【銘柄研究】インスペック(4月12日)
米国株式市場が変調。
週間(7〜11日)ではダウ工業株30種平均は2.4%安、4週ぶりに反落。
ナスダック指数は3.1%安、3週続落、S&P500種も2.6%安、2週ぶりの反落で終了となりました。
ところがそれ以上に東京株式市場は影響を受けております。
週間ベースで日経平均株価は7.3%安、TOPIXは6.7%安、ともに3週ぶりの大幅反落。
マザーズ指数は9.8%安、3週ぶりの反落。日経ジャスダック平均は3.8%安、2週ぶり反落。
東証2部は4.3%安、3週ぶりの反落で取引終了です。
週間下落率は世界の主要株価指数において首位に立ったのではなかろうかと・・・
そういえば、市場関係者の友人の一人が「肺炎」のほんの一歩手前の重体で倒れました。
なんとか快方に向かい出し、少しほっとしております。
お大事になさってください。
皆さまもお体は大切にしてくださいませ。
そうはいっても、東京株式市場においては、売られすぎを示すテクニカル指標もちらほらと。
25日移動の騰落レシオは78.38%と70%台に入ってきました。
(一般的には70%以下は売られすぎ、120%以上は買われすぎ)
最近での下落局面では2013年6月(68.1%)8月(74.0%)11月(88.6%)12月(83.3%)14年2月(80.7%)3月(85.5%)
上昇局面では13年5月(152.1%)7月(140.7%)9月(124.9%)11月(124.3%)14年1月(118.6%)3月(123.2%)
約1ヵ月間隔で上昇下落を繰り返しています。
日経平均25日移動平均乖離はマイナスの5.0%に。
(一般的には乖離率がマイナス5%以下は売られすぎ、プラス5%以上は買われすぎ)
信用評価損益率(4/4日申し込み)マイナス10.71%ながら、
松井証券発表の信用評価損速報では買い方はマイナス15.468%と「追証」水準。
(一般的にはマイナス10%以下は売られすぎ、マイナス3%以上は買われすぎ)
最近での下落局面で2011年11月(-19.33%)6月(-20.02%)12年2月(-5.80%)6月(-14.75%)8月(-14.43%)14年3月(-15.38%)
上昇局面では12年3月(-7.12%)13年1月(+4.45%)5月(-3.68%)9月(-3.25%)14年1月(-2.47%)
リーマン・ショックのような、大きな「何か」が隠れてないような市場ですと下値圏到達とも思われます。
本日の注目銘柄は、櫻井英明さんのパクリですが、インスペック <6656> [終値660円]。
メールマガジンで、『半導体検査装置のトップランナーとして駆け始めた印象。
早い話が、同社の検査装置がなければアップルのアイフォンだって早々には登場しない印象。
「最近は、顧客のモデルチェンジが早い。その都度スペックが変わるのでこの変化をキャッチアップできる技術のある当社には追い風」と菅原社長。
第三者割り当ても完了し、あとはそれこそ走り続ける方向。
放送では振れられなかったが2月の月次受注は8000万円。
3月は5億5200万円で今4月通期では12億8200万円。
4月も5億程度の受注が期待されているという。
因みに同社の今4月の売上高は10億円の見通し。
たかが5億されど5億でこの急速な受注の拡大は強烈。』
ラジオ日経の「櫻井英明の投資知識研究所」でのゲストの菅原社長とのIRではなんとなくアップル社との提携を連想されました。
http://market.radionikkei.jp/podcasting/sm/2014/04/player-2014410.html (オンデマンドで聴くことができます)