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【銘柄研究】カイオムバイオ・サイエンス(4583)

週末の海外NY株式市場は、大幅続落。
米連邦準備理事会(FRB)が一段と緩和縮小を進めるとの観測が高まるなか、
中国の景気失速懸念などから新興国からの資金流出が継続、米市場でも売りが広がった。

米緩和策については、FRBが28-29日の連邦公開市場委員会(FOMC)で
現在月額750億ドルのペースで実施している債券買い入れ規模を100億ドル縮小するとの見方が大勢。
 
ダウ工業株30種平均は4営業日続落、ナスダック総合指数とS&P総合500種総合指数は2営業日続落となった。
世界的なリスクオフの循環は3周り目に入りそうな状況となった。

3市場(NYSE、MKT、ナスダック取引所)出来高は約88億株、今年1日平均約66億株を大幅に上回った。

週間ではダウ工業株30種平均は3.5%安、2週ぶりに反落。
ナスダック指数は1.7%安、3週ぶり反落。S&P500種は2.6%安、2週続落して終了。

24日の外国為替市場で、中国の景気失速や米緩和縮小などが懸念材料となり、トルコリラなど新興国通貨が軒並み下落。
インド、台湾、マレーシアなどの中央銀行が自国通貨防衛に向け介入に踏み切ったとみられるほか、
ロシアはルーブルの変動幅を変更するなど、各国当局は対応に追われた。
トルコリラ は対米ドルで過去最安値を再び更新。
ロシアルーブル や南アフリカランド も対ドルで金融危機以来の水準に下落。
アルゼンチンペソ も1%超下落。ペソは前日、1日としては2002年の金融危機以来最大の下げを記録。

欧州株式市場は中南米諸国の通貨に関する懸念台頭で大幅続落。
前日外為市場でアルゼンチンペソが大幅下落、同国政府が為替管理緩和と発表。
他の新興国通貨にも影響が拡大、ブラジルレアルやトルコリラなど大幅下落に。
FT100種指数は今年最大の下落率、2013年12/20以来の安値。
スペイン株式が売り膨らみ大幅下落(2.8%安)。2週間ぶりの安値。

東京株式市場で日経平均は大幅続落。
米株式市場が中国景気の減速懸念などから下落したことや、為替市場での円相場の上昇を受けて、
東京株式市場では、朝方から主力輸出関連を中心に幅広い銘柄で売りが先行する展開で全面安。
東証1部騰落数は値上がり115銘柄、値下がり1620銘柄、変わらず44銘柄に。

週間ベースで日経平均株価は2.2%安、TOPIXは2.5%安、ともに3週続落、2014年は週間では下げ続けている状況。
マザーズ指数は3.5%高、5週続伸(累計13.4%高)、日経ジャスダック平均は0.3%高、5週続伸(累計7.2%高)。
東証2部は1.0%安、5週ぶり下落となって終了。

米国市場の動向と中国景気関連の注意していたところに、カウンター気味にアルゼンチンペソの急落という強烈なフックが飛んできました。
警戒したところのストレートは防御も出来そうなところですが、突然の予期しない一発は腰砕けになるものです。

それでもなかなか慎重な方で、動きづらいところでもあった相場で、いい買い場がやってきた言えるのではないでしょうか。

本日の注目は先々週に続き、カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値3980円]を取り上げてみます。

1月21日には「富士レビオ株式会社診断薬キットの欧州での販売開始のお知らせ」で翌日ストップ高。
23日には4750円まであって反落となっております。

ようやく収益の種が芽を出してきました。
出始めると北国の花のように一斉に咲いてくる可能性もあるかもしれませんね。

3月末までに「完全ヒトADLibシステムの完成」と「抗セマフォリン3A抗体の導出」の2つの大物も残っています。
押した場面があれば、少しづつでも拾いたい銘柄です。

上記材料発表を楽しみながら、他の材料発表を期待しつつ待ちたいと思っています。

櫻井英明さんのメルマガ(1/24付)に同社の取材記事が載っていました。
≪「パンデミック感染症対応と究極のオーダーメイド治療については社内で具体的戦略の検討開始」。
進行感染症については、社内プロジェクトが既に立ちあられたとの話。
移転してからさらに「頼もしい集団になった」と藤原社長。
都会のラボは凄いの一言。
やはり企業は見にこなければわからない。
凄い進歩だった。
たぶん富士レビオの話なんてたぶんまだ序の口なのかも知れない。。
経産省が厚労省を動かして、国家の政策が変わって、その恩恵は間違いなくバイオなのだろう。 ≫

少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)にもってこいの銘柄かもしれませんね。

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