銘柄研究・一休（2450）

東京株式市場では野田佳彦前首相が衆院解散に言明した昨年11月14日からの日経平均株価の上昇が26%に達しました。
日経平均は10週連続の上昇と1987年2〜4月以来約26年ぶりです。
87年2月（2万0023円）4月（2万1566円）から3年弱、89年12月の史上最高値3万8975円まで駆け上がっています。

東証発表の投資主体別売買動向は1月第2週（7-11日）海外投資家（外国人）9週連続買い越し（2525億円）
個人投資家も9週ぶり買い越し（386億円）となりました。
信託銀行12週連続売り越し（2101億円）生保・損保も18週連続売り越し（481億円）と機関投資家は売り続けています。

ジャスダック投資主体別売買動向1月第2週（7-11日）では海外投資家（外国人）3週連続買い越し（101.53億円）と近来稀に見る買越額。
海外投資家は主力株ばかりでなく、東証1部以外の中小型株も買いに来てるようなデータともいえるような・・・

楽しみな2013年株式劇場はロケットスタートとなっております。

そうは言っても調整も欲しいところではありますね。

本日の注目は2ついきたいと思います。

まず一つはゴルフ場運営第2位のPGMホールディングス　<2466> ［終値68700円］からTOB（公開市場買い付け）されたアコーディア・ゴル

フ　<2131> ［終値82800円］です。

1月17日期限のTOBは応募株が17万4580株（16.68%）にとどまり下限とした20万9224株（20.0%）に達せず不成立になりました。
18.12%の保有が明らかになっていた投資会社レノはTOBに応じず。（ここが曲者となってきます。）
こうなるとアコーディアは株主優遇策を出してくるか、投資会社レノの仕掛けが入るか、はたまたPGMのTOB価格上げての再戦か？
などまだまだアコーディア巡る攻防は続きそうです。
3月配当も1株に対して5500円に増配もしています。
TOB価格の8万1000円は死守したい意向も働きそうですので負けにくい対象になるのではないかと思います。

そしてもう一つが昨年クリスマスあたりにご紹介いたしました一休　<2450> ［終値74400円］です。

1月17日の日経新聞で同社の2013年3月期単独経常利益が従来予想1億円上回る前期比5割増16億円になりそうと報じられて上昇。
2013年度が過去最高益となるのなら来期（14年度）はもっと大幅な成長が見込まれるように思えます。
実体経済は昨年よりかなり良くなってくると思えます。
東日本大震災後の控えていた旅行需要やレストラン予約関連事業の伸びが期待できます。
スマートフォン（スマホ）普及も追い風が吹いているようなところも。
また団塊世代の退職後の需要も入ってくると考えられ、目先上昇の一服は拾い場になってくるようだと思えます。
調整せずに高値を抜けてくるようだとほんの少しでも手に入れたくなります。　
決算発表は1月30日予定、

【お知らせ】

『さあー、８年ぶりにバブルが始まったぞ（笑）！』
岡本昌巳＆大魔神　東京株式セミナー　2013初春（東京・高田馬場）

2013年2月16日（土）15：30〜17：00

懇親会もございます。（17：15〜19：00頃）
https://www.directform.info/form/f.do?id=2855
コロ。の銘柄研究レポートもおまけです。

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