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四季報速報

(7731) ニコン 【横ばい圏】露光装置は液晶用がパネルメーカーの生産調整で台数半減。高収益の最新装置投入で半導体用が伸びても補えない。新製品投入のデジタル一眼レフ絶好調、交換レンズも好伸だが、営業益横ばい圏に。

(7733) オリンパス 【増 益】デジカメはコンパクト、一眼ともに数量増だが、開発費の増加に加え販売価格も下落し利益減。工業用検査装置も頭打ち。が、特殊光観察等の内視鏡が牽引し医療機器が好調。伸び鈍化だが営業増益。

(7735) 大日本スクリーン製 【反 落】半導体製造装置は下期不透明だが洗浄装置中心に高水準維持。ただ、液晶製造装置がパネルメーカーの投資抑制で採算割れ。印刷機器もCTP装置の単価下落で軟化。償却費も増え営業益反落。減配。

(7741) HOYA 【営業増益】マスクブランクスが好調。眼鏡、レンズも安定増。液晶用フォトマスクの価格下落やHDD用ディスクの新方式への対応遅れを吸収。11月ペンタックス連結化なら表記に営業益30億円強上乗せ。増配。

(7751) キヤノン 【増 額】カラー複合機は前下期投入の新製品が牽引して伸びる。デジカメもコンパクト、一眼レフともに堅調。LBPのモノクロ機が海外で想定以上に出足好調。営業益増額。連結配当性向30%方針で増配も。

(7752) リコー 【堅 調】カラー複合機堅調。レーザープリンタは海外を中心にカラー、モノクロともに伸長。前期買収した米IBMの印刷機事業も上乗せ(売上高930億円寄与)。同事業の利益貢献は先だが、増益。増配。

(7762) シチズンHLD 【底入れ】不振のLEDランプ、バックライトが下げ止まり。携帯カメラ用モジュール等不採算事業の撤退も奏功、下期からデバイス黒字化。電波時計中心に主力の時計も堅調で増益。撤退特損消え、純益倍増。

(7832) バンダイナムコHD 【続 伸】ガンダムDVD効果剥落だが、玩具はカードゲームが好調持続。娯楽施設も運営効率化。前期計画未達の家庭用ゲームは従来型、携帯機、新型機の全方位展開で巻き返し図る。開発投資等こなし連続増益。

(8011) 三陽商会 【増 益】紳士服は主力のバーバリー中心に好調。婦人服はミセス向け回復、新流通向けブランドも伸びる。早期商品投入で値引き販売を抑制。今秋投入の新ブランド開発費、出展費の負担増をこなし増益。増配。

(8015) 豊田通商 【好 伸】資源高や海外の自動車需要拡大受け、金属や機械エレ、自動車部門が続伸。取扱国増加、間接部門の費用削減など合併効果享受続く。のれん代(年158億円)や金利負担増を吸収。税負担平準化。

(8016) オンワード樫山 【営業減益】百貨店主力ブランドは値引き抑制徹底で粗利改善。海外事業も好調続く。が、ラルフローレン事業子会社のインパクト21売却で収益目減り。ただ営業外でインパクトの家賃収入等計上し経常益は増益。

(8028) ファミリーマート 【回 復】出店550、閉店350計画。前期新店は鈍いが、既存店は横ばいの想定線で推移。物流見直しとPB商品比率上昇で粗利益率0・5ポイント改善見込む。システム投資一巡し下期から営業益回復。増配続く。

(8031) 三井物産 【続 伸】エネルギーは市況低下前提だが鉄鉱石価格強含み金属資源は続伸。保有権益一部売却益も上乗せ。機械の好調持続。食品も改善。金利負担増軽くこなす。純益続伸、表記は最低線。配当性向20%目安。

(8035) 東京エレクトロン 【最高益】液晶製造装置は端境期。後半に受注増だが出荷本格化は翌期。が、主力の半導体製造装置は受注残豊富、後半メモリ向け高付加価値新製品が好伸。過去最高純益連続更新。連結配当性向20%メド、増配。

(8043) スターゼン 【回 復】輸入豚後退を豪州牛と国産牛・豚で補う。競合きつい加工食品とハム・ソーは微増。ハンバーグ事業の黒字化に加え、ハム子会社ローマイヤと養豚子会社が収益改善。営業益回復。役員退職引当特損。

(8050) セイコー 【回 復】主力の腕時計が高級品中心に引き続き堅調。前期低迷の携帯電話モジュールは生産体制整い黒字化。宝飾品等非コア事業の黒字化には未達懸念も、クロックのコスト削減で補い営業増益。株式売却特益。

(8053) 住友商事 【連続更新】資源・エネルギーは市況一服前提で小幅反落だが、輸送機や情報関連等が全般的に伸長。金属も安定的。リース、オートリース再編の見なし売却益も寄与。純益連続更新。配当性向20%目安に増配。

(8058) 三菱商事 【一 服】原油は市況低下前提でも増益。化学品も続伸。食料等も高水準。ただ、稼ぎ頭の豪州資源が石炭価格低下で反動減。多額の株売却益も剥落で高水準ながら純益減少。配当性向15%目安だが46円配は維持。

(5401) 新日本製鐵 【更 新】名古屋の高炉増強で数量増。償却増、評価益剥落だが、価格改善、自動車向けなど高級鋼比重増で吸収。会社営業5800億円は増額か。前期持ち分化のブラジル・ウジミナスが通期寄与、純益最高更新。

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