
銘柄研究・売り目線と買い目線銘柄
- 2012年10月21日
- 株式投資・経済ニュース全般
週末の米国株式市場はブラックマンデー(暗黒の金曜日)からの25年、グレーフライデー(灰色の金曜日)との言葉が飛び交ったと。
1987年10/19はダウ工業株30種平均前日比508ドル(22.6%)安。下落率は現在も残る最悪記録日でした。
その日にダウは大幅続落。終値前日比205ドル(1.5%)安1万3343ドルで引け、「ドキッ」とする市場関係者も。
ただ週間ではダウ工業株30種平均は14ドル(0.1%)高2週ぶりの反発で終わっています。
一方東京株式市場では相場上昇のサインも。
日経平均株価の日足チャート、18日までの4日間で「窓」が3つ出る「三空」形成し、上昇基調に入ったとの声も。
この「三空」は6月4-7日出現、344円高と急上昇後、翌8日には180円(2.6%)安といったん下落。
6月はその後(8日以降)18営業日で8%(677円)上昇いたしました。
今回それを当てはめると8770円一旦反落後11月第3週(11/12-16に)かけて9470円どころまで上昇とも・・・?
ただ決算シーズン入りで業績の下方修正する企業も多く、不透明な時期に入ってきます。
最も先行き不透明でない時期は年間でどのくらいあるのでしょうか?(ほとんどないとも・・・)
今のところはどちらかと言えば織り込み済み的な状況です。
下方修正を発表してもそれまで下落基調だったために材料出尽くしとなって株価反発している銘柄も多いところも。
今週は売り目線の銘柄と買い目線の銘柄二通りみてみたいと思います。
コンビニエンスストアの加盟店が本部から離反する動き出るとの報道がありました。
9月には四国で「サンクス」約120店展開地域運営会社がセブン-イレブンジャパン <3382> [終値2426円]への契約切り替え希望。
コンビニ業界2011年度8%成長、市場規模9兆円超。チェーン店の収益力に差、1日1店あたり売上高首位のセブンが67万円。
他の大手は55万〜49万円。大手4社6月既存店売上高前年同月比1.2%増から5.8%減までばらつく。
契約満了したオーナーが再契約する率はセブンが93%、他の大手・中堅は70〜80%程度、更新時に相当数が廃業かチェーン切り換えと。
そこで売り目線でファミリーマート <8028> [終値3750円]中国店舗網拡大計画が延期気味になってきています。
最高純益、8期連続増配も多少息切れ気味になってくるのではないでしょうか?
ここの「レタスサンド」は気に入っていますが・・・
買い目線ではこの銘柄研究で9/15(999円)に取り上げてから、
73%上昇していますカイオム・バイオサイエンス <4583> [終値1715円]を再び。
今話題のiPS細胞(人工多能性幹細胞)関連ではありませんが独自の抗体技術を持つ理研発創薬ベンチャー企業です。
完全ヒト抗体作製するADLibシステムを2014年創生計画。わずか数週間で人に投与する抗体を創出可能な技術を創生する夢の技術です。
※「ADLibシステム」とは⇒ http://www.chiome.co.jp/technology/adlib.html
夢の技術計画前段階で業績は2013年3月期に黒字予想となっております。
また今後の理研発創薬ベンチャー企業上場の先鞭をつけ意味も・・・
尖閣諸島や竹島問題巡る中国・韓国の影響や為替の問題も関係なく、保有株式の評価損も株価指数の影響もなかろうかと。
そして2011年12月上場と上場して1年未満の上、上場来高値を取ってきています。
ということは上値にしこりもありません。
噂の域で確認は取れていませんが、新興系を手掛ける筋がここへきて手変わりしているようですと・・・?!
今週24日には東京証券会館 9階第9会議室にてNPO法人日本IFA協会主催「第16回企業研究会」が開催されます。
続報はこの会に参加後お知らせしたいと思っております。
この企業研究会で取り上げられた企業の株価は大化けする確率が高い傾向もあります。
週明けの東京市場はシカゴ225先物の円建て価格が8850円と大証先物週末比140円安となっており、売り物先行と見られます。
短期急騰している同社株の売り物は良い買い場になってくれそうな気が致します。
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