外での感染リスクが無視できず。
・東芝 <6502> [終値456.0円]世界のスマートメーター(次世代電力計)市場で攻勢強めている。
子会社ランディス・ギア(スイス)がブラジルで約110万台を新規受注、受注額約340億円、9月のフランスに続く大型案件獲得。
・DMG森精機 <6141> [終値1224円]2015年、ドイツに工作機械の新工場を建設。投資額数十億円。
グローバルで工作機械の需要が拡大する中、欧州では中長期で自動車向けの需要が見込めるため。生産拠点整備加速し、グローバルでの競争力高める。
・明光ネット <4668> [終値1161円]2015年8月期の教室新設数前期比2倍の約60ヵ所に増やす。住宅地周辺で積極的に開設。
・オリエンタルランド <4661> [終値20990円]業績が消費増税後も堅調。
2014年4-9月期連結営業利益は530億円前後と従来計画を4割ほど上回った。売上高は前年同期比実績(2300億円)をやや下回る水準に。(13日日経新聞)
・国土交通省、原材料輸入の高コスト構造に懸念強まっていることを踏まえ、海上輸送網の効率化に乗り出す。
全国10港に集中的に投資、穀物、石炭、鉄鉱石を大型船でまとめて輸送する仕組みを2018年にも始める。輸入コスト4割程度削減目指す。
10港全ての計画がまとまれば事業規模は数千億円、うち国費で半分程度負担。
・日本経済新聞社、主要30業種対象にまとめた2014年10-12月期産業天気図予測、
マンション・住宅、コンビニエンスストアの2業種が悪化、「薄日」から「曇り」に。。
7-9月期に比べ「薄日」が2つ減って11業種。海外向けが事業の中心となるプラント・造船は円安追い風に改善。
・労働組合の中央組織である連合は2015年の春季労使交渉で、給与底上げするベースアップ(ベア)について2%以上求める検討に入った。(日経一面)
・国会週明けから重要法案が衆院で審議入り。安倍晋三首相は今国会の目玉を「地方創生」と「女性の活躍」の2つに絞り、関連法案成立優先する意向。
衆院内閣委員会での焦点はカジノ中心とした統合型リゾート施設(IR)を推進する議員立法(カジノ法案)の行方。自民党会期内の成立目指す。
・世界経済の持続的な成長シナリオが揺らぎ始めた。
9-10日に米ワシントンで開いた20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は不協和音目立ち、経済の下振れに明確な処方箋示せず。
通貨安に依存する日欧に対し、ドル独歩高を米国がどこまで容認するのかは不透明。米利上げへの不安も再燃。
・米農務省10日発表、10月の穀物需給、米国のトウモロコシと大豆の収穫量推定はそれぞれ過去最高だった前月からさらに引き上げ。
・トヨタ <7203> [終値6220円]2018年メドに国内で販売するほぼ全車種に自動ブレーキなどの衝突回避システム導入。
・ビリングシステム <3623> [終値4110円]病院向けの予約・決済サービスを月内始める。
患者はスマートフォン(スマホ)やパソコンから診察予約、診察と処方箋の料金は自動清算される。
診察後待たずに帰ることができ、調剤薬局では料金を払わずにクスリ受け取れる。「電子お薬手帳システム」連動。
・2014年10-12月期産業天気図、2業種悪化、改善は1業種。「マンション・住宅」「コンビニエンスストア」が「薄日」から「曇り」。
「プラント・造船」が「小雨」から「曇り」。「曇り」業種が全体の半分の15業種。景気のもたつきぶりがうかがえる。
「晴れ」通信と人材派遣2業種(前期実績比変わらず)「薄日」11業種(-2)「曇り」15業種(+3)「小雨」スーパー1業種(-1)「雨」電力1業種(0)
・米国株は分水嶺に差し掛かる。
米VIX指数は投資家の不安心理が増すと上昇することから「恐怖指数」と呼ばれる。
S&P500種株価指数の今後1ヵ月の変動予測を数値化したもの。20超で「警戒水域」とみなされるが、10日には約8ヵ月ぶりに21台乗せ。
恐怖指数は投資家の足元の心理状態を映すだけでなく、3ヶ月先の変動を想定する「VXV指数」と組み合せると相場の先行き示唆する傾向も。
相場が上向きの時はVXVをVIXで割った比率は1.0〜1.2の範囲で推移。調整色強まるにつれ比率低下、1.0割れまで落ち込むと底入れシグナル。
2月上旬にはダウ平均が高値から7%下落、VXV/VIX比率が0.93まで低下。その後は売り一巡、戻り相場へと転じた。
10日にはVXV/VIX比率は0.93まで低下。投資家心理は悪化も、短期的には悲観が「行き過ぎ」の水準まで高まったことを示唆。
ダウ平均は10日、約8ヵ月ぶりに200日移動平均を下回る。この移動平均線は概ね過去1年間の平均価格。直近の下げで含み損抱える投資家増加を意味。
過去の調整局面では、ダウ平均は200日移動平均割り込む水準では反転することが多く、押し目買いの時期探る参考指標の一つになっている。
しかし、逆に一段と割り込むと数年来の上昇相場の終幕も意識されてくる。
テクニカル面では示唆される相場の底入れ。経験則通りに反発するか、近年にない下げ相場に入るのか。見極める局面迎えた。(12日 日経新聞)
・大型で強い台風19号は12日、東シナ海北上。次第に進路を東寄りに変え、13日には勢力を保ったまま九州南部に接近、上陸すると見られる。
関東甲信越地方では14日午前の通勤・通学時間帯に接近重なる可能性も。
・リクルートHD <6098>[公開価格3100円]東証1部に16日、新規上場。
今年最大の上場案件、戦後最大級の贈収賄事件とされるリクルート事件やその後の業績悪化に伴うダイエーへの「身売り」を経て、
日本代表する人材・情報企業に再生果たす。
峰岸真澄社長「上場によって会社の経営透明性を明確にし、世界に打って出る」と上場の狙い表明。
上場で新規調達する約1千億円活用、人材派遣事業の拡大に向けたM&A(買収・合併)や、IT(情報技術)システム投資などを積極化する見通し。(13日 産経新聞)
・世界自然遺産に登録されている小笠原諸島(東京都)沖に中国船とみられる不審船が押し寄せている。
目的は高級(宝石)サンゴの密漁。「守るすべ無い」「島民は不安」
・農林水産省来年度から、農業従事者向けロボットの開発支援に乗り出す。安倍晋三首相の成長戦略も柱に掲げた「ロボットによる産業革新」の一環。
腰や足の負担軽減する「アシストスーツ」の量産に必要な費用の半分程度補助。
完成したスーツは和歌山県などの大規模ミカン農家に貸与、実証実験行う。
・任天堂 <7974> [終値11185円]携帯型ゲーム機新製品「New(ニュー)ニンテンドー3DS」国内先行販売。
カプコン <9697> [終値1654円]人気ソフト「モンスターハンター4G」とセットで行列。同時発売効果も。(12日 産経新聞)
・東ガス <9531> [終値586.4円]東京大学、藻類からバイオマス燃料油を効率的に抽出する技術確立。
抽出に必要なエネルギー量は半減。2030年メドに航空機燃料へに適用目指す。
・経済産業省と日本機械工業連合会は社会での活躍が期待されるロボットを表彰する「第6回ロボット大賞」入賞製品決定。
ロボット大賞(経済産業大臣賞)富士機械製造 <6134> [終値971円]「モジュール型高速多機能装着機NXTⅢ」、
最優秀中小・ベンチャー企業賞(中小企業庁長官賞)にワコーテック(富山県高岡市)静電容量型力覚センサー「DynPick」。
日本機械工業連合会会長賞「産業用ロボット部門」サクラファインテックジャパン(東京・中央)/平田機工 <6258> [終値587円
全自動連続薄切装置ティシュー・テック スマートセクション](日刊工業新聞)
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公募・売り出し価格
GMOリサーチ <3695> [IPO]2100円
セレス <3696> [IPO]1860円
スターツプロシード投資法人 <8979> [終値184500円]2万8800口 申込み10/24-27 払込日11/4
新規公開株
コード 銘柄 市場 主幹事証券 公募価格 発行株数 注目度
10/16 <6098>リクルートホールディングス マザーズ 野村 3100円 63,576,200 注目度 –
販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業などを営む子会社の経営管理およびそれに付帯関連する事業
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東京株式セミナー・櫻井英明氏
『終わりよければ、全てよし 2014年年末を読む』
2014年11月8日(土)14:20〜16:50
東京・日本橋三越前 近甚(キンジン)ビル2F 限定25名。
櫻井英明さんの取材力と推理・想像の合わせ技、ご期待ください
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