
週末は馬渕治好さんが登壇します
- 2015年06月14日
- 株式投資・経済ニュース全般
先週の内外株価は、乱高下しました。
今週末には、世界を見渡す馬渕治好さんの株式セミナーが開催されます。
その馬淵さんからのヒントです。
先週の主要な株価指数の騰落率ランキング(現地通貨ベース)をみると、
ベスト10は上昇率の高い順に、ベネズエラ、ロシア、中国(上海総合)、パキスタン、
アイルランド、アルゼンチン、豪州、米国(S&P500)、ブラジル、シンガポールでした。
相変わらず、中国株が暴走しており、まだ目先は高騰を持続してもおかしくありませんし、
突然暴落が続いてもおかしくありません
(いずれは上海総合指数が、今から半値になっても不思議はないでしょう)。
中国株への投資を薦められるような状況ではない、と考えています。
騰落率ランキングの下位をみると、下落率の大きかった順に、インドネシア、ハンガリー、
オーストリア、ノルウェー、エジプト、トルコ、インド、イスラエル、ギリシャ、カナダがワースト10でした。
ギリシャの財政問題の右往左往が、引き続き欧州株に影を落としています。
このような欧米株の乱高下、特に6/8(月)の米国株の下振れなどを受けて、
日本株も6/9(火)に大きく下振れしました。
この日の日経平均株価は、前日比で360.89円幅の大幅安となりました。
率では1.76%の下落でしたが、1%以上前日から日経平均が上下したのは、
5/11(月)(この日は1.25%上昇)以来でした(下落で1%を上回ったのは、5/7(木)の1.23%下落以来)。
この6/9(火)は、特に午後2時頃から、
材料もなく急速に日経平均が下げを拡大したので、驚いた向きが多いようです。
ただ馬渕さんは、事前にこの状況が来るかもしれないことを予測してもおりました。
日本市場だけでなく、世界の金融市場に目を配り、
そこから日本の金融市場の動向も読み解くのが馬渕さんの相場の読みです。
先週後半の各市場の動きからは、長期金利上昇やギリシャ問題は、
既に織り込み済みの材料と考えてよいのか、それとも依然として警戒すべき要因なのかなど、
市場が腰がすわった解釈ができておらず、方向感を失いつつあるように感じられます。
このため、神経質になった市場が、
普段は材料にならないようなことをきっかけに、上下に振れる恐れがあります。
世界的な大きな市場の流れを捉えることは、とても大切なことと思っています。
馬淵さんの分かりやすく、丁寧な解説は是非ともご覧になられることをお薦めいたします。
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馬渕治好の世界から見た株式金融市場
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講師:馬渕治好 (ブーケ・ド・フルーレット代表)
2015年6月20日(土) 14:30〜16:50予定(開場14:00)(東京・日本橋)開催
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