
銘柄研究・カナモト(9678)
- 2012年09月02日
- 株式投資・経済ニュース全般
注目の高い米ワイオミング州ジャクソンホールでのバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長講演は
「必要ならば追加金融緩和実施する」との考えを改めて強調。
特に具体策への踏み込みは避けつつも市場の金融緩和の期待をつないだところ。
米国株式市場もとりあえず、好感し8月の月足は3ヵ月連続で上昇となりました。
9月は6日に欧州中央銀行(ECB)理事会、7日米雇用統計、12-13日は米連邦公開市場委員会(FOMC)控えています。
また日本航空 <9201> [公募・売出仮条件3500-3790円]9/19の大型上場が市場の資金吸い上げが懸念されています。
政府出資して2年で上場、民主党のお手柄?!的な政府ありきの再上場との印象もちらつきます。
米フェイスブックの二の舞になりそうな感じも・・・
最もフェイスブックのようには盛り上がっていませんが・・・
大型新規上場が市場を冷やす懸念は大きくなっています。
少し前のお話ですが米国スーパーボウルでジャイアンツが今年は勝利いたしました。
ジャイアンツが勝利の年は秋に大きなショック安になるとのことも・・・
そうはいっても急落はチャンスとも考えられますのでファイティングポーズは欠かさないようにしたいものです。
本日の注目は8/31〜9/1日経IRフェアが開催されました。
その出展企業の中でひときわミニセミナーで集客の多かったカナモト <9678> [終値843円]をウォッチしてみます。
建機レンタルの最大手。東日本大震災の復旧需要が仙台以外はやっと「ふっ」の字といったところ。
復興需要に至っては「ふ」の字も無いような現況と。
このため復旧需要は5年ほど、復興需要はあと8年ほどかかるのではないかと。これも現政府の影響とも・・・
また橋梁関連工事の対応力強化で同業ユナイト社を子会社化。第3四半期以降(5-7月)以降連結に寄与。
新幹線工事事業にも関与しております。
第3四半期業績発表(9/7)では業績上方修正はしないと広報担当者発言も通期では上方修正せざるを得ないと。
また2014年は設立50年となり記念配もほぼ確定と。
3ヶ月毎にラジオ日経でIRも継続、投資家に向いてる企業との印象もあります。
株価が800円台で1000株単位ですが100株単位への単元括り直しはしばらく予定してないとのこと。
短期売買の個人投資家の種にされたくないとのことと長期で株主になっていただきたいとのこと。
またちょっと気になったことですが、日経IRフェアといったようなイベントでメガバンクが出展するといった違和感。
IRフェアは基本的に個人投資家への広報活動の一環であってメガバンクなど関係ないような気がします。
個人投資家に人気のある櫻井英明氏が以前にIRフェアにみずほ <8411> [終値126円]が出展しすぐに増資があったと。
今回メガバンクでは三菱UFJ銀 <8306> [終値256円]が出展。
連結の三菱UFJ信託も出店していました。
ほかに第一生命 <8750> [終値79700円]に多少違和感がございました。
【お知らせ】
「雨宮京子先生とミョウジョウ・アセット・マネジメント(ヘッジファンド)代表菊池真氏」
株式セミナー第6弾 東京・日本橋人形町
9月15日(土)14:30〜16:45(開場14:15)
申込み・詳細⇒ https://www.directform.info/form/f.do?id=2854
今まで(過去5回)のセミナー概要もまとめてあります。
「資産防衛ファンド」も考えています。
記事の続きはコロ朝プレミアムで!