最新の経済ニュース・最新株式情報はコロ朝経済ニュース・株式掲示板で!

危機を越えて


2017年3月25日(日)晴れ

・危機を越えて 投資家アンケート「AIR」が導く次の10年
「トランプショック」トランプ米大統領が中国製品に高関税を課す制裁措置を正式表明受け、
22日のダウ工業株30種平均は過去5番目の下げ幅記録。
円は一時1ドル=104円に進み、23日の日経平均株価は一時1000円超下落。
中国側は報復措置に踏み切ると表明、今後の金融市場に影を落とす。

・危機を越えて 投資家アンケート「AIR」が導く次の10年
リーマン・ショック、東日本大震災、トランプ米政権の発足、北朝鮮のミサイル問題・・・
2008年創刊した日経ヴェリタスの10年は、過去にないリスクに直面し続けた日々だった。
これからの10年も危機は繰り返しそう。
日経ヴェリタスは創刊10周年を機に、有力投資家21人にアンケートを実施。
今後の10年の世界リスク要因を聞いたところ、最も多かった回答は「リーマン・ショック級の金融危機の再来」だった。

・危機を越えて 投資家アンケート「AIR」が導く次の10年
10年後の時価総額首位になる日本企業を聞いたところ、トヨタ <7203> [終値6603円]を押しのけ、
ソフトバンクグループ <9984> [終値8097円]との回答が過半数に達した。
キーエンス <6861> [終値62970円]が3位に入ったのも象徴的。
カギはイノベーション。キーワードとして「人工知能(AI)」、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」「ロボット」
日経ヴェリタスは頭文字から英語で空気を意味する「AIR」と名付けた。

・危機を越えて 投資家アンケート「AIR」が導く次の10年
旧来型の重厚長大産業から、世界を軽やかに駆け巡り、人々の仕事を軽くするために欠かせない
モノやサービスを生み出す産業大国へと転換できるかに、次の10年がかかっている。

・前週は米中貿易戦争のリスクが現実味を増し、株式市場が揺れた。
23日の日経平均株価は一時1000円超の急落を演じ、
週間の下落幅は1058円(4.9%)と世界同時株安に見舞われた2月以来の大きさになり、主要国でも下落率は目立つ。
貿易摩擦が世界景気を冷やすとの懸念から株が売られ、リスク回避の円買いがさらなる株安を招く負の連鎖が鮮明。
運用リスクを回避する流れで円が買われ、23日は一時1ドル=104円台と約1年4カ月ぶりの円高水準に上昇。
日経通貨インデックスを構成する主要通貨では円が週間で上昇率トップとなる一方、
日経平均の週間下落率は中国(2.6%)を上回り、米国(5.7%)につぐ。
「円高による来期業績の悪化が最大の懸案事項」といい「来期減益」への警戒感が市場で高まりつつある。
貿易摩擦問題も時間がたつにつれ落ち着きを取り戻し、
予想PER(株価収益率)で約12倍に低下した日本株の割安感に投資家の目が向き始めるとの見方もある。
日本企業の「危機耐性」が試されている。

・危機を越えて 次の10年、AI・IOT・ロボット、成長左右。
過去10年で海外の時価総額上位の顔ぶれは大きく変わる。

日本:10年前 1.トヨタ <7203> [終値6603円]時価総額17兆円 2.三菱UFJFG <8306> [終値685.6円]10兆円
3.任天堂 <7974> [終値47670円]8兆円4.NTT <9432> [終値4880円]8兆円 キヤノン <7751> [終値3800円]7兆円

現在 1.トヨタ22兆円 2.NTTドコモ <9437> [終値2702.5円]10兆円 3.NTT 10兆円
4.三菱UFJFG 9兆円 5.ソフトバンクグループ <9984> [終値8097円]9兆円

10年後? 1.ソフトバンクグループ 2.トヨタ 3.キーエンス <6861> [終値62970円]

海外:2008年7月時点 1.エクソンモービル 46兆円 2.ペトロチャイナ 43兆円
3.ゼネラル・エレクトリック 30兆円 4.チャイナモバイル 29兆円 5.ガスプロム 29兆円

2018年3月時点 1.アップル 94兆円 2.アルファベット 80兆円 3.アマゾン・ドット・コム 79兆円
4.マイクロソフト 75兆円 5.テンセント 59兆円

10年後? 1.アマゾン・ドット・コム 2.アリババ 3.テンセント 4.サウジアラムコ 5.アルファベット

・危機を越えて 次の10年、AI・IOT・ロボット、成長左右。
マーケットは?
今回のアンケートで2028年に日経平均株価が1989年につけた最高値(3万8915円)を「上回る」との回答が、21人中15人。
「上回る」と回答した人の日経平均の予想平均値は4万5333円。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・危機を越えて 投資家、この10年かく戦えり
バフェット氏の成績は?
「オマハの賢人」と呼ばれ、日本でもカリスマ投資家と知られるウォーレン・バフェット氏。
データの取れる2009年10月から18年2月末までの約8年半で、同社保有株の時価総額は2.3倍。
同期間でS&P500種株価指数は2.6倍で、カリスマの成績としては物足りなさも。

・危機を越えて 投資家、この10年かく戦えり
「バフェット超え」の投資家は?
2009年からのパフォーマンス
ダニエル・ローブ氏 ポートフォリオの時価総額の増加率 3.9倍
スティーブン・マンデル氏 3.4倍
ラリー・ロビンズ氏 3.0倍
カール・アイカーン氏 2.9倍
デービット・アインホーン 2.7倍
ウォーレン・バフェット氏 2.3倍
ジョージ・ソロス氏 2.1倍
レイ・ダリオ氏 2.0倍
ジョン・ポールソン氏 89%

日本の著名投資家の成績
藤野英人氏 4.3倍
井伊哲郎氏 2.3倍
沢上篤人氏 2.2倍

・21日、米連邦準備理事会(FRB)パウエル議長が初陣。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・注目企業ここが知りたい 住友金属鉱山 <5713> [終値4320円]電池材料事業強化。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・米中間の貿易戦争と「森友学園問題」という内外の政治リスクが株式市場を揺らしている。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済  http://www.koronoasa.com/info/

・OUT Look:今週(26~30日)の株式相場、日経平均株価は下値を探る展開になると。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済   http://www.koronoasa.com/info/

・Wall Street:今週の米株式相場は米中の貿易摩擦を巡る警戒感から不安定な値動きが続きそう。
※詳細はコロ朝プレミアムに掲載済 http://www.koronoasa.com/info/

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち22指数が下落。
米中貿易摩擦への懸念が高まり、投資家がリスク回避に動いた。

上位1位マレーシア週間騰落率1.02% 2位ロシア0.57% 3位ベトナム0.30% 4位ブラジル▲0.14% 5位トルコ▲0.52%
下位25位米国▲5.67% 24位日本▲4.88% 23位ドイツ▲4.06% 22位香港▲3.79% 21位中国▲3.58% 20位フランス▲3.55%

日経ヴェリタスを含め、日経新聞、日経産業新聞、日刊工業新聞
そして産経新聞を元証券マンの目でいいとこ取り!?
ディトレード・スイングトレードの種が満載。市場の噂も好評です。
忙しい朝の時間と手間の短縮と費用の縮小に『コロ朝プレミアム』
こちらをクリック  http://www.koronoasa.com/info/

<<(株)アスリーム免責事項>>
● 本資料は、投資判断の参考となる情報の提供を唯一の目的としており、
特定の銘柄について投資勧誘を目的にしたものではありません。
本資料言及した銘柄や投資戦略は、投資に関するご経験や知識、
財産の状況および投資目的が異なるすべてのお客様に、一律に適合するとは限りません。

———————————————————————–

株式会社アスリーム
INTERNET MEDIA OF INVESTMENT NEWS
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場2-14-5

URL : http://koronoasa.com/
【問い合わせ】http://www.koronoasa.com/?page_id=30
———————————————————————–

記事の続きはコロ朝プレミアムで!

コロ朝プレミアム入会はこちらから