日経ヴェリタス 3月8日号
・金融危機の直撃受けた不動産市場 23日発表の公示地価(1/1時点)3年ぶり下落ほぼ確実 不動産市場にリスクマネー入らず
・回らぬマネー傷深まる AIGビル入札「超一等地」の争奪戦 盛り上がり今ひとつ
・オフィス空室率が急上昇 1月の東京23区のオフィス空室率3.4% 2007年9月の1.7%から倍増 都心部11年を底に回復との予測も
・日経ヴェリタスランキング 最新の四半期決算データ基に08年12月末時点の自己資本使いPBRの低い会社ランキング
1位NECエレク(6723)[終値509円]PBR0.32倍
2位セイノーHD(9076)[終値460円]同0.33倍 収益の低迷はある程度株価に織込み
3位タカタ(7313)[終値616円]同0.34倍
5位三井化(4193)[終値208円]同0.36倍 QUICKコンセンサスでは収益回復は11年3月期以降
9位フジクラ(5803)[終値206円]同0.37倍 業績環境の悪化株価に重し
12位テレビ朝日(9409)[終値115500円]同0.49倍 テレビスポット広告の急減 減配示唆
・大幅な業績悪化に見舞われた素材メーカー 設備休止や減産などに動き出す 積み上がった在庫を適性水準に戻すことが不可欠
・航空大手の2010年3月期業績 ここ数年来で最も厳しい局面迎える 原油安費用削減の追い風も先物取引ヘッジの影響で時間差生じる
・三井海洋開発(6269)[終値1180円]大幅減益でも増配 受注残積み上がり将来には確実な業績拡大を見込んで増配続ける
・T&Dホールディングス(8795)[終値2165円]発足5年目で曲がり角 国内保険業界再編の台風の目の可能性「大同の中小企業市場は魅力的」と
・Out look 今週の株式相場は下値不安を抱えた展開
3月期末決算向け官製相場への期待も世界的金融不安と景気悪化の大波への堤防としては心もとない
・Wall Street 今週の米株式相場は弱含みの展開へ 10日にバーナンキ米連邦準備知事会(FRB9議長講演
・プロの相場観 向こう1週間の「ブルベア調査」強気派48%(前回比-8)弱気派29%(同+10)中立23%(同-2)
・原油レンジ相場脱し上昇するとの予測もでる 根拠は米ガソリン需要の回復
・金はインドの需要が影響 年間600トンを輸入するにもかかわらず2月はゼロ ドル高・インドルピー安影響も
・世界市場往来 太陽電池関連企業を組み入れた上場投資信託「クレイモア・ソーラー・エナジーETF」6日昨年4月上場以来の安値更新
・ウォーレン・バフェット氏からの手紙 バークシャー・ハザウェイ株主にあてた年1回の恒例のご託宣
「2008年は最悪の年だった」43年間で最悪の運用成績
「市場の混乱は我々の投資活動には追い風。投資にとって悲観論は友。ユーフォリア(陶酔感)は敵だ。」
「靴下(Socks)であろうが、株式(Stocks)であろうが、高品質なものが値下げされた時に買うのが好きだ。」(日経ヴェリタス)
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