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昔は配ってたんですよ・・・

ブーケ・ド・フルーレット代表 馬渕 治好氏セミナー日記

2月 9th, 2013

  2013年に向けての世界経済・市場展望 〜波乱から光明へ

  ブーケ・ド・フルーレット(略称:Bdフルーレット)代表 馬渕 治好(まぶち はるよし)氏

  12月22日(土)冷たい雨の降りしきるなか東京・葛西の区民館に行ってきました。

  どんな方か期待を膨らませて・・・

  切っ掛けはラジオ日経で櫻井英明氏の番組にゲスト出演して、あの口の悪い?英明氏が丁寧な言葉で語りあっておりました。

  それだけでも一目置かれてる方なんだろうなぁ〜って感じておりました。

  到着時には1名の先客がいらっしゃいましたが設営真っ最中といったところ。

  奥様とお二人でいそいそと動いておりました。

  自主セミナーは初めてのこと。いろいろな点で分からないことだらけとおっしゃっておりました。

  「お手伝いいたします」と言っても遠慮なされていました。初対面で当然ですよね。

  そうこうしているうちに1人二人と参加者もいらして受付となりました。

  参加者は合計約25名ほどでしょうか。

  ただ参加者の地域では驚きの遠方から駆けつけてきた方もいらっしゃいました。

  九州福岡市、山形県、兵庫県、そしてマレーシアからも・・・

  マレーシアの方は元日興証券出身で今はアーリーリタイヤしてるとのこと・・・

  お話したかったなぁ・・・

  それではそろそろセミナーをはじめたいと思いますと馬渕先生が切り出しました。

  まずは宣伝させてくださいと有料無料のメルマガなどの紹介。

  無料「馬渕治好の「凸凹珍道中」(2012年2月6日創刊)」http://archive.mag2.com/0001421750/index.html#

  有料メールマガジン 馬渕治好の週刊「世界経済・市場花だより」(2011年7月3日創刊)http://www.mag2.com/m/0001301453.html 

  ホームページではセミナーなどの予定を載せていますと・・・http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub3.html

  セミナー資料が充実しています。なんとパワーポイント50枚分です。

  【世界経済・市場のポイント】

  近年は様々な危機騒ぎや悲観論が世界を席巻し、株価の低迷や「リスク回避」を口実とした円高、
  日米独の長期国債利回り低下など「リスクオフ」の色合い濃い相場に。

  2013年は悲観論に沿う程悪いわけではない。

  第一段階として実体経済以上に悲観論で下振れしている市場が経済実態に見合う水準へと回帰するところ。
  ネガティブからポジティブと一番おいしいところになってくる。

  第二段階として今年より来年の方が改善する実体経済に沿った引き続き世界的な株価上昇、日米欧の長期金利上昇、外貨高・円安基調と予測。

  リスクはギリシャの破綻。中国経済の構造問題の噴出。金融緩和の出口政策を巡る混乱(これはだいぶ先になると思いますが・・・)。と

  【主要市場の見通し】

  日経平均株価レンジ 2012年12月まで9000〜10500円 13年6月まで9000〜12000円 13年12月まで9500〜13000円

  外国為替市場:米ドル(円) 12年12月まで80〜85円 13年6月まで80〜95円 13年12月まで83〜100円 

  ユーロ(円) 12年12月まで103〜110円 13年6月まで100〜120円 13年12月まで105〜125円 

  豪ドル(円) 12年12月まで82〜90円 13年6月まで80〜105円 13年12月まで85〜120円 

  【分岐点を】を越えたか。

  東証株価指数(TOPIX)と裁定買い残の推移で裁定買い残が2兆円超となった段階で2010年以降は頭打ちとなるものの、
  それ以前は2兆円が下値サポートになっていることも・・・

  シカゴ先物のポジション(非商業筋)と円相場では円先物売りのポジションがやはり2010年以降最高で円買い煮への転換点に達している。
  これも2010年以前はもっと積み上がっている時が多い。

  これまではこの辺りで反転していますが「思惑と期待による短期筋・先物の主体」
  ここから分岐点を超えて戻らない相場になるには「実体改善に基づいた長期筋・現物」主導というか出てくるかどうか。

  カギは安倍新政権が日銀への追加金融緩和要請以外の、景気・企業支援(規制緩和、法人税減税、政策減税、日本企業の輸出支援等)打ち出せるか
  現時点年内組閣(12・26)日本経済再生本部立ち上げ(12/26初閣議時)経済緊急対策(1/11取りまとめ)予定と迅速。

  はかばかしい政策打ち出せない場合は株高・円安は「期待」から「これまで通り」と逆戻りも。 

  【世界のインフラ投資】

  2005〜2030年の世界のインフラ投資額予想 北米6兆5200億ドル 欧州9兆4500億ドル アジア・オセアニア15兆8900億ドル 中南米7兆5200億ドル

  内訳では水道22兆9100億ドル 電力9兆200億ドル 鉄道・道路7兆8000億ドル 空港・港湾1兆6100億ドル。
  水道関連多くアジア・オセアニアの投資多く日本企業の活躍の場も・・・

  日本のインフラで建築後50年以上たつ社会インフラではトンネル、道路橋と同様に河川設備や湾岸岸壁が多くを占める。

  【結論】

  現時点では2013年の株式市場は明るい展開となりそうな予想。

  大型輸出株も円安の恩恵も受けそうで戻りに入るようなところですが、大型株より小型株の方が成長率の差が出てきそう。

  外国人は大型株中心。大型株は外需株が多い。ただ割安感で買われるものは株価が上がれば終了となる。

  成長株は上がり続ける可能性も・・・

  ときおりおやじギャク的な笑いを取り、多少脱線しながらのセミナーです。

  時間がかなり早く過ぎてゆく感じが致しました。

  肩に力が入らず、自然体ながらも時折鋭いまなざしが眼鏡の奥に光る感じが致しました。

  個別株については一切お話ししないようなスタイルですが、
  世界経済からの視点も必要な時代にまさに羅針盤的なヒントを与えてくれるいただける感じが致しました。

  日程はまだ交渉中ではございますが今回のセミナー講師の馬渕治好先生が【コロ朝セミナー】でお話していただけるようなことになりそうです。

  3ヶ月に1回ぐらい世界経済と日本の位置を確かめるいい機会になるかと思っています。

  セミナー決定次第ご案内をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。(2012.12.24 コロ。)

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