
日経ヴェリタス 7/26号読んでみて・・・
- 2009年07月26日
- 株式投資・経済ニュース全般
2009年7月26日(日)はれ
・世界のけん引役、中国に潜む「3つの過剰」現地発レポート。
バブルに走る中国経済。マネーの「過剰」は将来はじける危うさ秘める。
景気対策などで生み出された製造業の過大投資が供給「過剰」となり重くのしかかる。
13億人の国民をどう養うかという雇用「過剰」の解決も道半ば。
・中国6月の工業生産、前年同月比10.7%増と9ヶ月ぶりに2けた台。
中央政府による4兆元(約55兆円)の景気刺激策に対応。
その裏では需要をはるかに上回る「過剰設備問題」が造船やセメント、鉄鋼などで深刻化。
・中国安定成長のカギは内需。1-6月の都市部の固定資産投資(設備投資や建設投資の合計)は前年同期を3割強上回る
投資と並ぶ内需の柱である個人消費は心もとない。
社会消費品小売総額(小売売上高)は1-6月期に同15.0%増と通年で21.6%増だった昨年のような勢いない。
足かせは深刻な失業問題。
・世界の株式相場が上昇基調強めている。
米企業の2009年4-6月期決算が市場の事前予想を上回り、世界的に景気回復への期待高まる。
日経平均ドル建て3週間ぶりに高値。中国上海総合指数、リーマン・ショック時より6割高。インドSENSEX指数同1割高。
・日本株堅調なアジア株の中で出遅れ目立ち、リーマン・ショック直前に比べ2割低い水準。
「アジア市場での地位低下と政治の不透明さ原因」と。アジア企業と比べた競争力低下懸念も影。
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