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米市場の反応に変化

2012年12月9日(月)晴れのち曇り 新聞休刊日

・米金融の量的緩和(QE)の縮小時期をめぐり、市場参加者が神経質で円と日本株が先週から荒れ模様。
 円建ての日経平均先物について、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)での取引投機筋の建玉(未決済残高)、
 11/26時点での投機筋のロング(買い持ち)は、日本株が大幅調整を演じた5月の水準に迫る。
 5月の日本株下げの局面でも、株式先物市場ではショートが増加していた。今回の調整もその再現と。
 日本株と円相場の相関関係はこのところとみに高まり、言い換えれば、円買いと日本株安の連鎖が起きやすい。

・タイのインラック首相は8日、テレビ演説し、反政府派が要求する「国民会議」設立の賛否を問うため、国民投票を実施することを提案。
 インラック首相は「問題を解決し国が前進するためであれば、喜んで下院の解散や辞任を行う」と語る。

・1989年末以降、「日経平均」という銘柄があったと仮定、毎月1万円ずつ積み立て投資した場合の累積投資額と保有資産の評価額を計算。
 22日終値で計算した評価額(株数×日経平均株)、累積投資額を約12%上回る。

・世界貿易機関(WTO)の加盟国159カ国は7日、多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)で関税手続きの簡素化など一部の分野で合意。
 2001年の交渉開始当時に設定された目標には届かないものの、交渉の崩壊を免れたる。
 米国のマイケル・フロマン通商代表はWTOが「新たな時代」に入ったと述べた。

・上海の大気汚染指数は6日、最大とされる500を超える状態が長く続き、中国の主要都市の中で最悪に。
 米環境保護庁(EPA)は、大気汚染指数が300を超えるのは森林火災が起きた場合などだとしている。
 中国国営の新華社通信によると、上海の2カ所にある空港で6日午後、98便の発着が遅れ、運休は89便に上った。

・香港当局は6日、広東省深セン市在住の80歳の男性がH7N9型の鳥インフルエンザに感染していることを確認。
 香港では2日に初の感染者が確認されており、2人目の感染者。

・色見本で有名なパントン(PANTONE)が選んだ2013年の色は「エメラルド」。
 2014年の流行色には、光り輝く蘭の花をイメージした淡い紫「ラディアント・オーキッド(Radiant Orchid)」を選ぶ。(ネットから)

・書籍と家電製品は2013年度に販売総額に占めるネット経由の割合1割超える見通し。スマートフォン(スマホ)普及でネット販売押上げ。
 店舗持つ企業はネットと融合した新しいビジネスモデルで巻き返す。
 
・第185臨時国会、政府が新規に提出した法案23本のうち20本が成立、成立率87%。継続審議分含めた成立率も87%。
 衆参で与野党の多数派が異なるねじれ解消後、初の本格的な国会。

・みんなの党江田憲司前幹事長は9日に離党届提出し、年内に新党結成する意向固めた。みんなの党分裂。

・政府・与党、成長戦略の柱に据える国家戦略特区で、税優遇の目玉として検討してきた法人税率の抜本的な引き下げ
 2014年度は実施しない方針。15年度以降に先送りへ。特区内では税優遇は、設備投資減税や研究開発減税の拡充なども検討。

・金融市場週明け以降、一服していた円安・株高の流れ再び強まるとの見方。焦点は17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)。
 量的緩和の縮小は年明け以降との見方大勢だが、雇用統計受け「12月縮小に踏み切る可能性」との見方も。
 円安・ドル高の流れ続けば、東京株式市場でも主力株への買い戻しが先行とも。

・東アフリカが天然ガスの新たな供給源として注目集める。タンザニアとモザンピークの沖合で世界最大級のガス田発見相次ぐ。
 2010年代後半に液化天然ガス(LNG)の輸出が始まる見通し。豊富な埋蔵量や生産コストの安さやアジア市場に近い点も強み。

・アサヒグループ <2502> [終値2826円]東南アジアの飲料市場を自社ブランド商品で開発。
 東南アジアに日本の技術生かした商品を相次ぎ投入。飲料各社が注力する成長市場の需要取り込み急ぐ。

・ザインエレク <6769> [終値1380円]悪天候時などでも鮮明な画像撮影できる半導体開発。
 微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染が深刻な中国向けの主力製品としており、スマートフォン(スマホ)メーカーなどに売り込む。
 開発したのは1600万画素のカメラ向けの画像処理半導体。
 中国ではスマホ向けだけでなく、解像度の高い監視カメラや走行中の画像を記録するドライブレコーダーなどへの搭載も狙う。

・ウェザーニューズ <4825> [終値2135円]2014年度メドにネパールで航空会社向けに気象情報提供サービス始める。
 同国内の6空港にレーダーなど観測装置設置、観測データは同国の約10社の航空会社へ販売目指す。東南アジアやインドで事業拡大急ぐ。
 (7日 日経新聞)

・金融庁、インフラ整備に個人マネー活用できるよう投資信託の規制緩和。インフラ施設の運営権に集中投資する投信作れるようにする。
 日本取引所グループ(JPX)<8697> [終値2713円]2015年度に創設するインフラファンド市場後押しする。東京五輪にらむ。

・機密漏らした公務員らへの罰則強化する特定秘密保護法、6日深夜参院本会議で可決、成立。野党審議続行求めていたが、与党採決。

・韓国政府、安保、外交分野の閣僚らが参加する国家安保政策調整会議開き、防空識別圏(ADIZ)の拡大決定。8日発表する方針。
 日中と一部重複、不安定要因に。

・企業「株式転換型」の社債使って資金調達する動き広がる。今年6日まで発行額(予定含む)前年比でほぼ倍増。
 2006年以来7年ぶりの水準。株高期待背景に「利息なし」で発行できる事例も多く脚光。
 新株予約権付き社債(転換社債=CB)と呼ばれる。
 発行当初は社債の形も、株価が一定水準に上がると投資家は保有分を株式に転換できる権利付く。

・東電 <9501> [終値538円]福島第一原子力発電所の汚染水や廃炉の対策に今後10年間で7400億円投資へ。ロボットへの投資増やす。

・内閣府6日発表、10月の景気動向指数(速報値)景気の現状示す一致指数と前月比1.2ポイント上昇109.6、2ヵ月連続前月上回る。
 鉱工業生産指数など生産関連指数が改善。指数構成する10指数のうち6指数が改善。基調判断7月以降最も良い「改善を示している」と。
 数ヶ月先の景気示す先行指数、前月比0.7ポイント伸び109.9に。2ヵ月連続の上昇。

・11月の米雇用統計、非農業部門雇用者数前月比20万3000人増加。市場予測平均(約19万人)上回った。
 失業率前月比0.3ポイント下がり、7.0%と2008年11月以来5年ぶりの低水準。10月の雇用者数は20万4000人増~20万人増へ小幅下方修正。

・10月の個人消費支出、年率換算で11兆5829億ドル(約1188兆円)前月比0.3%増。市場予測平均と同じ。6ヵ月連続増加。前年同月比2.8%増。

・スズキ <7269> [終値2560円]鈴木修会長兼社長、「ハイブリッド車(HV)開発し、将来はインドや東南アジアに展開したい」と話す。
 インドに偏っている収益基盤を東南アジアに広げていく考え。

・カネカ <4118> [終値638円]独化学大手BASFから塩化ビニールなどの強度高めるために使う改質剤事業取得。

・NTTドコモ <9437> [終値1619円]米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」導入効果ようやく出る。
 11月の番号持ち運び製(MNP)による他社への顧客流出超過は6万8600件と昨年夏以降最小になる。契約純増数は9万3400件。

・三井造船 <7003> [終値210円]アフリカで港湾クレーン市場に参入。
 従来型より燃料消費量半減させたハイブリッド車(HV)など高性能クレーン売り込み、ケニア・モンバサ港でコンテナ搬送設備受注。
 受注額約29億円、クレーン6基据え付け、2015年12月に完了。 

・豊田通商 <8015> [終値2514円]近畿大が世界初実用化した完全養殖クロマグロの年間出荷数2016年メドに倍の7万5千尾まで増やす。

・アミタHD <2195> [終値1075円]年内にも企業の廃棄物管理業務が抱える問題を簡易診断するサービス始める。対策提案へ。

・エイチーム <3662> [終値2715円]韓国オンラインゲーム開発大手NHNエンターテインメントと資本・業務提携。
 両社で「LINE」や「カカオトーク」などチャットアプリ向けのゲーム開発する共同出資会社折半出資で設立。

・株式市場で個人投資家やヘッジファンドなどの空売りが増加。空売り価格に関する規制が先月5日に緩和されたのが背景に。
 東証取引所の売り注文に占める空売り比率は緩和前の2割強から3割弱に上昇。信用取引の売り残は今年最高水準に膨らむ。

・債券市場で長期金利に上昇圧力掛かる。指標新発10年物国債(332回債)利回りは6日に一時0.680%と前日比0.035%上昇(価格は下落)
 新発債としては10/1以来2ヵ月ぶりの高水準。日銀 <8301> [終値51500円]の量的・質的金融緩和の効果の変調嗅ぎ取る向きも。

・東証マザーズ市場の週間(12/2〜6)の売買代金、1兆3171億円に膨らみ、1999年の市場開設以来週間ベースで最高を記録。 

・日銀 <8301> [終値51500円]不動産投資信託(REIT)1億円買い入れ。REITの購入は3日連続。(7日 日経新聞)

・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の関税協議で、日本が米国に対し自動車部品の関税即時撤廃するよう要請。
 コメなど農産品の重要5分野で関税死守目指す日本は、
 競争力高い車部品で攻勢かけ、全貿易品目の関税撤廃求める米国から譲歩引き出す考え。

・内閣府7日発表、報告書「世界経済の潮流」で2014年の世界経済の実質成長率3%強と予測。
 米国経済は雇用・所得の改善背景に緩やかに回復、欧州も輸出増によって持ち直すと見込む。
 13年の成長率見通しは2%台半ばで、世界経済は「14年にかけて次第に底堅さが増す」との見方示した。(7日 産経新聞)

・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の閣僚会合7日、シンガポールで開幕。「年内妥協」目指す。

・経済産業省総合資源エネルギー調査会「エネルギー基本計画」の素案提示。
 原発について「原子力規制委員会によって安全性が確認された原発について再稼働進める」と明記、
 民主党政権掲げた「原発ゼロ」政策転換。

・中国の大気汚染東部中心に深刻な状態。上海市当局の測定で6日、微小粒子状物質「PM2.5」含む大気汚染指数が400を大きく上回る。
 6段階で最悪の「深刻な汚染」となった。住民の生活に支障も。

・携帯電話事業者11月の携帯電話契約数、純増数はソフトバンク <9984> [終値8710円]23万7100件で23ヶ月連続首位。
 番号持ち運び製(MNP)利用して変更した転入出数はKDDI <9433> [終値6090円]5万6800件の転入超過で26ヵ月連続首位維持。

 NTTドコモ <9437> [終値1619円]純増数は9万3400件、MNPの転出超過6万8600件、ともに前月より改善。 

・シャープ <6753> [終値338円]「IGUZO(イグゾー)」技術利用して手荷物検査で使うX線検査装置の開発進める。
 セキュリティー強化が進む中東諸国の空港や観光施設などで導入される見通し。

・オンフルエンザ流行の兆し。国立感染症研究所6日発表、
 全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は1日までの1週間で1医療機関当たり0.44人、6週連続で増加。
 流行開始の指標は1.00人。(7日 産経新聞)

・企業と株主は今 対話で磨くガバナンス
 アベノミクスで上昇続ける日本株相場。原動力は外国人の買い。今年3月末の外国人持ち株比率は28.0%と過去最高更新。
 先週開催「ノムラ・インベストメント・ファオーラム2013」には昨年の1.6倍の約500人の海外機関投資家登録。
 日本株への関心の高さ裏付け。関心が高まるにつれ、企業経営に注文を付ける動きも増える可能性もある。
 2000年以降、米スティール・パートナーズや村上ファンドなどの登場は、企業を投資家から遠ざける結果に。
 巨額な配当など企業側が受け入れにくい要求突きつけ、少しでも不安のある企業は買収防衛策導入。投資家の門戸を狭める。
 足元では企業と株主が協力して企業価値を高める動きに。 

 LIXILグループ <5938> [終値2697円]日本政策銀行と共同で特別目的会社設立するスキームは株主との対話が背景。

 政府も6月発表の日本再興戦略で、ガバナンス(企業統治)強化を成長戦略の1つに位置づける。
 業績拡大と株高の持続へ、ガバナンスは14年の重要なテーマとなる。

・企業と株主は今 企業価値向上へ新たな関係。
 バブル崩壊以降、日本のガバナンスの歴史は不祥事対応に焦点が当たることが多く。
 コンプライアンスの観点から社外取締役や監査役に元検事の弁護士など起用。
 しかし高い資本効率など求める外国人株主の存在感が高まったことで、ガバナンスの目的が企業価値向上へと変わりつつある。
 株主は企業に対し、単なる企業規模の拡大ではなく、企業価値の向上につながる経営求める。

・企業と株主は今 海外では2つの潮流。
 日本再興戦略のガバナンス改革の手本は「協働型」の英国。「英国では投資家と企業が議論し、企業価値を高める文化」
 もう一つは「要求型」の米国。「物言う株主」であるファンドの存在感再び強まる。

・企業と株主は今 公的年金もガバナンスに注目。
 「TOPIX ex Zombie(東証株価指数からゾンビを排除しろ)」。120兆円超の資産抱える公的年金運用改革議論した有識者会議での声。
 会議は11/20に資産配分の見直し提言、
 資金の約6割を国内債券で運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)に株式投資の拡大迫る。
 同時に成長見込める企業への投資促す。会議では公的年金運用の目安として、TOPIXだけでなく、効率的運用できる株価指数の活用求める。
 GPIFは自己資本利益率(ROE)やガバナンス重視した1月スタートの新指数「JPX400」の使用も視野。

・企業と株主は今 経営監視や成長戦略作りへの貢献期待。社外取締役は活用してこそ。
 社外取締役導入が活発になった背景には、会社法改正案で社外取締役を設置しない上場会社に対して「置くことが相当出ない理由」記載。
 社外取締役の導入急ぐとともに経営監視や成長戦略作りに有効活用する枠組み作り上げる、日本企業には二重の取り組み求められている。
 
・11月の米月の雇用統計受け、6日のNY市場でダウ工業株30種平均6日ぶりに大幅反発。1万6000ドル大台回復。
 ドルが対円で買われ、円相場一時1ドル=102円85〜95銭で取引終了。米国株高・ドル高招いたのは米景気の順調な回復続くとの楽観論。
 雇用統計では非農業部門の雇用者数前月比20万3000人増と市場予測平均(約19万人増)を上回る。
 失業立同0.3ポイント下がり、7.0%と5年ぶりの水準まで改善。
 これまでの流れでは米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和を早期に縮小するとの懸念から、株式相場は崩れてもおかしくなかった。
 にもかかわらず大きく上昇したのは値ごろ感が1つの理由。ダウは5日続落、投資家が買いを入れやすい水準にあった。
 もう一つは「統計の細部を見ても良好な雇用情勢を否定する要素がなかった」こと。
 雇用回復が確認できたことで市場では「緩和縮小の逆風も克服できる」との空気も出る。

・米議会の超党派の予算協議会による財政再建策に関する勧告期限が12/13に迫る。
 中長期に財政再建の道筋示し、年明けに控える暫定予算の失効や債務上限の引き上げ期限に向けた両党の協議の土台作り目指す。
 両党の対立は根深く、来秋の中間選挙にらみ両党の歩み寄りの機運は乏しい。

・新日鉄住金 <5401> [終値328円]攻めの投資に動き出す。新たな成長ストーリーへ布石打つ。
 11/30、欧州アルセロール・ミタルと共同で
 米南部アラバマ州ドイツ鉄鋼大手ティッセン・クルップの自動車鋼板工場等、総額15億500万ドル(約1550億円)で買収。
 新日鉄住金この買収で主力自動車用鋼板の生産能力が国内と海外で逆転する。「成長は海外にある」と樋口真哉副社長。
 焦点は来期業績、市場予測平均で経常利益見通しは約4500億円と今期会社予想比で3割増。増益シナリオ見えてくれば株価も動意とも。
 
・発掘実力企業:サマンサタバサジャパン <7829> [終値42300円]消費増税に克つ(1)ブランド磨き、貫く高級路線。
 約20のブランド展開、10〜30歳代女性中心に知名度高い。来年4月消費税引き上げ後も高単価商品揃え攻めの姿勢続ける。
 2012年にはゴルフウエアなどもはじめ、女子プロゴルフトーナメントも開催。出店先話題性の高い商業施設など選び、露出増やす。
 前期はコスト負担響き営業減益も14年2月期の連結営業利益は前期比8割増18億円と急回復見込む。
 14年は設立20周年迎え、今後は海外での成長基盤築くことが課題に。アジアでも欧米勢に負けないブランド力築けるかが問われる。

・武田 <4502> [終値5070円]約半年振りに5千円台回復。2014年初の外国人社長迎える人事市場評価。

・鉄道会社に海外からの追い風吹く。大手10社純利益過去最高更新。景況感改善に加え訪日外国人の増加背景。
 空港に着いた外国人が最初に利用するのが鉄道。鉄道会社のホテル事業にも追い風は及ぶ。通期業績の上振れが見込めそう。

 京成電 <9009> [終値944円]成田空港と都心結ぶ有料特急が4%増加。
 京急 <9006> [終値836円]羽田空港と接続する路線好調。

 富士山世界遺産登録で周辺施設も好調。箱根も外国人で賑わう。
 
 小田急 <9008> [終値653円]箱根地区割引周遊券や箱根ロープウェイなど13年4-9月期過去最高。
 富士急 <9010> [終値880円]外国人向け鉄道路線乗り放題チケット売り上げ前年同期比2倍。

 東武〈9001〉[終値498円]浅草観光外国人が東京スカイツリーに立ち寄る形定着。

・動き出した次世代エネルギーの大本命、洋上風力発電への関心高まる。

 三井造船 <7003> [終値210円]丸紅 <8002> [終値717円]三菱商事 <8058> [終値1954円]三菱重工 <7011> [終値628円]
 日立 <6501> [終値740円]新日鉄住金 <5401> [終値328円]清水建 <1803> [終値466円]「福島洋上風力コンソーシアム」参加。

 長崎県五島市沖で環境省、佐賀県唐津市沖では三井海洋開発 <6269> [終値3015円]がそれぞれ浮体式実証実験始める。

・会社がわかる 特集長谷工 <1808> [終値755円]新築中心から転換、収益源多様化。
 マンションは築30年で大規模改修必要、約45年で寿命迎えるとされる。
 長谷工リフォームは省エネ、長寿命可能と提案、断熱材でコンクリート保護し劣化遅くでき、寿命90年まで延ばせると。
 同社「適齢期」のマンションをターゲットにリフォーム需要取り込み狙う。2年後年間で東京?大阪両地域で1000戸ずつの施工目指す。
 6期ぶりの復配も今期中の決断もあり得るとも。負の遺産解消見え、次の攻めに向けた準備進みつつある。コスト競争力の高さ評価。

・富裕層マネー大移動の予感?
 「現預金・債券→株・不動産」「新興国→先進国」2つの変化浮き彫りに。

・新興市場株への資金流入が顕著。
 東証マザーズ市場先週指数5%上昇、週間の売買代金は過去最大にふくらむ。

 資金はネット関連株の一角。
 アドウェイズ <2489> [終値2404円]売買代金は6日、東証1部含む全市場でトヨタ <7203> [終値6220円]抜き3位に入る。
 ミクシィ <2121> [終値6560円]10月配信始めたスマホ向けゲーム「モンスターストライク」の人気手掛かりに上昇。
 ケイブ <3760> [終値3440円]コロプラ <3668> [終値2994円]も賑わう。

 買いの中心は引続き個人投資家。
 新規株式公開(IPO)好調。6日上場オンコリスバイオファーマ <4588> [終値3530円]まで43銘柄連続で初値が公開価格上回る。
 新興市場では5月にネット株やバイオ株が急騰した後急落した経緯があり、高値波乱への警戒もくすぶる。

・債券相場荒れ模様。長期金利の指標となる新発10年物国債利回り6日一時0.680%と10/1以来約2ヶ月ぶりの水準へ上昇(価格は下落)。
 異例の巨額入札に対して懸念も。金利上昇はやや行き過ぎとの見方も出ている。

・OUT Look:今週の株式相場は再び上値を試す展開か。
 米雇用統計が予想上回る内容で、1ドル=102円台後半まで円安進み支援材料。
 大証日経平均先物は先週末夜間取引で一時1万5600円まで上昇した。米株高も日本株上昇の支援材料に。
 米株式市場は景気の回復期待好感。9月からの個人投資家の売越額3兆8000億円超と、さすがに「峠は越えた」とも。

・Wall Street:今週の米株式相場は金融政策の先行き見極めようとする神経質な展開か。
 先週末11月の雇用統計が予想以上に改善示したのを受け、株式相場はひとまず大幅高。
 ただ経済指標や政策当局用心の発言への注目度がいつも以上に高まりそう。
 量的緩和の縮小は「データ次第」と強調してきた米連邦準備理事会(FRB)にとって、
 「雇用増加数が4ヶ月連続20万人上回ったのは、量的緩和縮小に踏み切るデータとして十分」とのエコノミストの声も目立つ。
 今週は週初に地区連銀総裁の公演相次ぐ。
 18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での政策決定前に市場関係者は発言を注視している。

・プロの相場観 向こう1週間の【ブルベア調査】強気派29% (前回比-15)弱気派33%(同-3)中立派37%(同+11)

・世界市場往来:先週の世界の株式相場は主要25の株価指数のうち22指数が下落。
上昇1位インド週間騰落率1.0%(12年末比騰落率8.1%)2位上海0.7%(▲1.4%)3位ベトナム0.5%(23.3%)4位米国▲0.4%(22.3%)
下位25位アルゼンチン▲6.8%(86.8%)24位スペイン▲4.4%(15.1%)23位フランス▲3.9%(13.4%)15位日本▲2.3%(47.2%)

 2012年度比騰落利率 1位アルゼンチン86.8% 2位日本47.2% 3位ギリシャ29.7% 4位ベトナム23.3% 5位米国22.3% 
 最下位ブラジル▲16.4% 24位ロシア▲8.9% 23位トルコ▲6.2% 22位インドネシア▲3.1% 21位タイ▲2.2% 20位上海▲1.4%

(日経ヴェリタス)

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第三者割当 

インヴィンシブル投資法人 <8963> [終13500値円]22万4887株 1万3340円 12/16 割当先 Rayo SCG
 

株式分割

ポールトゥウィン <3657> [終値2975円]2014年1/8  1株→2株

公募・売り出し価格

大豊建 <1822> [終値359円]700万株 

アズマハウス <3293> [IPO1600円]

イーグランド <3294> [IPO3300円]

シンプロメンテ <6086> [IPO950円]

ニッピ <7932> [終値1015円]210万株

JKHD <9896> [終値599円]230万株 

TOB(公開市場買い付け)

なとり <2922> [終値378円]買い手 自社 価格 895円 期間 12/9〜2014年1/14

新規公開株

コード  市場   銘柄      幹事証券  公募価格   発行株数  単位株

12/9 <3680> マザーズ ホットリンク   野村     2,700円    539,100株   100株

12/10 <3681> マザーズ ブイキューブ   野村     3,300円   1,342,800株   100株

12/11 <3682> マザーズ エンカレッジ・テクノロジ 野村 1730円    744,700株   100株

12/11 <6084> マザーズ オウチーノ   SBI     3500円    160,200株   100株

12/13 <1429> マザーズ 日本アクア   野村      1650円   1,805,500株   100株

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(今日の一言)

週末の海外NY株式市場は大幅反発。
ダウ工業株30種平均とS&P500種総合指数は6営業日ぶりの反発。
ナスダック総合指数は2営業日続伸。

週間ではダウ工業株30種平均は0.4%安、9週ぶりの反落。
ナスダック指数は0.1%高、4週続伸、S&P500種は0.00%安、9週ぶりの小反落で終了。

欧州株式市場は大幅反発。
米雇用統計が大幅な雇用者数の増加あれば米金融緩和の縮小時期早まるとの懸念が、
「良い数字だがそこまでは良くない」とも・・・

東京株式市場で日経平均は3営業日ぶり反発。
2日間で572円安と大幅続落、週末の手仕舞い売りと自律反発との綱引き。
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の資産構成見直しが結果的に株高・円安要因につながるとの有識者発言も材料。

東証1部騰落数は値上がり947銘柄、値下がり637銘柄、変わらず180銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は2.3%安、3週ぶりの反落。TOPIXは1.8%安、4週ぶりの反落。
マザーズ指数は5.3%高、4週続伸。日経ジャスダック平均は0.3%高、5週続伸。東証2部は2.2%安、5週ぶりの反落で終了。

今週は週末にはメジャーSQが控え、週央は注意も必要なところも・・・

米国雇用統計での雇用者増での米株式の大幅上昇は、5日続落していた反動もあるのでしょうが、
今までの重病人患者が少し体調良くなってきて、「クスリ」を少し控えるといったところで、また悪くなると懸念していたことが、
改善しているところを見るようになってきたような変化の兆しも・・・

経済の好指標に対して素直な反応になり始めたような期待もあります。

週末の銘柄研究も【コロ朝プレミアム】掲載済み。

日経平均は月足の長期の下降トレンドラインの抵抗線に接触。
何度も跳ね返されているところです。
今回は上へ抜けることを期待したいところですが・・・
海外市況や為替の状況からは好感触となっています。

毎年言われていてなかなかない「掉尾の一振」が2013年はあるかもしれません。

当然「餅つき相場」の材料株も期待できますね。

ザインエレク <6769> [終値1380円]悪天候時などでも鮮明な画像撮影できる半導体開発。
微小粒子状物質「PM2.5」による大気汚染が深刻な中国向けの主力製品としており、スマートフォン(スマホ)メーカーなどに売り込む。
開発したのは1600万画素のカメラ向けの画像処理半導体。
中国ではスマホ向けだけでなく、解像度の高い監視カメラや走行中の画像を記録するドライブレコーダーなどへの搭載も狙う。

会社がわかる 特集長谷工 <1808> [終値755円]新築中心から転換、収益源多様化。
マンションは築30年で大規模改修必要、約45年で寿命迎えるとされる。
長谷工リフォームは省エネ、長寿命可能と提案、断熱材でコンクリート保護し劣化遅くでき、寿命90年まで延ばせると。
同社「適齢期」のマンションをターゲットにリフォーム需要取り込み狙う。2年後年間で東京?大阪両地域で1000戸ずつの施工目指す。
6期ぶりの復配も今期中の決断もあり得るとも。負の遺産解消見え、次の攻めに向けた準備進みつつある。コスト競争力の高さ評価。
新たな試み、寿命を倍に延ばせる提案は今後需要多くなりそうな・・・

エイチーム <3662> [終値2715円]韓国オンラインゲーム開発大手NHNエンターテインメントと資本・業務提携。
両社で「LINE」や「カカオトーク」などチャットアプリ向けのゲーム開発する共同出資会社折半出資で設立。

ウェザーニューズ <4825> [終値2135円]2014年度メドにネパールで航空会社向けに気象情報提供サービス始める。
同国内の6空港にレーダーなど観測装置設置、観測データは同国の約10社の航空会社へ販売目指す。東南アジアやインドで事業拡大急ぐ。

材料株物色の動きが始まれば、バイオ関連も個人投資家好みでもあり注目されて来そうです。

ナノキャリア <4571> [終値240500円]カイオムバイオ <4583> [終値2585円]ペプチドリーム <4587> [終値13400円] 

新規株式公開(IPO)週末上場したオンコリスバイオ <4588> [終値3530円]公募価格2600円で初値3500円と43銘柄連続の公募価格越えも
もう2〜3割上でもよかったようにも感じます。

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