【プレミアム・銘柄研究】9月15日号
米連邦公開市場委員会(FOMC)ではほぼ「満額回答」的な声明が出されたのではないでしょうか?
世界市場はリスクオンになって株式市場や商品市場では大幅上昇となりました。
東京株式市場も久しぶりに不安の少ない3連休を迎えることになりました。
3連休明けは18-19日に日銀金融政策決定会合が開催されます。動きの鈍い日銀がそれなりの対応もあるのではないでしょうか。
サプライズのあることはなさそうですが・・・
そして19日には日本航空(JAL)の再上場です。3790円が公募・売出価格ですので何としてでもここは割ってほしくないところです。
割るようですと大和証券もいったん売られるところでしょうか?
全体は海外市況を気にするような展開ではありますが、米国のQE3に踏み込み、
必要とあれば追加策も辞さない強い姿勢は大統領選あたりまではしっかりとした展開が期待できそうなところかと・・・
9月の月間騰落が高いと10月も高く、9月安ですと10月も安いといったアノマリーもあるそうであと1ヵ月半は期待できそうなところも。
まずは3メガバンクと2大証券株を押さえていきたいようなところです。
また今回の量的緩和第三弾(QE3)実施で為替の円高・ドル安もある程度のところで反転しても良さそうにも思えることから、
自動車関連も注目したいところです。
その中で9〜10月にかけては学会シーズンとなり、バイオ・薬品関連に注目が集まる傾向もあります。
独自の抗体作製技術を持つ理研発の創薬ベンチャー・カイオム・バイオサイエンス <4583> [終値999円]を注目してみます。
この銘柄は上場が2011年12月と新しくそれほどしこりもないところ。
1000〜1050円どころが最近の上値ですが、抜けてくると上値が大きそうに思われます。
日足チャートではここから多少調整して今月末ぐらいから再び1000円どころを上回ってくるのではないかと・・・
カップ・ウィズ・ハンドル的な絵面(チャート)での反騰を期待しています。
「ADLibシステム」を基本特許として、2007年に中国、2008年に日本、2010年には米国と欧州で特許の登録が完了。
また、関連特許を国内外において適時取得しており、カイオムが独占的に事業化できる体制を確立。
※「ADLibシステム」とは⇒ http://www.chiome.co.jp/technology/adlib.html
同社のビジョンは「100%の治療効果を追求するヘルスケア・イノベータ―」として究極のオーダーメイド医療の実現を目指します。
2014年:ADLibシステム創生。わずか数週間で人に投与する抗体を創出可能な技術を創生する。
2018年:パンデミック感染症への対応。「完全ヒト抗体ADLibシステム」により、
「パンデミック感染症が発生した場合に、公的機関の要請を受け、抗体を迅速にかつ大量に提供する事業」を目指す。
2023年:究極のオーダーメイド医療の実現。個々の患者さんに最適な抗体を迅速に提供、究極の医療に貢献。
「がん患者さんから細胞を摘出し、最適な抗体を迅速に作製・選択するオーダーメイド医療としての事業」を計画。
イイとこだけ並べたみたいにも感じるかと思いますが、もしかするとすごいことになるような「夢」が感じられました。
それでいてバイオベンチャーに関わらず2013年3月期には黒字化にメドというのが理想買いだけにとどまらない気も致します。
【お知らせ】
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