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昔は配ってたんですよ・・・

2011年12月10日ミョウジョウ・アセット・マネジメント代表菊池真氏のセミナー

2月 16th, 2012

今回でアスリーム主催の個人向けセミナーは3回目となります。

前2回は下記にセミナー概要としてアドレスを載せておきます。

東日本大震災後から7月には外国人は日本株を買ってきましたが、8〜9月は売り姿勢となりました。

前回お話しました外人が買う可能性の高い30銘柄は外人の売買の検証ができていると思います。

〇印平均は7.3%上昇。△平均は4.8%上昇。×平均は12.8%の下落となっております。

候補銘柄の中で(6471)日本精工はカルテル問題があり関連4社(6472)NTN(6473)ジェイテクト(6474)不二越は株価は上がりにくくなったと思ってます。

【短期的見通し】

さて今後の展開ですが、短期の見通しは上に抜けるまではボックス圏相場となっていると。

彼ら(外国人)は10月以降の動向ではヘッジファンド筋はガチャガチャやってはいますが基本的には売っても買ってもいません。

このボックス圏とは8000円強から9000円アラウンド(辺り)といったところです。

【中期的見通し】

ボックス圏であるということはいずれはどちらかに抜けるということです。

先に抜けるのは私は上であろうかと考えています。

理由としましては、8〜9月に大幅に株を減らしています。

次にどう資産配分するかを考えてくるでしょうか?

彼らは基本的に四半期ごとに考えてきます。というと次は年明けに。

資産配分は引き上げるか引き下げるか現状維持かの3点になります。

8〜9月以降事態は大きく悪化してはいないのであるからさらに減らす理由はない。

現時点での可能性は現状維持か引き上げ下になるのではないかと。

現状維持ならボックス圏ですね。

不思議なことに株が上がればより大きな買いを呼ぶことになります。

資産配分の担当者は横並び意識が強いです。持たざるリスクが起きるのではないかと。

ボックス圏の相場ではファンダメンタルズより需給の占める割合が大きくなります。

中間決算も出て良いも悪いもそれなりに落ち着いてしまいます。

需給を見る上で解りやすいのが信用の取り組みです。

その中で重要なのが買い残−売り残が発行株数に占める割合です。

ネットの買い残金額が時価総額の何%になるかが・・・

買い残が大きい銘柄は上がりにくいので売り候補に。前週より増えた株は寄り売り候補に。

売り残の多い銘柄は買い候補に。前週より減ったものは寄り買い候補に。

そして買い残多い銘柄で上昇し、買い残が増えた銘柄が魅力的な売り銘柄。

売り残多い銘柄で下落して、売り残が増えた銘柄が魅力的な短期下位銘柄です。

【上がってくるなら優良銘柄】

直近上がっている銘柄がより上がる傾向に。(出遅れより本命株)

機関投資家は理屈をつけたがる。

上がる理由は、中国の金融緩和、米国指標が良くなる(季節調整の影響もあり)そして米国経済は楽観と。

欧州問題は相当な時間がかかるほど根深いものの一巡感もある。

年明けからボックス圏を上抜けて4月までに意外高もあり得るのではないかと。

【悲観は楽観のあとに】

2012年度業績大幅好転期待の声は過剰期待と夢・・・本決算発表で気づかされることに(4〜5月)

2012年決算というよりも2013年の決算予想に失望とも。

年央には中国インフレ加速の副作用が出てくるかもしれません。

リーマン・ショック後お金を使ったのは政府のみで今や疲弊も。

民間や公的部門も厳しくなってくる。

2013年5月以降から11月(安値)までは値幅の出る下げ相場ではないだろうか。

日経ヴェリタスのお正月版、市場関係者のアンケートで私にもオファーが来まして

お答えしたのが高値時期4月(日経平均株価9700円)安値時期11月(6000円)と書きました。

外れるかもしれないと思っているのが4月の高値で意外に10800円とか戻るかもしれないとも思っています。

【フェーズは下落】

現時点では市場関係者の発言は慎重派が多くなっています。その通りにはならないことが多いですよね。

皆は天井は高くないといっています。

下げるエネルギーを貯めてから一気にはしごは外されると考えています。

【まとめ】

ボックス圏相場の時はヒット&アウェイで需給にフォーカス。

現時点でボックスの下に振れた時には外人好みの優良株を買って祈る。

明確にボックス圏を抜け(9200円を上回る)9300円にタッチすれば、買いで攻めるポジションに固める。

そして上げ止まるまで攻める。

上昇すると周り(市場関係者)は上昇相場と囃し立ててくると思われるが大戻り相場と忘れてはならない。

欧州は前回にもお話した通り長い時間がかかる。

最終的には通貨バラバラ政府バラバラか、通貨共通そして最低でも政府重要事項は共通になる二通りしかない。

助けられる側と助ける側が明確になってきている。助けられる側の債券も相当な額に膨らんできている。

助ける側(お金を出す側)がもめる。

自国民からNOと言われた政治家は押し通せない。助ける側ドイツがいつ「知らん!」途切れるかでしょうか。

【4月以降の戦略】

買われた銘柄が売り対象に。リターンリバーサルに。良く上がったものが良く下がることになります。

格落ちが売られるのは、その間大きく上がるからでもある。

たとえば(6013)オークマとか(7735)大日本スクリーンとか値動きが軽いほうの銘柄です。

【商品(コモディティ)】

商品も株と同様な動きで上昇すると考えられ、下落のタイミングは早くて株式と同時期に。

商品が株式より早く下落することはありえない。

タイムラグがあり、意外に長く強含む可能性も考えられます。

【為替】

株価とユーロはパラレルな動きとも。ユーロは4月が最後の売り場になると思います。

ドルはドル高トレンドに。株価が下がるまではドル高円安の動きは見られないかもしれませんが

底を打ってからはドル高円安が顕著になっていく傾向へ。

第一回の概要 http://www.koronoasa.com/blog2/?p=340
第二回の概要 http://www.koronoasa.com/blog2/?p=349

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